『もっとToLOVEる』第1話
いつの間にか当然のように居候が増えており、間に挟んだOVAから引き続く形で仕切り直したようだ。三本立てに変更されており、ララの気持ちを振り返りつつ、何度目かのテレポートでの裸から、スカートの中へと雪崩れ込む立ち上がり。湯気と光と闇の狭間にある銭湯での戦闘を挟んだサービスで繋ぎ。雨の公園でのドキドキ透け透けパニックでフラグを立てて〆る。端的に、裸、裸、濡れ透けの男らしさが、三本立てになったことでさくさく進む印象。リト、手前の優柔不断は鼻に付くが、サービスを呼び込む星の定めだから許す。
いつの間にか当然のように居候が増えており、間に挟んだOVAから引き続く形で仕切り直したようだ。三本立てに変更されており、ララの気持ちを振り返りつつ、何度目かのテレポートでの裸から、スカートの中へと雪崩れ込む立ち上がり。湯気と光と闇の狭間にある銭湯での戦闘を挟んだサービスで繋ぎ。雨の公園でのドキドキ透け透けパニックでフラグを立てて〆る。端的に、裸、裸、濡れ透けの男らしさが、三本立てになったことでさくさく進む印象。リト、手前の優柔不断は鼻に付くが、サービスを呼び込む星の定めだから許す。
『荒川アンダー ザ ブリッジ*2』第1話
予定通りのクール分割といった感じで、制作の間も空いたかは分からないが、放送の間が空いたにしては特に変わりない印象だ。OPが相変わらず洒落ていて、歌い出しまでで引き込むところも健在で、小技も満載で楽しい。EDは次回以降の模様。2期の第1話らしく、住人総登場で分かりやすくキャラクターや関係の説明がされている。まあ、新キャラが増えてもやることは橋の下でのコントなので、上手く〆て完結して欲しいものだ。
予定通りのクール分割といった感じで、制作の間も空いたかは分からないが、放送の間が空いたにしては特に変わりない印象だ。OPが相変わらず洒落ていて、歌い出しまでで引き込むところも健在で、小技も満載で楽しい。EDは次回以降の模様。2期の第1話らしく、住人総登場で分かりやすくキャラクターや関係の説明がされている。まあ、新キャラが増えてもやることは橋の下でのコントなので、上手く〆て完結して欲しいものだ。
お前の煩悩を突き立てろ
2010年10月22日 1話雑感『そらのおとしものf 』第1話
また謎の少女が夢に現れてのお告げから始まるが、目覚めてみると股間の相棒が呼んでおりまする。そのためか、無防備過ぎるエンジェロイド達を意識してしまってどぎまぎ。新OPではなく、智樹の歌う微妙な前シリーズOPとセルフパロで始まる分かりやすいあざとさにホッとする。いつもの面子が新大陸発見部に集うと、夢の話から夢の中に入って確かめる展開に。そはらに対する智樹の色々なプレイで迫る淫夢から始まって、言い訳はしてみるもヒロインとしての面目が崩れ去る。やっぱり自分でも良い体していると自覚しているわけね。で、会長の黒過ぎるアクション映画の夢があったりして、智樹の夢とは関係ない空の上の不思議な場所に現れる。そこで不思議な木を見つけ、守形が落ちていたどんぐりをポケットに入れておく。
徹頭徹尾サービスと割り切っておき、合間に物語の重要な要素を出しつつ守形の推理と説明で回して、智樹の優しさで解決して行くのも相変わらずのようだ。それがかえって難解で深刻そうに引っ張るよりも印象が良い。今回サブタイの全裸王にユウシャのルビや次回サブタイの馬鹿にキョニュウのルビが凝っていて馬鹿馬鹿しい。
また謎の少女が夢に現れてのお告げから始まるが、目覚めてみると股間の相棒が呼んでおりまする。そのためか、無防備過ぎるエンジェロイド達を意識してしまってどぎまぎ。新OPではなく、智樹の歌う微妙な前シリーズOPとセルフパロで始まる分かりやすいあざとさにホッとする。いつもの面子が新大陸発見部に集うと、夢の話から夢の中に入って確かめる展開に。そはらに対する智樹の色々なプレイで迫る淫夢から始まって、言い訳はしてみるもヒロインとしての面目が崩れ去る。やっぱり自分でも良い体していると自覚しているわけね。で、会長の黒過ぎるアクション映画の夢があったりして、智樹の夢とは関係ない空の上の不思議な場所に現れる。そこで不思議な木を見つけ、守形が落ちていたどんぐりをポケットに入れておく。
