2015年4月位開始をまとめて
2015年6月1日 1話雑感凄く今更
『バトルスピリッツ烈火魂<バーニングソウル>』
人知れぬ強豪って設定は悪くないと思うんだけど、慢心に加えてカードの効果を確認せずに負けるって展開は嫌だね。カードゲームってプレイしたカードは公開情報なんだからさ。
『旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目』
末永くお幸せにって感じ。幸せが押し付けっぽくないのが良いね。
『レーカン!』
何を思って感動ものみたいな説明未満の第1話にしたのか。これが分からない。
『食戟のソーマ』
上手そうな食事描写とリアクションは従来の料理作品なんだけど、失敗作を嬉々として食べさせて不味いと言わせたりのリアクションを見せるって辺りが新鮮。勿論、不味いって言葉を出す以上は深夜枠なんだけど、エロ要素あるし丁度良いんじゃないかな。
『境界のRINNE』
思った以上に普通というか、売りが今一つ分からん作品だ。
『電波教師』
引きこもりの天才オタクが教師役の『金八』の亜種。初回の問題生徒が割と上手い方な若手の演者で声優志望なキャラだからって、舐めんなとか説教するんだけど、妹役のアイドルさんの方が圧倒的に舐めているから現場で辛いやろね。
『ガンスリンガー ストラトス』
悲壮感あるけど、ゲームっぽくて、ああいつものゲーム脳かと。異世界の自分を殺すとか、異世界の友人や仲間も殺すとかで葛藤したり、要するに人が死ぬんでしょ。
『プラスティック・メモリーズ』
プラスティックは熱に弱い。悲壮感のある設定なんだけど、熱が入ってない感じがね。工業製品として数年で回収が必要なロボットに人格を持たせるとか製品として不完全という認識がないのがね。ゲームっぽいね。
『Fate/stay night Unlimited Blade Works 2ndシーズン』
説明の会話が多くなりがちなんだけど、結構引きの絵があって背景も込みで状況の説明したりするってのは好感が持てるね。会話の間の取り方とか、映像作品らしいかつ低予算で培ってきて見つけた良さだけあって気持ち良い。
『終わりのセラフ 第1クール 』
大人だけ掛かる疫病とか昔やってたドラマを思い出す設定で、吸血鬼とか中二心に訴える設定を用意してまでやることが、孤児院の仲間が死んで主人公だけが生き残ったかのようになって復讐を決意するってのが疲れるね。まあ、親友はOPでの扱い的にも生きてて敵対するんだろうけどさ。予告で2話目からの学園編とか、お手盛りな感じが嫌だね。
『血界戦線』
小洒落た感じの異能力バトルなんだろうけど、主人公の能力が一見戦闘向きじゃないって辺りが上手いかな。主人公が自分の能力を活かす方向で能力者バトルに初心者として勝ち抜く展開が来ると面白くなってくるだろうね。演者の配置上手いし。
『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ』
全キャラ紹介ながら、早速恋愛禁止で引退させられそうなモーションの掛け方で笑いを取りつつ、本丸のシャイニングの登場とか、相変わらずの面々がイケボで一々シリアスギャグだから全てが予定調和の中にあって面白い。
『アルスラーン戦記』
一見重厚そうなんだけど、会戦の場面でワクワクしないってのがどうなんだろうな。原作小説が完結していない漫画版のアニメ化ってことなんかな。何かややこしいけど、スカッと戦記ものとして楽しめると良いんだけど、チャンネルがね。
『ベイビーステップ 第2シリーズ 』
1期目では背景のモブのCGがしょぼいままだったけど、アメリカ合宿編はモブの立ち位置がネームレベルなので作画を用意せざるを得ない構造もあってちゃんと観客になってて、それだけで後は勝利へと覚醒していく過程を丁寧に見せれば見所になる。マーシャが可愛いのもだけど、なっちゃんがちゃんとOPもEDも本編も全部可愛い作画になってたのも納得。ちょっとアップデートするだけで何とかなるレベルの作品だから、後は本編作画が保てれば言うことないかな。
『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』
演者が変わったというのもあるけど、前の演者のちょっと深刻な感じのある演技と比べると軽い感じが気になったかな。タチコマの試作機ポジが可愛いから大体許すけどさ。
『ダイヤのA 新シリーズ』
まあ、新シリーズという名の枠移動だから、総集編から立ち上げるのも悪くないよね。問題は本編でどれだけのものが提供できるかだけど、スーパープレーがある作品なので作画は頑張らないといけないから大変やね。
『ハロー!!きんいろモザイク』
このホッとする感じは良いね。相変わらず場面転換での切り方が上手い。
『ハイスクールD×D BorN』
肌色の桃色乱舞、塗りの質感が最高やね。おっぱいがいっぱいで、ワシはそれだけで満足や。主人公の覚醒理由が毎度性欲で馬鹿馬鹿しいからホッとするわ。
『SHOW BY ROCK!!』
サンリオさんが壊れたが、いつものことなんで関係ない。ケモナー歓喜の女の子バンドにイケメンも揃っていて満足満足。
『響け!ユーフォニアム』
今度は吹奏楽部か、体を動かすような音楽とはちょっと毛色が違うけど、音と絵の融合は気持ち良いんだよね。ごめんなさいを言いたくてまごまごするってのは良いね。なあなあの業界にはないまともで素直な人間関係で好感が持てるわ。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 続』
物語の進行を妨げるキャラの描写をカットするのは、物語を決まった地点まで進行させる上では有効かもしれないが、釣り合いを取る役割、あるいは言い訳キャラ、はたまた作者のオタクとしての代弁の役割を担っているキャラの描写をカットしたら、ただのリア充というか美男美女と比べると二番手集団の話になって何か違うよね。キャラ紹介的に全員出す気なら、戸塚や材木座のような箸休めの賑やかしの立場のキャラもちゃんと出さんとね。出たら出たで痛くてうざくて見てらんないんだけど、そういうキャラも受け入れる土壌のあるキャラが本音で不器用にぶつかって行く所が良いなと思ってたからちょっとがっかりな感じ。勿論、作画が良くなっててキャラが可愛いくなっているのは良いんだけど、それだけに平凡な青春の体でこんな子が寄って来るのに充実していない訳ねーだろって欺瞞が際立つのよね。
『銀魂゚』
タイムリープを銀魂仕立てにすると、いつも通りの銀魂になるんだなと。また監督が変わっているけど、銀魂たらしめているのは音響演出なんだなと再認識。いつも通りの掛け合いならいつも通りの作品ですな。
『ミカグラ学園組曲』
野暮なんだけど、学校法人として認可が下りなさそうな設定で、嫌味じゃなく見せるのって難しいよね。塗りは悪くない。そんだけ。
『トリアージX』
開幕おっぱいの質感は悪くない。ただ、作品名にもあるように、この作品でも湯気とかトリアージの優先順位上げといて。だって、仕事人として集めたのに全員おっぱいとか、爺さんの趣味にしか見えねーのに肌色乱舞しないとか寂しいやん。問い詰める場面で何故かPANするのも意味分からんし、湯気ったら何をかいわんや。回想で出てた幼馴染の肉体がトリアージの結果移植された罪に対する罰が如く突き動かされる主人公ってのは凝っているが、如何せん作品が痴女まみれでぷるんぷるんじゃ説得力ねーな。それなら深刻ぶっていないのに深刻な背景がある主人公の方が素直に馬鹿アニメして深みも付けられて良いのにね。
『フューチャーカード バディファイト100』
牙王が気持ちよく勝つだけなんだけど、ドラムや仲間との友情があってこそでそこをちゃんと見せるから良いよね。小学生だから素直に勝利を目指しても良いし、100の敵と闘うって展開で1話完結要素やら新カードに渡りを付けて上手よね。
『グリザイアの迷宮』
意外と面白い。でも、日本の子供まで集めて少年兵紛いのことさせようとか、赤の黄昏みたいなキャラはちょっと疲れるね。
『山田くんと7人の魔女』
階段から落下して女の子と入れ替わるって使い古した展開なんだけど、キスが条件で男とも入れ替わるって内容でコメディにしてあるのは面白いね。
『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』
アイエエエエ! ニンジャ!? アニメ化ナンデ!?
ちょっとずれた日本観の作品を表現するためなのか、紙芝居なのは驚いたね。その割に名乗りとか、重要なカットだけ良作画な辺り、狙いがはっきりしてて悪くはない。
『パンチライン』
パンチラを見て興奮したら世界が崩壊するから駄目とか、タイムリープするとか。深刻さ皆無で2回位で飽きた。もっと積極的にパンチラを狙っていくとか、肝心な所で台無しになる作品を思っていただけに、音楽が小室とか持て余しそうやね。
『俺物語!!』
男が惚れる男って感じの濃い主人公の恋って訳か。赤鬼と青鬼が倒錯した作品なんだろうね。ヒロインがちょこんとしてて可愛いのも良し。塗りも爽やかな内容に合ってる。
『グリザイアの楽園』
所定の数だけ人を救わなければという過去があったから、ヒロイン達を救うという訳か。前のシリーズのそれぞれが独立した時間軸なのか同じ時間軸の出来事なのか明示していないから、全員救われている世界なのか今一分かんないのがちと残念。主人公が精神的に救われるのがゴール何だろうかね。あるいは生き残ったオッサンがチョロチョロするから仕留めるってのがゴールなのか。
『バトルスピリッツ烈火魂<バーニングソウル>』
人知れぬ強豪って設定は悪くないと思うんだけど、慢心に加えてカードの効果を確認せずに負けるって展開は嫌だね。カードゲームってプレイしたカードは公開情報なんだからさ。
『旦那が何を言っているかわからない件 2スレ目』
末永くお幸せにって感じ。幸せが押し付けっぽくないのが良いね。
『レーカン!』
何を思って感動ものみたいな説明未満の第1話にしたのか。これが分からない。
『食戟のソーマ』
上手そうな食事描写とリアクションは従来の料理作品なんだけど、失敗作を嬉々として食べさせて不味いと言わせたりのリアクションを見せるって辺りが新鮮。勿論、不味いって言葉を出す以上は深夜枠なんだけど、エロ要素あるし丁度良いんじゃないかな。
『境界のRINNE』
思った以上に普通というか、売りが今一つ分からん作品だ。
『電波教師』
引きこもりの天才オタクが教師役の『金八』の亜種。初回の問題生徒が割と上手い方な若手の演者で声優志望なキャラだからって、舐めんなとか説教するんだけど、妹役のアイドルさんの方が圧倒的に舐めているから現場で辛いやろね。
『ガンスリンガー ストラトス』
悲壮感あるけど、ゲームっぽくて、ああいつものゲーム脳かと。異世界の自分を殺すとか、異世界の友人や仲間も殺すとかで葛藤したり、要するに人が死ぬんでしょ。
『プラスティック・メモリーズ』
プラスティックは熱に弱い。悲壮感のある設定なんだけど、熱が入ってない感じがね。工業製品として数年で回収が必要なロボットに人格を持たせるとか製品として不完全という認識がないのがね。ゲームっぽいね。
『Fate/stay night Unlimited Blade Works 2ndシーズン』
説明の会話が多くなりがちなんだけど、結構引きの絵があって背景も込みで状況の説明したりするってのは好感が持てるね。会話の間の取り方とか、映像作品らしいかつ低予算で培ってきて見つけた良さだけあって気持ち良い。
『終わりのセラフ 第1クール 』
大人だけ掛かる疫病とか昔やってたドラマを思い出す設定で、吸血鬼とか中二心に訴える設定を用意してまでやることが、孤児院の仲間が死んで主人公だけが生き残ったかのようになって復讐を決意するってのが疲れるね。まあ、親友はOPでの扱い的にも生きてて敵対するんだろうけどさ。予告で2話目からの学園編とか、お手盛りな感じが嫌だね。
『血界戦線』
小洒落た感じの異能力バトルなんだろうけど、主人公の能力が一見戦闘向きじゃないって辺りが上手いかな。主人公が自分の能力を活かす方向で能力者バトルに初心者として勝ち抜く展開が来ると面白くなってくるだろうね。演者の配置上手いし。
『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVEレボリューションズ』
全キャラ紹介ながら、早速恋愛禁止で引退させられそうなモーションの掛け方で笑いを取りつつ、本丸のシャイニングの登場とか、相変わらずの面々がイケボで一々シリアスギャグだから全てが予定調和の中にあって面白い。
『アルスラーン戦記』
一見重厚そうなんだけど、会戦の場面でワクワクしないってのがどうなんだろうな。原作小説が完結していない漫画版のアニメ化ってことなんかな。何かややこしいけど、スカッと戦記ものとして楽しめると良いんだけど、チャンネルがね。
『ベイビーステップ 第2シリーズ 』
1期目では背景のモブのCGがしょぼいままだったけど、アメリカ合宿編はモブの立ち位置がネームレベルなので作画を用意せざるを得ない構造もあってちゃんと観客になってて、それだけで後は勝利へと覚醒していく過程を丁寧に見せれば見所になる。マーシャが可愛いのもだけど、なっちゃんがちゃんとOPもEDも本編も全部可愛い作画になってたのも納得。ちょっとアップデートするだけで何とかなるレベルの作品だから、後は本編作画が保てれば言うことないかな。
『攻殻機動隊ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE』
演者が変わったというのもあるけど、前の演者のちょっと深刻な感じのある演技と比べると軽い感じが気になったかな。タチコマの試作機ポジが可愛いから大体許すけどさ。
『ダイヤのA 新シリーズ』
まあ、新シリーズという名の枠移動だから、総集編から立ち上げるのも悪くないよね。問題は本編でどれだけのものが提供できるかだけど、スーパープレーがある作品なので作画は頑張らないといけないから大変やね。
『ハロー!!きんいろモザイク』
このホッとする感じは良いね。相変わらず場面転換での切り方が上手い。
『ハイスクールD×D BorN』
肌色の桃色乱舞、塗りの質感が最高やね。おっぱいがいっぱいで、ワシはそれだけで満足や。主人公の覚醒理由が毎度性欲で馬鹿馬鹿しいからホッとするわ。
『SHOW BY ROCK!!』
サンリオさんが壊れたが、いつものことなんで関係ない。ケモナー歓喜の女の子バンドにイケメンも揃っていて満足満足。
『響け!ユーフォニアム』
今度は吹奏楽部か、体を動かすような音楽とはちょっと毛色が違うけど、音と絵の融合は気持ち良いんだよね。ごめんなさいを言いたくてまごまごするってのは良いね。なあなあの業界にはないまともで素直な人間関係で好感が持てるわ。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 続』
物語の進行を妨げるキャラの描写をカットするのは、物語を決まった地点まで進行させる上では有効かもしれないが、釣り合いを取る役割、あるいは言い訳キャラ、はたまた作者のオタクとしての代弁の役割を担っているキャラの描写をカットしたら、ただのリア充というか美男美女と比べると二番手集団の話になって何か違うよね。キャラ紹介的に全員出す気なら、戸塚や材木座のような箸休めの賑やかしの立場のキャラもちゃんと出さんとね。出たら出たで痛くてうざくて見てらんないんだけど、そういうキャラも受け入れる土壌のあるキャラが本音で不器用にぶつかって行く所が良いなと思ってたからちょっとがっかりな感じ。勿論、作画が良くなっててキャラが可愛いくなっているのは良いんだけど、それだけに平凡な青春の体でこんな子が寄って来るのに充実していない訳ねーだろって欺瞞が際立つのよね。
『銀魂゚』
タイムリープを銀魂仕立てにすると、いつも通りの銀魂になるんだなと。また監督が変わっているけど、銀魂たらしめているのは音響演出なんだなと再認識。いつも通りの掛け合いならいつも通りの作品ですな。
『ミカグラ学園組曲』
野暮なんだけど、学校法人として認可が下りなさそうな設定で、嫌味じゃなく見せるのって難しいよね。塗りは悪くない。そんだけ。
『トリアージX』
開幕おっぱいの質感は悪くない。ただ、作品名にもあるように、この作品でも湯気とかトリアージの優先順位上げといて。だって、仕事人として集めたのに全員おっぱいとか、爺さんの趣味にしか見えねーのに肌色乱舞しないとか寂しいやん。問い詰める場面で何故かPANするのも意味分からんし、湯気ったら何をかいわんや。回想で出てた幼馴染の肉体がトリアージの結果移植された罪に対する罰が如く突き動かされる主人公ってのは凝っているが、如何せん作品が痴女まみれでぷるんぷるんじゃ説得力ねーな。それなら深刻ぶっていないのに深刻な背景がある主人公の方が素直に馬鹿アニメして深みも付けられて良いのにね。
『フューチャーカード バディファイト100』
牙王が気持ちよく勝つだけなんだけど、ドラムや仲間との友情があってこそでそこをちゃんと見せるから良いよね。小学生だから素直に勝利を目指しても良いし、100の敵と闘うって展開で1話完結要素やら新カードに渡りを付けて上手よね。
『グリザイアの迷宮』
意外と面白い。でも、日本の子供まで集めて少年兵紛いのことさせようとか、赤の黄昏みたいなキャラはちょっと疲れるね。
『山田くんと7人の魔女』
階段から落下して女の子と入れ替わるって使い古した展開なんだけど、キスが条件で男とも入れ替わるって内容でコメディにしてあるのは面白いね。
『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』
アイエエエエ! ニンジャ!? アニメ化ナンデ!?
