田舎があるってのも、それはそれで面倒
2011年7月26日 1話雑感『神様ドォルズ』第1話
意味深な文字の表示から始まり、暴走するロボットから逃げ惑う暗めの色調の場面を経てのOPへの入り方。その上で、このOPは曲といい演出といい、自信があるからこその入り方なのだろう。未登場の重要キャラはシルエットだったり、顔を正面に向けていなかったりと、情報のコントロールも考えられていて、分割による対比も多用されている。これはかなり気に入った。
上京してきた大学のコンパの場面から始まり、飲まされてはしゃいだ主人公が酔い潰れて憧れの人の膝枕で介抱されたりとほのぼのとした場面が続く。かと思えば、死体の第一発見者になったり、自宅にカカシなるロボットを操る妹がやってきたり、因縁深い地元の馴染みがやってきてバトルの結果家が滅茶苦茶になったりと散々な展開になる。住処を失ったところで同郷のおじさんの助けを借りたところに、娘さんが憧れのあの人だったりと、ほのぼのとした都会に対して、田舎からは何かと煩わしさが付いて回るといった感じ。EDへの入り方や演出も、OP同様に自信が伺える内容で、実際こちらも次回の映像や登場した人物を上手くコントロールしている良い出来。マペットの次回予告も愛らしく内輪受けの空気を醸成している。
一々自信が伺えると述べたのは、取材地が被災したこともあって、感謝とお見舞いの言葉を並べたエンドカードから、意気込みと姿勢を感じたからだ。
まあ、何のかんのとあっても、妹の詩緒の表情が一々可愛らしくて、なおかつ福圓さんという俺得な作品ですな。
意味深な文字の表示から始まり、暴走するロボットから逃げ惑う暗めの色調の場面を経てのOPへの入り方。その上で、このOPは曲といい演出といい、自信があるからこその入り方なのだろう。未登場の重要キャラはシルエットだったり、顔を正面に向けていなかったりと、情報のコントロールも考えられていて、分割による対比も多用されている。これはかなり気に入った。
上京してきた大学のコンパの場面から始まり、飲まされてはしゃいだ主人公が酔い潰れて憧れの人の膝枕で介抱されたりとほのぼのとした場面が続く。かと思えば、死体の第一発見者になったり、自宅にカカシなるロボットを操る妹がやってきたり、因縁深い地元の馴染みがやってきてバトルの結果家が滅茶苦茶になったりと散々な展開になる。住処を失ったところで同郷のおじさんの助けを借りたところに、娘さんが憧れのあの人だったりと、ほのぼのとした都会に対して、田舎からは何かと煩わしさが付いて回るといった感じ。EDへの入り方や演出も、OP同様に自信が伺える内容で、実際こちらも次回の映像や登場した人物を上手くコントロールしている良い出来。マペットの次回予告も愛らしく内輪受けの空気を醸成している。
一々自信が伺えると述べたのは、取材地が被災したこともあって、感謝とお見舞いの言葉を並べたエンドカードから、意気込みと姿勢を感じたからだ。
まあ、何のかんのとあっても、妹の詩緒の表情が一々可愛らしくて、なおかつ福圓さんという俺得な作品ですな。
面倒臭いことこの上なし
2011年7月25日 シリーズ全体の感想『電波女と青春男』
まあ、これでもかと電波女が満載で、お腹が一杯になる作品なのだが、このキャラデで野球やバスケといったガンガン動かす方向が見られるとは思っていなかっただけに、流石にどの電波も可愛かった。ゆったりとリア充生活を送りたい主人公が、次から次へと全く落ち着きのない女が現れてかき乱される。だが、満更でもなく彼女達の問題を解決していくと。これも青春なんでしょうな。
まあ、これでもかと電波女が満載で、お腹が一杯になる作品なのだが、このキャラデで野球やバスケといったガンガン動かす方向が見られるとは思っていなかっただけに、流石にどの電波も可愛かった。ゆったりとリア充生活を送りたい主人公が、次から次へと全く落ち着きのない女が現れてかき乱される。だが、満更でもなく彼女達の問題を解決していくと。これも青春なんでしょうな。