徹頭徹尾サービスと割り切っておき、合間に物語の重要な要素を出しつつ守形の推理と説明で回して、智樹の優しさで解決して行くのも相変わらずのようだ。それがかえって難解で深刻そうに引っ張るよりも印象が良い。今回サブタイの全裸王にユウシャのルビや次回サブタイの馬鹿にキョニュウのルビが凝っていて馬鹿馬鹿しい。
『えむえむっ!』第1話
事ある毎にMっ気が口から漏れてしまい引かれる主人公。それをボランティア部の部長が照れながらも虐め倒す。サド描写がしっかりと作られており、映像ゆえに一層酷く見え、滑っている具合も含めて本当に気持ち悪く見える。恐らくはすぐにラブコメ中心となるのだから、そこはギャグで済む描写にして欲しい所だが……。スタッフの左にSとかMとか載せるセンスに期待するのも酷か。
事ある毎にMっ気が口から漏れてしまい引かれる主人公。それをボランティア部の部長が照れながらも虐め倒す。サド描写がしっかりと作られており、映像ゆえに一層酷く見え、滑っている具合も含めて本当に気持ち悪く見える。恐らくはすぐにラブコメ中心となるのだから、そこはギャグで済む描写にして欲しい所だが……。スタッフの左にSとかMとか載せるセンスに期待するのも酷か。
分かりやすさと簡単の違い
2010年10月21日 1話雑感『心霊探偵 八雲』第1話
旧校舎の探検後から呪い染みた災難に見舞われるグループ。霊能力を頼ってその中の一人であるヒロインが主人公の八雲を訪ねる。怪しげで陰のある雰囲気の漂う八雲だが、ただ霊が見え会話が出来るだけだと謙遜する。何だかんだで、会話を使って基本的な設定を説明しつつ、本線として事件の真相が見えてくる分かりやすい構成で、特殊な赤い眼を持っていることも分かり、本当に分かりやすいまでの邪気眼で、心霊のおどろおどろしさと、不幸に見舞われても明るく振舞う女の子に戸惑いつつも、霊の問題をほぐして行く。
全編が分かりやすく出来ており、これなら撒いた伏線も綺麗に回収していきそうであり、おまけに段々と腐れ縁から元気付けられていくことが予想されるので、色々と楽しめそうだ。
旧校舎の探検後から呪い染みた災難に見舞われるグループ。霊能力を頼ってその中の一人であるヒロインが主人公の八雲を訪ねる。怪しげで陰のある雰囲気の漂う八雲だが、ただ霊が見え会話が出来るだけだと謙遜する。何だかんだで、会話を使って基本的な設定を説明しつつ、本線として事件の真相が見えてくる分かりやすい構成で、特殊な赤い眼を持っていることも分かり、本当に分かりやすいまでの邪気眼で、心霊のおどろおどろしさと、不幸に見舞われても明るく振舞う女の子に戸惑いつつも、霊の問題をほぐして行く。
全編が分かりやすく出来ており、これなら撒いた伏線も綺麗に回収していきそうであり、おまけに段々と腐れ縁から元気付けられていくことが予想されるので、色々と楽しめそうだ。
『STAR DRIVER 輝きのタクト』第1話
芝居がかった芝居をさせる類型的なキャラクター作りは掴みなのだろうが、どうも好きになれない。如何にも世界の命運に関わりそうな雰囲気はあるものの伏線もないわ説明もないわで、よく分からんが真心力で動いたロボットが謎空間での闘いを繰り広げたとしか分からない。引っ張った割りにどこぞの島の学園を中心に完結していそうな印象で、真面目にしてはオサレ過ぎるし、ギャグにしても滑っている感じが辛い。第1話としては、微妙。まあ、ハプニング映像を見る感じですな。
芝居がかった芝居をさせる類型的なキャラクター作りは掴みなのだろうが、どうも好きになれない。如何にも世界の命運に関わりそうな雰囲気はあるものの伏線もないわ説明もないわで、よく分からんが真心力で動いたロボットが謎空間での闘いを繰り広げたとしか分からない。引っ張った割りにどこぞの島の学園を中心に完結していそうな印象で、真面目にしてはオサレ過ぎるし、ギャグにしても滑っている感じが辛い。第1話としては、微妙。まあ、ハプニング映像を見る感じですな。