ちょっとずれた日本観の作品を表現するためなのか、紙芝居なのは驚いたね。その割に名乗りとか、重要なカットだけ良作画な辺り、狙いがはっきりしてて悪くはない。
『パンチライン』
パンチラを見て興奮したら世界が崩壊するから駄目とか、タイムリープするとか。深刻さ皆無で2回位で飽きた。もっと積極的にパンチラを狙っていくとか、肝心な所で台無しになる作品を思っていただけに、音楽が小室とか持て余しそうやね。
『俺物語!!』
男が惚れる男って感じの濃い主人公の恋って訳か。赤鬼と青鬼が倒錯した作品なんだろうね。ヒロインがちょこんとしてて可愛いのも良し。塗りも爽やかな内容に合ってる。
『グリザイアの楽園』
所定の数だけ人を救わなければという過去があったから、ヒロイン達を救うという訳か。前のシリーズのそれぞれが独立した時間軸なのか同じ時間軸の出来事なのか明示していないから、全員救われている世界なのか今一分かんないのがちと残念。主人公が精神的に救われるのがゴール何だろうかね。あるいは生き残ったオッサンがチョロチョロするから仕留めるってのがゴールなのか。
2015年1月位開始をまとめて
2015年2月7日 1話雑感やっとこさ大体見終わったので。
『探偵歌劇ミルキィホームズTD』
あー、やっぱり適度に無軌道でパロディーがあって、ギャグ落ちがミルキィホームズの良い所やね。
『アブソリュート・デュオ』
あのな。再登場しそうだけど最初に闘った女の子の方がヒロインとして格が上ってのは何だ。それで既視感のある演者を組み合わせているとか志が低過ぎるで。まあ、主人公の能力が盾という受け属性なのは作品とあってて良いと思うよ。
『ユリ熊嵐』
暗喩が一杯なんだろうけど、分かったところで肝心のお話がつまんない感じなのが辛いね。
『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』
立ち絵で演者のアドリブ頼み。コンボイの謎リメイクをネタにちょちょちょって感じ。
『みりたり!』
戦闘力の高い幼女が一杯って感じだけど、背景のかの国で英雄になっている親父がバーコードサラリーマンでチョーさんってだけで何か許せた。案外とそういうキャスティングが大事なんだなと思った。
『艦隊これくしょん -艦これ-』
この監督と、シリーズ構成で、シリアスをやったら、アニメになんねーんだよ。(パーフェクトクローザー感)
とりあえず、キャラの下にどんなフォントでキャプションが入るかと期待してたのにねえし。学園ものの癖に未知の生命体と戦争中とか和気藹々出来ない士官学校で何する気なんだろうな。理解に苦しむわ。生身の艦娘が闘うって設定を映像化で補完すると生身の女の子が傷付くって事分かっているのかね。
『新妹魔王の契約者』
偽の妹達が魔王と従者で、主人公は勇者の一族と。世界の半分とはいわんが、こいつらがくっ付くだけで世界の均衡が保てるとかそんな感じなんだろうな。一応、催眠で親父が海外に仕事に出掛ける描写には感心した。キャラデがエロいから同居ものとしてドンドンヒロイン増えていったら良いんちゃうかなと思った。
『冴えない彼女の育てかた』
結局顔やの。既に陥落済みのヒロイン二人より、冴えない彼女の方がちゃんと可愛いのは良かったね。
『蒼穹のファフナー EXODUS』
ヒロイン役があの声のままあてる技術が上達しててびびった。これなら前シリーズからのヒロインとして重要な位置付け任せられるやん。それだけで安心したし、同窓会チックな展開の裏で平穏が破られて人類最後の日の絶望と希望を感じさせる作りでちゃんと続編になってて良かった。
『幸腹グラフィティ』
確かにデジタル作画で飯が書き込んである。でも、味っ子程美味しそうには見えんかった。まあ、美味いもん食って幸せなのは万国共通やね。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』
アイドル達が主人公なんだろうけど、それをスカウトするプロデューサーの不器用だけどここぞと見込んだアイドル達への態度に好感が持てた。
『美男高校地球防衛部LOVE!』
何か、宇宙生物という名のげっ歯類役の麦人さんとやおい常連組みのコントだけで流し見する楽しさがあるね。
『神様はじめました◎』
三森さんが上達したってことなのかな。前より随分可愛らしくなってた。元気少女にほだされるオッサン達作品なのでそれで良いと思う。
『デス・パレード』
OPの楽しさは随一。本編は何か死後の世界の行き先を決める不条理系って感じか。OPの楽しさ程のものがないので今後次第かな。
『DOG DAYS’’』
何かあっちの世界で魔物が増えているっぽい雰囲気なんだけど、倒してみたら可愛らしい小動物に戻るとか。転送事故で想定外の場所に飛ばされて荷物も無くなって危機一髪の体とか、唯一人喰い植物に食われかけるところだけハラハラさせておいてからの匙加減が上手いから全部茶番なんだろうなって安心感がある。それがこの作品の良い所よ。波風立てる必要の無い作品で波風立てて失敗している作品にも見習って欲しい位の順風満帆やね。SD化した男衆が等身大の女の子達の体の表面をととっとこ走るEDといい、帰ってきたって感じや。
『THE ROLLING GIRLS』
お寒い御当地内輪受けネタのせいで、地元のヒーローに憧れる主人公とその裏側の話がぼやけて勿体無いね。東京だけの感覚で作品作った割に世界に打って出るような意志はなさそうやね。
『みんな集まれ!ファルコム学園SC』
適度に作品ネタを織り交ぜつつ、相変わらずのゴーファイで気軽に楽しめそうだ、みしし。
『純潔のマリア』
重騎兵とクロスボウから戦槌、人質ビジネスと中世会戦の場面が楽しい。肝心の魔女マリアが戦争を止めるために動くと。こいつはどえらい矛盾だぜ。その辺をしてボーイミーツガールとどう落ちを付けるのかって所次第かな。
『銃皇無尽のファフニール』
世界を竜から守る力を持った少女とか、竜に見初められると竜になるとか。そこに加わる主人公とか、見初められてそうな女の子登場とか、もう1巻で燃え尽きそうな感じがプンプンするな。となるともっと可愛い人気の出るヒロインという名のてこ入れが来るんだろうか。それにしては、演者の質に難があるような気もするが、文字通りのニューヒロインに期待やな。
『戦国無双』
北条を兵糧攻めにしておいて、主人公の必殺技一つで城壁破壊して無双してたら何のこっちゃって感じ。まあ、史実の展開が早いから退屈せずに見られそうではあるけどね。
『聖剣使いの禁呪詠唱』
へっぽこな設定やら何やらで作品世界が破壊されているんだけど、不思議と味のある駄目作品枠で断トツの存在感を放っている。禁呪詠唱をワールドブレイクと読ませる。ただしブレイクするのは作品の世界観と視聴者の腹筋。
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編』
イギーが可愛かったわ。エジプトに着いてからはサクサク進みそうなのでまた楽しめそうだ。
『暗殺教室』
殺さないと世界を滅ぼすとかいう謎生物の先生と生徒達の織り成すハートフルボッコって感じか。ヤンキー先生の亜種みたいな感じで破天荒に毎回生徒達の問題を解決して行くんかね。何か面白味に欠けるのは映像化の際に失敗しているんじゃないかな。
『夜ノヤッターマン』
終末の世界を舞台にドローンボー側から悪政をしくヤッターマンとの闘いを描くって感じか。ちょっと『キャシャーンSins』を思い出すような美術やね。終末ってどうしても似てしまうんかな。
『ISUCA』
主人公の前に真っ裸のお姉さんから化け物に変身するB級ホラーのお約束から弓道少女が助けてくれてと。『犬夜叉』を思い出しつつ、何か全然雰囲気の違うOPが流れてチグハグ感が何ともね。両親海外旅行と来れば、推し掛け女房のバーゲンセールが待っているんだろうな。お手軽テンプレ展開に暴力系ヒロインの安っぽさが何でホラー仕立てになっているのかって齟齬を何とかしてくれ。パンツオンザフェイスから、服が脱げて精気を奪われているカットでの少年漫画並のパンツの強度、バッタンチューからの覚醒と、貧乳だから胸当て無しで弓撃っても大丈夫とか、恩人に弓引く引きとかさ、メッチャ軽い作品やん。しかも次回予告なしとか正気を疑うわ。まあ、EDのオール梅津さんのエロ絵だけは見る価値あるんちゃうかな。こんなのアニメ化して良いんすかなどという駄洒落を思いついたが、正直洒落になってないで……。
『Go!プリンセスプリキュア』
シリーズを重ねる毎にちょっとずつ変化を付けてきた訳だが、今回は前シリーズでの幼馴染の男の子やら恋愛禁止を受けての学園王子と進歩した訳か。
OPのフォントがこれまでのシリーズから大幅に変わっており、背景に溶け込むような淡い感じになっている。従来必須のクレジットを読ませつつ絵の邪魔をしないという方向性から、クレジットはあるけどノンクレジットのような印象に仕上がっていた。基本は同じような展開なんだけど、シリーズ毎にちょっとずつ進歩していく部分を含めて楽しめるのも良いね。まあ、プリンセスだとかプリンスに学園と来るとシリーズがこける作品もあるから、その辺老舗の力を見せ付けてくれると信じよう。
『探偵歌劇ミルキィホームズTD』
あー、やっぱり適度に無軌道でパロディーがあって、ギャグ落ちがミルキィホームズの良い所やね。
『アブソリュート・デュオ』
あのな。再登場しそうだけど最初に闘った女の子の方がヒロインとして格が上ってのは何だ。それで既視感のある演者を組み合わせているとか志が低過ぎるで。まあ、主人公の能力が盾という受け属性なのは作品とあってて良いと思うよ。
『ユリ熊嵐』
暗喩が一杯なんだろうけど、分かったところで肝心のお話がつまんない感じなのが辛いね。
『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』
立ち絵で演者のアドリブ頼み。コンボイの謎リメイクをネタにちょちょちょって感じ。
『みりたり!』
戦闘力の高い幼女が一杯って感じだけど、背景のかの国で英雄になっている親父がバーコードサラリーマンでチョーさんってだけで何か許せた。案外とそういうキャスティングが大事なんだなと思った。
『艦隊これくしょん -艦これ-』
この監督と、シリーズ構成で、シリアスをやったら、アニメになんねーんだよ。(パーフェクトクローザー感)
とりあえず、キャラの下にどんなフォントでキャプションが入るかと期待してたのにねえし。学園ものの癖に未知の生命体と戦争中とか和気藹々出来ない士官学校で何する気なんだろうな。理解に苦しむわ。生身の艦娘が闘うって設定を映像化で補完すると生身の女の子が傷付くって事分かっているのかね。
『新妹魔王の契約者』
偽の妹達が魔王と従者で、主人公は勇者の一族と。世界の半分とはいわんが、こいつらがくっ付くだけで世界の均衡が保てるとかそんな感じなんだろうな。一応、催眠で親父が海外に仕事に出掛ける描写には感心した。キャラデがエロいから同居ものとしてドンドンヒロイン増えていったら良いんちゃうかなと思った。
『冴えない彼女の育てかた』
結局顔やの。既に陥落済みのヒロイン二人より、冴えない彼女の方がちゃんと可愛いのは良かったね。
『蒼穹のファフナー EXODUS』
ヒロイン役があの声のままあてる技術が上達しててびびった。これなら前シリーズからのヒロインとして重要な位置付け任せられるやん。それだけで安心したし、同窓会チックな展開の裏で平穏が破られて人類最後の日の絶望と希望を感じさせる作りでちゃんと続編になってて良かった。
『幸腹グラフィティ』
確かにデジタル作画で飯が書き込んである。でも、味っ子程美味しそうには見えんかった。まあ、美味いもん食って幸せなのは万国共通やね。
『アイドルマスター シンデレラガールズ』
アイドル達が主人公なんだろうけど、それをスカウトするプロデューサーの不器用だけどここぞと見込んだアイドル達への態度に好感が持てた。
『美男高校地球防衛部LOVE!』
何か、宇宙生物という名のげっ歯類役の麦人さんとやおい常連組みのコントだけで流し見する楽しさがあるね。
『神様はじめました◎』
三森さんが上達したってことなのかな。前より随分可愛らしくなってた。元気少女にほだされるオッサン達作品なのでそれで良いと思う。
『デス・パレード』
OPの楽しさは随一。本編は何か死後の世界の行き先を決める不条理系って感じか。OPの楽しさ程のものがないので今後次第かな。
『DOG DAYS’’』
何かあっちの世界で魔物が増えているっぽい雰囲気なんだけど、倒してみたら可愛らしい小動物に戻るとか。転送事故で想定外の場所に飛ばされて荷物も無くなって危機一髪の体とか、唯一人喰い植物に食われかけるところだけハラハラさせておいてからの匙加減が上手いから全部茶番なんだろうなって安心感がある。それがこの作品の良い所よ。波風立てる必要の無い作品で波風立てて失敗している作品にも見習って欲しい位の順風満帆やね。SD化した男衆が等身大の女の子達の体の表面をととっとこ走るEDといい、帰ってきたって感じや。
『THE ROLLING GIRLS』
お寒い御当地内輪受けネタのせいで、地元のヒーローに憧れる主人公とその裏側の話がぼやけて勿体無いね。東京だけの感覚で作品作った割に世界に打って出るような意志はなさそうやね。
『みんな集まれ!ファルコム学園SC』
適度に作品ネタを織り交ぜつつ、相変わらずのゴーファイで気軽に楽しめそうだ、みしし。
『純潔のマリア』
重騎兵とクロスボウから戦槌、人質ビジネスと中世会戦の場面が楽しい。肝心の魔女マリアが戦争を止めるために動くと。こいつはどえらい矛盾だぜ。その辺をしてボーイミーツガールとどう落ちを付けるのかって所次第かな。
『銃皇無尽のファフニール』
世界を竜から守る力を持った少女とか、竜に見初められると竜になるとか。そこに加わる主人公とか、見初められてそうな女の子登場とか、もう1巻で燃え尽きそうな感じがプンプンするな。となるともっと可愛い人気の出るヒロインという名のてこ入れが来るんだろうか。それにしては、演者の質に難があるような気もするが、文字通りのニューヒロインに期待やな。
