『ポケットモンスター ベストウイッシュ』第7話
デントが料理の腕を披露してタケシ的役割が割り振られている。料理を食べているピカさんとキバゴが可愛い。おかわりを食べたと思しきツタージャを見つけたのでゲットすることに。例によっていきなりボールを投げてみるが逃げられるものの、一応野生だと分かる効果はあった。ピカさんで挑むもメロメロなる技が決まってメロメロになる。あまり意識することはないが、性別が関係した技のようで上手く出してきた。様子を見るに、ツタージャはメスでトレーナーを捨てたポケモンのようだ。ポカブといいトレーナーとの絆がテーマに関わってきそうな感じ。久々のマメパトが探索の雑用で活躍したり、サトシが泥沼にはまったりしている内に、再度のバトルが訪れる。マメパトがメスでメロメロが効かず、今まで活躍しなかった分を取り戻す大活躍。満遍なく活躍の機会があるようでホッとした。
『遊戯王5D’s』第133話
前回のじじい猛ダッシュからの変形と、引っ張った割にライフ回復するだけのしょぼいトラップが見せ場であったと再確認出来る内容。一応、シンクロモンスターの効果を得る効果モンスターで状況を打開しようとするまでは良いものの、そろそろ相手の未知のカードに突っ込んで、凄い効果に返り討ちってのは馬鹿馬鹿しいから止めたらと思う。まあ、元鉄砲玉、現トリックスターのクロウさんらしいといえばらしいか。無効にして破壊する効果ならスタダで防げるから、スピードカウンターを使うのは控えても良かったような気もするが、負けてすぐ終わるのも何なので良いか。だけど、ライフ0から墓地のモンスターを召喚するまでは良かったものの、緊急同調で役にも立たないドラゴンをシンクロしたのは意図が見えていないにしても酷い。遊星も緊急同調が入ったデッキで、スターダストはレベル8でっせ。素材として残しておけば見せ場になるのに、またエンジェルバトンかスターライトロードあたりで尺を使ってスターダストを出す展開になるのだろうが雑過ぎる。物語の展開が雑だからといって、デュエルまで雑になったらこの作品の良さが無くなってしまう。
『たまごっち!』第52話
Aパートは、たまウィンに開かれるパンプキンミントン、要はハロウィンに行われるバドミントン大会の話。超ビッグな賞品が贈呈されること、ダブルスでラケットは自由と見せ所が分かりやすい。くちぱっちのコート全面をカバーする大型ラケットは、落ちが分かっていても絵で見ると笑える。まめっちが伸縮自在のラケットで軽やかなのに対し、ききっちは由緒ある大リーグ養成的重いラケットで一苦労と対照的。まめっちとききっちの主人公ペアが勝つのは順当として、ヒロインペアがいるとなれば決勝の組み合わせは決まったようなもの。しかしながら、合間の試合も消化試合ではなく、でぱっちの歯に、ねむっちの鼻水、ひのたまっちの火の玉ショットにあしたのジョー、縦ロールのまきこがお蝶夫人と色々な仕込みが楽しい。予想通りの展開で、ヒロインペアが可愛く華麗に描かれていて、明らかに勝ちそうな雰囲気。かと思えば、思った以上の名勝負。よく見ると火の玉ショットで焦げたぱぱぱっちのズラがチリチリになっていたりで細かな部分も面白い。合間に挟んでいたスペブラのピポが意気込み過ぎて練習だけで日が暮れる落ちが、分かってはいてもトホホで笑えた。商品のドデカぼちゃは確かに超ビッグではあるが、貰っても結構困るトホホな代物。
Bパートは、高尾山ではなく、たまお山に紅葉を見に行く話。道すがら紅葉を知らないメロディっちに、山がバナナやいちご色に変わって美味しそうとはくちぱっち。らしさの出たずれなのだが、デリシャスだねと返すメロディっちのやり取りで、ボケにボケで返す新パターンが確立された。で、着いてみると山は緑のままで、秋を告げるあきつげっちが来ないことが原因らしい。あれやこれやで呼ぶ方法を考えるが、ボケ合戦のテーマが流れ出すと真面目だけどずれた考えが飛び交う。メロディっちの音楽で呼ぶのが一番効果的だろうとなるも、あまり遠くまで音を伝えるのは難しい。となると、閃き少年の出番な訳で、一晩でやってくれました。音を録音し形にして飛ばす機械が完成。試しに入れてあったのが彼の歌だったので、酷い形の音符が飛び出す始末。勿論、それを聞いてメロさんはボケる訳です。最後は、メロさんの演奏を綺麗な音符にして遠くまで届けて問題解決出来て紅葉が楽しめました。EDの空を飛ぶ音符は、この発明のものだったようで感心した。そういう細かい設定の連携が一々上手いのがこの作品の良い所。