『夢色パティシエールSP プロフェッショナル』第51話
作品名が変わり、話数の表記も無くなったものの、シリーズとしては完全な続編で、前シリーズから2年間のパリ留学を経た帰国後から始まる。先に帰国していた安堂や花房との再会に喜ぶものの、いちごに触発されて各々の道へ進むため休学すると告げて去った。新クラスでは懐かしい面々に、飛び級して弾けるれもんが加わる。グループ分けでは、予定通りにれもん、同室だったルミ、聞きなれないジョニー。まあ、OPに出ている外人ですな。
次に樫野と再開するが、飛び級してお嬢と同じクラスになっている。今度はアンリに呼び出され、新たなお菓子テーマパークを開くので、いちご、樫野、れもん、ジョニーのチームに店を任せるとのこと。お菓子作りの職人としての技術だけでなく、経営までも視野に入れたガチの展開で、料理アニメの新境地を見せてくれそうな予感。
OPとED共に、高校生編に合わせて落ち着いた雰囲気の曲調に変わっている。OPから安堂と花房には相手のいるような感じで(花房はナル男なのでいなくても特に)、いちごやチーム関係では樫野とジョニーの対立を軸に進めそうだ。EDは、前シリーズ同様にスピリッツ中心で空を自転車で飛ぶ自由な雰囲気が楽しい。
それにしても、ここ数回からミニコーナーは演者の実写コーナーになっとりますな。まあ、暫く出てこないであろうスイーツ王子の出番は間接的に補強出来ている面もある。
作品名が変わり、話数の表記も無くなったものの、シリーズとしては完全な続編で、前シリーズから2年間のパリ留学を経た帰国後から始まる。先に帰国していた安堂や花房との再会に喜ぶものの、いちごに触発されて各々の道へ進むため休学すると告げて去った。新クラスでは懐かしい面々に、飛び級して弾けるれもんが加わる。グループ分けでは、予定通りにれもん、同室だったルミ、聞きなれないジョニー。まあ、OPに出ている外人ですな。
次に樫野と再開するが、飛び級してお嬢と同じクラスになっている。今度はアンリに呼び出され、新たなお菓子テーマパークを開くので、いちご、樫野、れもん、ジョニーのチームに店を任せるとのこと。お菓子作りの職人としての技術だけでなく、経営までも視野に入れたガチの展開で、料理アニメの新境地を見せてくれそうな予感。
OPとED共に、高校生編に合わせて落ち着いた雰囲気の曲調に変わっている。OPから安堂と花房には相手のいるような感じで(花房はナル男なのでいなくても特に)、いちごやチーム関係では樫野とジョニーの対立を軸に進めそうだ。EDは、前シリーズ同様にスピリッツ中心で空を自転車で飛ぶ自由な雰囲気が楽しい。
それにしても、ここ数回からミニコーナーは演者の実写コーナーになっとりますな。まあ、暫く出てこないであろうスイーツ王子の出番は間接的に補強出来ている面もある。
『テガミバチ REVERSE』第1話
どうやらゴーシュは記憶喪失で反政府組織に参加している模様。と、前シリーズから引っ張った割には、不穏な空気が漂う。心弾を打ち込まれ気を失ったラグに対して、ディンゴ失格と思い姿を消すニッチ。ジギーがこれまたイケメンとかは些細なこととして、改めて絆を深めることで新しいシリーズを始めるのも悪くはない。しかしながら、ゴーシュが明らかに政府に消されそうな気配が漂う中で、温いことしているようにしか見えないのがちょっと気になる。温くて大丈夫なのは、消されないことが展開の都合として確定している以上の理由が見えてこないので何とも。絆や繋がりを重視するなら、話の中での論理の繋がりも大切にして欲しいものだ。さて如何に。
