長い伏線
2010年7月26日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第168話
ここまで引っ張っておいて四代目火影と無関係という訳にも行かない。むしろ、今回の闘いはこの為にあったと言っても過言ではない。凄い術で死後に再会するのは少しずるい気もするが、これまでの受け継がれる意志の話に持って行くことで問答無用に必然と思えるようになっていた。本筋とは関係ないものの、束の間の邂逅が映画に繋がっているところがまた憎い。
ここまで引っ張っておいて四代目火影と無関係という訳にも行かない。むしろ、今回の闘いはこの為にあったと言っても過言ではない。凄い術で死後に再会するのは少しずるい気もするが、これまでの受け継がれる意志の話に持って行くことで問答無用に必然と思えるようになっていた。本筋とは関係ないものの、束の間の邂逅が映画に繋がっているところがまた憎い。
ゆっくり
2010年7月25日 放送中のアニメの感想とか『祝福のカンパネラ』第2話
あ、この作品ってRPG的な世界観の作品だったのかと。それっぽい用語とかはあったけど、街の雰囲気を作りこんでおきながら、普通にクエストと称してバトルに繋がったのに驚いた。まあ、若手中心の中でベテランが大人として配置してあるのは、物語としても演者としても引き締まった印象を受けた。全体の穏やかな感じが良いですね。
あ、この作品ってRPG的な世界観の作品だったのかと。それっぽい用語とかはあったけど、街の雰囲気を作りこんでおきながら、普通にクエストと称してバトルに繋がったのに驚いた。まあ、若手中心の中でベテランが大人として配置してあるのは、物語としても演者としても引き締まった印象を受けた。全体の穏やかな感じが良いですね。
馬鹿にしないのが良い
2010年7月23日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第38話
Aパートは史上最大の作戦と盛大な名前が付いているが、何のことはない只の勘違いで進行していく内容が素敵。何か既視感があるなと思ったが、ニコチャン大王ですな。なるほど、『アラレちゃん』の系譜に当たるわけか。
Bパートは田舎に泊まろうの名前通りに同局での同名番組のパロディー。本当にアポ無しで、GOTCHIMANは人気が今一つなのでことごとく断られる。いよいよ次で決まらないと撮影にならないという場面で選ばれるのが、まめっちの家とくる手続きが上手い。GOTCHIMANも最強ショタのまめっちの好き過ぎて迷惑になる行動に一応慌てもするが、痛いファンではあるが純粋な子供の行動に胸が熱くなるのはGOTCHIMANだけでなくこちらも同じだ。色々合って一晩明けて、また一つ気持ちが深まる落ちで、この二人の間にある感情は良いものだが複雑で説明が難しい。GOTCHIMANは今一なヒーローだけど、馬鹿にして笑いにしない誠実さが好きだ。
Aパートは史上最大の作戦と盛大な名前が付いているが、何のことはない只の勘違いで進行していく内容が素敵。何か既視感があるなと思ったが、ニコチャン大王ですな。なるほど、『アラレちゃん』の系譜に当たるわけか。
Bパートは田舎に泊まろうの名前通りに同局での同名番組のパロディー。本当にアポ無しで、GOTCHIMANは人気が今一つなのでことごとく断られる。いよいよ次で決まらないと撮影にならないという場面で選ばれるのが、まめっちの家とくる手続きが上手い。GOTCHIMANも最強ショタのまめっちの好き過ぎて迷惑になる行動に一応慌てもするが、痛いファンではあるが純粋な子供の行動に胸が熱くなるのはGOTCHIMANだけでなくこちらも同じだ。色々合って一晩明けて、また一つ気持ちが深まる落ちで、この二人の間にある感情は良いものだが複雑で説明が難しい。GOTCHIMANは今一なヒーローだけど、馬鹿にして笑いにしない誠実さが好きだ。