『戦国無双』
北条を兵糧攻めにしておいて、主人公の必殺技一つで城壁破壊して無双してたら何のこっちゃって感じ。まあ、史実の展開が早いから退屈せずに見られそうではあるけどね。
『聖剣使いの禁呪詠唱』
へっぽこな設定やら何やらで作品世界が破壊されているんだけど、不思議と味のある駄目作品枠で断トツの存在感を放っている。禁呪詠唱をワールドブレイクと読ませる。ただしブレイクするのは作品の世界観と視聴者の腹筋。
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース エジプト編』
イギーが可愛かったわ。エジプトに着いてからはサクサク進みそうなのでまた楽しめそうだ。
『暗殺教室』
殺さないと世界を滅ぼすとかいう謎生物の先生と生徒達の織り成すハートフルボッコって感じか。ヤンキー先生の亜種みたいな感じで破天荒に毎回生徒達の問題を解決して行くんかね。何か面白味に欠けるのは映像化の際に失敗しているんじゃないかな。
『夜ノヤッターマン』
終末の世界を舞台にドローンボー側から悪政をしくヤッターマンとの闘いを描くって感じか。ちょっと『キャシャーンSins』を思い出すような美術やね。終末ってどうしても似てしまうんかな。
『ISUCA』
主人公の前に真っ裸のお姉さんから化け物に変身するB級ホラーのお約束から弓道少女が助けてくれてと。『犬夜叉』を思い出しつつ、何か全然雰囲気の違うOPが流れてチグハグ感が何ともね。両親海外旅行と来れば、推し掛け女房のバーゲンセールが待っているんだろうな。お手軽テンプレ展開に暴力系ヒロインの安っぽさが何でホラー仕立てになっているのかって齟齬を何とかしてくれ。パンツオンザフェイスから、服が脱げて精気を奪われているカットでの少年漫画並のパンツの強度、バッタンチューからの覚醒と、貧乳だから胸当て無しで弓撃っても大丈夫とか、恩人に弓引く引きとかさ、メッチャ軽い作品やん。しかも次回予告なしとか正気を疑うわ。まあ、EDのオール梅津さんのエロ絵だけは見る価値あるんちゃうかな。こんなのアニメ化して良いんすかなどという駄洒落を思いついたが、正直洒落になってないで……。
『Go!プリンセスプリキュア』
シリーズを重ねる毎にちょっとずつ変化を付けてきた訳だが、今回は前シリーズでの幼馴染の男の子やら恋愛禁止を受けての学園王子と進歩した訳か。
OPのフォントがこれまでのシリーズから大幅に変わっており、背景に溶け込むような淡い感じになっている。従来必須のクレジットを読ませつつ絵の邪魔をしないという方向性から、クレジットはあるけどノンクレジットのような印象に仕上がっていた。基本は同じような展開なんだけど、シリーズ毎にちょっとずつ進歩していく部分を含めて楽しめるのも良いね。まあ、プリンセスだとかプリンスに学園と来るとシリーズがこける作品もあるから、その辺老舗の力を見せ付けてくれると信じよう。
『カードファイト!! ヴァンガードG』第1話
新たな主人公クロノ(髪型がやばい)に新たなカード。成長したカムイやらを加えての再始動。新米先導者を歴戦の先導者が導くといった内容だ。成長した他の面々が登場するだけで、ある程度は満足出来るだろうが、対等の仲間を得てそれを導く先導者となれるかどうかがシリーズの命運を握っていると思うので期待したい。
新たな主人公クロノ(髪型がやばい)に新たなカード。成長したカムイやらを加えての再始動。新米先導者を歴戦の先導者が導くといった内容だ。成長した他の面々が登場するだけで、ある程度は満足出来るだろうが、対等の仲間を得てそれを導く先導者となれるかどうかがシリーズの命運を握っていると思うので期待したい。
2014年10月新番の雑感
2014年10月26日 1話雑感・そこそこ
『ガンダム Gのレコンギスタ』(富野作品を知っている場合)
『Fate/stay night Unlimited Blade Works』(前のアニメ化や『Fate/Zero』視聴済の場合)
『ワールドトリガー』(深夜アニメとは違ったゆっくりに耐えられるなら)
『四月は君の嘘』(恋愛推しに耐性があるなら)
『Hi☆ sCoool! セハガール』(懐かしさとして知っているなら)
『蟲師 続章 後半エピソード』
・まあまあ
『魔弾の王と戦姫』(ラノベ的女の子推しに我慢出来るなら)
『弱虫ペダル GRANDE ROAD』
『繰繰れ!コックリさん』(自分が年を取ったなと意識していたら)
『ガンダムビルドファイターズトライ』(玩具販促に耐性があるなら)
『異能バトルは日常系のなかで』
『トライブクルクル』
学校授業でダンスが必修化された案件の利権関係の人達が企画したのかな。でも、キャラデのせいでヒロインが今一つ可愛くないってのはな。主人公が小生意気で格好良さにはまだまだの半ズボンなのは良いと思う。でも、ヒロインもそれに合わせる必要はないと思う。
『旦那が何を言っているかわからない件』
パロディ多目だけど、キャッキャしているの見ると、現実に引き戻されるな。まあ、ミニ枠だから大体良いんじゃないかな。EDのデュエットが歌謡曲っぽくて良い雰囲気。
『ガンダム Gのレコンギスタ』
御大の作品ってシナリオの出来がいつも中の下位なんだけど、何だかんだで見られる画面作るの上手いな。1話目に関しては軌道エレベーターやらガンダムが起動するのも含め何だかワクワクする内容だった。でも、2話目から早速現実味持たせるために人死にとかヒステリックヒロインでしたとかは色々滅入る。まあ、御大同人アニメなのでファン以外はガンダムに釣られて見ると火傷しますわ。
『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』
実写だと日本人が演じる都合上日本的な世界になるのだろうけど、アニメだけあって西洋と東洋の融合したファンタジーって感じになっていた。こじゃれた感じってのがどうにもだけど、複雑な背景を持って選ばれたダークヒーローって感じなんだろうね。やや洋画風の軽いやり取りが滑り気味なのは気になるけど、よく出来ている方じゃないかな。
『まじっく快斗1412』
1話から作画に波があるのはどうかと思うが、ちゃんと『まじっく快斗』をやる気なのは分かった。『コナン』みたいな引き延ばしではなく物語が進行すると良いね。
『デンキ街の本屋さん』
ギャグもので30分アニメってのはビビったね。一応画面が保てた辺りがスタジオの力なんだろうね。ながら見するのに丁度良い感じの作品かな。
『Fate/stay night Unlimited Blade Works』
1回目の放送だが、0話でプロローグだけあって、今回メインと思しき凛がマスターとなって聖杯戦争に参加するまでの話になっていた。恐らくだが、この作品は膨大に用意した背景設定も魅力なのだろうが、今回は後付の『Fate/Zero』を受けた上での時系列が意識された内容で、キャラ自体の背景やら辛抱遠慮は語られないが、所作によって過去との繋がりを意識させる内容になっていた。心の声でなく、独白で心情を語っている場面もあって弱冠不安ではあるが。膨大な設定の説明に終始しイベントの消化では終わらない可能性は感じた。
『魔弾の王と戦姫』
割とちゃんと中世の世界観をやるんだなと感心した。でも、中世だと王政だから悪の王対主人公サイドの正義の王みたいなつまらんシナリオが待ってそうなんだよな……。
『ワールドトリガー』
秘められた能力と正義の心、足りない力は成長することで補う。男の子が全部揃っているね。こりゃあ良い。
『七つの大罪』
豚が可愛い。畜生、汝に罪なし。おっぱい揉んで、豚と戯れて、悪党を蹴散らして、まあ良いんちゃう。
『失われた未来を求めて』
失われたアニメの動きを求めて、3Dの手書きトレスみたいな印象の質感だけど、省エネになってないのなら動きが今一つな分ちょっとなって思った。これはこれで、止め絵の美麗さだけでどこまで闘えるかの挑戦とも受け取れる。まあ、最良の未来を求めて右往左往するってのはそれなりに悪くない筋と思うから、華のある画面でよろしく。
『グリザイアの果実』
ギャグをシリアスに流す主人公でテンポよくってことなんだろうけど、今の所したり顔でお目見えするパンツのアップが長くてテンポ損なっているんだからお笑い草だな。
『神撃のバハムート GENESIS』
アフロが主人公とか、お洒落系を装った課金ゲーっぽい導入からは想像できない展開で、案外魔法のある中世ファンタジーとしてしっかり画面も作ってあった。キャスティングもガチでクオリティが最後まで貫かれるなら良いんじゃないかな。
『暁のヨナ』
インストのOPに始まって彩色溢れる華やかな画面で豪華で壮大な印象を受ける。反面、少女漫画的、あるいはトレンディーな恋愛至上の振り子ともいうべき内容で、まだ自立していない姫であるヒロインが、二人の幼馴染の男選びで失敗してといった印象を受ける。早速王様が殺されて、王朝の存亡といった内容に踏み込む男の野望で盛り上がるはずなのに、恋の振り子が全てを牽引するのでどこか白ける。王宮を舞台としているからというのもあるが、画面の色遣いが長く見ていて疲れてくる。利休の黒を至上とする(その実ただのファッションセンスなしの黒志向)感性が合わないのかもしれない。劇伴はかなり良い。ただ、塗りに関してはデジタル彩色って感じよりはアナログチックな処理が施してあった方が良かったんじゃないかな。手間だけど、時代考証ってのはそういう画面の印象になる美術面を大事にして欲しかったね。
『弱虫ペダル GRANDE ROAD』
特に説明もなく続きから始まって、後方からTOP集団に追い付いて全員揃ってゴールに向かってこれからって展開と、2期の開始とが合わさった立ち上がり。意外だったのは、御堂筋が素直に相手を認めて泥臭い全力勝負をしそうな展開になったことか。
『繰繰れ!コックリさん』
おかっぱ頭の自称ロボな薄幸の少女にコックリさんがやって来てなハートに来るコメディ。ミニ枠と思ったら30分枠で、同じギャグの繰り返しも多いからもつのかと思ったが案外なんとかなった。優しいキャラが手を差し伸べてくれる『びんちょうタン』って感じかな。
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
売れ線を強く意識していて色んなスポンサーの思惑が透けて見えそうな感じだけど、一番肝心なところを間違えている。水樹さんに高潔少女って感じの主人公キャラは合ってないよ。よく割り振られているけど、尽く微妙でしょ。折角なら、もっと演者として殻を破りそうな新しい方向性のキャラを振って欲しいね。そういう甘さに始まってシナリオが微妙で、しかもロボットものとか好きなジャンルを衰退させるのは勘弁してくれ。
『甘城ブリリアントパーク』
アヴァンのいきなりマスケットでライフル並の射撃される場面から始まってさ。時間が短いから何とか誤魔化せたけど滑ってないか。で、訳あり主人公でキャストが夢の国の住人なおんぼろ遊園地やら姫さん相手に男気全開で再建するって感じか。人を集めたいなら『ナイトスクープ』に投稿したらええんちゃうか。とりあえず、ギャグが滑るのはいつも通りなので、コメディ要素のない作品が見たいね。
『ガンダムビルドファイターズトライ』
ブランドの威信と今後の新規層開拓を賭けた夕方のシリーズ。導入の1話なんだけど、自分もガンプラバトルに参加する女の子がメインで進行するってのは駄目だよ。部活の再建を賭けて全国優勝を目指すって展開は絶対男の子だよ。なら、男の子の視点で導入をやらないとね。
『大図書館の羊飼い』
未来が見えるって設定でラッキースケベからの変態扱いとか、そこはテンプレなんだろうけどさ。事故の描写がガチンコだったのに因果関係を何一つ考えないとか以前に話題にすらなってないとか、そういうのやめようよ。結果のために過程があるのが作劇だとしても、過程と結果に因果関係があるように見せるもんだと思うよ。
『異能バトルは日常系のなかで』
異能がある普通の日常という本来相容れない組み合わせ、案外もたせた辺り面白いなと思った。
『寄生獣』
もっとホラーチックなキャラデかと思ったけどそうでもないし、ミギーが平野綾で頼れる相棒というよりは可愛い相棒路線なんだな。此岸にあって彼岸に入り込んでいく気持ち悪い感じと可愛らしさで気楽に見られる気持ち悪さに抑えてあって良かった。まじホラーでも描写のせいで画面真っ暗な戦闘シーンとか見たくないしね。
『サイコパス 2』
上手くやろうとしているのは伝わってきたが、如何せんシリーズの背景という土台に難があるので、建てられる物語が刹那的にならざるを得ないのが歯がゆいなと思った。
『四月は君の嘘』
音楽を題材にした作品で音楽の良さやら質を万人に受ける形で表現することは難しいが、音楽と動きで青春物語と組み合わせるなら話は別。ただ、現代で音楽を題材とした玩具販促じゃない作品で本編中でOP曲が登場したり名盤扱いされるのはなまじっか良いOPと作品なだけに安っぽくなって嫌だな。全く縁のない題材で青春物語だけど、良い作品だと思うわ。
『Bonjour♪恋味パティスリー』
スマホゲー版『夢パティ』か。まあ、夢の菓子職人を軽視している点で深い溝があるけどね。勿論、そのお手軽キャラゲーを最大に活かしたキャラ押しなら、それはそれで良いと思う。
『トリニティセブン』
選ばれし力を持った主人公が、選ばれし力を持ったヒロインを選ぶ、あるいは選ばれるって展開なんだろうね。崩壊した世界だとか、隔離された魔法学校だとか、現実からファンタジーに接続しようとなると悲劇なしには無理なんかね。そこまでして彼女おらんとあかんわって感じをの物語になりそうだと、もう出落ちですな。
『山賊の娘ローニャ』
息子さんがどういうことやるのかと思ったけど、実直に親父の路線を引継ぎつつ、金の力学で甘くなっている部分を改良してくるとは思わなかったね。新しいCG処理を取り入れて、本職じゃないけどちゃんと演技出来る演者を集めて、偉大な山賊の娘が頭になるような父権的な展開をやると。まあ、映画ならジブリっぽいだけで間が持つけど、TVアニメだと流し見で済む程度の画面の魅力はきついね。親父同様に薄めのシナリオを画面で楽しく見せたいんだろうけど、それにしては物足りない。そういうのは京アニ辺りが既に通り過ぎているしね。真に親父を超えたいなら玩具販促で父権的なシナリオで傑作作ったら良いと思うよ。少なくともお膳立てしてくれてリピート放送の多いNHKアニメでは無理や。
