『NANA』のライブシーンのパワーが不足していた。
音楽による感動は、作中の人物がいくら感動したり感動したように言わせ、論理的に組み立てようとしても、最後は視聴者の感性に委ねられるものだ。話の構成上、放棄することができないので、感動とかライブの感覚とは程遠いものとなった。
『ちょこッとSister』で乳首や局部が映り込むであろうアングルでKEEP OUTの黄色テープで誤魔化していたのに笑った。DVD化に際して修正し易いようにした結果だろう。つまりは、確実に見せるという意思の上でのことなのだろう。そうでなければ、別のアングルでやれば良いだけなのだから。
『ハチミツとクローバー2』は止め絵の使い方が特徴的だ。モノローグと組み合わせて使われる止め絵は少し水彩画的だったりする。まあ、使い方としては漫画の決めゴマに近いと思われます。
「動いていた絵が止まる→絵のタッチが変わる→モノローグ→挿入歌やBGM」って流れが多い。同じ局のドラマでも多いパターンに近いのではないか。
『僕らがいた』は引きの時に、顔のパーツを書かないようにしている。また、引きで沢山の人物が映り込む場面では長々引きのままにしない、といった作りになっている。アニメならではの演出だろう。
『まもって!ロリポップ』がやばい。
全く動いて見えないことがあったりと、ギリギリのスケジュールを綱渡りしている。
あと、これを深夜に放送している意味とか分からない。
盛り返せるのかどうか気になる。
『ZEGAPAIN −ゼーガペイン− 』が予想を超えている。
どういう落とし所に行くのか全く分からない。
好感の持てるキャラクター達が繰り広げる予想不可能な話。
それは、ただ難解というだけでなく面白さに繋がるなと思った。
『いぬかみ』のEDが面白かった。
本当に下品に下品に向かうことしか考えていないですね。
シリアスでも下品。本気で下品。
そういう本気が今必要なことではないかと思われます。
『N・H・Kにようこそ!』を見ていたら、小恥ずかかった。
それだけ、あの話に当事者性があるのか。
それが、あるのではないかと感じさせるように、上手く作ってあるのか。
といった所か。
何にしても、牧野由依演じる岬や小林沙苗演じる先輩のキャラクターは破壊力があり過ぎだ。
『つよきす Cool×Sweet』のツンデレだらけはアニメには不向きに見える。5人も6人もツンツンしてたら鬱陶しい。まあ、作りの安さとかも気になるし、間のCMの作品と同様の末路を辿りそうではあるが、一応期待。
『プリキュア』
まあ、ありかなという退場の仕方ではあった。恐らく2クール目で一区切りつけるのだろうが、今の展開はそこで最終回を迎えられるほど盛り上っている。仮に区切りを上手くつけても、新たな敵が出てきて、今と同じ程度の盛り上がりに持っていけるかは分からない。無印の時みたいに、1年間の放送期間を埋めるために惰性でお話を続けているように見えるということにはならないで欲しい。
『クレヨンしんちゃん』に映画『ラブ★コン』のキャラが登場して、それを映画で演じた演者が声をあていた。
藤澤恵麻は自分の演技の点数を70点と苦笑気味に言っていた(それはそれで自信からではないのでとくに問題はない)が、直後の小池徹平の10点という自己評価への謙虚さとでもいうべき態度。

その君の謙虚さYESだね。
『プリキュア』の展開が面白い。友情における葛藤を問うているわけだが、バトルものだと勝敗がすなわち倒すか倒されるかということに繋がるわけで、一体全体どうなるのかという引き。予告での来週の展開に驚いた。あと、重要な回だからか1人原画だったのにも驚いた。
『アイシールド21』は盛り上ってきているはずなのに面白くない。ただ、前にも言った通りOPは好きだ。あの感じで本編もやって欲しい。
『涼宮ハルヒの憂鬱』は画での演技づけとか、作り込みが非常に良く出来ている。そこにハルヒの演技が来てキョンの演技が嵌ってる。そんな感じで面白いのかなと、アニメの動きやそのための作り込みに注目がいったことは大きかったなと。残りでどう〆るのか楽しみだ。
ああ、『プリキュア』って、女児向けアニメなんだよなと再認識。戦闘シーンがバトルアニメが見たいんだと思っても、それは別の視聴対象向けなんだよ。まあ、良い感じに葛藤が準備されてきて面白くはあるけど、パターンものとしては女児向け『遊戯王』みたいなものか。
『シムーン』はリマージョンの映像としての面白さや新鮮さがあることは以前にも触れたけど、いとも簡単にそれを行って敵が消滅を毎回繰り返してると飽きてくる。折角の空戦なんだから、ドッグファイトが見たい。
『Soul Link』は最終回前に総集編。あの時こう考えてましたをナレーションに入れて誤魔化してるけど、後半のナレーションはこちらの情報と制作側の情報の量も質も違い過ぎて、久方ぶりの心理学もどき。さて、次回が最終回だけど、どうなることやら。
動かないという演出を見た。
エヴァでもあったけど、あの時の実験的なそれとは違って日常の演出として十分なものだった。
どうせなら、もっと長回しでやって欲しかった。
もちろん、単純に動かないということではない。
動に対する静、あえて動かさないということだ。
これが海外のアニメーションとは違う日本のアニメの特徴だ。
ちなみに、前回の「涼宮ハルヒの憂鬱」のことです。
『姫様ご用心』を見ていて分かった。
天然系キャラクターに対する違和感は作品がつまらないから生じていたのだ。
延々滑る以前で終わるギャグにも似つかぬ展開。
笑えないから「ありえねーよ。」とつっこみたくなる番組なんだ。
天然系は諸刃なのではないかと思った。
「デモンベイン」のロボットが思ったより動かなかったので残念。
まあ、伊藤健太郎が咆哮するだけでもよしとしておこうか。

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