内輪に外野
2010年2月25日 放送中のアニメの感想とか『バカとテストと召喚獣』第7話
この作品は、バカいじりやパロディーといった内輪受け的空気が面白い作品だと思う。そんな中、今回は嫌々カップルのデートに不良系カップルが登場して空気を乱すのを成敗する展開で、嫌な感じを打破するのが嫌な感じだった。結局、内輪には登場しない系統の外野が入れば用意に崩れる釣り合いで成立していることが強調されるだけで、嫌々カップルの思いの強さとか人の良さを見せるステレオタイプの作りが仇になった印象。
この作品は、バカいじりやパロディーといった内輪受け的空気が面白い作品だと思う。そんな中、今回は嫌々カップルのデートに不良系カップルが登場して空気を乱すのを成敗する展開で、嫌な感じを打破するのが嫌な感じだった。結局、内輪には登場しない系統の外野が入れば用意に崩れる釣り合いで成立していることが強調されるだけで、嫌々カップルの思いの強さとか人の良さを見せるステレオタイプの作りが仇になった印象。
あるあるで攻める
2010年2月24日 放送中のアニメの感想とか『クレヨンしんちゃん』第694話
寝巻きに上着で近所までなら割とあり得るが、その延長で幼稚園に送ったら保護者会があってとなると、必死で隠す流れが面白くなるのは必然ともいえる。屋内でコートが脱げないことを風邪と誤魔化したばっかりに暖房強化による我慢大会となったかと思えば、お次は外での作業が待っていて、コートの裾からちらつく寝巻きを必死に上げてはずり下がるのを誤魔化す様が面白い。
Bパートは、流星群が来るので、流れ星に三回願い事の話。願い事を必死で言おうとするのだが言えない。ベテラン揃いだけに言えない加減が、言えそうだけど言えない絶妙な加減になっていて、それだけでニヤニヤして見れた。声オタで良かった。
寝巻きに上着で近所までなら割とあり得るが、その延長で幼稚園に送ったら保護者会があってとなると、必死で隠す流れが面白くなるのは必然ともいえる。屋内でコートが脱げないことを風邪と誤魔化したばっかりに暖房強化による我慢大会となったかと思えば、お次は外での作業が待っていて、コートの裾からちらつく寝巻きを必死に上げてはずり下がるのを誤魔化す様が面白い。
Bパートは、流星群が来るので、流れ星に三回願い事の話。願い事を必死で言おうとするのだが言えない。ベテラン揃いだけに言えない加減が、言えそうだけど言えない絶妙な加減になっていて、それだけでニヤニヤして見れた。声オタで良かった。
まだまだマダオ
2010年2月23日 放送中のアニメの感想とか『銀魂』第196話
出落ち筆頭の結野アナが陰陽師で、実家が結野衆で対立する巳厘野衆がいると、要はケツとか尻を当て字にした下品ネタなのだけど、清明、道満が登場して式神とか陰陽師の話に派生。まあ、結野アナの兄の清明は妹大好きをいじられ、道満は結野アナにふられた過去を持っている。シリアスな話に持ってくるのかと思ったら、マダオで来る所がこの作品らしい。
出落ち筆頭の結野アナが陰陽師で、実家が結野衆で対立する巳厘野衆がいると、要はケツとか尻を当て字にした下品ネタなのだけど、清明、道満が登場して式神とか陰陽師の話に派生。まあ、結野アナの兄の清明は妹大好きをいじられ、道満は結野アナにふられた過去を持っている。シリアスな話に持ってくるのかと思ったら、マダオで来る所がこの作品らしい。
友情
2010年2月22日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第70話