お父さんスイッチ入りました
2011年7月24日 1話雑感『異国迷路のクロワーゼ』第1話
華々しい時代のパリで、時代遅れになりつつあるギャルリ、要は商店街をを舞台に、爺さんと孫のクロードの元へ日本からやってきた看板娘の少女「湯音」が暮らし始める。PVを事前に見ていたので、ちょっとお上手さが鼻に付く作品かと思っていた。確かに、鼻に付く部分もあるが、お父さんスイッチ作品のようなので、まあ緩く見られてほっこり出来そうだ。
華々しい時代のパリで、時代遅れになりつつあるギャルリ、要は商店街をを舞台に、爺さんと孫のクロードの元へ日本からやってきた看板娘の少女「湯音」が暮らし始める。PVを事前に見ていたので、ちょっとお上手さが鼻に付く作品かと思っていた。確かに、鼻に付く部分もあるが、お父さんスイッチ作品のようなので、まあ緩く見られてほっこり出来そうだ。
『夏目友人帳 参』第1話
友人帳を狙う妖怪と、茶碗の妖怪の出現から始まり、風呂上りにアイスを食べたりぼんち揚げを食べるニャンコ先生の愛くるしさ、とまた始まったのだなという印象。ニャンコ先生に茶碗の妖怪を尋ねてみると、害のないことが分かる。次の日、夏目が帰り道に出会った老婆が実は妖怪で京田さんとくれば、耳に嬉しい時間の始まりでござい。枯れかかった老木を助けることに、道中で語られる老婆妖怪の思い出話が、案の定レイコの話であり、一件落着と思った矢先に友人帳を狙う妖怪が襲ってきて、茶碗の妖怪が身代わりになって割れる。
ちょっと泣かせが鼻に付く気もするが、変に守りに入り続けなければ大丈夫でしょう。
友人帳を狙う妖怪と、茶碗の妖怪の出現から始まり、風呂上りにアイスを食べたりぼんち揚げを食べるニャンコ先生の愛くるしさ、とまた始まったのだなという印象。ニャンコ先生に茶碗の妖怪を尋ねてみると、害のないことが分かる。次の日、夏目が帰り道に出会った老婆が実は妖怪で京田さんとくれば、耳に嬉しい時間の始まりでござい。枯れかかった老木を助けることに、道中で語られる老婆妖怪の思い出話が、案の定レイコの話であり、一件落着と思った矢先に友人帳を狙う妖怪が襲ってきて、茶碗の妖怪が身代わりになって割れる。
ちょっと泣かせが鼻に付く気もするが、変に守りに入り続けなければ大丈夫でしょう。
『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE1000%』第1話
タイトルの時点で、乙女狙いの狙い過ぎを楽しむ作品と思っていたが、意外とどうして面白い。
ヒロインの目の塗りが、ララァとかイノベーターを思わせるもので、それならプリンスが寄ってくるのもありかと思わせる妙。風林館高校の校長似な若本御大演じるスターがポケットマネーで作った学園は、作曲家コースとアイドルコースという若い衆を路頭に迷わせそうな罪作りなものだったり、宮野さんを筆頭に作り込みキャラが満載でMADの素材というかMADに見えたりで、一々面白い。これは、ダークフォース、もといダークホースではないか。売れている実績のあるゲームが原作ということだろうが、これが勝者の余裕か……。
タイトルの時点で、乙女狙いの狙い過ぎを楽しむ作品と思っていたが、意外とどうして面白い。
ヒロインの目の塗りが、ララァとかイノベーターを思わせるもので、それならプリンスが寄ってくるのもありかと思わせる妙。風林館高校の校長似な若本御大演じるスターがポケットマネーで作った学園は、作曲家コースとアイドルコースという若い衆を路頭に迷わせそうな罪作りなものだったり、宮野さんを筆頭に作り込みキャラが満載でMADの素材というかMADに見えたりで、一々面白い。これは、ダークフォース、もといダークホースではないか。売れている実績のあるゲームが原作ということだろうが、これが勝者の余裕か……。