『Hi☆ sCoool! セハガール』
ゲームハード系のショートアニメか。セガのハードね。効果がセーガーだったり、テレホにラジカセやらゲームの懐かしいネタを織り交ぜつつ、バーチャの世界に入ったところで終わりと。予告を見るにアキラが暴れてて、懐かしのと再現系を足した感じなんだろうなと思った。
『SHIROBAKO』
部活で自主制作アニメを作っていた仲間達との桃園の契りならぬドーナツの契りに始まり、制作進行になってからの深夜に締め切り間際の疲れが限界に近い状況から来る興奮。そこからのドラテク全開のレースから始まって、法定速度の速度計を映すブラックジョーク。蓋を開けてみればアニメ業界アニメというよりはお仕事アニメになっており、仕事から帰ってきてから見るには少々辛い。それはよく出来ていることの証左でもあるかな。もっともらしく作ってはあるだろうけど、それでも私達は頑張ってアニメを作って向き合っていくんですなんてテンプレの理想で終わるだけではありがちなので、苦悩と挫折も織り込まれていると良いね。
『俺、ツインテールになります。』
サブタイからすると2通り考えられるんだろうけど、男の娘じゃなかっただけで良いね。男の娘だと返って笑わせようとする分、滑りやすい方向へ行かざるを得なくなって進退窮まりそうなので、女の子に変身するってだけでギャグの出来に関係なく見られるから良いね。
『ガールフレンド(仮)』
キャラクター紹介(仮)。クロエ何とかという一昔前のエースの丹下さんキャラが満を持して登場するだけで全部許せる。偶然会って偶然落とした写真を校内放送もせず、汚すかもしれない不安も省みず持って探し回るとはと思った。でも、許した。それ位破壊力あったわ。
『曇天に笑う』
江戸のアルカトラズに笑う。いい加減峰打ちだから無傷的な表現の格好悪さに気付いて欲しいね。時代劇の場合は切ることの代替かつ様式美に昇華してあるけど、木刀でもガチンコの稽古だと死人出るからね。
『結城友奈は勇者である』
これが行けると思ったのは勇者だね。勇者の部活動ものかと思っていたが突拍子もない世界の危機に対峙するとか。女の子が世界を救いたいって妄想じみた意志を持っているってのに現実味を持たせる何かがないときつい。これで人が死んだりするような展開とか予期させる不安感のある画面作りまであるんだから、何をかいわんやですな。
『蟲師 続章 後半エピソード』
ギンコにとっての第2の師匠的人物との出会いと別れの回想話。中尾さんの抑え気味で低い声で、ぶっきらぼうだけど優しさのある話し方。相変わらずの美術に裏付けられて、一緒にギンコを見守っているかのような内容から再開すると。心象風景を感じさせる美術も相変わらずで、後は制作が破綻しなければ良いですね。
『ガンダム Gのレコンギスタ』(富野作品を知っている場合)
『Fate/stay night Unlimited Blade Works』(前のアニメ化や『Fate/Zero』視聴済の場合)
『ワールドトリガー』(深夜アニメとは違ったゆっくりに耐えられるなら)
『四月は君の嘘』(恋愛推しに耐性があるなら)
『Hi☆ sCoool! セハガール』(懐かしさとして知っているなら)
『蟲師 続章 後半エピソード』
・まあまあ
『魔弾の王と戦姫』(ラノベ的女の子推しに我慢出来るなら)
『弱虫ペダル GRANDE ROAD』
『繰繰れ!コックリさん』(自分が年を取ったなと意識していたら)
『ガンダムビルドファイターズトライ』(玩具販促に耐性があるなら)
『異能バトルは日常系のなかで』
『トライブクルクル』
学校授業でダンスが必修化された案件の利権関係の人達が企画したのかな。でも、キャラデのせいでヒロインが今一つ可愛くないってのはな。主人公が小生意気で格好良さにはまだまだの半ズボンなのは良いと思う。でも、ヒロインもそれに合わせる必要はないと思う。
『旦那が何を言っているかわからない件』
パロディ多目だけど、キャッキャしているの見ると、現実に引き戻されるな。まあ、ミニ枠だから大体良いんじゃないかな。EDのデュエットが歌謡曲っぽくて良い雰囲気。
『ガンダム Gのレコンギスタ』
御大の作品ってシナリオの出来がいつも中の下位なんだけど、何だかんだで見られる画面作るの上手いな。1話目に関しては軌道エレベーターやらガンダムが起動するのも含め何だかワクワクする内容だった。でも、2話目から早速現実味持たせるために人死にとかヒステリックヒロインでしたとかは色々滅入る。まあ、御大同人アニメなのでファン以外はガンダムに釣られて見ると火傷しますわ。
『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』
実写だと日本人が演じる都合上日本的な世界になるのだろうけど、アニメだけあって西洋と東洋の融合したファンタジーって感じになっていた。こじゃれた感じってのがどうにもだけど、複雑な背景を持って選ばれたダークヒーローって感じなんだろうね。やや洋画風の軽いやり取りが滑り気味なのは気になるけど、よく出来ている方じゃないかな。
『まじっく快斗1412』
1話から作画に波があるのはどうかと思うが、ちゃんと『まじっく快斗』をやる気なのは分かった。『コナン』みたいな引き延ばしではなく物語が進行すると良いね。
『デンキ街の本屋さん』
ギャグもので30分アニメってのはビビったね。一応画面が保てた辺りがスタジオの力なんだろうね。ながら見するのに丁度良い感じの作品かな。
『Fate/stay night Unlimited Blade Works』
1回目の放送だが、0話でプロローグだけあって、今回メインと思しき凛がマスターとなって聖杯戦争に参加するまでの話になっていた。恐らくだが、この作品は膨大に用意した背景設定も魅力なのだろうが、今回は後付の『Fate/Zero』を受けた上での時系列が意識された内容で、キャラ自体の背景やら辛抱遠慮は語られないが、所作によって過去との繋がりを意識させる内容になっていた。心の声でなく、独白で心情を語っている場面もあって弱冠不安ではあるが。膨大な設定の説明に終始しイベントの消化では終わらない可能性は感じた。
『魔弾の王と戦姫』
割とちゃんと中世の世界観をやるんだなと感心した。でも、中世だと王政だから悪の王対主人公サイドの正義の王みたいなつまらんシナリオが待ってそうなんだよな……。
『ワールドトリガー』
秘められた能力と正義の心、足りない力は成長することで補う。男の子が全部揃っているね。こりゃあ良い。
『七つの大罪』
豚が可愛い。畜生、汝に罪なし。おっぱい揉んで、豚と戯れて、悪党を蹴散らして、まあ良いんちゃう。
『失われた未来を求めて』
失われたアニメの動きを求めて、3Dの手書きトレスみたいな印象の質感だけど、省エネになってないのなら動きが今一つな分ちょっとなって思った。これはこれで、止め絵の美麗さだけでどこまで闘えるかの挑戦とも受け取れる。まあ、最良の未来を求めて右往左往するってのはそれなりに悪くない筋と思うから、華のある画面でよろしく。
『グリザイアの果実』
ギャグをシリアスに流す主人公でテンポよくってことなんだろうけど、今の所したり顔でお目見えするパンツのアップが長くてテンポ損なっているんだからお笑い草だな。
『神撃のバハムート GENESIS』
アフロが主人公とか、お洒落系を装った課金ゲーっぽい導入からは想像できない展開で、案外魔法のある中世ファンタジーとしてしっかり画面も作ってあった。キャスティングもガチでクオリティが最後まで貫かれるなら良いんじゃないかな。
『暁のヨナ』
インストのOPに始まって彩色溢れる華やかな画面で豪華で壮大な印象を受ける。反面、少女漫画的、あるいはトレンディーな恋愛至上の振り子ともいうべき内容で、まだ自立していない姫であるヒロインが、二人の幼馴染の男選びで失敗してといった印象を受ける。早速王様が殺されて、王朝の存亡といった内容に踏み込む男の野望で盛り上がるはずなのに、恋の振り子が全てを牽引するのでどこか白ける。王宮を舞台としているからというのもあるが、画面の色遣いが長く見ていて疲れてくる。利休の黒を至上とする(その実ただのファッションセンスなしの黒志向)感性が合わないのかもしれない。劇伴はかなり良い。ただ、塗りに関してはデジタル彩色って感じよりはアナログチックな処理が施してあった方が良かったんじゃないかな。手間だけど、時代考証ってのはそういう画面の印象になる美術面を大事にして欲しかったね。
『弱虫ペダル GRANDE ROAD』
特に説明もなく続きから始まって、後方からTOP集団に追い付いて全員揃ってゴールに向かってこれからって展開と、2期の開始とが合わさった立ち上がり。意外だったのは、御堂筋が素直に相手を認めて泥臭い全力勝負をしそうな展開になったことか。
『繰繰れ!コックリさん』
おかっぱ頭の自称ロボな薄幸の少女にコックリさんがやって来てなハートに来るコメディ。ミニ枠と思ったら30分枠で、同じギャグの繰り返しも多いからもつのかと思ったが案外なんとかなった。優しいキャラが手を差し伸べてくれる『びんちょうタン』って感じかな。
『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』
売れ線を強く意識していて色んなスポンサーの思惑が透けて見えそうな感じだけど、一番肝心なところを間違えている。水樹さんに高潔少女って感じの主人公キャラは合ってないよ。よく割り振られているけど、尽く微妙でしょ。折角なら、もっと演者として殻を破りそうな新しい方向性のキャラを振って欲しいね。そういう甘さに始まってシナリオが微妙で、しかもロボットものとか好きなジャンルを衰退させるのは勘弁してくれ。
『甘城ブリリアントパーク』
アヴァンのいきなりマスケットでライフル並の射撃される場面から始まってさ。時間が短いから何とか誤魔化せたけど滑ってないか。で、訳あり主人公でキャストが夢の国の住人なおんぼろ遊園地やら姫さん相手に男気全開で再建するって感じか。人を集めたいなら『ナイトスクープ』に投稿したらええんちゃうか。とりあえず、ギャグが滑るのはいつも通りなので、コメディ要素のない作品が見たいね。
『ガンダムビルドファイターズトライ』
ブランドの威信と今後の新規層開拓を賭けた夕方のシリーズ。導入の1話なんだけど、自分もガンプラバトルに参加する女の子がメインで進行するってのは駄目だよ。部活の再建を賭けて全国優勝を目指すって展開は絶対男の子だよ。なら、男の子の視点で導入をやらないとね。
『大図書館の羊飼い』
未来が見えるって設定でラッキースケベからの変態扱いとか、そこはテンプレなんだろうけどさ。事故の描写がガチンコだったのに因果関係を何一つ考えないとか以前に話題にすらなってないとか、そういうのやめようよ。結果のために過程があるのが作劇だとしても、過程と結果に因果関係があるように見せるもんだと思うよ。
『異能バトルは日常系のなかで』
異能がある普通の日常という本来相容れない組み合わせ、案外もたせた辺り面白いなと思った。
『寄生獣』
もっとホラーチックなキャラデかと思ったけどそうでもないし、ミギーが平野綾で頼れる相棒というよりは可愛い相棒路線なんだな。此岸にあって彼岸に入り込んでいく気持ち悪い感じと可愛らしさで気楽に見られる気持ち悪さに抑えてあって良かった。まじホラーでも描写のせいで画面真っ暗な戦闘シーンとか見たくないしね。
『サイコパス 2』
上手くやろうとしているのは伝わってきたが、如何せんシリーズの背景という土台に難があるので、建てられる物語が刹那的にならざるを得ないのが歯がゆいなと思った。
『四月は君の嘘』
音楽を題材にした作品で音楽の良さやら質を万人に受ける形で表現することは難しいが、音楽と動きで青春物語と組み合わせるなら話は別。ただ、現代で音楽を題材とした玩具販促じゃない作品で本編中でOP曲が登場したり名盤扱いされるのはなまじっか良いOPと作品なだけに安っぽくなって嫌だな。全く縁のない題材で青春物語だけど、良い作品だと思うわ。
『Bonjour♪恋味パティスリー』
スマホゲー版『夢パティ』か。まあ、夢の菓子職人を軽視している点で深い溝があるけどね。勿論、そのお手軽キャラゲーを最大に活かしたキャラ押しなら、それはそれで良いと思う。
『トリニティセブン』
選ばれし力を持った主人公が、選ばれし力を持ったヒロインを選ぶ、あるいは選ばれるって展開なんだろうね。崩壊した世界だとか、隔離された魔法学校だとか、現実からファンタジーに接続しようとなると悲劇なしには無理なんかね。そこまでして彼女おらんとあかんわって感じをの物語になりそうだと、もう出落ちですな。
『山賊の娘ローニャ』
息子さんがどういうことやるのかと思ったけど、実直に親父の路線を引継ぎつつ、金の力学で甘くなっている部分を改良してくるとは思わなかったね。新しいCG処理を取り入れて、本職じゃないけどちゃんと演技出来る演者を集めて、偉大な山賊の娘が頭になるような父権的な展開をやると。まあ、映画ならジブリっぽいだけで間が持つけど、TVアニメだと流し見で済む程度の画面の魅力はきついね。親父同様に薄めのシナリオを画面で楽しく見せたいんだろうけど、それにしては物足りない。そういうのは京アニ辺りが既に通り過ぎているしね。真に親父を超えたいなら玩具販促で父権的なシナリオで傑作作ったら良いと思うよ。少なくともお膳立てしてくれてリピート放送の多いNHKアニメでは無理や。
『Hi☆ sCoool! セハガール』
ゲームハード系のショートアニメか。セガのハードね。効果がセーガーだったり、テレホにラジカセやらゲームの懐かしいネタを織り交ぜつつ、バーチャの世界に入ったところで終わりと。予告を見るにアキラが暴れてて、懐かしのと再現系を足した感じなんだろうなと思った。