どうやらゴーシュは記憶喪失で反政府組織に参加している模様。と、前シリーズから引っ張った割には、不穏な空気が漂う。心弾を打ち込まれ気を失ったラグに対して、ディンゴ失格と思い姿を消すニッチ。ジギーがこれまたイケメンとかは些細なこととして、改めて絆を深めることで新しいシリーズを始めるのも悪くはない。しかしながら、ゴーシュが明らかに政府に消されそうな気配が漂う中で、温いことしているようにしか見えないのがちょっと気になる。温くて大丈夫なのは、消されないことが展開の都合として確定している以上の理由が見えてこないので何とも。絆や繋がりを重視するなら、話の中での論理の繋がりも大切にして欲しいものだ。さて如何に。
『バクマン。』第1話
冒頭から『ラッキーマン』全開の作品内作品のOPから始まって、一つの目標が明確に示されていた。勿論、その後に青春を詰めた印象を受ける通常のOPもあって、何だか得した気分。
設定とキャラクターの配置が巧妙で、映像になればこそ夢見がちな感じがよく出ている。そう上手く行くかとも思うが、流石に漫画家の実態を基にしているであろう作品だけに、現実味を失う程までには至らないだろう。伝記的かつ途上を至上とする印象を受けただけに、アニメ化までに何度か来るであろう連載決定のような登りをどう消化するのかは見物だ。
何にしても、4クールでもない限り、一回のアニメ化で作品の完結はありえないと思うので、完結までシリーズが続いて欲しいところだ。
冒頭から『ラッキーマン』全開の作品内作品のOPから始まって、一つの目標が明確に示されていた。勿論、その後に青春を詰めた印象を受ける通常のOPもあって、何だか得した気分。
設定とキャラクターの配置が巧妙で、映像になればこそ夢見がちな感じがよく出ている。そう上手く行くかとも思うが、流石に漫画家の実態を基にしているであろう作品だけに、現実味を失う程までには至らないだろう。伝記的かつ途上を至上とする印象を受けただけに、アニメ化までに何度か来るであろう連載決定のような登りをどう消化するのかは見物だ。
何にしても、4クールでもない限り、一回のアニメ化で作品の完結はありえないと思うので、完結までシリーズが続いて欲しいところだ。
『ポケットモンスター ベストウイッシュ』第1・2話
新しい地方への旅行。そこには見慣れた三人の姿も。既にゲームクリアレベルを超えているピカチュウが伝説のポケモンとの遭遇で一時的に弱くなる。結果、今回のライバルキャラである駆け出しトレーナーの初期ポケモンに負ける。ピカチュウが研究所で検査を受けていると、また伝説のポケモンが現れまでが第1話。CGのOPはピカチュウ以外は白黒で表現されており、ブラック&ホワイトになっている。
伝説のポケモンから再び刺激を受けたことで、調子の戻ったピカチュウからが第2話。喜ぶサトシは自分へ向けて技を出させる。この馬鹿ばかしさが、気負った冒険とは違った役割を担うであろう展開に合っている感じ。直後、新しい地方での刺激を受けて新しい冒険を決意したことを告げ冒険へ出発。早速新しいヒロインと遭遇するが、連れているポケモンも含めて可愛い。最初のポケモンゲットを挟んで、お馴染みの三人が登場。捕まえたばかりのポケモンがヘロヘロで窮地に陥るが、研究所で見覚えのある初期ポケモンが登場。まあ、随所で分かりやすくチョロチョロしてたけどね。このミジュマルがまた可愛い。OPは前回のOP以降に出会ったポケモンに順次色が付いていく仕様だと判明。
そんな感じで可愛いヒロインに可愛いポケモン揃いで、OPの小技もあってかなりの好印象。さあ、サトさんとピカさんは年長者と挑戦者の役割を両立出来るでしょうか。実に楽しみ。
新しい地方への旅行。そこには見慣れた三人の姿も。既にゲームクリアレベルを超えているピカチュウが伝説のポケモンとの遭遇で一時的に弱くなる。結果、今回のライバルキャラである駆け出しトレーナーの初期ポケモンに負ける。ピカチュウが研究所で検査を受けていると、また伝説のポケモンが現れまでが第1話。CGのOPはピカチュウ以外は白黒で表現されており、ブラック&ホワイトになっている。