今回の監督にも過去に曰くがあるようで、これで三代続けて背負うもののある監督が就いた。その過去を調べるための活動で、目金と音無のコンビのえっちらおっちらが久しぶりの目金らしさ溢れるグダグダで、暗い雰囲気だけを伝える引っ張り方として上手い。今回は監督の過去も重要だけど、円堂が代表への再選考を目指して練習する染岡との遭遇によって、目の前の試合に集中して決意を新たにすることや、代表内でも選手の不安があることをきっちり見せる手続きの丁寧さも見逃せない。
今回の監督にも過去に曰くがあるようで、これで三代続けて背負うもののある監督が就いた。その過去を調べるための活動で、目金と音無のコンビのえっちらおっちらが久しぶりの目金らしさ溢れるグダグダで、暗い雰囲気だけを伝える引っ張り方として上手い。今回は監督の過去も重要だけど、円堂が代表への再選考を目指して練習する染岡との遭遇によって、目の前の試合に集中して決意を新たにすることや、代表内でも選手の不安があることをきっちり見せる手続きの丁寧さも見逃せない。
面倒な予感
2010年2月21日 放送中のアニメの感想とか『おまもりひまり』第6話
バトル編突入。お高い巨乳がわっさわっさ揺らしながらの攻撃での御挨拶。過去の因縁にドギマギする主人公が某作を髣髴とさせるのは、訓練生ならではか。
バトル編に突入しようとも新たなサービス要因の登場に仕立てる所がこの作品の逞しさ。しかしながら、幼馴染キャラの空気というよりは邪魔に思えていた上に新たな許婚登場で、よくよく面倒な女が集まってきたぞ。
バトル編突入。お高い巨乳がわっさわっさ揺らしながらの攻撃での御挨拶。過去の因縁にドギマギする主人公が某作を髣髴とさせるのは、訓練生ならではか。
バトル編に突入しようとも新たなサービス要因の登場に仕立てる所がこの作品の逞しさ。しかしながら、幼馴染キャラの空気というよりは邪魔に思えていた上に新たな許婚登場で、よくよく面倒な女が集まってきたぞ。
ガラガラポン
2010年2月20日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第19話
福引といえばガラガラ、ガラガラといえば福引と条件反射だが、この世界ではラッキーくじと呼ばれるスロットでの抽選。ちゃまめっちが引きたがるが、スタンプが足りない所にまめっちの友達が現れて、代わりにスタンプを押してくれる。一方で、スロットの絵柄にたまごっち星があったもんだから、スペブラの三馬鹿がたまごっち星が当たると勘違いする展開が馬鹿ばかしい。スタンプが必要だと知って必死で捨てられたり落ちているカードを集め、泣きで引かせてもらったくじの結果や落ちも含めて予定調和なのだけど楽しい。
2本目は、お片付けに奮闘するまめっちに来客という名の邪魔が次から次にやってくる話。録画して後で見ようとしている番組が流れている前を通る時の聞こえない振りとか、片付けようとしたら余計に散らかるとか、録画がとかあるあるの満載。今回は画面一杯のキャラクターが可愛かったが、特にママまめっちの呆れ顔が可愛かった。
福引といえばガラガラ、ガラガラといえば福引と条件反射だが、この世界ではラッキーくじと呼ばれるスロットでの抽選。ちゃまめっちが引きたがるが、スタンプが足りない所にまめっちの友達が現れて、代わりにスタンプを押してくれる。一方で、スロットの絵柄にたまごっち星があったもんだから、スペブラの三馬鹿がたまごっち星が当たると勘違いする展開が馬鹿ばかしい。スタンプが必要だと知って必死で捨てられたり落ちているカードを集め、泣きで引かせてもらったくじの結果や落ちも含めて予定調和なのだけど楽しい。
2本目は、お片付けに奮闘するまめっちに来客という名の邪魔が次から次にやってくる話。録画して後で見ようとしている番組が流れている前を通る時の聞こえない振りとか、片付けようとしたら余計に散らかるとか、録画がとかあるあるの満載。今回は画面一杯のキャラクターが可愛かったが、特にママまめっちの呆れ顔が可愛かった。
来たな