『SHIROBAKO』
部活で自主制作アニメを作っていた仲間達との桃園の契りならぬドーナツの契りに始まり、制作進行になってからの深夜に締め切り間際の疲れが限界に近い状況から来る興奮。そこからのドラテク全開のレースから始まって、法定速度の速度計を映すブラックジョーク。蓋を開けてみればアニメ業界アニメというよりはお仕事アニメになっており、仕事から帰ってきてから見るには少々辛い。それはよく出来ていることの証左でもあるかな。もっともらしく作ってはあるだろうけど、それでも私達は頑張ってアニメを作って向き合っていくんですなんてテンプレの理想で終わるだけではありがちなので、苦悩と挫折も織り込まれていると良いね。
『俺、ツインテールになります。』
サブタイからすると2通り考えられるんだろうけど、男の娘じゃなかっただけで良いね。男の娘だと返って笑わせようとする分、滑りやすい方向へ行かざるを得なくなって進退窮まりそうなので、女の子に変身するってだけでギャグの出来に関係なく見られるから良いね。
『ガールフレンド(仮)』
キャラクター紹介(仮)。クロエ何とかという一昔前のエースの丹下さんキャラが満を持して登場するだけで全部許せる。偶然会って偶然落とした写真を校内放送もせず、汚すかもしれない不安も省みず持って探し回るとはと思った。でも、許した。それ位破壊力あったわ。
『曇天に笑う』
江戸のアルカトラズに笑う。いい加減峰打ちだから無傷的な表現の格好悪さに気付いて欲しいね。時代劇の場合は切ることの代替かつ様式美に昇華してあるけど、木刀でもガチンコの稽古だと死人出るからね。
『結城友奈は勇者である』
これが行けると思ったのは勇者だね。勇者の部活動ものかと思っていたが突拍子もない世界の危機に対峙するとか。女の子が世界を救いたいって妄想じみた意志を持っているってのに現実味を持たせる何かがないときつい。これで人が死んだりするような展開とか予期させる不安感のある画面作りまであるんだから、何をかいわんやですな。
『蟲師 続章 後半エピソード』
ギンコにとっての第2の師匠的人物との出会いと別れの回想話。中尾さんの抑え気味で低い声で、ぶっきらぼうだけど優しさのある話し方。相変わらずの美術に裏付けられて、一緒にギンコを見守っているかのような内容から再開すると。心象風景を感じさせる美術も相変わらずで、後は制作が破綻しなければ良いですね。
2014年7月新番の雑感をまとめて
2014年7月25日 1話雑感夏草や兵共と夢の島。
・かなり
『月刊少女野崎くん』
『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』(前のシリーズ見てる場合)
・そこそこ
『まじもじるるも』
『ばらかもん』
・まあまあ
『さばげぶっ!』
『アカメが斬る!』
『ヤマノススメ セカンドシーズン』
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!』
『スペース☆ダンディ シーズン2 』
『Free! -Eternal Summer-』
久々に見て既視感あるなと思ったら、構造が『ピンポン』と似ているね。何となく水泳やっているだけだが、才能があるって辺り。でも、本気になってないというか、なる気配すらなく斜に構えたままなのがこの作品の居心地の悪さの原因なんだろうね。水泳アニメとしても部活アニメとしてもハンチクで、主人公の立ち位置もハンチクなんだから、その煮え切らなさへの惜しいなって苛立ちなんだろう。
『グラスリップ』
こういう男女グループってのは無縁なので知らんが、そんなに身近で好きあったりしてるんかいな。面倒臭い上に、相変わらずギスギスした敵意で始まるとかね。新入りが入ってヒロイン取られちゃうパターンか。そういうドロドロってどこが面白いのか分からんわ。
『幕末Rock』
幕末と音楽が異質な舞台を見ているような収まりの悪さで、演者は歌も出来る人ばかり集めてあるんだけど、狙い過ぎ感が強い。何より、竜さん何かきめえわ。
『真 ストレンジプラス』
唐突な1期目メタ発言からバイバインに媚媚で未来の福山潤なので許してつかあさいと、物凄く内輪受けでござった。相変わらず緩いね。
『白銀の意思 アルジェヴォルン』
ロボットものするのやめたら良いと思うわ。だって、謎の宇宙帝国やら生命体が相手の時代と違って、人間対人間とか国家対国家ってやるには、アカとアホが相まって全然まともな世界観構築出来てねーやん。SF的な考証云々いうならロボットを運用する文化と政治背景こそ考証して欲しいような何がしたいんか分からん世界観。で、無能がご他聞に漏れず我が国をイメージして当て嵌めているから不快なんだよね。まあ、現実味のなさは度外視するにしても、それでやるのがガンダム大地に立つってさ……。こういう政治感で世界を本気で考えている連中は有事にいの一番に撃滅と制圧されると思うよ。本当にロボットものってジャンルそのものを駄目にするのは止めて欲しいね。
『アルドノア・ゼロ』
SFにありがちな歴史や文化の延長線の納得感がゼロ。ある日突然世界が設定されたような感覚で、これがゲームならクリアするという目的で何とか間を持たせられるのだろうが、如何せん物語として1クール以上追って見ると考えると厳しい。超古代兵器なんだろうけど、イデオンなら1機しかないけど、この作品の場合は万が一にでも鹵獲されると技術的優位がなくなる程度の優位なのに、随分と選民意識だけ肥大した国家を形成したもんだと思った。
『ソードアート・オンラインⅡ』
相変わらず凝っているのは分かるし、基本的にその時々のヒロイン相手に良い格好しいするんだろうけど、この地続き感のない近未来世界には相変わらず愕然とするね。
『東京喰種-トーキョーグール-』
グロいってのに拒否感あるけど、現代を舞台に食人鬼がうろついてて戒厳令も無く平然と暮らしている感じが同じくらい拒否感ある。
『ガンダムさん』
流石親子だけあって、ララァ似てたわ。ネタが際どいけど、ミニ枠だからこそ流せる加減でギャグパロは難しいなと思った。
『毎度!浦安鉄筋家族』
実際に走ってたから疾走感があった。
『少年ハリウッド』
電撃解散した伝説のアイドルが居て、元メンバーっぽいシャチョウが一般の美少年をスカウトしてアイドルグループ作って、アイドルとしてのキャラ作りの練習してキャラ紹介して終わりって感じ。キャラデが濃いのとマネのオネエっぽさが真に迫ってて気持ち悪いのとを何とかして欲しいわ。それ以外は、アイドルの裏側が仕掛ける側視点で垣間見える居心地の悪さが笑えてよかった。
『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』
流し見する分には悪くないと思うけど、本当に普通の女の子なのはどうかと思ったわ。
『RAIL WARS!』
なーんか思ってたのと全然違う駅員物語を学生主人公にするための方便でOJTと称している違和感。肉感的なデザインだからって空中半回転ラッキースケベには恐れ入ったね。逃げ去った引ったくり犯を鉄道ミステリーばりにドクターイエローで追いかけるという展開、もうそれがイエローやわ。隣の駅に通報しとけ。大立ち回りさせるために犯罪者逃がしかけるとか引くわ。鉄道関係は詳しい人なり資料で調べているんだろうけど、きちんとしている性格の主人公とスーツスタイルの制服の組み合わせはやっぱ微妙なカットあったし、いつものネクタイの問題が気になるから嫌なんだよね。スーツスタイルについては『ゴッドファーザー』とか国際会議のニュースとか本場の人達見て勉強しといてちょ。
『さばげぶっ!』
若手の女の子達がキャッキャウフフの脳内本格サバゲーイメージを玄田さんのアクションサバイバルな吹き替えイメージでメタもあるナレーションに頼り切って押していく潔さは若手の刺激にもなって良いと思う。そんなに大それた作品じゃないけど、サバゲー部分の描写とナレーションは本格的なの用意したからしっかり楽しんで欲しいって感じが伝わってきた。
『ひめゴト』
作中ではやたらと男の娘であることをありがたがって強調していたが、現実じゃ居ないってのもあるし、そういう作品としては今更感あるしで寒かった。もう一歩踏み込んだ男の娘あるあるの掴みが見たかったね。
『月刊少女野崎くん』
勘違い系とはいえ、ベタを塗らされるベタな展開が面白かったし、一々ラブコメ要素が勘違い方向でクラッシュされる訳ね。でも、基本は少女漫画家の野崎くんに引っ張られたラブが根底にあると。4コマっぽくて30分アニメなのに不安感あったけど面白いね。
『人生相談テレビアニメーション 「人生」』
何か特別な部活でハーレムで間延びしてて辛かった。ミニ枠向きの題材と思った。
『アオハライド』
現実の高一は案外子供っぽいってのは分かるんだけど、大人なことも出来るってとこが強調されると気持ち悪いわ。そもそも面倒臭いキャラばっかやな。純愛だか何だか知らんけど、顔が良かったら大体許されるってのはよく分かった。可愛いから僻まれるの嫌だからって振舞ったところで顔可愛いからな。でも、見てるワシの現実ちゃうからもうええわ。間違いなくコミカルな展開と万引きの疑いのとこが滑ってたのが原因。
『アカメが斬る!』
必殺仕事人に参加するまでの1話らしい導入。躊躇無くぶった切る主人公は面白いと思ったけど、あまり主人公に身近な存在を生贄にして欲しくはなかったなと。ちょっと知り合った位の間柄の相手が酷い目にあって仕置きするってのが仕事人のお約束やん。
『モモキュンソード』
昔話の桃太郎の下りから始まって、桃から男の子ではなく女の子が生まれてなエロ枠って分かるあからさまな出落ちで、視聴者を篩いにかける潔さ。ただし、桃尻ではなくおっぱいっす。地図座標の桃の点滅の仕方とか源平討魔伝を思い出した。プリキュアばりに5色天女が揃い踏みしたけど、鬼がまじ鬼で股間が厚くなる展開が繰り広げられるとはね。しかも犬と合体とか桃太郎伝説も思い出した。別におっぱい強調した服じゃなくても十分でかいんだから普通の服装で良かったと思うんだけどな。若手やや定着組を集めたとことかあざとすぎますわ。
『ハナヤマタ』
よさこいしませんかって、あのよさこいなのかな。何でよさこいなのかもよさこいの良さも分からんまま終わって、何か女の子が一杯出てきただけやなって感じか。それにしては画面に華もなかったね。和服って、もっと特別な感じするかと思ったけど、普段着のような着慣れた感じもなくてびびったわ。
『まじもじるるも』
まじかよ裏ルート君って感じかね。思っていたよりずっと悪くなかった。命懸けの深刻な設定だけど、主人公が良い奴なので良い方へ向かう。ご都合主義ってのはこうでなくっちゃね。
『LOVE STAGE!!』
初っ端からホモというか女的な仕草の男か……。DAIGOまで出てきたこれ関係のあれか。その後の展開も含めて、因縁のアイテムが玉とか、手に持って静まれとか、どっからどう見てもメタファーじゃねえか。流石ゲイ能界、大誤算やな。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!』
ロリな女の子がキャッキャウフフは相変わらずで、魔法の云々とか分かってなくてもお約束で見られる気楽さが良いね。主人公が分身して褐色ロリとか、ワシを狙い撃ちしとるな。
『スペース☆ダンディ シーズン2 』
ちょっとSFの知識を盛り込みつつ、投げっぱなしで終わるって辺りや、オムニバスの落差も相変わらずで面白いね。メイン3人に綺麗所が入っていないバランスの悪さを思っていたが、並行世界の3人が一同に会することで一応現状の3人が良いなって思わせるオチなのは良かった。ちょっと物足りない感じもそのままで、これからもオムニバスでバラつきがあるんだろうけど、納得出来る落ちがあると良いね。
『ヤマノススメ セカンドシーズン』
基本女の子がワキャワキャしているだけなんだけど、キャンプ道具が凝っているけど説明はないって辺のさりげない本格さが相変わらず良い味出している。
『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
おじさんの所に居候する場面から始まって、何か気視感あるんだけど、主人公の振る舞いがちょっと違ってて2週目っぽいなと思った。実際、テレビの中にあっさり入ったり、メガネもないのに迷いなく動いたり、大量の敵相手にペルソナで大暴れしたりと、完全にハードとかの2週目モード。まさにつよくてニューゲームになってた。
『DRAMAcial Murder』
雄が押忍って感じでわんさか出てきてチーマーっぽいアウトローな雰囲気出してた。それがネットゲームと繋がるってのが混沌としてた。ドーラ婆さんみたいな婆さんも出てたから、40秒で分かったのは要はゲイムなんでしょってこと。
『東京ESP』
異能力でガキ共がテロではしゃぐ展開か……。悪いんだけど、超能力者が受け入れられている世界抜きにテロ警戒で軍隊出張ってて戒厳令になってないって状態は雑やろ。そういう奴らが制裁されて超能力戦争でもすんのかと思ったらイラッとしただけで1話終わった。死ぬためだけに公権力とか政治家出したり、あまつさえ一般人巻き込むみたいな展開止めて欲しいな。たぶん、この作品の良い所は善悪の超能力者がぶつかる派手なバトルなんだろうけど、不快なキャラを筆頭に色々雑で台無し。
『みならいディーバ』
スタジオで動いている縁者の動きをリアルタイムでアニメーションキャラがトレースするって感じか。売れない合成音声ソフトが自分をプロデュースする体なんだけどフリートークとか、そういう人格みたなのを直接表現しないのがディーバって奴の良い所だと思うわ。
『六畳間の侵略者!?』
名優の名前をモデルにしたキャラ達に、ちょっと懐かしさのあるあれやこれやがありつつ、六畳一間の訳ありアパートに幽霊、魔法少女、地底人、宇宙人なあれやこれやがやってきて、要はケロロか。ケロロのええとこはベテランが新境地開拓して面白くしようとしたってとこや。じゃあ、この作品のええとこって何だろうと想定するに、たぶんあれやこれやの設定人達が巻き起こす仕様もない小競り合いの時の設定人らしいもっともらしさと掛け合いちゃうかな。抱き合わせ売りで技量度外視の混じった新人にそれは荷が重いんちゃうかな。キャラデやら塗りは悪くないと思うんで、可及的速やかにアフレコ慣れしてくれ。