『夢色パティシエールSP プロフェッショナル』第54話
夢月が暫定最下位による撤退危機と過労で倒れた安堂。頑張るのは良いが、店の従業員を信頼して任せられないのなら店は止めろとおじいさんは言う。開店前の水周りへの助言も含めて昔気質ならがも本質に迫り、有名店ではないが店を継続してきた経営者と年長者としての役割を活かしている。初日のチャンスロスを強く意識させる内容から、廃棄ロスを減らすよりも新規客の定着を考える方向へ誘導しつつ、呼び込みになる新商品の開発への創意工夫と仲間の助けで打開するところがこの作品らしい。良い商品を作るだけでは駄目だということと、良い商品を作ることの大切さを上手く折衷して、腕が良いだけでは店を切り盛り出来ないという事実を逃げずに子供へ投げ掛ける誠実さと夢に挑む華やかさが光る話だった。
『バトルスピリッツ ブレイヴ』第7話
秘密兵器なる魔族の子供を人質にするつもりだった街の人々に対し、ダンは無言で解放のため連れて行く。かつて街を救っていた覆面ヒーローの話を挟みつつ、ダンに突っ掛かる街の厄介者。まあ、体系と演者からして誰でも分かる展開ですな。街を去るダンに勝負を挑む覆面の挑戦者、駆るはかつての伝説の戦いを研究したデッキ。サブタイトルで分かってはいたが、名前付きの一般人程度が前シリーズのボスが使ったガイ・アスラを降臨させるとは思っていなかったので驚いた。てっきり、世界に一枚のレアとかだと思っていたが、どうやら違うらしい。で、目の前には伝説の戦いを勝ち抜いたかつての激突王がいる訳で……。前シリーズのダンを髣髴とさせる戦法と性格の挑戦者が、様変わりしたダンの新しい戦法ブレイヴによって粉砕されることで変化が強く描かれていた。変わったといっても、ズングリーを思わせる異界の子供への優しさは失っておらず、年相応の落ち着きを見せているだけともいえる匙加減が上手い。
『探偵オペラ ミルキィホームズ』第3話
西洋の探偵に対して日本の探偵なライバルグループの登場話。怪盗からの予告に対し、トイズ無きミルキィホームズに変わって、台頭してきたGenius4との推理合戦にはならずにドタバタを繰り広げるのがこの作品の持ち味のようだ。
お色気というか人間の限界と羞恥心に挑戦するツイスターゲームをやり遂げれば力が戻ると騙されて挑む場面と、変態の先生が怪盗の時も変態で脱ぎだしての大暴れがばればれだけど清々しい展開から、青の子と一緒に棺の中に閉じ込められて助け出されてみると、青の子はミイラ化しており、先生は股間に黄金の仮面を装着して現れる。捲くし立てるように大馬鹿な流れと勢いだけで見せる分かりやすさ。いやいやどうして、化けそうな予感ですな。
『それでも町は廻っている』第2話
歩鳥は、休日に前回バイトの実態を調べにきた教師のことが気になり始め悶々とする中、兄弟の相手に疲れてシーサイドへ。買出しを命じられ、エンジン付きのボードで商店街に繰り出す歩鳥を呼び止める警官の股間に衝突。松田優作をモデルに眼鏡と加齢で仕上げた風貌に千葉繁と来れば、屁理屈に正論で返しては屁理屈で返され激昂するお決まりなやり取りも楽しい。
パートが変わり、メイド喫茶らしい挨拶を考える場面。ずれた感性なので却下され場面が変わり、商店街の親父トリオが、張り巡らされた矢印を追って御来店。仕込みの成果に喜び披露する歩鳥の顔芸が面白い。お冷がコーヒーに、コーヒーがカツカレーと、注文が伝達されるやり取りのところに、今度は警官が来店。矢印に関する小競り合いがまた楽しい。今度は、結局はカツカレーを頼んだ親父トリオに対し、客層がパッとしないとけちを付け、呼び込みに色々提案する歩鳥への店長の回想を挟んで、垂れ幕を作ることに。出来上がった垂れ幕に書いた大人気の文字が隣の看板と繋がって面白い。
どちらの話も世間についてのナレーションが効果的に使われており、コントの流れと雰囲気作りが面白かった。
『アマガミSS』第15話