『ぬらりひょんの孫~千年魔京~』第1話
CGと分かる背景なんだけど、花吹雪含めた淡い色使いと音楽の回想から始まる。前シリーズ以上に和的なものを感じさせる印象で、実際監督が変わっていた。本編からすると、カナから時折語られていた子供の頃妖怪に助けられたこととリクオの過去に絡んだ話のようだ。無駄に説明から入るよりは、内容補完しつつ説明的な話を持ってくる内容に好感が持てる。そこまで面白い作品って訳でもないけど、前のよりも冗長さが無くなってスッと入ってくる印象。
CGと分かる背景なんだけど、花吹雪含めた淡い色使いと音楽の回想から始まる。前シリーズ以上に和的なものを感じさせる印象で、実際監督が変わっていた。本編からすると、カナから時折語られていた子供の頃妖怪に助けられたこととリクオの過去に絡んだ話のようだ。無駄に説明から入るよりは、内容補完しつつ説明的な話を持ってくる内容に好感が持てる。そこまで面白い作品って訳でもないけど、前のよりも冗長さが無くなってスッと入ってくる印象。
『よんでますよ、アザゼルさん。』
セクハラ、暴力、うんこと品のない要素で紡がれる笑いは、天使にグリモアを奪われると成仏してしまう設定の登場で一転シリアスな方へと向かった。かと思えば、何のことはないいつも通りの落ちを持ってきて、これからもワイワイ続いていくのだろうなと思わせる終わりを迎える。畳み掛けるってのは、こういうのを言うのでしょうな。
セクハラ、暴力、うんこと品のない要素で紡がれる笑いは、天使にグリモアを奪われると成仏してしまう設定の登場で一転シリアスな方へと向かった。かと思えば、何のことはないいつも通りの落ちを持ってきて、これからもワイワイ続いていくのだろうなと思わせる終わりを迎える。畳み掛けるってのは、こういうのを言うのでしょうな。
『神のみぞ知るセカイII』
伸びたり縮んだりと、とにかく尺が上手く操れていない印象は相変わらずだった。それでも、毎回のヒロインは可愛く描かれていて、エルシィも相変わらずと、踏まえるところは踏まえていた。まあ、最後の最後で、よっきゅんが絵面を超える可愛さで全てを持っていったので、一体これまでの女の子達は何だったのかと、やれやれな結果だった。でも、良い所があっただけましか。
伸びたり縮んだりと、とにかく尺が上手く操れていない印象は相変わらずだった。それでも、毎回のヒロインは可愛く描かれていて、エルシィも相変わらずと、踏まえるところは踏まえていた。まあ、最後の最後で、よっきゅんが絵面を超える可愛さで全てを持っていったので、一体これまでの女の子達は何だったのかと、やれやれな結果だった。でも、良い所があっただけましか。
『星空へ架かる橋』
何だかんだでギャルゲだかエロゲ原作となれば、攻略対象の女の子が沢山出てくるわけだが、メインヒロインを絞って、鞘当もしつこくない程度に主人公に振らせて、伝承やお祭りの仕来りでもって〆る。そもそも、うざそうなキャラは、皆で集まる場面以外は、ほとんど個別に掘り下げないようにしていた。そんなさらりとした流し方が良かった。
何だかんだでギャルゲだかエロゲ原作となれば、攻略対象の女の子が沢山出てくるわけだが、メインヒロインを絞って、鞘当もしつこくない程度に主人公に振らせて、伝承やお祭りの仕来りでもって〆る。そもそも、うざそうなキャラは、皆で集まる場面以外は、ほとんど個別に掘り下げないようにしていた。そんなさらりとした流し方が良かった。
『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』
死んだあの子が幽霊になって現れるってのも、フィクションならではの要素なのであって、物語になると結末を迎える必要がある。この作品では、現実に立ち返った時にふと押し寄せる欠乏と後悔は避けられない感情を持ってくることで、この夏までに各キャラが感じていた色々な何かを想起させた。