『戦国BASARA Judge End』
パーティー中止。
『精霊使いの剣舞』
あなたには分からないでしょうね。縁もゆかりもない地で一生懸命やって、やっと精霊と契約出来そうだったんですよ。
世界観全然分かんないんだけど、精霊と契約出来るのは女だけで、過去に精霊と契約した唯一の男は世界の敵になったと。で、主人公が男なのに精霊と契約出来てって辺りに関する物語がこの作品の良さだろうね。精霊使いの子供が通わされる学園に編入してハーレム展開でのキャラ人気が重要と思ったんだろうけど、それは確かにそうだけど、物語の節目には何ら関係ないことなので、見当違いだと思う。主人公の目的意識が不明のままに学園に通わされてハーレムって展開だけ強調したら、気持ち悪いテンプレになるの当たり前やろ。作っている時は分かんなくても1話見りゃ分かるんで、後は修正する気あるんか次第ちゃいますか。パッと見のキャラの違いなんて物語が滞りなく流れる上ではさして影響ないことなんだけど、そこの差異ばっかり気にしてそうな上に塗りは悪くないけど魅力的でもないキャラデってのは色んな過去の人気作の寄せ集めが醗酵に失敗して腐敗臭漂っていて、下手しなくても原作の新刊が永久に出ない展開が予想されるからこのコンテンツの先行きを考えると悲しいね。
『ばらかもん』
左遷というか頭冷やすための都落ちで干渉多くてお節介でもあるが、東京で張り詰めているものとは違った良さのある良いイメージの田舎まんまって感じの作品。下宿先のちょこちょこ付いて来る幼女が、子供らしい素直な感性の鋭さで主人公が解きほぐされる。青年書道家が主人公で、田舎で一皮剥けるって感じなのかな。アテるの下手ではなく、幼女幼女している子役やらオッサンオバハンのバランスが良くて、方言が飛び交う一風変わった作品ですね。
『美少女戦士セーラームーン Crystal』
まあ、何がビビるかっていったら、三石さんの達者振りでしょうな。改めて見ると大学生とはいえタキシードのオッサンが中学生を見初めるってのは少女漫画らしくて怖いね。
『残響のテロル』
何、テロ想定作品かいな。まあ、思考実験としちゃ面白いかもしれんけど、自衛隊とアメリカ軍出す気もなくてどういうつもりやろな。施設がどうとか社会が悪かったのと青春の吹き溜まりにテロとか健全とは思えんで。911の再現染みたツインタワービル破壊含め、一見もっともらしく美術面は再現しているけど、電気関連や機械類含めてフェイルセーフとかあんのにもうちょっと調べた方がええと思うわ。ちょっと真面目に語るなら、社会に虐められたからそのトラウマを克服するために、同じように学校で虐められているヒロインが共犯者になって社会という抽象的なものへの復讐のために無差別テロの必要がある訳ね。折角可愛いのに話の都合で可哀想やったで。
・かなり
『月刊少女野崎くん』
『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』(前のシリーズ見てる場合)
・そこそこ
『まじもじるるも』
『ばらかもん』
・まあまあ
『さばげぶっ!』
『アカメが斬る!』
『ヤマノススメ セカンドシーズン』
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!』
『スペース☆ダンディ シーズン2 』
『Free! -Eternal Summer-』
久々に見て既視感あるなと思ったら、構造が『ピンポン』と似ているね。何となく水泳やっているだけだが、才能があるって辺り。でも、本気になってないというか、なる気配すらなく斜に構えたままなのがこの作品の居心地の悪さの原因なんだろうね。水泳アニメとしても部活アニメとしてもハンチクで、主人公の立ち位置もハンチクなんだから、その煮え切らなさへの惜しいなって苛立ちなんだろう。
『グラスリップ』
こういう男女グループってのは無縁なので知らんが、そんなに身近で好きあったりしてるんかいな。面倒臭い上に、相変わらずギスギスした敵意で始まるとかね。新入りが入ってヒロイン取られちゃうパターンか。そういうドロドロってどこが面白いのか分からんわ。
『幕末Rock』
幕末と音楽が異質な舞台を見ているような収まりの悪さで、演者は歌も出来る人ばかり集めてあるんだけど、狙い過ぎ感が強い。何より、竜さん何かきめえわ。
『真 ストレンジプラス』
唐突な1期目メタ発言からバイバインに媚媚で未来の福山潤なので許してつかあさいと、物凄く内輪受けでござった。相変わらず緩いね。
『白銀の意思 アルジェヴォルン』
ロボットものするのやめたら良いと思うわ。だって、謎の宇宙帝国やら生命体が相手の時代と違って、人間対人間とか国家対国家ってやるには、アカとアホが相まって全然まともな世界観構築出来てねーやん。SF的な考証云々いうならロボットを運用する文化と政治背景こそ考証して欲しいような何がしたいんか分からん世界観。で、無能がご他聞に漏れず我が国をイメージして当て嵌めているから不快なんだよね。まあ、現実味のなさは度外視するにしても、それでやるのがガンダム大地に立つってさ……。こういう政治感で世界を本気で考えている連中は有事にいの一番に撃滅と制圧されると思うよ。本当にロボットものってジャンルそのものを駄目にするのは止めて欲しいね。
『アルドノア・ゼロ』
SFにありがちな歴史や文化の延長線の納得感がゼロ。ある日突然世界が設定されたような感覚で、これがゲームならクリアするという目的で何とか間を持たせられるのだろうが、如何せん物語として1クール以上追って見ると考えると厳しい。超古代兵器なんだろうけど、イデオンなら1機しかないけど、この作品の場合は万が一にでも鹵獲されると技術的優位がなくなる程度の優位なのに、随分と選民意識だけ肥大した国家を形成したもんだと思った。
『ソードアート・オンラインⅡ』
相変わらず凝っているのは分かるし、基本的にその時々のヒロイン相手に良い格好しいするんだろうけど、この地続き感のない近未来世界には相変わらず愕然とするね。
『東京喰種-トーキョーグール-』
グロいってのに拒否感あるけど、現代を舞台に食人鬼がうろついてて戒厳令も無く平然と暮らしている感じが同じくらい拒否感ある。
『ガンダムさん』
流石親子だけあって、ララァ似てたわ。ネタが際どいけど、ミニ枠だからこそ流せる加減でギャグパロは難しいなと思った。
『毎度!浦安鉄筋家族』
実際に走ってたから疾走感があった。
『少年ハリウッド』
電撃解散した伝説のアイドルが居て、元メンバーっぽいシャチョウが一般の美少年をスカウトしてアイドルグループ作って、アイドルとしてのキャラ作りの練習してキャラ紹介して終わりって感じ。キャラデが濃いのとマネのオネエっぽさが真に迫ってて気持ち悪いのとを何とかして欲しいわ。それ以外は、アイドルの裏側が仕掛ける側視点で垣間見える居心地の悪さが笑えてよかった。
『普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。』
流し見する分には悪くないと思うけど、本当に普通の女の子なのはどうかと思ったわ。
『RAIL WARS!』
なーんか思ってたのと全然違う駅員物語を学生主人公にするための方便でOJTと称している違和感。肉感的なデザインだからって空中半回転ラッキースケベには恐れ入ったね。逃げ去った引ったくり犯を鉄道ミステリーばりにドクターイエローで追いかけるという展開、もうそれがイエローやわ。隣の駅に通報しとけ。大立ち回りさせるために犯罪者逃がしかけるとか引くわ。鉄道関係は詳しい人なり資料で調べているんだろうけど、きちんとしている性格の主人公とスーツスタイルの制服の組み合わせはやっぱ微妙なカットあったし、いつものネクタイの問題が気になるから嫌なんだよね。スーツスタイルについては『ゴッドファーザー』とか国際会議のニュースとか本場の人達見て勉強しといてちょ。
『さばげぶっ!』
若手の女の子達がキャッキャウフフの脳内本格サバゲーイメージを玄田さんのアクションサバイバルな吹き替えイメージでメタもあるナレーションに頼り切って押していく潔さは若手の刺激にもなって良いと思う。そんなに大それた作品じゃないけど、サバゲー部分の描写とナレーションは本格的なの用意したからしっかり楽しんで欲しいって感じが伝わってきた。
『ひめゴト』
作中ではやたらと男の娘であることをありがたがって強調していたが、現実じゃ居ないってのもあるし、そういう作品としては今更感あるしで寒かった。もう一歩踏み込んだ男の娘あるあるの掴みが見たかったね。
『月刊少女野崎くん』
勘違い系とはいえ、ベタを塗らされるベタな展開が面白かったし、一々ラブコメ要素が勘違い方向でクラッシュされる訳ね。でも、基本は少女漫画家の野崎くんに引っ張られたラブが根底にあると。4コマっぽくて30分アニメなのに不安感あったけど面白いね。
『人生相談テレビアニメーション 「人生」』
何か特別な部活でハーレムで間延びしてて辛かった。ミニ枠向きの題材と思った。
『アオハライド』
現実の高一は案外子供っぽいってのは分かるんだけど、大人なことも出来るってとこが強調されると気持ち悪いわ。そもそも面倒臭いキャラばっかやな。純愛だか何だか知らんけど、顔が良かったら大体許されるってのはよく分かった。可愛いから僻まれるの嫌だからって振舞ったところで顔可愛いからな。でも、見てるワシの現実ちゃうからもうええわ。間違いなくコミカルな展開と万引きの疑いのとこが滑ってたのが原因。
『アカメが斬る!』
必殺仕事人に参加するまでの1話らしい導入。躊躇無くぶった切る主人公は面白いと思ったけど、あまり主人公に身近な存在を生贄にして欲しくはなかったなと。ちょっと知り合った位の間柄の相手が酷い目にあって仕置きするってのが仕事人のお約束やん。
『モモキュンソード』
昔話の桃太郎の下りから始まって、桃から男の子ではなく女の子が生まれてなエロ枠って分かるあからさまな出落ちで、視聴者を篩いにかける潔さ。ただし、桃尻ではなくおっぱいっす。地図座標の桃の点滅の仕方とか源平討魔伝を思い出した。プリキュアばりに5色天女が揃い踏みしたけど、鬼がまじ鬼で股間が厚くなる展開が繰り広げられるとはね。しかも犬と合体とか桃太郎伝説も思い出した。別におっぱい強調した服じゃなくても十分でかいんだから普通の服装で良かったと思うんだけどな。若手やや定着組を集めたとことかあざとすぎますわ。
『ハナヤマタ』
よさこいしませんかって、あのよさこいなのかな。何でよさこいなのかもよさこいの良さも分からんまま終わって、何か女の子が一杯出てきただけやなって感じか。それにしては画面に華もなかったね。和服って、もっと特別な感じするかと思ったけど、普段着のような着慣れた感じもなくてびびったわ。
『まじもじるるも』
まじかよ裏ルート君って感じかね。思っていたよりずっと悪くなかった。命懸けの深刻な設定だけど、主人公が良い奴なので良い方へ向かう。ご都合主義ってのはこうでなくっちゃね。
『LOVE STAGE!!』
初っ端からホモというか女的な仕草の男か……。DAIGOまで出てきたこれ関係のあれか。その後の展開も含めて、因縁のアイテムが玉とか、手に持って静まれとか、どっからどう見てもメタファーじゃねえか。流石ゲイ能界、大誤算やな。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 2wei!』
ロリな女の子がキャッキャウフフは相変わらずで、魔法の云々とか分かってなくてもお約束で見られる気楽さが良いね。主人公が分身して褐色ロリとか、ワシを狙い撃ちしとるな。
『スペース☆ダンディ シーズン2 』
ちょっとSFの知識を盛り込みつつ、投げっぱなしで終わるって辺りや、オムニバスの落差も相変わらずで面白いね。メイン3人に綺麗所が入っていないバランスの悪さを思っていたが、並行世界の3人が一同に会することで一応現状の3人が良いなって思わせるオチなのは良かった。ちょっと物足りない感じもそのままで、これからもオムニバスでバラつきがあるんだろうけど、納得出来る落ちがあると良いね。
『ヤマノススメ セカンドシーズン』
基本女の子がワキャワキャしているだけなんだけど、キャンプ道具が凝っているけど説明はないって辺のさりげない本格さが相変わらず良い味出している。
『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』
おじさんの所に居候する場面から始まって、何か気視感あるんだけど、主人公の振る舞いがちょっと違ってて2週目っぽいなと思った。実際、テレビの中にあっさり入ったり、メガネもないのに迷いなく動いたり、大量の敵相手にペルソナで大暴れしたりと、完全にハードとかの2週目モード。まさにつよくてニューゲームになってた。
『DRAMAcial Murder』
雄が押忍って感じでわんさか出てきてチーマーっぽいアウトローな雰囲気出してた。それがネットゲームと繋がるってのが混沌としてた。ドーラ婆さんみたいな婆さんも出てたから、40秒で分かったのは要はゲイムなんでしょってこと。
『東京ESP』
異能力でガキ共がテロではしゃぐ展開か……。悪いんだけど、超能力者が受け入れられている世界抜きにテロ警戒で軍隊出張ってて戒厳令になってないって状態は雑やろ。そういう奴らが制裁されて超能力戦争でもすんのかと思ったらイラッとしただけで1話終わった。死ぬためだけに公権力とか政治家出したり、あまつさえ一般人巻き込むみたいな展開止めて欲しいな。たぶん、この作品の良い所は善悪の超能力者がぶつかる派手なバトルなんだろうけど、不快なキャラを筆頭に色々雑で台無し。
『みならいディーバ』
スタジオで動いている縁者の動きをリアルタイムでアニメーションキャラがトレースするって感じか。売れない合成音声ソフトが自分をプロデュースする体なんだけどフリートークとか、そういう人格みたなのを直接表現しないのがディーバって奴の良い所だと思うわ。