2010年2月19日 放送中のアニメの感想とか『ハートキャッチプリキュア!』第2話
怪力とも呼べる圧倒的な力とそれを使ったバトルは、変身後における特徴であり見所なのだけど、大き過ぎる力に引っ張られて右往左往するわ、へっぴり腰だわでサブタイ通り最弱の様相を呈している。かと思えば、予告で出ていたイケメンが颯爽と登場する。このイケメン和装がこの手の作品には新しい。
おばあちゃんが元プリキュアとか、こころの種の生まれ方がうんこだったりと、驚きに事欠かない。EDを改めて眺めていると、3DCGで激しい足捌きが滑らかに動いて凄い。方向転換を明確にした圧倒的な力のある作品だなと改めて思った。とりあえず、眼鏡は無くなるなと。
怪力とも呼べる圧倒的な力とそれを使ったバトルは、変身後における特徴であり見所なのだけど、大き過ぎる力に引っ張られて右往左往するわ、へっぴり腰だわでサブタイ通り最弱の様相を呈している。かと思えば、予告で出ていたイケメンが颯爽と登場する。このイケメン和装がこの手の作品には新しい。
おばあちゃんが元プリキュアとか、こころの種の生まれ方がうんこだったりと、驚きに事欠かない。EDを改めて眺めていると、3DCGで激しい足捌きが滑らかに動いて凄い。方向転換を明確にした圧倒的な力のある作品だなと改めて思った。とりあえず、眼鏡は無くなるなと。
ハッピー
2010年2月18日 放送中のアニメの感想とか『夢色パティシエール』第19話
この作品では、キャラクターの作画よりは、出来上がったお菓子の作画の方が、物語の上で重要だと思っている。今回は、そんな中でもバレンタインの話だけあって、キャラもお菓子も良作画で話の盛り上がりに上手く呼応していた。嫌味なお嬢様も、親父が常識人だというだけで随分と可愛らしく見えるようになった。対決なのに勝ち負けが無いのもバレンタインの性質に合わせた落とし所で、今回は子供向け作品の醍醐味の季節ネタを美味しく頂きました。
この作品では、キャラクターの作画よりは、出来上がったお菓子の作画の方が、物語の上で重要だと思っている。今回は、そんな中でもバレンタインの話だけあって、キャラもお菓子も良作画で話の盛り上がりに上手く呼応していた。嫌味なお嬢様も、親父が常識人だというだけで随分と可愛らしく見えるようになった。対決なのに勝ち負けが無いのもバレンタインの性質に合わせた落とし所で、今回は子供向け作品の醍醐味の季節ネタを美味しく頂きました。
シュートで終える
2010年2月17日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第69話
今までのキャラクターが入り乱れての紅白戦は、見ているだけでも楽しい。アニメとしては些細なことなのだけど、この作品のプレイはシュートで終えることが多いので、何のこと無い場面も楽しいのかもしれない。選考会に呼ばれなかった雑魚は同じ演者が兼役する敵キャラにご期待下さいの中、風丸や栗松や壁山が代表に選ばれたことが嬉しい。目金のご兄弟が選ばれないのはギャグとして、染岡が選ばれなかったことを残念に思うが、予告を見る限り選ばれた者が選ばれなかった者の思いを背負う場面が用意されているようでホッとした。
今までのキャラクターが入り乱れての紅白戦は、見ているだけでも楽しい。アニメとしては些細なことなのだけど、この作品のプレイはシュートで終えることが多いので、何のこと無い場面も楽しいのかもしれない。選考会に呼ばれなかった雑魚は同じ演者が兼役する敵キャラにご期待下さいの中、風丸や栗松や壁山が代表に選ばれたことが嬉しい。目金のご兄弟が選ばれないのはギャグとして、染岡が選ばれなかったことを残念に思うが、予告を見る限り選ばれた者が選ばれなかった者の思いを背負う場面が用意されているようでホッとした。