まあ、花火を上げるってのが、射精的リビドーに見立てられることもあって、男性的なそれだけでは成仏させられないって解釈とか、色々考えられることもあるんだけど、それぞれがこの先を生きていけるだけの踏ん切りの着いた結末を見ては、解釈やその後を考えたりするのも野暮ってもんさ。
死んだあの子が幽霊になって現れるってのも、フィクションならではの要素なのであって、物語になると結末を迎える必要がある。この作品では、現実に立ち返った時にふと押し寄せる欠乏と後悔は避けられない感情を持ってくることで、この夏までに各キャラが感じていた色々な何かを想起させた。
まあ、花火を上げるってのが、射精的リビドーに見立てられることもあって、男性的なそれだけでは成仏させられないって解釈とか、色々考えられることもあるんだけど、それぞれがこの先を生きていけるだけの踏ん切りの着いた結末を見ては、解釈やその後を考えたりするのも野暮ってもんさ。
『[ C ] THE MONEY OF SOUL AND POSSIBILITY CONTROL』
金融街のバトルの駆け引きは終ぞ分からなかったが、似たような志を持ちながら「現在」と「未来」を選んだ二人が段々と闘わざるを得なくなる緊張感の高まりが良かった。まあ、ちゃんと決着して終わると思っていなかっただけに、決着したことは良いことだ。金や欲が生んだ結末は、何ともいえない空しさを孕んでいながらも、それだけでない未来の持つ何かを感じさせるってのもあってホッとするものだった。
金融街のバトルの駆け引きは終ぞ分からなかったが、似たような志を持ちながら「現在」と「未来」を選んだ二人が段々と闘わざるを得なくなる緊張感の高まりが良かった。まあ、ちゃんと決着して終わると思っていなかっただけに、決着したことは良いことだ。金や欲が生んだ結末は、何ともいえない空しさを孕んでいながらも、それだけでない未来の持つ何かを感じさせるってのもあってホッとするものだった。
『アスタロッテのおもちゃ!』
萌え系ラノベなのだろうけど、サキュバスって設定の卑猥さを盛り込みつつ、お父さんと結婚するって感じの娘さんの成長を見守る要素が加わった何ともいえない不思議な作品でござんした。だから、一応深刻そうなお別れが、とてもあっさりと解決しても、茶番の興醒めとは違って、良かったねと思える仕上がりでした。
萌え系ラノベなのだろうけど、サキュバスって設定の卑猥さを盛り込みつつ、お父さんと結婚するって感じの娘さんの成長を見守る要素が加わった何ともいえない不思議な作品でござんした。だから、一応深刻そうなお別れが、とてもあっさりと解決しても、茶番の興醒めとは違って、良かったねと思える仕上がりでした。
『テレビまんが 昭和物語』
カットの切り替えの速さ、というよりはシナリオ展開の速さが求められる現在。対して、事件の量も規模も決して多くないシナリオで、時代を経ても変わらぬ人の心の在り様をゆったりと描く。目に楽しい刺激としては乏しいものの、暖かい気持ちになれる。時代考証や設定考証の荒い部分もあるが、人の心を描く上では演出として割り切れないこともない。例えばテレビを当時の画質で再現しただけでは、現在のデジタル画像で見てもしょぼいのが関の山なので、ある程度何の画像か判別が付くようにすることは演出といえるだろう。何だ、家族の絆を見た。それ以上の言葉は野暮ってもんだ。
カットの切り替えの速さ、というよりはシナリオ展開の速さが求められる現在。対して、事件の量も規模も決して多くないシナリオで、時代を経ても変わらぬ人の心の在り様をゆったりと描く。目に楽しい刺激としては乏しいものの、暖かい気持ちになれる。時代考証や設定考証の荒い部分もあるが、人の心を描く上では演出として割り切れないこともない。例えばテレビを当時の画質で再現しただけでは、現在のデジタル画像で見てもしょぼいのが関の山なので、ある程度何の画像か判別が付くようにすることは演出といえるだろう。何だ、家族の絆を見た。それ以上の言葉は野暮ってもんだ。