『六畳間の侵略者!?』
名優の名前をモデルにしたキャラ達に、ちょっと懐かしさのあるあれやこれやがありつつ、六畳一間の訳ありアパートに幽霊、魔法少女、地底人、宇宙人なあれやこれやがやってきて、要はケロロか。ケロロのええとこはベテランが新境地開拓して面白くしようとしたってとこや。じゃあ、この作品のええとこって何だろうと想定するに、たぶんあれやこれやの設定人達が巻き起こす仕様もない小競り合いの時の設定人らしいもっともらしさと掛け合いちゃうかな。抱き合わせ売りで技量度外視の混じった新人にそれは荷が重いんちゃうかな。キャラデやら塗りは悪くないと思うんで、可及的速やかにアフレコ慣れしてくれ。
『戦国BASARA Judge End』
パーティー中止。
『精霊使いの剣舞』
あなたには分からないでしょうね。縁もゆかりもない地で一生懸命やって、やっと精霊と契約出来そうだったんですよ。
世界観全然分かんないんだけど、精霊と契約出来るのは女だけで、過去に精霊と契約した唯一の男は世界の敵になったと。で、主人公が男なのに精霊と契約出来てって辺りに関する物語がこの作品の良さだろうね。精霊使いの子供が通わされる学園に編入してハーレム展開でのキャラ人気が重要と思ったんだろうけど、それは確かにそうだけど、物語の節目には何ら関係ないことなので、見当違いだと思う。主人公の目的意識が不明のままに学園に通わされてハーレムって展開だけ強調したら、気持ち悪いテンプレになるの当たり前やろ。作っている時は分かんなくても1話見りゃ分かるんで、後は修正する気あるんか次第ちゃいますか。パッと見のキャラの違いなんて物語が滞りなく流れる上ではさして影響ないことなんだけど、そこの差異ばっかり気にしてそうな上に塗りは悪くないけど魅力的でもないキャラデってのは色んな過去の人気作の寄せ集めが醗酵に失敗して腐敗臭漂っていて、下手しなくても原作の新刊が永久に出ない展開が予想されるからこのコンテンツの先行きを考えると悲しいね。
『ばらかもん』
左遷というか頭冷やすための都落ちで干渉多くてお節介でもあるが、東京で張り詰めているものとは違った良さのある良いイメージの田舎まんまって感じの作品。下宿先のちょこちょこ付いて来る幼女が、子供らしい素直な感性の鋭さで主人公が解きほぐされる。青年書道家が主人公で、田舎で一皮剥けるって感じなのかな。アテるの下手ではなく、幼女幼女している子役やらオッサンオバハンのバランスが良くて、方言が飛び交う一風変わった作品ですね。
『美少女戦士セーラームーン Crystal』
まあ、何がビビるかっていったら、三石さんの達者振りでしょうな。改めて見ると大学生とはいえタキシードのオッサンが中学生を見初めるってのは少女漫画らしくて怖いね。
『残響のテロル』
何、テロ想定作品かいな。まあ、思考実験としちゃ面白いかもしれんけど、自衛隊とアメリカ軍出す気もなくてどういうつもりやろな。施設がどうとか社会が悪かったのと青春の吹き溜まりにテロとか健全とは思えんで。911の再現染みたツインタワービル破壊含め、一見もっともらしく美術面は再現しているけど、電気関連や機械類含めてフェイルセーフとかあんのにもうちょっと調べた方がええと思うわ。ちょっと真面目に語るなら、社会に虐められたからそのトラウマを克服するために、同じように学校で虐められているヒロインが共犯者になって社会という抽象的なものへの復讐のために無差別テロの必要がある訳ね。折角可愛いのに話の都合で可哀想やったで。
2014年4月前後の新番をまとめて
2014年4月24日 1話雑感ネットでも大体全部始まったので。
・かなり
『GO-GOたまごっち!』
『蟲師 続章』
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
『ピンポン THE ANIMATION』
・そこそこ
『ご注文はうさぎですか?』
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』
『テンカイナイト』
・まあまあ
『史上最強の弟子ケンイチ ~闇の襲撃~』
『健全ロボ ダイミダラー』
『ベイビーステップ』
『ハイキュー!!』
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
『ハピネスチャージプリキュア!』
普通の女の子が変身するという型を破って来た訳だが、シリーズ初期からの伝統的な物語の弱点として2クール目でボスと闘う時が一番盛り上がって、追加戦士と玩具を最後に最終決戦が盛り上がらないで終わる。要するに、女の子には複雑な悪やら純粋な悪ってのは受けが悪いのか侮っているのかってところ。近作は如何に10周年記念作としての盛り上がりを作れるかだが、テレビで敵役未満の負け役と差別化できたのがキントレとブンビー以来ないってのからすると厳しいかな。まあ、プリンセスって要素はセラムンでもあった鉄板のドレスフォームに通じるものなので、シリーズ終焉にはならないとは思うけどね。
『カードファイト!!ヴァンガード レギオンメイト編』
闇の力で攻められて苦痛に悶えるアイチ君の叫び声がヴァンガードのいい所。というのは半分冗談で、櫂が主人公となって存在そのものが消えてしまったアイチを見つけ出すといった展開のようだ。面白いのかと言われれば、アイチ不在が辛いねって感じ。
『マジンボーン』
大体は空手で説明出来るって感じ。というのは冗談で選ばれた力で主人公が変身するって系統の作品なんだけど、変身後のフォルムがちと微妙ってのはどうかなと。
『GO-GOたまごっち!』
たまごっちタウンとドリームタウンが惑星の不可思議現象によってくっ付いた。早い話が全員集合という奴で新キャラもおり、特にねえねっちが下膨れ系なのに可愛いというのがこの作品らしい。彼女も妄想キャラなのだが、妄想内の8頭身くろまめっちが気持ち悪くてギャグになっているというのも面白い。キャラが大増量したのもあって、また2本立てに戻したようで、AB応答式かつ色んなキャラの絡みが見られそうだ。
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
アメコミのヒーローなので特段思い入れもないが、面子から立体化するってコンセプトで子供達が闘う販促なんだろうな。今の所は大人がまともで軍が出てこなそうなので、致命的な破綻はなさそうかなと。2話の予告のサブタイがいきなり過ぎて笑った。そういう直球なのは嫌いじゃない。
『悪魔のリドル』
女の子が暗殺者でバトルロワイヤルと。正直嫌いなジャンルな上に、新人育成としても失敗に終わりそうなので、特に今後触れることは無いね。
『selector infected WIXOSS』
勝てば願いの叶う謎のカードバトルに巻き込まれるってベタな1話なんだけど、早速カモろうとして来る経験者が返り討ちに会いかけて試合中止で無効になって今後友達になるんだろうなって感じ。こういうバトル仕切っているのが彰ポジってのは無しで頼むよ。
『蟲師 続章』
ギンコを筆頭に美術面でも当時の高い水準を当然のように続編として始まった。お神酒のような特別な供物の意味合いの強い酒を通して蟲師の行事を掘り下げるといった内容で、見た後にすっきり寝られる視聴感も健在で一安心。
『レディ ジュエルペット』
プリンセス候補ってな感じで、無軌道コメディ路線とは一線引いて少女漫画路線なのかなと。相変わらず未完成っぽいEDが前作の曲使い回しで新しい境地を切り開いていた。スケジュールは大丈夫なんですかね。
『テンカイナイト』
異世界のトランスフォーマー的な勢力の争いで主人公が不思議なレゴブロックみたいな玩具を通じて司令官やらヒーローポジのキャラに宿って戦うって感じ。展開が早いのでサクサク進む上に、ロボパートがコミカルで可愛いってのが良いね。
『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』
まさかの再アニメ化で、申し訳程度に金田一君が天才であることを提示して、早速海外で高校生離れした事件に巻き込まれると。よくビザ出たなとメタなつっこみはさておき、演者も変わりないので取って付けた説教が聴けると思うと嬉しいね。
『キャプテン・アース』
このアニメはキャプテン不在なんじゃないかな。
『魔法科高校の劣等生』
現実には存在しない魔法という概念なので、主人公が持っている特殊な力や優位性があるのは分かるが、後で勝つんだからとその時に説明すれば良いなどと出し惜しみせずに、それとなく力の方向性や価値を説明するカットがあった方が好み。そういう丁寧さがないなら、ありきたり感でお腹一杯。
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
演者が全編本気で気持ちが昂ぶって大声なのもあって、話がそれほど進んでいないのに見られるのは舞台的か。これは本格的にバトルが入るとどうなるか分からん位に楽しめそうだ。
『暴れん坊力士!!松太郎』
昭和の下町の暴れん坊って感じなんだろうけど、暴力で他人に強制するってのは大嫌いなので、いい加減にしろやと思ったが、一応逮捕されたので良しとした。こういう荒くれでないと可愛がりには耐えられないだろうしね。
『ドラゴンボール改 魔人ブウ編』
変な引き延ばし要素がないから、初期のドラゴンボールを思わせるゴハンのずっこけ高校生活が楽しい。でも、ビーデルが皆口さんじゃないのはちょっと寂しいね。
『ハイキュー!!』
あの時の負け試合の回想が中心で、ライバル兼相棒との出会いで〆ているあたりが手続き的で好感が持てる。まあ、勝つためってことに集中出来ないあたりは高校生らしいというか漫画的ですな。
『ベイビーステップ』
もうちょっとキャラクター可愛く描けなかったのかなとは思うが、初心者が理論的に大成していく作品のようなので。1話並にテニスシーンが描かれるのなら楽しめるかな。
『遊☆戯☆王ARC-Ⅴ』
主人公周りにkzが不在なのでキャラや台詞回しは良い。デュエルは酷い。拾ったカードでほいっと魔法発動とか、不思議パワーでカード書き換えとか主人公側が引きとかルール外のずるしたら、ご都合過ぎてTCGの意味がないね。不思議な力があっても良いんだけど、あくまで偶然を呼び込む程度の味付けであって欲しかった。デュエルがおもんなかったら見るとこないで。
『彼女がフラグをおられたら』
ゲームっぽい作品といえば聞こえは良いが、要するにいつものお人好しが限定条件で活躍するラブコメって感じか。演じ方からして『ジュエルペットハッピネス』のローサが白痴になったのかと思って引いたわ。
『ヒーローバンク』
設定はゲームらしいなって感じで、『C』であったようなお金を使ったバトルをゲームっぽいヒーロースーツで行うといったところか。まあ、小学生相手に借金負わせる契約が成立するわけがないのだが、その辺はゲームなのでってことかな。まあ、角田さんの歌声は相変わらず良いね。
『僕らはみんな河合荘』
下ネタ満載のめぞんかな。達者なのは分かるけど、何でもかんでも花澤さん頼みじゃ引き出しにも限界あるなと思った。そういうテンプレキャラの安牌でどうこうってのがこういうアニメ化出来る作品の面白さじゃないと思うんだけどね。
『神々の悪戯』
古今東西の八百万の神(♂)を攻略せよ。日本は自由よの。
『極黒のブリュンヒルデ』
改造少女と歴史改編系って感じか。物分りの良さの匙加減が難しいね。
『一週間フレンズ。』
何で一週間経ったら忘れることは覚えているんだよと。健忘の一種なら分かるが、家族なら大丈夫とか結婚したらどうなるんだよ。そんなクソ以下のつっこみしか思いつかん。ちょっと感傷的な感じとか、女の子に友達になろうって言えちゃう主人公とか、何か不快なんだよね。僻みを刺激しますな。
『星刻の竜騎士』
OPからして特に意図もなさそうなイマジナリーライン跨いでそうなカットがあったり、本編も可愛いキャラが居るだけで作画ヘロヘロとか1話から大変ですな。
『ブレイドアンドソウル』
アニメの道は深く険しい。
『健全ロボ ダイミダラー』
下品過ぎるネーミングに『ゴーダンナー』を思い出した。熱い体でエロも盛り込める内容で、所詮子供に玩具売らないロボットものに変化球なしでは立ち行かんという現実を思うと悲しくもなる。まあ、おっぱい揉み揉みで柔らかそうだったので良いかなと。
『ブラック・ブレット』
俺は異形の力でガキが自我なく人殺ししてはしゃぐってテンプレ嫌いなんだ。大人の都合なのを見ているのが可哀想なのもあるし、ボスだと延々悪事働かされるってのもあるし。結果的に警官やらモブ能力者達を見殺しにするkzでは主人公として器が足りてないってものある。要は出来損ないのサトシ君。
『ソウルイーターノット!』
スピンオフで少女達をメインにして、少年要素を排除したら、半端なオサレの並以下の作品になるんじゃないかなという不安を抱いた。唯一の希望としては作画的な盛り上がりがあるかもしれない点か。
『史上最強の弟子ケンイチ ~闇の襲撃~』
いやー、再アニメ化かつ絵が安定しているってのは嬉しいね。声変わっちゃったのは仕方ないけど、直球のロリさ加減とムチプリのアンバランスでこれはこれで良いかもね。って見るとこはそこ以外にも少年漫画的な安心感もあるから大丈夫。
『ノーゲーム・ノーライフ』
超絶引きこもりゲーマー描写なんだが、流石に5徹は無理あるで。で、そこからゲームで全てが決まるという限定空間が異世界として設定されているところに飛ばされて、相手のサマ見破ってサマで返して凄さを見せて終わるって1話らしい展開。主人公が仕掛けたサマの説明があっても良かったんじゃないかな。
『棺姫のチャイカ』
女の子が棺桶引っ張ってと西部劇よろしくと思えば、中身魔法な銃火器ってあたりがベタベタですな。でも、何かこれじゃない感。
『風雲維新ダイショーグン』
お前は将軍様の落とし子だったんだよーって感じで、『戦国BASARA』チックな不良仲間とはしゃぐ主人公が女が苦手な童貞力でロボを動かす。作画的にはカメラを揺らして動いていることにするという一昔前のゲーム並の酷さだがね。