遊園地のチケットを貰ったので、七咲に弟を誘って一緒に行こうと提案する。まあ、当日来てみると七咲一人で、弟は風邪だとは明らかに意識した上での嘘だろう。結果、二人きりのデートへと変わる。一通り回った後は定番のお化け屋敷へ。橘さんが脅かしを笑っていると、話はあらぬ方向へ。エジプト風のホラーハウスだけにファラオの呪いまでは分かるが、一点出演の柴田さんの仰々しい台詞と共に七咲が味噌ラーメンに変えられてしまう。見ているこちらの脳みそがおかしくなったのかと思ったが、味噌ラーメンになっても可愛い七咲に、橘さんは段々と美味しそうに見え食べたくなってきたと仰る。え、と思うが、食べてみると現実の七咲の体で全部妄想だったと。原作通りのフェチにしても、驚いて気を失っていた間の妄想とか、何らかの理由付けは欲しかった。で、ラストへ向けた学園祭の屋台の手伝いの約束を取り付けると。
デートに行って、最後のフラグを立てるだけの回ではあるが、味噌ラーメンになっても可愛く演じていたことも相まって、頭がどうにかなりそうだった。毎回3話目はお互いに意識し始める回なのだが、そんなことを全部吹き飛ばす威力があった。
『そらのおとしものf』第3話
前回のアストレア再起動時に洩れた秘密の追求もそこそこに、エロ本祭りからの流れを受けたかのような再びのお祭り。射的屋の悪夢を思い出しつつ、りんご飴を使ってニンフの心情の変化を見せる。そうこうしている内に、賞金1000万と芸者との混浴を副賞としたプロレスが始まる。智樹はパンツを被り、マスクドパンツなって降臨する。エロ攻撃は基本なのだが、それも含めて昭和のプロレスを強く意識した作りの数々で、いつの間にやら良い試合の雰囲気に。決勝はこれぞという金網電流デスマッチ。逃げ場の無い闘いでのエロ攻撃に我慢の限界を超え、金網も電流も叩き潰すそはらによく似た覆面のチョップが全てを持って行った。有耶無耶のまま智樹の優勝ということで幕を閉じたかと思いきや、射的屋との統一王座決定戦が設定され結果はお察し下され。EDはビューティ・ペアの名曲に載せた試合のダイジェストで、街の一般人にも紹介VTRが用意されている凝り方が楽しい。で、Cパートでりんご飴のことを覚えている智樹とそれに対するニンフの恋心を見せる。
まあ、プロレスまでのやり取りとプロレス後のやり取りだけでも、物語にとって必要な部分は満たせているが、プロレスに限らず毎回余分な部分を作り込んで楽しませようという意図が楽しく仕上がっているのが良い。
『たまごっち!』第51話
Aパートは、くちぱっちとござるっちがまめっちの頭の良さの秘密を探る。特別なことがある訳でもなく、まめっちの日常やござるっちの忍者らしさとくちぱっちのボケが垣間見られる話になっている。まめっち宅の前で覗いていたところへメロディっちを案内してきた一行が合流して中へ。振舞われたままめっち特製ビスケットに秘密があると結論付け、どんどん食べるボケた二人と乗っかるメロディっち。そんなボケにボケで返す展開が楽しい。追加で焼いたビスケットはたまごっちが描かれており、お土産に渡された箱入りがたべっこどうぶつを思わせる。
Bパートは、たまシュマロという名のマシュマロ製造機を使った話。当然、出るだろうな。で、たまカフェの新メニュー発売を記念したコンテストが開かれることに。賞品のマシュマロ食べ放題に色めく一行の背後にはスペブラの姿が。思い思いにマシュマロを作る中、スペブラは発泡スチロールで誤魔化したスペイシーっちの等身大オブジェを作る。相変わらずの三馬鹿で楽しい。どれも各々の個性に由来したもので良い出来上がりで、甲乙付けがたいのも分かる。中でも、まめっちの24分の一スケールのゴッチマンカーとちゃまめっちのハピハピっち型のマシュマロが異彩を放っていた。見ていると食べたくなる。美味しくて楽しい話でした。
『ハートキャッチプリキュア!』第36話
いよいよ文化祭当日。今年は例年取りを務める軽音楽部に変わって、ファッション部が務めることに。軽音楽部を気遣って訪問する一行だが、どうもヴォーカルの二人が怖気付いてどこかへ行ってしまった模様。二人の名前と拙い芝居からして、OPとEDの歌い手と思われるので、デザトリアン化と曲の披露は訓練生にとって規定路線のこと。まあ、実際その通りで、ファッション部と組んでのショーとなり、引っ張ってきたものを音楽で盛り上げて可愛く楽しく仕上げてあり、変身バトルを毎回挟むことで努力の印象が薄れる部分を上手く補強出来ていたと思う。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第2話