ばればれ
2010年7月21日 放送中のアニメの感想とか『ハートキャッチプリキュア!』第22話
サブタイトル通りではあるが、終了直前にそれとなく誰が三人目か分かるような構成だった。
ここぞという時はEDとCMの順番を変えたりと夏休み前に猛攻を繰り出してきた。合間のCMも見てればというか、演者的に一人しか居ませんわな。新しいバンクとOPやEDに期待したい。
サブタイトル通りではあるが、終了直前にそれとなく誰が三人目か分かるような構成だった。
ここぞという時はEDとCMの順番を変えたりと夏休み前に猛攻を繰り出してきた。合間のCMも見てればというか、演者的に一人しか居ませんわな。新しいバンクとOPやEDに期待したい。
当然売る
2010年7月14日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第88、89話
ゲーム発売に合わせた商魂の塊のような回。話数としては2話構成だが、スペシャルとしては1話にまとまっている。
88話は、円堂が必殺技を破られた次に、壁山が間に入った連係で止められるも壁山が負傷。交代で入るは我らが染岡さん。勿論、新必殺技での切り込みが冴える。この時を待ってたぜ。その後、追加点を狙うも高速パスに定評がある染岡さんらしく、まさかの打ち返し。今度は円堂が新必殺技という名のどこかで見た技で防ぐ。前に主題歌だった曲の編曲版を劇判にした一連のお膳立てが、商魂と分かっていても気持ち良かった。
89話では、試合後の円堂の発言に触発された立向居が、自分はコピーのコピーであることを感じて新必殺技習得の為に奮闘する話を中心に、チームの絆を深めつつ新たな話の種を蒔く話。最初は、一年生組だけで必殺技を完成させようと奮闘するも上手く行かない。そこで現れるのが綱海。サッカーは新参ながらも、立向居に接する綱海がムゲン・ザ・ハンド習得時以上に異国の地でも年上の兄貴分として活躍しつつ、春奈もマネージャーとして上手く関わっていたと思う。まあ、綱海のいい加減というか乗りというか自然体の適当発言が切欠になるのが、地道な練習との対比になって面白い。こちらの話も練習場面で前に主題歌だった別曲の編曲版が劇判になっていた。この商魂の逞しさこそが、テレビアニメの本質であり、それだけでなく物語と演出によって作られる画面への矜持が志である。
ゲーム発売に合わせた商魂の塊のような回。話数としては2話構成だが、スペシャルとしては1話にまとまっている。
88話は、円堂が必殺技を破られた次に、壁山が間に入った連係で止められるも壁山が負傷。交代で入るは我らが染岡さん。勿論、新必殺技での切り込みが冴える。この時を待ってたぜ。その後、追加点を狙うも高速パスに定評がある染岡さんらしく、まさかの打ち返し。今度は円堂が新必殺技という名のどこかで見た技で防ぐ。前に主題歌だった曲の編曲版を劇判にした一連のお膳立てが、商魂と分かっていても気持ち良かった。
89話では、試合後の円堂の発言に触発された立向居が、自分はコピーのコピーであることを感じて新必殺技習得の為に奮闘する話を中心に、チームの絆を深めつつ新たな話の種を蒔く話。最初は、一年生組だけで必殺技を完成させようと奮闘するも上手く行かない。そこで現れるのが綱海。サッカーは新参ながらも、立向居に接する綱海がムゲン・ザ・ハンド習得時以上に異国の地でも年上の兄貴分として活躍しつつ、春奈もマネージャーとして上手く関わっていたと思う。まあ、綱海のいい加減というか乗りというか自然体の適当発言が切欠になるのが、地道な練習との対比になって面白い。こちらの話も練習場面で前に主題歌だった別曲の編曲版が劇判になっていた。この商魂の逞しさこそが、テレビアニメの本質であり、それだけでなく物語と演出によって作られる画面への矜持が志である。
長かった
2010年7月13日 放送中のアニメの感想とか『GIANT KILLING』第13話
