『ドルアーガの塔 the Sword of URUK』第7話
心から会いたいと願う死者と引き合わせる不思議な館は正に常春の名に相応しく、そこで再開した者がそれぞれの仲間達を縛り付けるでもなく、しばしの再会の時を過ぎ行くままに過ごすといった様子だったので、より響くものがあった。
『遊戯王5D’s』第46話
かなり強い効果を持った地縛神だが、命を糧にするために召還されるだけでも負けに等しいとなると盛り上る。でも、4つカウンターが乗ったら特殊召還出来るカードは毎ターン乗るだけでも凶悪なのに、トラップで2つカウンターを乗せるってのは卑怯だなと思った。
『みなみけ おかえり』第7話
マコちゃんの時とそうでない時との二人三脚の違いを通して見せる心の距離が見せ方として上手かった。しかし、マコト君はいつ本人で馴染めるのだろうか。まあ、馴染まないのもこの作品らしくて良いけど。
『RIDEBACK』第6話
相変わらずライドバックの優位性は説明されないが、今回はライドバックを制圧するのにライドバックが相応しいのが画面で説明できていた。その点で、白バイならぬ白ライドについてはあっても良いかなと思えた。
『しゅごキャラ!!どきっ』第70話
由緒正しき時事ネタのチョコレート話。学園を挙げての盛大な催しがあったり、料理教室で設定を反復してみたり、まだほっつき歩いているノラ猫に餌が行き届いたりと、設定を十分に踏まえた話の作りは流石。
それにしても、小学生とはいえ恥ずかしいから嫌いって言える身分の方々はやっぱり違うわ。
『バトルスピリッツ 少年突破バシン』第23話
特に盛り上げるでもなく、来るべき大会に向けて必要なことが淡々と進む小学生最後の日。あっさりしているけど、小学生から中学生へ変わることでOPのような展開にも期待できそうでそつが無い。
『続 夏目友人帳』第6話
不思議な少女との出会いとかつて無い強敵の登場やデカ顔にちょび髭のインパクトあるゲスト妖怪といい、物語は新たな局面へと向かいつつある。線引きをした中で隔てなく接する夏目の匙加減やゲスト妖怪とのアドリブっぽい掛け合いといい、音の面で隙の無い作りになっている。それにつけてもニャンコ先生が可愛がられている場面を見ると和む。
『宇宙をかける少女』第6話
非公式の刑務所に「ゴールデンオーブウォーマー」なる馬鹿馬鹿しいパーツを探しに行く一行の前に現れる空手ロボ。木人よろしくに繰り広げるロボとのアクションが冴え、ロボットの大先輩に対するイモちゃんの乱れや想像通りの落ち。以前妨害してきたオッサンAIがコロニーとして本格始動して次回へといった具合。王子VS親父で既に内輪受けは最高潮だ。
『遊戯王5D’s』第45話
意地っ張りで見栄っ張りでお調子者で脇役の牛尾を掘り下げつつ決戦の時を待つ。子供を相手にすると、ほとんどが年長者や大人としての立場をこなせるキャラクターが集まっているだけあって、皆まで言わずとも伝わる会話が心地良い。取り分け貫禄あるマーサは流石だ。それを受けたデュエルも話も最高の盛り上げ方で手に汗握らせる引きも上手い。
『みなみけ おかえり』第6話
海に行ったことを思い出す形での思いがけないサービスかと思いきや、藤岡と藤岡(クマ)の取り違えながらも自然な会話になっている違和感で遊ぶ話。以前あった話でもそうだが、投げつけて乱暴に扱っている割に愛着があって、そういえば千秋はツンデレの役回りだったなと思い出してみたりしつつ、確実に普通の日常のちょっとした部分でくすぐってくる作法に戻ってきていることにホッとした。
『源氏物語千年紀 Genji』第4話
運命とでもいうべき数々の出会いとそれを彩る画面の作りは、これが雅なとでもいうべきなのかというとそうでもなくて、宮中という大舞台と時代背景があってこそ映える描写も数多い。特に、加持祈祷や怨念が呪い殺す場面が絶妙だった前回と打って変わって、今回は生き写しなどと抜かし始めるわで、これで育てだすことを思うとどれほど前から変態的な嗜好は進んでいたのかを感じさせる。大抵のドロドロの元祖的な立ち居地だなと。