販促シナリオに対して本気の台詞で応える
2011年7月12日 放送中のアニメの感想とか『バトルスピリッツ ブレイヴ』第39話
極点探しのために宇宙へ出ることになった一行が、訓練を受ける話。訓練でクラッキーがグロッキーになったりと笑いを挟み。平行して、袂を分かったバローネに着いて行った魔ゐの初陣を描く。
志を同じくするも、立場上別の道を進むこととなったダンとバローネのブレイヴな関係に対し、前作から引きずって惰性で着いて来ているだけとなっていた魔ゐ。人類軍のバトルはダンやダンベルマンやユースと揃っているので、余ったバローネ側に回ったとも見られる形だが、出来ることをするとバトルを買って出る。その心意気に打たれたメムノンがガスパールなる前作でよく見た戦艦の運転手の生まれ変わりらしき男を寄越し、いよいよ前作のキャラが全て揃ってこの戦後に渇を入れる時が来た。
時流に乗って傭兵から下克上を試みる魔族に対して画面分割で割り込み、分割した画面の相手を押し込みつつカメラPANしての「でも覚えておいて、こんな時代だって正義はあるの。誰かに押し付けられたものじゃない、自分自身の心の底から溢れ出す正義ってものが……」と啖呵を切るのが良い。駆るは超神星龍&滅神星龍を搭載したデッキ。清濁を織り交ぜ立場と同調する分かりやすいデッキであり、それぞれの龍が持ち主の切り札だった時のスタイルと同じくライフをギリギリまで追い込み、コスト軽減マジックからの一気に並ぶ両龍の雄雄しさ。久しぶりの痺れる台詞と驚きのデッキで飾るヴィオレ魔ゐの復帰戦は華がある。相変わらず暗い雰囲気は残るが、新たな日の出を予感させるものがあった。
バトスピのアニメの良い所は可愛い女の子もバトルするところなんだよ。と、後出しで言っておく。だって、辛気臭い餓鬼共とむさ苦しいオッサンだけだと、玩具売りの浅ましさを隠しきれないってば。
極点探しのために宇宙へ出ることになった一行が、訓練を受ける話。訓練でクラッキーがグロッキーになったりと笑いを挟み。平行して、袂を分かったバローネに着いて行った魔ゐの初陣を描く。
志を同じくするも、立場上別の道を進むこととなったダンとバローネのブレイヴな関係に対し、前作から引きずって惰性で着いて来ているだけとなっていた魔ゐ。人類軍のバトルはダンやダンベルマンやユースと揃っているので、余ったバローネ側に回ったとも見られる形だが、出来ることをするとバトルを買って出る。その心意気に打たれたメムノンがガスパールなる前作でよく見た戦艦の運転手の生まれ変わりらしき男を寄越し、いよいよ前作のキャラが全て揃ってこの戦後に渇を入れる時が来た。
時流に乗って傭兵から下克上を試みる魔族に対して画面分割で割り込み、分割した画面の相手を押し込みつつカメラPANしての「でも覚えておいて、こんな時代だって正義はあるの。誰かに押し付けられたものじゃない、自分自身の心の底から溢れ出す正義ってものが……」と啖呵を切るのが良い。駆るは超神星龍&滅神星龍を搭載したデッキ。清濁を織り交ぜ立場と同調する分かりやすいデッキであり、それぞれの龍が持ち主の切り札だった時のスタイルと同じくライフをギリギリまで追い込み、コスト軽減マジックからの一気に並ぶ両龍の雄雄しさ。久しぶりの痺れる台詞と驚きのデッキで飾るヴィオレ魔ゐの復帰戦は華がある。相変わらず暗い雰囲気は残るが、新たな日の出を予感させるものがあった。
バトスピのアニメの良い所は可愛い女の子もバトルするところなんだよ。と、後出しで言っておく。だって、辛気臭い餓鬼共とむさ苦しいオッサンだけだと、玩具売りの浅ましさを隠しきれないってば。
可愛い子にはパッケージツアー