弱小チームとして溜め込んだ鬱憤を一気に晴らす大勝利は、思いのほか実感に乏しい。勝ち慣れていないからこその反応ともいえるが、積み上げてきたものが実を結んだのは事実であり、勝負を扱った作品で1クールも勝ちが遠い印象で引っ張ってきたのだから感慨も大きい。ただ、前話からの回想が長くなってきて冗長になっている点が気にはなる。
弱小チームとして溜め込んだ鬱憤を一気に晴らす大勝利は、思いのほか実感に乏しい。勝ち慣れていないからこその反応ともいえるが、積み上げてきたものが実を結んだのは事実であり、勝負を扱った作品で1クールも勝ちが遠い印象で引っ張ってきたのだから感慨も大きい。ただ、前話からの回想が長くなってきて冗長になっている点が気にはなる。
天国と地獄
2010年7月13日 放送中のアニメの感想とか『夢色パティシエール』第38話
かつて意地悪されたチームの作った菓子を認めてレシピを教えて貰おうと奮闘したり、これまでにない複雑な菓子を作るための練習に勤しむ。決戦に向けてのお膳立てが揃う中で、以前のように気を張り過ぎたために崩壊を予感させる状態になる。本番での右往左往を経て、圧倒的な点差が付いたところでいちごの採点となる。流石に圧倒的な点差を覆すのはやりすぎだから程々なのだが、最高得点で1点差に迫るお膳立てでパリ行きの絶望と特別枠での参加の希望とを交互に用意する匙加減が上手い。
かつて意地悪されたチームの作った菓子を認めてレシピを教えて貰おうと奮闘したり、これまでにない複雑な菓子を作るための練習に勤しむ。決戦に向けてのお膳立てが揃う中で、以前のように気を張り過ぎたために崩壊を予感させる状態になる。本番での右往左往を経て、圧倒的な点差が付いたところでいちごの採点となる。流石に圧倒的な点差を覆すのはやりすぎだから程々なのだが、最高得点で1点差に迫るお膳立てでパリ行きの絶望と特別枠での参加の希望とを交互に用意する匙加減が上手い。
呼応と同調
2010年7月11日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第166話
敵わないと分かっていながらも、絶体絶命のナルトを救うためにヒナタが動く。本編素材だけでなく新規の素材を使って過去の回想を行いつつ、圧倒的に打ちのめされる中でヒナタからナルトへの告白で盛り上げ、儚く消え行く命にナルトが暴走を予感させ終わる。
現在の編において山場の始まりだが、それに対して全体の映像水準を大幅に上げて正面から映像の密度で見せるところがこの作品の上手い所だ。映像における躍動感が、物語の盛り上がりと呼応し、台詞は少ないながらも雄弁に魅せる。物語の盛り上がりと映像の盛り上がりを呼応させるやり方は分かっていても、人を集められないと中々出来ない芸当で素直な物量戦とでもいえようか。
まあ、サクラがウンコヒロインなのと、ヒナタへの思い入れが良く見せている面もあるけど、それ以上の力があるからこそ、中弛みがあっても見続けているのだなと再確認した。
敵わないと分かっていながらも、絶体絶命のナルトを救うためにヒナタが動く。本編素材だけでなく新規の素材を使って過去の回想を行いつつ、圧倒的に打ちのめされる中でヒナタからナルトへの告白で盛り上げ、儚く消え行く命にナルトが暴走を予感させ終わる。
現在の編において山場の始まりだが、それに対して全体の映像水準を大幅に上げて正面から映像の密度で見せるところがこの作品の上手い所だ。映像における躍動感が、物語の盛り上がりと呼応し、台詞は少ないながらも雄弁に魅せる。物語の盛り上がりと映像の盛り上がりを呼応させるやり方は分かっていても、人を集められないと中々出来ない芸当で素直な物量戦とでもいえようか。
まあ、サクラがウンコヒロインなのと、ヒナタへの思い入れが良く見せている面もあるけど、それ以上の力があるからこそ、中弛みがあっても見続けているのだなと再確認した。