別に何とも無かったぜ
2010年2月16日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第96話
クロウがシグナーとして仲間になっての一大イベントを前に大はしゃぎしたばっかりに……。
まあ、この世界において事故や怪我は屁みたいなものなので、心配することはないのだけど、
LP8000をワンキル出来るデッキが、アニメだLP4000なので、普通に回るだけで見せ場が作り辛いから外されたか。しかし、この超展開にグリーン・バブーンデッキが相手とは、流石ドラマチックデュエル。
クロウがシグナーとして仲間になっての一大イベントを前に大はしゃぎしたばっかりに……。
まあ、この世界において事故や怪我は屁みたいなものなので、心配することはないのだけど、
LP8000をワンキル出来るデッキが、アニメだLP4000なので、普通に回るだけで見せ場が作り辛いから外されたか。しかし、この超展開にグリーン・バブーンデッキが相手とは、流石ドラマチックデュエル。
あれかこれか
2010年2月15日 放送中のアニメの感想とか『君に届け』第8話
友人との仲も深まって、またぞろイチャイチャしている所に、ベタ過ぎるライバルが登場するも、腹黒い雰囲気がしている。そうすると、何かに付けて主人公に落ち度がないのが腑に落ちない気もするが、キングオブ屁垂れとキングオブウィスパーが嬉し恥ずかしいことがこの作品の全てか。ニヤニヤするので、オッケイ。
友人との仲も深まって、またぞろイチャイチャしている所に、ベタ過ぎるライバルが登場するも、腹黒い雰囲気がしている。そうすると、何かに付けて主人公に落ち度がないのが腑に落ちない気もするが、キングオブ屁垂れとキングオブウィスパーが嬉し恥ずかしいことがこの作品の全てか。ニヤニヤするので、オッケイ。
これまた古いネタ
2010年2月12日 放送中のアニメの感想とか『ケロロ軍曹』第300話
小野田少尉をモチーフとしたオノノ少尉のお話。旧来の軍人像を踏襲したオノノは若手の軍曹達には煙たがられ、時の流れに愕然となる。唯一その複雑な胸中を慮るのがギロロであるのが上手い。『リーンの翼』のサコミズを思い浮かべてしまうのは訓練生の性としても、力兄の熱演と、この作品の持ち味の心温まる展開が絡み合って良かった。
子供は分からそうな古いネタを、知らなくても楽しめて知っているともっと楽しめるように作品の色に合わせて使うことと、キャラクターの可愛らしさがこの作品の好きなところだ。
小野田少尉をモチーフとしたオノノ少尉のお話。旧来の軍人像を踏襲したオノノは若手の軍曹達には煙たがられ、時の流れに愕然となる。唯一その複雑な胸中を慮るのがギロロであるのが上手い。『リーンの翼』のサコミズを思い浮かべてしまうのは訓練生の性としても、力兄の熱演と、この作品の持ち味の心温まる展開が絡み合って良かった。
子供は分からそうな古いネタを、知らなくても楽しめて知っているともっと楽しめるように作品の色に合わせて使うことと、キャラクターの可愛らしさがこの作品の好きなところだ。
お家芸
2010年2月11日 放送中のアニメの感想とか『クレヨンしんちゃん』第693話
紅サソリ隊としんちゃんの何時ものコントかと思えば、果たし状が来たと、この作品らしからぬ展開。紅サソリ隊以外には決闘が知らされていないようで、埼玉の別のグループに応援を頼もうとなるのだけど、川下りのグループが出てきたり、以前出てきたレディースが北海道でエコ会議とか、細かいネタの連続で結局集まらず。いざ対決の段になってどこでやるのかと思えば演芸場で、紅サソリ隊としんちゃんの何時ものコントが大受けする。そら、紅サソリ隊にだけ送るのも納得の展開。