『明日のよいち!』第3話
主人公の登場で一気にインフレに置いて行かれた感のあるライバルキャラが豊かな妄想を携えて来たのも束の間、今度はそのキャラに対する豊かな妄想少女が現れて何が何やらニヤニヤといった感じ。何だかんだで、世間ずれしていても芯の通った一言で締めて、ついついエッチな展開になっちゃう由緒正しきを楽しむ。
『ゲゲゲの鬼太郎』第93話
オンボロビルにあるはずのない4階と来れば怪談の典型だが、ビルの上り下りをしっかり追いかけるカメラワークで十分に見応えのあるものだった。それに、だるまの変身が見応えのあるものだったことや、しょぼいオッサンが自分の矜持を誇るのも良かった。
『イナズマイレブン』第19話
生きていたということもそうだが、凄腕で良い奴なので、復活が素直に喜べる。幼い日の傷が癒されて、なおかつ心強い味方が増えたことで爽やかな気分になった。一方で、外からの有力選手の加入に対し、能力が低かったり、必殺技の無い奴がスタメン落ちしていった様や次の試合で誰が外れるのかを考えると、この年になって改めて身に染みた。
それでも、ベンチの奴らもきっと活躍出来る機会があるのではないかと思えるこの作品は好きだ。
『フレッシュプリキュア!』第2話
今回のババアは周囲の反応から見て、てっきり彼氏かと思っていたがそうではなかった。何だかホッとした。前シリーズでは人数を増やし過ぎたからだろうか、全員の絡み以外にも2人の絡みのパターンが複数用意出来て、かつ不自然でない人数として仲良しの3人から始めるのは上手く機能しているようだ。まあ、4人目が未だ見えていないこともあって某作品を思い出すが、温故知新ということか。
『CLANNAD AFTER STORY』第16話
精一杯生きた命とこれから生きようとする命との束の間の邂逅に対し、外一面の雪の白が有と無の境目であるかのように見立ていた。予測し易い展開ではあるが、丁寧に積み上げてきただけあって重く来るものがあった。
『NARUTO 疾風伝』第95話
相変わらず大蛇丸の魅力は理解出来ないが、その場面以外では敵中にも想いがあって、それが無邪気さに対する不器用な優しさとして端的にかつ丁寧に描かれている。まあ、それでも内輪の優しさでしかないわけだが、あって困るものでもない。
『とらドラ!』第18話
父親の不在を埋めるために父親役として代償的に振舞う姿は分かり易いだけに痛ましい。直球で行くかと思えば、やりとりとしてはぼかしてあってスッキリしない。まあ、個々の場面での演出を汲み取れば概ね分かるのだけど、肝心な部分は言葉として分かるものが欲しいというのも贅沢な悩みというものか。
『RIDEBACK』第4話
きな臭い連中のビル占拠とそれに伴ったビルの爆破がどうにも例の事件を髣髴とさせて、何だか国防を仕切っている連中が米の国のメタに思えて、それを普段着でライドして助けにいく展開で論理的破綻を感じるけど、相変わらずライドは爽快と。いよいよボタンの掛け違いが表面化してきた。
『ONE OUTS~ワンナウツ~』第8話
予告されていた3連投に20倍レートが加わって、まさかの失点が重なって取り返しがつかない所まで見せておいて、別角度からの勝負が始まるわけで……。特に、今回気付いたのだけど、固められた上手い演者の右往左往が凄く面白い。試合形式であっても勝負をしているのだという強固な信念と勝ちきることの難しさが光る回だった。しかも、決着が次回に持ち越しとは、いよいよエンジン掛かってきた。

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