親父
2010年7月7日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第35話
Aパートは若き日のぱぱまめっちを知るキャプテン号っちに会いに行く話。若き日に不思議な生き物をさがして海洋冒険をしていたぱぱまめっちの昔話に心躍るまめっちでなくとも、船首像がたまごっちになっているだけあって貫禄がある姿が絵的に面白い。ぱぱまめっちに小僧だったころの夢を求めてもう一度海へ誘おうとするキャプテン号っちだが、父親となった姿を見て思い留まるやり取りが良い。
Bパートはラブパパリっちの手料理をご馳走になる迷惑な話。アレンジのセンスが皆無なだけあって、皆が全部出来上がる前からやばいと察知出来る。中でも、食べたこと無い何人かが理由を付けて部屋から逃げたのをテルリンが真似る場面が面白い。出来上がった黒い料理の味がラブママリっちの愛情で出来ていたと分かる落ちも良かった。
どちらも父の日に合わせた内容だが、戦後的な全権委譲型で蔑ろにするのではなく、お父さんを大切にかつ面白く扱う内容でホッとした。
Aパートは若き日のぱぱまめっちを知るキャプテン号っちに会いに行く話。若き日に不思議な生き物をさがして海洋冒険をしていたぱぱまめっちの昔話に心躍るまめっちでなくとも、船首像がたまごっちになっているだけあって貫禄がある姿が絵的に面白い。ぱぱまめっちに小僧だったころの夢を求めてもう一度海へ誘おうとするキャプテン号っちだが、父親となった姿を見て思い留まるやり取りが良い。
Bパートはラブパパリっちの手料理をご馳走になる迷惑な話。アレンジのセンスが皆無なだけあって、皆が全部出来上がる前からやばいと察知出来る。中でも、食べたこと無い何人かが理由を付けて部屋から逃げたのをテルリンが真似る場面が面白い。出来上がった黒い料理の味がラブママリっちの愛情で出来ていたと分かる落ちも良かった。
どちらも父の日に合わせた内容だが、戦後的な全権委譲型で蔑ろにするのではなく、お父さんを大切にかつ面白く扱う内容でホッとした。
意外と分かりやすい
2010年7月5日 放送中のアニメの感想とか『会長はメイド様!』第11話
一人だけ浮世離れした感じのする碓氷の生活に迫る。まあ、メイド喫茶に入り浸っていることからも薄々は感じていたことだが、高級店に顔パス出来るあたり只者ではない。変装している怪しげな会長達を入れてくれる高級店の優しさを感じつつも、結局実態は掴めないで終わるが、追跡先での振舞いやEDの感じからしても分かりやすいくらいに金持ちと一般の恋なわけで、なんだ一見変化球に見えて直球じゃないか。
一人だけ浮世離れした感じのする碓氷の生活に迫る。まあ、メイド喫茶に入り浸っていることからも薄々は感じていたことだが、高級店に顔パス出来るあたり只者ではない。変装している怪しげな会長達を入れてくれる高級店の優しさを感じつつも、結局実態は掴めないで終わるが、追跡先での振舞いやEDの感じからしても分かりやすいくらいに金持ちと一般の恋なわけで、なんだ一見変化球に見えて直球じゃないか。
ねちっと爽やか
2010年7月4日 放送中のアニメの感想とか『おおきく振りかぶって~夏の大会編~』第12話
競技の性質上勝つ可能性は十分にあり、そう思わせるだけの積み重ねがあった。その上で、逆転や敗北が意識される場面の描写が光る。メタゲームで勝ってきただけに、地力を問われる形になれば相応しい結果を用意する。うじうじねちねちした描写を積み重ねてきたにもかかわらず、後味は不思議と悪くない。それがこの作品の安定感というか魅力だろう。
競技の性質上勝つ可能性は十分にあり、そう思わせるだけの積み重ねがあった。その上で、逆転や敗北が意識される場面の描写が光る。メタゲームで勝ってきただけに、地力を問われる形になれば相応しい結果を用意する。うじうじねちねちした描写を積み重ねてきたにもかかわらず、後味は不思議と悪くない。それがこの作品の安定感というか魅力だろう。