余韻覚めやらぬ内に、今度は家事代行サービスの無料お試しの話。業者名のアルマジロ・ママと相変わらずの切れ味で、お姉さんに期待するしんちゃんの期待をアルマジロみたいな丸っこいおばさんが来て裏切るお約束と相まって上手い。時間を計るために持ってきた時計のデザインも面白かったが、家事代行の場面は普通。当然、押入れか冷蔵庫が落ちに来るのは見えていたが、冷蔵庫が来て、賞味期限切れとか分別して片付けていく様が極端で笑えた。
紅サソリ隊としんちゃんの何時ものコントかと思えば、果たし状が来たと、この作品らしからぬ展開。紅サソリ隊以外には決闘が知らされていないようで、埼玉の別のグループに応援を頼もうとなるのだけど、川下りのグループが出てきたり、以前出てきたレディースが北海道でエコ会議とか、細かいネタの連続で結局集まらず。いざ対決の段になってどこでやるのかと思えば演芸場で、紅サソリ隊としんちゃんの何時ものコントが大受けする。そら、紅サソリ隊にだけ送るのも納得の展開。
余韻覚めやらぬ内に、今度は家事代行サービスの無料お試しの話。業者名のアルマジロ・ママと相変わらずの切れ味で、お姉さんに期待するしんちゃんの期待をアルマジロみたいな丸っこいおばさんが来て裏切るお約束と相まって上手い。時間を計るために持ってきた時計のデザインも面白かったが、家事代行の場面は普通。当然、押入れか冷蔵庫が落ちに来るのは見えていたが、冷蔵庫が来て、賞味期限切れとか分別して片付けていく様が極端で笑えた。
重い想い
2010年2月10日 放送中のアニメの感想とか『NARUTO 疾風伝』第146話
禁術の正体が継承者の体にある。要は人間爆弾なのだろうが、師弟関係に加えて、体に凶器を宿した者同士でもあることになる。これで、師弟関係、凶器を宿した自己存在に加え、己に凶器を宿させた家族や里との関係が加わった。更には、抜け忍として追われる身もある。そこに外野でありながら、関係や要素が同調しているナルトが我が事のように関わっていく。
真心や善意が織り上げたものを悪意が絡まらせる。そうした同調する何かがキャラクターに抱かせる想いをメタ視点から眺めるのは楽しい。
禁術の正体が継承者の体にある。要は人間爆弾なのだろうが、師弟関係に加えて、体に凶器を宿した者同士でもあることになる。これで、師弟関係、凶器を宿した自己存在に加え、己に凶器を宿させた家族や里との関係が加わった。更には、抜け忍として追われる身もある。そこに外野でありながら、関係や要素が同調しているナルトが我が事のように関わっていく。
真心や善意が織り上げたものを悪意が絡まらせる。そうした同調する何かがキャラクターに抱かせる想いをメタ視点から眺めるのは楽しい。
新展開
2010年2月9日 放送中のアニメの感想とか『イナズマイレブン』第68話
日本編が終了し、OPも新調されてインフレの流れを象徴する世界編へ。このOPは歌い出しの歌詞と絵のタイミングの取り方が気持ち良い。
総集編で流れたアヴァンの「日本代表はお前だ」に期待していたが、今まで一緒に闘ってきた仲間と母国代表として闘うことを予させる展開や地元の雄の登場は、規定の手続きなのだけどワクワクしてしまう。また、新たに召集された日本代表選考では、顔見せ程度の存在から新キャラまで10人以上も登場させる大盤振る舞い。勿論、曲者も居るし、マネージャーポジションに新たな幼馴染も増え、増えたキャラの演者も豪華で快調な発進といえる。
日本編が終了し、OPも新調されてインフレの流れを象徴する世界編へ。このOPは歌い出しの歌詞と絵のタイミングの取り方が気持ち良い。
総集編で流れたアヴァンの「日本代表はお前だ」に期待していたが、今まで一緒に闘ってきた仲間と母国代表として闘うことを予させる展開や地元の雄の登場は、規定の手続きなのだけどワクワクしてしまう。また、新たに召集された日本代表選考では、顔見せ程度の存在から新キャラまで10人以上も登場させる大盤振る舞い。勿論、曲者も居るし、マネージャーポジションに新たな幼馴染も増え、増えたキャラの演者も豪華で快調な発進といえる。
