「涼宮ハルヒの憂鬱」のEDで気になった点をいくつか。

・服装
古泉はダブルノットでタイゾーンに納めようとしていて、ジャケットもボタンを留めており、シャツは出ていない。(一瞬だけ収まったりと非常に残念)
キョンはボタンは留めていないしシングルノットでタイゾーンに収めるつもりもなく、申し訳程度にしている。ジャケットのボタンも留めていなくて、シャツも出てる。
キャラクター性が良く出ていて、かつ行き届いているなと思った。

・キョンが面倒臭そう
他のキャラクターと比べて明らかに弾んでいない。特に足を見ればそれが目立つ。
「うたわれるもの」を見ていて、こういう合戦って面白いなと思った。
刃物、矢、石、火薬、獣。
ファンタジーな設定もあるけど、変にSFな武器が出てこない。
その分、肉体のぶつかり合いが中心になってきて、この感覚が実に良い。
ストーリー中心のものでは、今一番のおすすめ。
SFの謎だけで引っ張るのは10年前のセンスって事ですな。
そんな出涸らしの同じ手法でもそろそろ新しいお茶の葉にしないとね。
「ゼーガペイン」は早速大きな謎を明かしてきた。
新たな茶の味は如何なるものか。
「獣王星」の堂本光一は下手じゃないけど上手くもない。
呼吸というのか、凄く異質だ。
声質、あてる、演じるの三拍子揃ってこそだなと思った。
話が面白いだけに、その点が残念だ。
「シムーン」で小林七郎の名前があったなと思い出した。
なるほど、多少なりとも出崎演出ぽさがあるのはこのためかと思った。
まあ、よく解らないままで場当たり的に起こる事件を魅力的であるとされるキャラが解決していくだけで、面白さはないんだけど。
「ワンワンセレプー それゆけ!徹之進」でなんちゃって中華料理の達人。
おいしいよ、美味いぞーに過剰なリアクション。
絵コンテ:中村憲由で納得、味っ子のパロかな。
「獣王星」の主人公の声が高山みなみから堂本光一に変わる。
さて、これまでのこのような話題性による配役において、成功した例というのは少ない。
アテる技術力と演技力が必要だからだろうか。
何にせよ次回になれば結果は自ずと見えてくるだろう。
「Soul Link」超やばい。
身体能力に明らかな差がある2人が、目的の場所に到着するまで横並びで走るとかありえない。
さっきベッドで寝ている人が裸なの見てるのに、着替えを置きに来て、その人が起き上がろうとして狼狽とかありえない。
シーンの意図が全く伝わっていない。
「ザ・サード 〜蒼い瞳の少女〜」の脚本はやばい。
何がやばいかというと、作画面が充実しているのに全部ナレーションで語っちゃう。
情景を言語で語るのは活字媒体の特徴だと思うけど、映像媒体でそれが過剰だとくどい。
「BLACK LAGOON」は見ているこちらのイライラとキャラクターのイライラがリンクしていて上手い。
アクションの派手さよりも、そちらの方が大きい。
終わらせるためには、最終的にアクションよりもドラマよりになる。
「ああっ女神さまっ」は妄想の産物そのものだ。
現実にこんな温い展開等ありはしない。
それでも、今回のシリーズは良く出来ている方だと思う。
妄想の具現化が気持ち悪かろうが、出来とは関係のないことだ。
安っぽいけど書いてみよう。

極私的な好みの春新番

「スクールランブル 二学期」
安定した面白さ、。

「うたわれるもの」
ちょっと強引かもと思うが、細かい作りがよく出来ている。

「桜蘭高校ホスト部」
絶妙のテンポ、コントが滑ってないと思う。

「XXXHOLiC」
映像の作りと神秘的な世界観。

「獣王星」
高山さんは上手い、内容も良く出来ている。

「BLACK LAGOON」
裏家業の掟によっての洗礼は成る程と思わせるし、アクションはスカッとする。

「ARIA The NATURAL」
相も変わらず奇跡で出来ています。

「牙-KIBA-」
急に深刻な話も加わって締まってきた。

「おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜」
だってウサギの耳は長いんだもーん、子供向けで何でもありでどこまで行くのか見届けたい。

「女子高生 GIRL’S-HIGH」
お馬鹿なんだけど、面白い。

「夢使い」
話の仕掛けが凝っている。

「THE FROGMAN SHOW」
いつも面白いコント。

「涼宮ハルヒの憂鬱」
何でもありでちょっとやりすぎ、それでいて面白い。

「NANA」
話には共感できないけど、出来は良い。

「いぬかみっ!」
下品、でも最低限の話作りはされている。

「錬金3級 まじかる?ぽか〜ん」
ひたすら下品なオムニバス、だがそれがいい。

「西の善き魔女 Astrea Testament」
品格が伺えるキャラクター作り、好感が持てます。

「妖逆門」
古典的だが好感の持てる主人公の努力・友情・勝利が面白くなかったことは無い。

後は正直言って惰性で見ているかもしれない。
しかし、今期は豊作の予感がする。
「牙」が結構面白くなってきた。
初めの難解な展開と、好感の持てない主人公でどうなるかと思っていたが、ここ3回から急に話が進んできて良い感じ。
「桜蘭高校ホスト部」の作中のキャラクターによる作品言及が面白い。
ホモホモ要員って、いくらなんでもずるい。
一話から悪乗り前回で、かなり面白い。
「吉永さん家のガーゴイル」は若本さんばかりが目立っているが、御町内ハートフルアンドハッピーコメディー?といったCMでのコピーがOPとEDの曲にまで行き届いていると思った。
ドラマはあって無きが如しでも、気に入っている。
「ガラスの艦隊」の宇宙空間と艦隊の映像を見ていると、違和感を感じる。
3DCG?の背景と艦隊の質感が慣れ親しんできた2Dの手書きとは違っているからだろうか。
それ以前に艦隊戦が見られると思っていたのに、それが見られない予感のする1隻のオーバーパワーの方が余程問題な気もする。
演出ありきのお話にしても、ツッコミ所以前に解らない所だらけでやばい。
設定は重厚そうですね。
「おねがいマイメロディ 〜くるくるシャッフル!〜」が絶賛暴走中。
うさ耳仮面にイケメンビーム、イケメンになったりと留まる所を知らない暴走ぶり。
最早、これが子供に受けているとは思えない程の無軌道。
こういうのがアニメーションじゃなくてアニメの強みなんだなと再認識。
「エウレカセブンの特番」を見た。
肩透かしと斜に構えたオサレ感と話の作りの脇の甘さがこんなにも俺をイラつかせていたのだ。
3話までの自意識丸出しが好きだったんだが、どうも自意識と向き合うには斜に構えた連中が出過ぎて、散漫になって、ぐだぐだ。
良く出来た纏めを見ると要らないシーンやエピソードが多いのではと思った。
これが面白いと思える作品だと、枝葉末節なシーンやエピソードも必要だと思える。

読み返してみると、我ながら勝手なものだ。
「まじめにふまじめかいけつゾロリ」を久しぶりに見た。
やっぱりゾロリは格好良かった。振り返ってみれば、出てくるのは駄目男にもてない男に絶対にそいつらを好きにはならない女ばかり、ちょっと泣けた。誰かゾロリを好きになってくれ。こんなの悲しいじゃないか。
どうも「エウレカセブン」の盛り上がりが独りよがりに見えてしまう。尺が足らないからか、言葉で全部説明してしまったりと、無理矢理纏めに入っているのも気になる。話の上で見るべきものも殆どなかった。
最終回で初回3回分に匹敵する仕上がりに仕上げてくれるものと期待したい。

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