2011年7月11日 シリーズ全体の感想『DOG DAYS』
全部茶番でしたな。そんな具合に、起こることがゲームっぽいんだけど選択性が皆無なので、そろそろ主体的に主人公が動くのかなと思っていた内に終わってしまった。深刻そうな雰囲気がしても、全部そんなことはなかったぜとなる。二期の色気もぷんぷんと匂わせていたので、それがあればって、絶対この茶番の感じやキャラの多さがなくなることはなさそうですな。きっとそれで良いのかも。
全部茶番でしたな。そんな具合に、起こることがゲームっぽいんだけど選択性が皆無なので、そろそろ主体的に主人公が動くのかなと思っていた内に終わってしまった。深刻そうな雰囲気がしても、全部そんなことはなかったぜとなる。二期の色気もぷんぷんと匂わせていたので、それがあればって、絶対この茶番の感じやキャラの多さがなくなることはなさそうですな。きっとそれで良いのかも。
メラメラはせんかった
2011年7月10日 シリーズ全体の感想『Dororonえん魔くん メ~ラめら』
出てくる話題や言い回し、小ネタの数々がことごとく古臭くて卑猥な感じが漂う昭和の小学生脳全開のまま終わった。かに見えるが、実際はポロリがなかった。昭和の小学生ならポロリ待機しまっせ。まあ、見せないでどこまでエッチな気持ちを誘発させるかを極めんとする姿勢は好きだった。最後の最後で天国地獄人間と全員がまぐわるってのは、あまりのひどさに笑った。結局、いつもの言っておきます。色気より湯気、湯気は取れねばならんというこって。
出てくる話題や言い回し、小ネタの数々がことごとく古臭くて卑猥な感じが漂う昭和の小学生脳全開のまま終わった。かに見えるが、実際はポロリがなかった。昭和の小学生ならポロリ待機しまっせ。まあ、見せないでどこまでエッチな気持ちを誘発させるかを極めんとする姿勢は好きだった。最後の最後で天国地獄人間と全員がまぐわるってのは、あまりのひどさに笑った。結局、いつもの言っておきます。色気より湯気、湯気は取れねばならんというこって。
マジかよ
2011年7月7日 放送中のアニメの感想とか『逆境無頼カイジ-破戒録篇-』第9話
伝説博神サブちゃん接触編。
班長との大勝負に勝利し、大金を手にした45組。カイジの博打の才能に賭けて、その全額を託す。託されたカイジは久しぶりの娑婆へと繰り出すが、6000万を超える全員の借金を返すための博打をやる気持ちから緩んでいることに気付く。気を引き締め直して裏カジノを躍起になってうろつくものの、とても一発で返せそうな博打は見当たらない。店を後にしたカイジを恐喝しようと男達が絡んで来るが、慣れた手つきで縫合された後の指を見せて凄んで追い返す。そこに別の男が声を掛けてくる。サブちゃ、もとい坂崎なる男は一目見てカイジの只者ではない空気を見極めたようだ。大博打があると坂崎は言う。大勝負の予感にオラわくわくしてきたぞ。
まあ、それ以上にチョーさんの次がサブちゃんとは、お腹が一杯で堪らんね。
伝説博神サブちゃん接触編。
班長との大勝負に勝利し、大金を手にした45組。カイジの博打の才能に賭けて、その全額を託す。託されたカイジは久しぶりの娑婆へと繰り出すが、6000万を超える全員の借金を返すための博打をやる気持ちから緩んでいることに気付く。気を引き締め直して裏カジノを躍起になってうろつくものの、とても一発で返せそうな博打は見当たらない。店を後にしたカイジを恐喝しようと男達が絡んで来るが、慣れた手つきで縫合された後の指を見せて凄んで追い返す。そこに別の男が声を掛けてくる。サブちゃ、もとい坂崎なる男は一目見てカイジの只者ではない空気を見極めたようだ。大博打があると坂崎は言う。大勝負の予感にオラわくわくしてきたぞ。
まあ、それ以上にチョーさんの次がサブちゃんとは、お腹が一杯で堪らんね。
こいつ、動くぞ。って、シャベッター!!!