学校で趣味の合う友達がいない妹が、オフ会に参加するから付き添うことに。女性限定なので、兄は先に入店して離れた席から見守ることに。程なくして、見るからにそれらしい集団が入店してくる。仕切るのは、バジーナなる瓶底眼鏡で如何にもな喋り方の御仁。まあ、シャアなんですよねのあれです。そんな中、風体からして浮いている初参加と思しき妹とゴスロリの娘が、周りに馴染めないままオフ会は終了する。既に出来た輪に温度差があって馴染めないってのはよくある話。それを気遣って、個別に二次会を開くバジーナは、如何にもな感じからすると珍しく空気の読めるキャラとして描かれている。妹がキッズ系、ゴスロリがオサレ系と、分かりやすく対立しており、妹の言動が一々酷い。一応、似た者同士なので、深まったものはあったようではある。しかし、キッズ系が好きなのに選民意識を持っていることの違和感や、酷い言動では妹が可愛くないが大丈夫なのかな。毎度ながら、眼鏡を取っての展開はテンプレで盛り上がりに欠けるから無いと願うが、この感じだと多分あるね。
『バクマン。』第3話
祖父ちゃんから叔父さんの仕事場の鍵を授かり、最高と秋人は早速二人で仕事場へ。沢山の漫画に沢山のフィギュア、沢山の連載当時の雑誌に沢山のネームの入った箱と沢山の思い出が詰まった場所。死してなお残る叔父さんの意志を見た最高は、親父へ電話して叔父さんが自殺では無かったことを告げる。親父からは、叔父さんが強い人間だったことと、息子への思いを漫画の作品名だけで分かり合う。親父役の宇垣さんが渋くて、実に引き締まる。その後、ネームの箱の脇で見つけた箱に入った手紙の束から叔父さんの文通だけの恋とその結末を知る。恋の終わった後にアニメ化に漕ぎ着けた作品で、自分の状況を反映させたキャラクターを登場させるところがメタのメタといった感じでくるものがある。それは最高の状況とも少なからず重なり合うもので、卒業アルバムで見た写真は亜豆に似ており、母ではないかと確かめてみることとなる。想像通りの展開だが、こちらは縦ロールに井上喜久子さんで、凄く浮世離れした感じで対照的。
あまりにも出来過ぎだけど、漫画、それも面白い漫画を描ける才能と運に恵まれた状況を逆算して作られた物語なら、劇的な位が丁度良いのかもしれない。今の所、芝居にあの作品のあのキャラでといった感じがしないのも、全体の印象を整えている。
『イナズマイレブン』第103話
イタリアの半田がミスターKの父親のビデオを参考に必殺タクティクスに挑む。少年の競技を対象にしているからだとは思うが、プロが想像出来ない点は弱さだろう。カテナチオってイタリア代表の守備を例えたものであり、代表の少年達が初めて知ったかのように驚くってのには少々無理がある。まあ、展開上は日本代表が勝たざるを得ない試合だから消化試合だが、あまり長々とやられても可愛そうに見えてくるので、サッとやってサッと負けて下され。

『遊戯王5D’s』第131話
改めて機皇帝とシンクロモンスターで対峙してみると、相手ターンにゲームから取り除ける余計な効果が無いと話にならないことがよく分かる。よくもまあ、チームラグナロクは勝つ気でおったものだ。いつの間にか、高い攻撃力のモンスターが真っ直ぐに戦闘でライフを削ることを目指したジャックのデュエルが一番面白くなってきた。まあ、バイス・ドラゴンとダーク・リゾネーターのワンパターンを考えると、ジャックに関してはマシーンの改造に力を入れて喜び勇んで先攻を取る必要は無いように思える。曲げようが真っ直ぐ行こうが、戦闘で相手の攻撃を上回ってライフを削り勝つことは一番合理的で見栄えが良い。その事実を曲げるのは変だ。そんなのも含めて全体的に雑な感じが良くない。
『そらのおとしものf(フォルテ) 』第2話
エンジェロイドとの同居を続ける上で捨てきれない煩悩に悩む智樹は、近所の寺へと修行に出掛けるのであった。そはらが死角の襲来を知らせにきたものの、死角のエンジェロイドが知能の割り振りが少ないデルタと分かったことで緊迫感も失せ、智樹の修行中に現れるも相手にされない。その後、本堂の裏手に穴を掘ってお宝本を埋めているところへ、やっとこさやって来た一行が、一人ずつ順に智樹の元へ行きコントを繰り広げる。最後は煩悩に圧倒されたデルタが守形のいる川原に避難して再起動を始め、最中に前回の夢との関連が口から漏れ出す。ずれを使った笑いとお手本のようなキャラクター紹介が一緒にあって上手い。まあ、中二煩悩はちょっとやそっとの修行では失せませんわな。