ジャンク
2010年7月2日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第114話
イェーガーをおびき出すための作戦が、カップラーメンマンにコスプレしてデュエル大会の商品で釣るとか胸が熱くなる。馬鹿馬鹿しいコスプレだからと甘く見ても、そこは最も空気を呼んでいないクロウ様なので安心の仕様。
で、捕獲されたイェーガーの身の上話から、ピエロ風メイクと立ち位置でピエロ扱いなのではなく、本当にサーカス一家出身のピエロでゴドウィンに取り入って成り上がったとか、嫁と息子が恥ずかしげも無くピエロメイクだったりと美味しい位置取りが出来ている。しかし、貧乏人にとっての贅沢がカップラーメンとは、近未来と思えない時代感が堪らない。まあ、カップラーメンにも小ネタが満載で得したような気分ではある。
イェーガーをおびき出すための作戦が、カップラーメンマンにコスプレしてデュエル大会の商品で釣るとか胸が熱くなる。馬鹿馬鹿しいコスプレだからと甘く見ても、そこは最も空気を呼んでいないクロウ様なので安心の仕様。
で、捕獲されたイェーガーの身の上話から、ピエロ風メイクと立ち位置でピエロ扱いなのではなく、本当にサーカス一家出身のピエロでゴドウィンに取り入って成り上がったとか、嫁と息子が恥ずかしげも無くピエロメイクだったりと美味しい位置取りが出来ている。しかし、貧乏人にとっての贅沢がカップラーメンとは、近未来と思えない時代感が堪らない。まあ、カップラーメンにも小ネタが満載で得したような気分ではある。
一件落着
2010年7月1日 放送中のアニメの感想とか『聖痕のクェイサー』第23話
いよいよ最終決戦。乗り移った敵をおっぱいから吸い出したり、全員のおっぱい吸いまくりで皆の力を集めてぶつける。一々サービスカットになっており、拘り抜いた様式が笑えるが、ヒロインとの絆で敵を打ち破る正直な展開は真面目で緩急も上手い。偉大なるおっぱいの力と絆の大団円は良し。
いよいよ最終決戦。乗り移った敵をおっぱいから吸い出したり、全員のおっぱい吸いまくりで皆の力を集めてぶつける。一々サービスカットになっており、拘り抜いた様式が笑えるが、ヒロインとの絆で敵を打ち破る正直な展開は真面目で緩急も上手い。偉大なるおっぱいの力と絆の大団円は良し。
ですよね
2010年6月30日 放送中のアニメの感想とか『クレヨンしんちゃん』第704話
Aパートは、まさお君が冴えないお父さんのギターを発見して、実はお父さんも昔はな話。
意味も無くギターを持ち歩いたり、しんちゃんの家で厚紙で楽器を作ってバンド気分を味わおうとしたりと本当に幼稚園児かと思うような中二ぶりが愉快。勿論、落ちは初めからの予想通りでこの作品らしい。
Bパートは、ワールドカップに合わせた話。
桃太郎のきび団子がサッカーボールに変わっていて、お供にする為にボールは一つだからあげられないから勝つことを前提とした勝負を挑む。まあ、この作品の妙に現実の厳しさを際立たせる作風だと負けますわな。何だかんだで、鬼が島に行く前にゲストの中澤の猛特訓があったりと、日本代表応援の雰囲気も出して終わるのかと思うが、そこで終わらないで落ちを付けるのがこの作品らしい。妙にメタな落ちになっているが、ならなぜ桃太郎だったのかと思うが、相変わらず面白い。
Aパートは、まさお君が冴えないお父さんのギターを発見して、実はお父さんも昔はな話。
意味も無くギターを持ち歩いたり、しんちゃんの家で厚紙で楽器を作ってバンド気分を味わおうとしたりと本当に幼稚園児かと思うような中二ぶりが愉快。勿論、落ちは初めからの予想通りでこの作品らしい。
Bパートは、ワールドカップに合わせた話。