あっさり
2010年2月8日 放送中のアニメの感想とか『遊戯王5D’s』第95話
折角シグナーにしたのだから、対応する5竜を出すのは、商業上も物語り上も規定路線だろう。竜のカードのありかも丸分かりの手続きで受け継ぐことになる。むしろ、気になったのは竜が出てくる展開ではなく、それに絡んだ人の生き死にが出てきたことだろうか。何だかんだで悪役の不思議能力以外では人が死なないのが良さと思っていただけに、今回のサスペンス劇場的な殺人と罪に対する扱いの軽さが気になった。
折角シグナーにしたのだから、対応する5竜を出すのは、商業上も物語り上も規定路線だろう。竜のカードのありかも丸分かりの手続きで受け継ぐことになる。むしろ、気になったのは竜が出てくる展開ではなく、それに絡んだ人の生き死にが出てきたことだろうか。何だかんだで悪役の不思議能力以外では人が死なないのが良さと思っていただけに、今回のサスペンス劇場的な殺人と罪に対する扱いの軽さが気になった。
ふと気付く
2010年2月2日 放送中のアニメの感想とか『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』第4話
失われた技術に関する話が出てきたので、高度な近代文明が滅んで技術や文化が断絶した後の世界であることが明確に分かった。そうでなくては、この作品における歴史的に培ってきた合理性を排除し、女性だけで子供を含んだ隊があってなぜか音楽だけが残っている状況が釈然としない。もしかすると、この作品の世界はシミュラークルで、それはあらゆる作品が直面するオリジナルとコピー論争さえも視野に入れているのかもしれない。どこか『けいおん!』を思わせるデザインさえも作品のテーマに同調したものではないかと思った。身近でない軍隊で女の子がワーキャーするだけではと思っていたが、見続ければ答えに出会えそうだ。
失われた技術に関する話が出てきたので、高度な近代文明が滅んで技術や文化が断絶した後の世界であることが明確に分かった。そうでなくては、この作品における歴史的に培ってきた合理性を排除し、女性だけで子供を含んだ隊があってなぜか音楽だけが残っている状況が釈然としない。もしかすると、この作品の世界はシミュラークルで、それはあらゆる作品が直面するオリジナルとコピー論争さえも視野に入れているのかもしれない。どこか『けいおん!』を思わせるデザインさえも作品のテーマに同調したものではないかと思った。身近でない軍隊で女の子がワーキャーするだけではと思っていたが、見続ければ答えに出会えそうだ。
並列による直列
2010年2月1日 放送中のアニメの感想とか『テガミバチ』第17話
かつてディンゴだった老いた動物と死んでしまった女テガミバチとの関係が種族を超えた相棒との強い絆を見せる。そして、館長とそのテガミバチとの関係。色々なものが、ラグや別の誰かと共通する部分を持っており、両者の関係を思いつつもベタに見せる話がしっかりしていて切ない。
パッチワーク的とも見られるが似たような関係を素直に並べて見せる話のやり方が好きだ。
かつてディンゴだった老いた動物と死んでしまった女テガミバチとの関係が種族を超えた相棒との強い絆を見せる。そして、館長とそのテガミバチとの関係。色々なものが、ラグや別の誰かと共通する部分を持っており、両者の関係を思いつつもベタに見せる話がしっかりしていて切ない。
パッチワーク的とも見られるが似たような関係を素直に並べて見せる話のやり方が好きだ。
これぞアニメ
2010年1月31日 放送中のアニメの感想とか『スティッチ!~いたずらエイリアンの大冒険~』第12話