伝説のポケモンから再び刺激を受けたことで、調子の戻ったピカチュウからが第2話。喜ぶサトシは自分へ向けて技を出させる。この馬鹿ばかしさが、気負った冒険とは違った役割を担うであろう展開に合っている感じ。直後、新しい地方での刺激を受けて新しい冒険を決意したことを告げ冒険へ出発。早速新しいヒロインと遭遇するが、連れているポケモンも含めて可愛い。最初のポケモンゲットを挟んで、お馴染みの三人が登場。捕まえたばかりのポケモンがヘロヘロで窮地に陥るが、研究所で見覚えのある初期ポケモンが登場。まあ、随所で分かりやすくチョロチョロしてたけどね。このミジュマルがまた可愛い。OPは前回のOP以降に出会ったポケモンに順次色が付いていく仕様だと判明。
そんな感じで可愛いヒロインに可愛いポケモン揃いで、OPの小技もあってかなりの好印象。さあ、サトさんとピカさんは年長者と挑戦者の役割を両立出来るでしょうか。実に楽しみ。
『バトルスピリッツ ブレイヴダン』第1話
異界王との激闘から数年後、登りつめたダンの日常から物語は始まる。殿堂入りしたダンは、大会に参加することはなく、講習会的バトルに物足りなさを感じている。さながら、禁断症状のような様相。本名で尋ねて来たまゐから、本気のバトルへの渇望を指摘され、それなら歪んでしまった未来を救うバトルはどうだと誘われ、あっさり未来へ。赤への拘りは捨てたが、やっぱり最初に使うデッキは赤から。バトルフィールドに来て早々に帰ってきた高揚感と浮かべる笑みは狂気にも似ている。ダメージの衝撃が、実感としてバトルフィールドに帰ってきた喜びへと繋がる。今回はブレイヴという装備に似た能力が売りのようで、颯爽と調子に乗っていた敵の将を粉砕する。
絶対的な異界王を倒してしまったことで敵を用意するのが難しいかと思ったが、意外な程に強大な敵とダン自身の変化で話の組み立てが完了している。視聴者にとっては先週のことだが、ダンにとっては数年経っており、シリーズとしても再始動になる。それに対して、バトルフィールドに帰ってきた感慨が何よりも強調されており、前シリーズ最終回の「さらば、激突王!」に対応している。新たな戦いへの序章として申し分ない出来だった。
異界王との激闘から数年後、登りつめたダンの日常から物語は始まる。殿堂入りしたダンは、大会に参加することはなく、講習会的バトルに物足りなさを感じている。さながら、禁断症状のような様相。本名で尋ねて来たまゐから、本気のバトルへの渇望を指摘され、それなら歪んでしまった未来を救うバトルはどうだと誘われ、あっさり未来へ。赤への拘りは捨てたが、やっぱり最初に使うデッキは赤から。バトルフィールドに来て早々に帰ってきた高揚感と浮かべる笑みは狂気にも似ている。ダメージの衝撃が、実感としてバトルフィールドに帰ってきた喜びへと繋がる。今回はブレイヴという装備に似た能力が売りのようで、颯爽と調子に乗っていた敵の将を粉砕する。
絶対的な異界王を倒してしまったことで敵を用意するのが難しいかと思ったが、意外な程に強大な敵とダン自身の変化で話の組み立てが完了している。視聴者にとっては先週のことだが、ダンにとっては数年経っており、シリーズとしても再始動になる。それに対して、バトルフィールドに帰ってきた感慨が何よりも強調されており、前シリーズ最終回の「さらば、激突王!」に対応している。新たな戦いへの序章として申し分ない出来だった。
『アマガミSS』第1話
SSはショートショートかショートストーリーってことでよかござんすか。いきなり思わせぶりなキャラからってのも一抹の不安を感じさせるが、脇のキャラや今後のヒロインになるだろうキャラも日常に上手く絡んでいるのは良い傾向だろう。ゲームの編を並べてどういう形で全体をまとめるのか、それともまとめないのかは気になるところだ。
SSはショートショートかショートストーリーってことでよかござんすか。いきなり思わせぶりなキャラからってのも一抹の不安を感じさせるが、脇のキャラや今後のヒロインになるだろうキャラも日常に上手く絡んでいるのは良い傾向だろう。ゲームの編を並べてどういう形で全体をまとめるのか、それともまとめないのかは気になるところだ。