桃太郎のきび団子がサッカーボールに変わっていて、お供にする為にボールは一つだからあげられないから勝つことを前提とした勝負を挑む。まあ、この作品の妙に現実の厳しさを際立たせる作風だと負けますわな。何だかんだで、鬼が島に行く前にゲストの中澤の猛特訓があったりと、日本代表応援の雰囲気も出して終わるのかと思うが、そこで終わらないで落ちを付けるのがこの作品らしい。妙にメタな落ちになっているが、ならなぜ桃太郎だったのかと思うが、相変わらず面白い。
恥ずかしいわ
2010年6月29日 放送中のアニメの感想とか『B型H系』第11話
内容は全然寸止めになっていないのだけど、映像としては寸止めになっている。
直接的な表現で敷き詰められていて、品はどこへ行ったと言うまでも無く、最初から放送出来る範囲の映像に収める以外の品はない。ほとんど物語としては終わっているのだけど、最後の一線に気持ちと体が踏み込めないことを寸止めとして扱っている。お馬鹿さに見ているこちらが赤面したり、直視に耐えられなくなる煽られ方を楽しむのは、倒錯か正常か。
内容は全然寸止めになっていないのだけど、映像としては寸止めになっている。
直接的な表現で敷き詰められていて、品はどこへ行ったと言うまでも無く、最初から放送出来る範囲の映像に収める以外の品はない。ほとんど物語としては終わっているのだけど、最後の一線に気持ちと体が踏み込めないことを寸止めとして扱っている。お馬鹿さに見ているこちらが赤面したり、直視に耐えられなくなる煽られ方を楽しむのは、倒錯か正常か。
転生
2010年6月28日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第85話
染岡さんの復活は嬉しいが、吹雪とのコンビはお預けで何とも。まあ、それ程時が過ぎてはいない感じがするのに、勝ち抜けた国が分かっていたかのように選手村が母国を再現する準備万端に突っ込むのは野暮だろう。タイヤを探してうろちょろしたり、怪しげな老人に祖父さんの必殺技で闘うだけでは自分がないと釘を刺されたり、半田が転生したようなキャラとちょろちょろしたりと新しい舞台での伏線も上々で先が楽しみだ。
染岡さんの復活は嬉しいが、吹雪とのコンビはお預けで何とも。まあ、それ程時が過ぎてはいない感じがするのに、勝ち抜けた国が分かっていたかのように選手村が母国を再現する準備万端に突っ込むのは野暮だろう。タイヤを探してうろちょろしたり、怪しげな老人に祖父さんの必殺技で闘うだけでは自分がないと釘を刺されたり、半田が転生したようなキャラとちょろちょろしたりと新しい舞台での伏線も上々で先が楽しみだ。
建前と本音
2010年6月27日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第113話
バーンデッキを逆手にとって非戦闘ダメージ狙いになっているが、結局は戦闘ダメージで勝つのが一番手っ取り早い。パワーデッキでは勝てないというよりは、相性の悪いデッキもあるという話であり、現実の制限カードを使えば破れるが使えない作品の限界を露呈させる。
まあ、何だかんだ言っても、最後に悪魔の力を取り込んでパワーで勝つところが、国産特有の様式美になっていたので良し。
バーンデッキを逆手にとって非戦闘ダメージ狙いになっているが、結局は戦闘ダメージで勝つのが一番手っ取り早い。パワーデッキでは勝てないというよりは、相性の悪いデッキもあるという話であり、現実の制限カードを使えば破れるが使えない作品の限界を露呈させる。
まあ、何だかんだ言っても、最後に悪魔の力を取り込んでパワーで勝つところが、国産特有の様式美になっていたので良し。
力と責任
2010年6月26日 放送中のアニメの感想とか『いちばんうしろの大魔王』第10話