夢に入り込んで悪夢に変えるエイリアンによって、目覚めぬ悪夢に取り込まれたユウナを救うためジャンバ博士の発明でスティッチ一行が夢の世界へ入り込む。エイリアンとのやり取りはいつも通りといえばいつも通りだけど、ユウナの記憶を使ったクイズで幼少時に死別したユウナの母親に関する事柄が出てきて、よく思い出せないことが今回の話の重要点。色々あって顔を思い出せない母親と夢の中で会えることになるが、子守唄の思い出があるから止めとくと決める。これをCMを2回挟む本編の短さで出来る所が恐らくはアニメが培ってきた強みなのだろう。パターンもので話を練り込むことに関しては流石に国産といったところ。
むしろ、都合の良いエイリアンで無尽蔵に話が作れて、核となるオハナでありいざよい島の住人のアットホームな感じがこの作品の良い所だと再確認出来た。
夢に入り込んで悪夢に変えるエイリアンによって、目覚めぬ悪夢に取り込まれたユウナを救うためジャンバ博士の発明でスティッチ一行が夢の世界へ入り込む。エイリアンとのやり取りはいつも通りといえばいつも通りだけど、ユウナの記憶を使ったクイズで幼少時に死別したユウナの母親に関する事柄が出てきて、よく思い出せないことが今回の話の重要点。色々あって顔を思い出せない母親と夢の中で会えることになるが、子守唄の思い出があるから止めとくと決める。これをCMを2回挟む本編の短さで出来る所が恐らくはアニメが培ってきた強みなのだろう。パターンもので話を練り込むことに関しては流石に国産といったところ。
むしろ、都合の良いエイリアンで無尽蔵に話が作れて、核となるオハナでありいざよい島の住人のアットホームな感じがこの作品の良い所だと再確認出来た。
技あり
2010年1月30日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第16話
Aパートは、妹達が友達の語尾が「~だしー」な猿系の家でお泊り会をする話。まずは王族かと思うような両親の振舞に広い家とヘリコプターで仕事へ向かう金持ち振りを披露して先制打を決めたかと思えば、恐い話で盛り上がってトイレに行くのが恐くなったりと人並みの子供さは持っていて、落ちも執事を予想通りに持ってくる。キャラが多いだけに順次掘り下げる作業といえばそれまでだけど、金持ちのベタさが『たまごっち!』では浮いていて、それでAパート分きっちりと間を埋めるのが上手い。
かと思えば、Bパートではクールぶっていたくろまめっちが段々と仲良しグループの一員になっている自分のクールさが薄くなっていることを悩む話。なぜ旅に出るのかと言われると、それがクールだから。むしろ、ワルカフェに現れる伝説のワルが、声だけでそれとなく分かるようになっている落ちで、あの渋い声はあんたかよというギャップが面白かった。
Aパートは、妹達が友達の語尾が「~だしー」な猿系の家でお泊り会をする話。まずは王族かと思うような両親の振舞に広い家とヘリコプターで仕事へ向かう金持ち振りを披露して先制打を決めたかと思えば、恐い話で盛り上がってトイレに行くのが恐くなったりと人並みの子供さは持っていて、落ちも執事を予想通りに持ってくる。キャラが多いだけに順次掘り下げる作業といえばそれまでだけど、金持ちのベタさが『たまごっち!』では浮いていて、それでAパート分きっちりと間を埋めるのが上手い。
かと思えば、Bパートではクールぶっていたくろまめっちが段々と仲良しグループの一員になっている自分のクールさが薄くなっていることを悩む話。なぜ旅に出るのかと言われると、それがクールだから。むしろ、ワルカフェに現れる伝説のワルが、声だけでそれとなく分かるようになっている落ちで、あの渋い声はあんたかよというギャップが面白かった。