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』第1話
由緒正しきゾンビといった感じで、ゾンビに関する決まりごとだけ提示すれば、物語の中でゾンビが発生したもっともらしい理由とか無くてもなんとかなるジャンルだろう。(勿論、もっともらしい理由があるにこしたことはない)
エログロでオールOKといった感じだが、あえて挙げるとイケメンキャラ担当の多い演者に類型的でない声をさせたり、キャラ自体の扱い方で崩してくる姿勢が新しく面白いことをやろうとしている挑戦的な印象を受けた。
まあ、ホラーの定番のゾンビなので、安心して見られそうだ。
由緒正しきゾンビといった感じで、ゾンビに関する決まりごとだけ提示すれば、物語の中でゾンビが発生したもっともらしい理由とか無くてもなんとかなるジャンルだろう。(勿論、もっともらしい理由があるにこしたことはない)
エログロでオールOKといった感じだが、あえて挙げるとイケメンキャラ担当の多い演者に類型的でない声をさせたり、キャラ自体の扱い方で崩してくる姿勢が新しく面白いことをやろうとしている挑戦的な印象を受けた。
まあ、ホラーの定番のゾンビなので、安心して見られそうだ。
『戦国BASARA弐』第1話
相変わらずのテンションで満を持しての登場といったところ。川中島で両雄合間見えるところに割って入るごつめの秀吉と美形の半兵衛が狙い過ぎの感はあるがこの作品らしい。まあ、Pにいつもの病原が見られたので、秀吉陣営が残酷に描かれて辟易しそうな展開にならずに1クールを走りきって欲しいとお祈り。
相変わらずのテンションで満を持しての登場といったところ。川中島で両雄合間見えるところに割って入るごつめの秀吉と美形の半兵衛が狙い過ぎの感はあるがこの作品らしい。まあ、Pにいつもの病原が見られたので、秀吉陣営が残酷に描かれて辟易しそうな展開にならずに1クールを走りきって欲しいとお祈り。
『あそびにいくヨ!』第1話
どう見ても人型の人外だけど、コスプレの変な姉ちゃんに見えなくも無い。そこを差っ引けば、落ちものの延長にある作品だと思う。まあ、異能力者と変な組織の集団が主人公の周りをというか周りに固まっている点は、お約束と呼ぶには厳しい制約だ。でも、主人公が鈍いだけで、極端な屁垂れでもなく優しい奴なので大体大丈夫そう。
どう見ても人型の人外だけど、コスプレの変な姉ちゃんに見えなくも無い。そこを差っ引けば、落ちものの延長にある作品だと思う。まあ、異能力者と変な組織の集団が主人公の周りをというか周りに固まっている点は、お約束と呼ぶには厳しい制約だ。でも、主人公が鈍いだけで、極端な屁垂れでもなく優しい奴なので大体大丈夫そう。
『ぬらりひょんの孫』第1話
タイトル通り妖怪の総大将の孫であり、人間との混血である主人公が秘めたる力を発揮することで、日常の平穏が崩れていくというか日常を崩していく妖怪バトル作品だろうか。大まかな設定を一通り説明しつつ次回への種を蒔く第1話らしい内容だった。男女共に綺麗所も揃っていて、ベテランも配置されているとなれば、類型的な演技を脱した新たな境地に期待したくなるところ。まあ、何で放送枠が深夜なのかと思う内容ではあるが、EDはそういう仕様になっていた。
タイトル通り妖怪の総大将の孫であり、人間との混血である主人公が秘めたる力を発揮することで、日常の平穏が崩れていくというか日常を崩していく妖怪バトル作品だろうか。大まかな設定を一通り説明しつつ次回への種を蒔く第1話らしい内容だった。男女共に綺麗所も揃っていて、ベテランも配置されているとなれば、類型的な演技を脱した新たな境地に期待したくなるところ。まあ、何で放送枠が深夜なのかと思う内容ではあるが、EDはそういう仕様になっていた。
『世紀末オカルト学院』第1話