魔王らしくない魔王のドタバタが面白いと思っていたが、急にマクロな物語を求めて世界と関わり出して一気に白けた。要は、自分に関わりのあるヒロインを苦しめる神が居て、お前らが魔王扱いして恐れるのなら、魔王として人を苦しめる存在として摩り替えて神を殺しヒロインを救おうと。まあ、本当に神を殺して拠り所を失う人々のことが忘れ去られているので、ろくでもない考えだと思うが……。
魔王らしくない魔王のドタバタが面白いと思っていたが、急にマクロな物語を求めて世界と関わり出して一気に白けた。要は、自分に関わりのあるヒロインを苦しめる神が居て、お前らが魔王扱いして恐れるのなら、魔王として人を苦しめる存在として摩り替えて神を殺しヒロインを救おうと。まあ、本当に神を殺して拠り所を失う人々のことが忘れ去られているので、ろくでもない考えだと思うが……。
裏の裏は表
2010年6月24日 放送中のアニメの感想とか『ハートキャッチプリキュア!』第18話
流石に、80年代調のキャラデで漫画の世界から飛び出してきたような伝説の番長が描かれると面白い。その上、番長列伝が全部勘違いで、本人は漫画、それも少女漫画大好きで描いている強面なだけの好青年と来る鉄壁の布陣。おまけに、家柄もよろしいようで、お母様に反対されると思い込んで萎縮したりと可愛らしい一面もある。
作中の漫画制作の過程や出来上がった漫画のやけに作り込んだ感じが凄く、全体的にキャラクターの表情に統一感があると来れば想像通りのお一人原画で、節目や面白い話に必ず一人原画や上手い人の厚みで固めるところが確実にプリキュアの牽引力を底上げしていると改めて思った。
流石に、80年代調のキャラデで漫画の世界から飛び出してきたような伝説の番長が描かれると面白い。その上、番長列伝が全部勘違いで、本人は漫画、それも少女漫画大好きで描いている強面なだけの好青年と来る鉄壁の布陣。おまけに、家柄もよろしいようで、お母様に反対されると思い込んで萎縮したりと可愛らしい一面もある。
作中の漫画制作の過程や出来上がった漫画のやけに作り込んだ感じが凄く、全体的にキャラクターの表情に統一感があると来れば想像通りのお一人原画で、節目や面白い話に必ず一人原画や上手い人の厚みで固めるところが確実にプリキュアの牽引力を底上げしていると改めて思った。
お為ごかし
2010年6月22日 放送中のアニメの感想とか『Angel Beats!』第10話
天使と協力して、戦線の構成員を卒業という名の成仏に導こうと画策する。
どうも、この作品は理念は大層だが事実確認による論理整合に致命的な欺瞞を感じる。今回は、それぞれの記号の意味をメタ視点であれこれ指摘するのは止めて置くが、成仏させるとかするべきとかを決めるのは神でもない人間が簡単に結論を出せる範疇を超えていると思うのだが、いとも簡単に結論を出して、まるで自己の精神救済を目的としているかのように見える。
後悔の無い生き方をしたように見える人物の後悔の有無、後悔の有る死を迎えたように見える人物の後悔の有無は当人しか分からないことであり、死生観の違いと言えばそれまでだが、生き死にを扱うにしては作りが甘く見える。
まあ、論理整合の不足を演出による喚起でない想像力で補う作風の作品が好きになれないだけの戯言か。
天使と協力して、戦線の構成員を卒業という名の成仏に導こうと画策する。
どうも、この作品は理念は大層だが事実確認による論理整合に致命的な欺瞞を感じる。今回は、それぞれの記号の意味をメタ視点であれこれ指摘するのは止めて置くが、成仏させるとかするべきとかを決めるのは神でもない人間が簡単に結論を出せる範疇を超えていると思うのだが、いとも簡単に結論を出して、まるで自己の精神救済を目的としているかのように見える。
後悔の無い生き方をしたように見える人物の後悔の有無、後悔の有る死を迎えたように見える人物の後悔の有無は当人しか分からないことであり、死生観の違いと言えばそれまでだが、生き死にを扱うにしては作りが甘く見える。
まあ、論理整合の不足を演出による喚起でない想像力で補う作風の作品が好きになれないだけの戯言か。