『ハートキャッチプリキュア!』第34話
ハートキャッチミラージュによって、束の間の邂逅を果たした妖精の魂が再びプリキュアの種に宿る。で、変身した所までが先週。ババアもサンシャイン同様に、力の入った変身バンクで背景が細かく見えるので、レイヤーを沢山使っているなら枚数が多そうな感じ。仕上げに前髪をキュッと90度曲げる仕草がドキドキする。掛け声が高校生らしい抑え目な感じで、セーラー服のあの人を髣髴とさせて堪らないぜ。まあ、OPやEDが変わってからは結構な間、当然のようにはしゃいでいたから今更感はあるが、仲間の輪に加わった。中学生と高校生の間の接点の無さの溝はファッションショーへの出演依頼の件で上手く繋いできた。
『バトルスピリッツ ブレイヴ』第4話
バローネが勝っても裏無く陣取りに出なかったのは幸運だったが、ダンの敗北は明確に不安を抱かせるのも事実で、当初から不信感を持っていたユースが爆発する。当のダンにはデッキ構築中のため無視されたが、前シリーズでの仲間であり好敵手だったクラッキーが艦長としても年長者としても受け止めることに。俺でも勝てると勇むユースだが、初ターンからミスを重ねては指摘され、バトルを通した指導の様相。結果は、クラッキーの貫録勝ち。負けたユースは、「生意気言ってすみません」と謝る素直さを見せて、尖っているだけで良く分からなかったのが、随分と良いキャラ立てになっていた。
雰囲気、ターン進行、効果説明とシリーズを重ねる毎にカードゲーム寄りになってきたが、今回からプレイングの検討が加わって更に厚みが増した。
『アマガミSS』第12話
当初の目標になっていたアルバイトに合格し、今度は創設祭でのベストカップルコンテストに出場し優勝を目指すことに。教官プレイをしておきながら、鈍感な教官に対して奥ゆかしさを保ちつつも、ドレスを自作する甲斐甲斐しさも見せる。惜しくも二位だったが、ペアシートでの映画鑑賞券を手に入れて、クリスマスにデートすることとなる。毎回の振られて臆病になっているとの説明がある主人公も流石に二人きりでの感情の高まりには身を任せ、色々あって晴れて恋人同士となる二人。
正統派ラブコメの印象が漂う今回の中多編だが、それも中田ナレがあってこそ。映像で分かるように作られているものをナレーションの説明台詞によって補強する。比較的説明台詞が許容されるアニメならではの力を感じさせるもので、段々と好きになっていく過程を飛ばさずに描けていたと思う。まあ、他が変態プレイを中心にしているだけで、流れがやや雑なだけともいえる。
『たまごっち!』第49話
OPがラブリンとメロディっちにくろまめっちでキャラソン特有のごちゃごちゃした感じのヴァージョンに変更。くろまめっちは台詞での参加で、クールさはどこへやら……。
Aパートは、たまともになるためラブリっちがメロディっちを探す話。あちこち探し回って、保育園の近くにやってくると聞き覚えのある音楽が聞こえてくる。メロディっちが園児のために定期演奏に来ているようだ。テルリンを見てやっとラブリっちがラブリンだと気付く展開で、やっぱりそういう世界なのかと。ぶっ飛んでいるデザインの園児もいて、保育園すげえ。ラブママお手製のお菓子でティータイムと洒落込むと、曲を作るから歌詞を作ってくれとの展開に。
Bパートは、Aパートでの展開通りに歌詞作りの話。同音異義語の菓子作りと間違うくちぱっちのお約束が上手い。悪戦苦闘の末出来上がった曲をたまカフェに集まった皆の前で披露する。皆が帰った夜に来客が、ラブリっちが出てみるとメロディっちで、忘れ物かと尋ねるとホームステイすることになったと。内装を見せておらず、外観からも広めの家だけに、一部屋余っているときたか。確かにセレブリアに一人暮らしでは、何かと絡みにくいだけに至極の一手だ。
EDが早速さっき披露した曲になっていて、商魂の逞しさににやにや。次回は引越しに学校案内とわくわくしてきた。

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