2011年7月6日 放送中のアニメの感想とか『たまごっち!』第82話
Aパートは新しい玩具、もといたまともが加わる話。もりりっちが片付けをしていて見つけたパシャリンなる昔遊んでいたカメラの玩具。どうも壊れて動かないことから、発明小僧に修理を依頼しに来た。何だかんだと皆が集まってワイワイとやっていたところ、修理マシンに色々なものが混ざってしまう。結果、パシャリンは小奇麗になって命を持つに至る。と、映画版のハピハピっちと同じような形で予期せぬたまともが誕生したのであった。映画も知っていると、ちょっと得した気分で嬉しい。
Bパートはパシャリンのお披露目兼掘り下げの話。命を持ったパシャリンはもりりっちやあねもりりっちのことを思い出す。後は、新商品×新商品とばかりにパシャリンをたまもる展開で、気を良くしたパシャリンが写真を撮りまくる。結果、充電が切れて元気が無くなってくる。それを抱きしめるもりりっちの優しさと偶然により、パシャリンに付いているハートマークをこすると充電されることが分かる。流石はまめっちの発明品が起こした奇跡だけあって次元が違う。
まあ、メタ視点では写真をたまもっての売り込み攻勢なのだが、キャラクターは至って真剣によくしようとしてやっていることばかりなのでホッとするわけだ。
Aパートは新しい玩具、もといたまともが加わる話。もりりっちが片付けをしていて見つけたパシャリンなる昔遊んでいたカメラの玩具。どうも壊れて動かないことから、発明小僧に修理を依頼しに来た。何だかんだと皆が集まってワイワイとやっていたところ、修理マシンに色々なものが混ざってしまう。結果、パシャリンは小奇麗になって命を持つに至る。と、映画版のハピハピっちと同じような形で予期せぬたまともが誕生したのであった。映画も知っていると、ちょっと得した気分で嬉しい。
Bパートはパシャリンのお披露目兼掘り下げの話。命を持ったパシャリンはもりりっちやあねもりりっちのことを思い出す。後は、新商品×新商品とばかりにパシャリンをたまもる展開で、気を良くしたパシャリンが写真を撮りまくる。結果、充電が切れて元気が無くなってくる。それを抱きしめるもりりっちの優しさと偶然により、パシャリンに付いているハートマークをこすると充電されることが分かる。流石はまめっちの発明品が起こした奇跡だけあって次元が違う。
まあ、メタ視点では写真をたまもっての売り込み攻勢なのだが、キャラクターは至って真剣によくしようとしてやっていることばかりなのでホッとするわけだ。
ダンベルマン
2011年7月5日 放送中のアニメの感想とか『バトルスピリッツ ブレイヴ』第37話
百瀬勇貴と百瀬華実が時を超えて再び出会う話。
クールな勇貴は、暑苦しいダンベル男のゾルダーに。優しく穏やかな華実は、裏表のあるぶりっこなフローラにと。前世とは対照的ながらも、デッキ内容が酷似したミラーマッチでお互いが運命に引き合わされる。バトルは流石に勇貴の生まれ変わりと思しきだけあって、ゾルダーが転生の仕方も含め常に一歩勝る形で勝利する。負けてしゅんとしたのか何なのか、フローラがゾルダーを兄様と呼び出しての落ちは流石に笑った。
まあ、予告の時点で「運命の人は、ダンベル男!?」と言っていただけあって、何とも箸休めな回でした。かと思えば、次回はバローネに思うところあっての決別のバトルと、緩急で魅せる。
百瀬勇貴と百瀬華実が時を超えて再び出会う話。
クールな勇貴は、暑苦しいダンベル男のゾルダーに。優しく穏やかな華実は、裏表のあるぶりっこなフローラにと。前世とは対照的ながらも、デッキ内容が酷似したミラーマッチでお互いが運命に引き合わされる。バトルは流石に勇貴の生まれ変わりと思しきだけあって、ゾルダーが転生の仕方も含め常に一歩勝る形で勝利する。負けてしゅんとしたのか何なのか、フローラがゾルダーを兄様と呼び出しての落ちは流石に笑った。
まあ、予告の時点で「運命の人は、ダンベル男!?」と言っていただけあって、何とも箸休めな回でした。かと思えば、次回はバローネに思うところあっての決別のバトルと、緩急で魅せる。