オカルトを題材にしているものの、最早オカルトは冗談として扱われる中で、本来の超常現象としてフィクションに落とし込もうとしているように思えた。まあ、ノストラダムスの大予言が現実化した世界観と言われても、現実の世界とは別の仮想の歴史であることは、覆りようの無い事実なので、昔の心霊スペシャルの持っていた胡散臭さと実現するかもしれない雰囲気は出しようが無い。言うなれば、メタノストラダムスの大予言といったところか。第1話としては、情報量も適当で良かった。
オカルトを題材にしているものの、最早オカルトは冗談として扱われる中で、本来の超常現象としてフィクションに落とし込もうとしているように思えた。まあ、ノストラダムスの大予言が現実化した世界観と言われても、現実の世界とは別の仮想の歴史であることは、覆りようの無い事実なので、昔の心霊スペシャルの持っていた胡散臭さと実現するかもしれない雰囲気は出しようが無い。言うなれば、メタノストラダムスの大予言といったところか。第1話としては、情報量も適当で良かった。
『セキレイ~pure engagement~』第1話
セキレイの力を使い自衛隊らしき軍隊を蹴散らす場面から始まって、唐突さと酷い描写の類型に眩暈がした。まあ、直ぐに日常のドタバタに移行したので、引き摺るほどでもなかったのは良かった。一応それらしい場面から始めたものの、距離感が随分と日常に寄っていて、サービス要員のあざとさが突出していた。親王になろうとする輩には罰が当たってきた歴史や素朴な優しさが、問題を解決するのは見えている。ならば、日常がこのまま続く現実的妥当性はない点との整合をこの作品らしく見せられれば良さそう。
セキレイの力を使い自衛隊らしき軍隊を蹴散らす場面から始まって、唐突さと酷い描写の類型に眩暈がした。まあ、直ぐに日常のドタバタに移行したので、引き摺るほどでもなかったのは良かった。一応それらしい場面から始めたものの、距離感が随分と日常に寄っていて、サービス要員のあざとさが突出していた。親王になろうとする輩には罰が当たってきた歴史や素朴な優しさが、問題を解決するのは見えている。ならば、日常がこのまま続く現実的妥当性はない点との整合をこの作品らしく見せられれば良さそう。
『オオカミさんと七人の仲間たち』第1話
突っ張っている少女と視線恐怖症の屁垂れが生徒会的組織でワキャワキャする話のようだ。
演者のも含めた類型的な配置を悪いことだとは思わないが、キャラクターの掘り下げにはよくよく注意が必要だと思う。類型的だから分かるでしょってのは、補助であって演出ではないのだから、掘り下げていないキャラクター群になってしまうと内輪受けにしか見えなくて、内輪受けをやるにはテンポも含めてかなりの技術が必要だろう。省こうとした労力が、反って要求されては本末転倒だ。さて、どうなることやら。
突っ張っている少女と視線恐怖症の屁垂れが生徒会的組織でワキャワキャする話のようだ。
演者のも含めた類型的な配置を悪いことだとは思わないが、キャラクターの掘り下げにはよくよく注意が必要だと思う。類型的だから分かるでしょってのは、補助であって演出ではないのだから、掘り下げていないキャラクター群になってしまうと内輪受けにしか見えなくて、内輪受けをやるにはテンポも含めてかなりの技術が必要だろう。省こうとした労力が、反って要求されては本末転倒だ。さて、どうなることやら。
『祝福のカンパネラ』第1話
クランやアイテム技師にオートマタといった用語が出てくるものの、全体的にほのぼのとした雰囲気で西洋風の街並みが上手く表現されている。物語の目的は見えてこないものの、どういう世界観の作品なのかを台詞に頼らず巧みに表現しており、そういう丁寧に作った雰囲気が気に入った。後は、物語の目的が上手く乗れば上々。
クランやアイテム技師にオートマタといった用語が出てくるものの、全体的にほのぼのとした雰囲気で西洋風の街並みが上手く表現されている。物語の目的は見えてこないものの、どういう世界観の作品なのかを台詞に頼らず巧みに表現しており、そういう丁寧に作った雰囲気が気に入った。後は、物語の目的が上手く乗れば上々。