『ご注文はうさぎですか?』
おー、可愛いうさぎが清川さんとはね。ちょっと前にあった若本さんの路線が、シリアス中心系の人にまで波及してきたかと思うと感慨深いね。日常アニメなんだけど、ABパート方式じゃなくてもっとショートで区切るなりミニ枠でも良かったかなって位に何もないのが寂しいね。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』
ゲームらしい錬金釜が再現されていたのが面白かった。謎の薬品入れまくって出来上がるのがお菓子ってのは可笑しいね。ラブコメ要素を匂わせつつ、地方の錬金工房での繁盛記って方向性で楽しめそう。
『ピンポン THE ANIMATION』
恐らく原作に忠実な癖の強い絵なんだろうけど、この絵で動かすってことは自信があるんだろうね。実際、卓球の場面は卓球に詳しくなくても球に加えられている変化を区別していたので、生中継よりも卓球の魅力が分かって面白かった。気だるいって感じが背景美術の質感でも表現されていたのも良かったし、行きと帰りで電車の降りる駅を聞くことへの心情の違いが表現されているのも印象的だった。
『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』
まあ、幽霊でも可愛かったら大体良いってのが日本的やね。
『シドニアの騎士』
SFロボでグロも込みで設定は魅力的なんだろうけど、キャラの演技付けが・・・。
『メカクシティアクターズ』
中二的作品なんだろうけど、シャフトというか既視感ある演出で固めてある。でも、物語シリーズほどの言葉遊びもないのに喋り過ぎだと密度も無いのに間延びして見るのがしんどかった。
『犬神さんと猫山さん』
ミニ枠で女の子がキャッキャしてたら大体良いんじゃないかな。
『マンガ家さんとアシスタントさんと』
13分なのでミニ枠というほど短くもないが、おそらく元が4コマであろうから短編一杯って感じで仕上がっている。四六時中揉みたいとか、パンツのことを想像したり、取材用にで下着買おうとか考えている漫画家とセクハラに付き合わされるアシの組み合わせを中心に進行するのだが、この原作漫画を普通に作っていると思うと頭が下がる思いに駆られる。
『それでも世界は美しい』
政略結婚の姫君を一人歩きさせる腹心達にもずっこけそうになったが、案の定悪党が出てきて、それがテンプレ子悪党だったから良かったんだけど、そんなご都合主義に1話丸まる使っても世界観の提示でも何でもなかったで。おねショタ、ならばよし。
『M3 ~ソノ黑キ鋼~』
いい加減、世界を救うのに集められたガキ共が雁首揃えてやる気ないって展開はうんざりやね。玩具売るわけでもないロボットものでキャラがごみってたら話にならんね。
・かなり
『GO-GOたまごっち!』
『蟲師 続章』
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
『ピンポン THE ANIMATION』
・そこそこ
『ご注文はうさぎですか?』
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』
『テンカイナイト』
・まあまあ
『史上最強の弟子ケンイチ ~闇の襲撃~』
『健全ロボ ダイミダラー』
『ベイビーステップ』
『ハイキュー!!』
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
『ハピネスチャージプリキュア!』
普通の女の子が変身するという型を破って来た訳だが、シリーズ初期からの伝統的な物語の弱点として2クール目でボスと闘う時が一番盛り上がって、追加戦士と玩具を最後に最終決戦が盛り上がらないで終わる。要するに、女の子には複雑な悪やら純粋な悪ってのは受けが悪いのか侮っているのかってところ。近作は如何に10周年記念作としての盛り上がりを作れるかだが、テレビで敵役未満の負け役と差別化できたのがキントレとブンビー以来ないってのからすると厳しいかな。まあ、プリンセスって要素はセラムンでもあった鉄板のドレスフォームに通じるものなので、シリーズ終焉にはならないとは思うけどね。
『カードファイト!!ヴァンガード レギオンメイト編』
闇の力で攻められて苦痛に悶えるアイチ君の叫び声がヴァンガードのいい所。というのは半分冗談で、櫂が主人公となって存在そのものが消えてしまったアイチを見つけ出すといった展開のようだ。面白いのかと言われれば、アイチ不在が辛いねって感じ。
『マジンボーン』
大体は空手で説明出来るって感じ。というのは冗談で選ばれた力で主人公が変身するって系統の作品なんだけど、変身後のフォルムがちと微妙ってのはどうかなと。
『GO-GOたまごっち!』
たまごっちタウンとドリームタウンが惑星の不可思議現象によってくっ付いた。早い話が全員集合という奴で新キャラもおり、特にねえねっちが下膨れ系なのに可愛いというのがこの作品らしい。彼女も妄想キャラなのだが、妄想内の8頭身くろまめっちが気持ち悪くてギャグになっているというのも面白い。キャラが大増量したのもあって、また2本立てに戻したようで、AB応答式かつ色んなキャラの絡みが見られそうだ。
『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
アメコミのヒーローなので特段思い入れもないが、面子から立体化するってコンセプトで子供達が闘う販促なんだろうな。今の所は大人がまともで軍が出てこなそうなので、致命的な破綻はなさそうかなと。2話の予告のサブタイがいきなり過ぎて笑った。そういう直球なのは嫌いじゃない。
『悪魔のリドル』
女の子が暗殺者でバトルロワイヤルと。正直嫌いなジャンルな上に、新人育成としても失敗に終わりそうなので、特に今後触れることは無いね。
『selector infected WIXOSS』
勝てば願いの叶う謎のカードバトルに巻き込まれるってベタな1話なんだけど、早速カモろうとして来る経験者が返り討ちに会いかけて試合中止で無効になって今後友達になるんだろうなって感じ。こういうバトル仕切っているのが彰ポジってのは無しで頼むよ。
『蟲師 続章』
ギンコを筆頭に美術面でも当時の高い水準を当然のように続編として始まった。お神酒のような特別な供物の意味合いの強い酒を通して蟲師の行事を掘り下げるといった内容で、見た後にすっきり寝られる視聴感も健在で一安心。
『レディ ジュエルペット』
プリンセス候補ってな感じで、無軌道コメディ路線とは一線引いて少女漫画路線なのかなと。相変わらず未完成っぽいEDが前作の曲使い回しで新しい境地を切り開いていた。スケジュールは大丈夫なんですかね。
『テンカイナイト』
異世界のトランスフォーマー的な勢力の争いで主人公が不思議なレゴブロックみたいな玩具を通じて司令官やらヒーローポジのキャラに宿って戦うって感じ。展開が早いのでサクサク進む上に、ロボパートがコミカルで可愛いってのが良いね。
『金田一少年の事件簿R(リターンズ)』
まさかの再アニメ化で、申し訳程度に金田一君が天才であることを提示して、早速海外で高校生離れした事件に巻き込まれると。よくビザ出たなとメタなつっこみはさておき、演者も変わりないので取って付けた説教が聴けると思うと嬉しいね。
『キャプテン・アース』
このアニメはキャプテン不在なんじゃないかな。
『魔法科高校の劣等生』
現実には存在しない魔法という概念なので、主人公が持っている特殊な力や優位性があるのは分かるが、後で勝つんだからとその時に説明すれば良いなどと出し惜しみせずに、それとなく力の方向性や価値を説明するカットがあった方が好み。そういう丁寧さがないなら、ありきたり感でお腹一杯。
『ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース』
演者が全編本気で気持ちが昂ぶって大声なのもあって、話がそれほど進んでいないのに見られるのは舞台的か。これは本格的にバトルが入るとどうなるか分からん位に楽しめそうだ。
『暴れん坊力士!!松太郎』
昭和の下町の暴れん坊って感じなんだろうけど、暴力で他人に強制するってのは大嫌いなので、いい加減にしろやと思ったが、一応逮捕されたので良しとした。こういう荒くれでないと可愛がりには耐えられないだろうしね。
『ドラゴンボール改 魔人ブウ編』
変な引き延ばし要素がないから、初期のドラゴンボールを思わせるゴハンのずっこけ高校生活が楽しい。でも、ビーデルが皆口さんじゃないのはちょっと寂しいね。
『ハイキュー!!』
あの時の負け試合の回想が中心で、ライバル兼相棒との出会いで〆ているあたりが手続き的で好感が持てる。まあ、勝つためってことに集中出来ないあたりは高校生らしいというか漫画的ですな。
『ベイビーステップ』
もうちょっとキャラクター可愛く描けなかったのかなとは思うが、初心者が理論的に大成していく作品のようなので。1話並にテニスシーンが描かれるのなら楽しめるかな。
『遊☆戯☆王ARC-Ⅴ』
主人公周りにkzが不在なのでキャラや台詞回しは良い。デュエルは酷い。拾ったカードでほいっと魔法発動とか、不思議パワーでカード書き換えとか主人公側が引きとかルール外のずるしたら、ご都合過ぎてTCGの意味がないね。不思議な力があっても良いんだけど、あくまで偶然を呼び込む程度の味付けであって欲しかった。デュエルがおもんなかったら見るとこないで。
『彼女がフラグをおられたら』
ゲームっぽい作品といえば聞こえは良いが、要するにいつものお人好しが限定条件で活躍するラブコメって感じか。演じ方からして『ジュエルペットハッピネス』のローサが白痴になったのかと思って引いたわ。
『ヒーローバンク』
設定はゲームらしいなって感じで、『C』であったようなお金を使ったバトルをゲームっぽいヒーロースーツで行うといったところか。まあ、小学生相手に借金負わせる契約が成立するわけがないのだが、その辺はゲームなのでってことかな。まあ、角田さんの歌声は相変わらず良いね。
『僕らはみんな河合荘』
下ネタ満載のめぞんかな。達者なのは分かるけど、何でもかんでも花澤さん頼みじゃ引き出しにも限界あるなと思った。そういうテンプレキャラの安牌でどうこうってのがこういうアニメ化出来る作品の面白さじゃないと思うんだけどね。
『神々の悪戯』
古今東西の八百万の神(♂)を攻略せよ。日本は自由よの。
『極黒のブリュンヒルデ』
改造少女と歴史改編系って感じか。物分りの良さの匙加減が難しいね。
『一週間フレンズ。』
何で一週間経ったら忘れることは覚えているんだよと。健忘の一種なら分かるが、家族なら大丈夫とか結婚したらどうなるんだよ。そんなクソ以下のつっこみしか思いつかん。ちょっと感傷的な感じとか、女の子に友達になろうって言えちゃう主人公とか、何か不快なんだよね。僻みを刺激しますな。
『星刻の竜騎士』
OPからして特に意図もなさそうなイマジナリーライン跨いでそうなカットがあったり、本編も可愛いキャラが居るだけで作画ヘロヘロとか1話から大変ですな。
『ブレイドアンドソウル』
アニメの道は深く険しい。
『健全ロボ ダイミダラー』
下品過ぎるネーミングに『ゴーダンナー』を思い出した。熱い体でエロも盛り込める内容で、所詮子供に玩具売らないロボットものに変化球なしでは立ち行かんという現実を思うと悲しくもなる。まあ、おっぱい揉み揉みで柔らかそうだったので良いかなと。
『ブラック・ブレット』
俺は異形の力でガキが自我なく人殺ししてはしゃぐってテンプレ嫌いなんだ。大人の都合なのを見ているのが可哀想なのもあるし、ボスだと延々悪事働かされるってのもあるし。結果的に警官やらモブ能力者達を見殺しにするkzでは主人公として器が足りてないってものある。要は出来損ないのサトシ君。
『ソウルイーターノット!』
スピンオフで少女達をメインにして、少年要素を排除したら、半端なオサレの並以下の作品になるんじゃないかなという不安を抱いた。唯一の希望としては作画的な盛り上がりがあるかもしれない点か。
『史上最強の弟子ケンイチ ~闇の襲撃~』
いやー、再アニメ化かつ絵が安定しているってのは嬉しいね。声変わっちゃったのは仕方ないけど、直球のロリさ加減とムチプリのアンバランスでこれはこれで良いかもね。って見るとこはそこ以外にも少年漫画的な安心感もあるから大丈夫。
『ノーゲーム・ノーライフ』
超絶引きこもりゲーマー描写なんだが、流石に5徹は無理あるで。で、そこからゲームで全てが決まるという限定空間が異世界として設定されているところに飛ばされて、相手のサマ見破ってサマで返して凄さを見せて終わるって1話らしい展開。主人公が仕掛けたサマの説明があっても良かったんじゃないかな。
『棺姫のチャイカ』
女の子が棺桶引っ張ってと西部劇よろしくと思えば、中身魔法な銃火器ってあたりがベタベタですな。でも、何かこれじゃない感。
『風雲維新ダイショーグン』
お前は将軍様の落とし子だったんだよーって感じで、『戦国BASARA』チックな不良仲間とはしゃぐ主人公が女が苦手な童貞力でロボを動かす。作画的にはカメラを揺らして動いていることにするという一昔前のゲーム並の酷さだがね。
『ご注文はうさぎですか?』
おー、可愛いうさぎが清川さんとはね。ちょっと前にあった若本さんの路線が、シリアス中心系の人にまで波及してきたかと思うと感慨深いね。日常アニメなんだけど、ABパート方式じゃなくてもっとショートで区切るなりミニ枠でも良かったかなって位に何もないのが寂しいね。
『エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~』
ゲームらしい錬金釜が再現されていたのが面白かった。謎の薬品入れまくって出来上がるのがお菓子ってのは可笑しいね。ラブコメ要素を匂わせつつ、地方の錬金工房での繁盛記って方向性で楽しめそう。
『ピンポン THE ANIMATION』
恐らく原作に忠実な癖の強い絵なんだろうけど、この絵で動かすってことは自信があるんだろうね。実際、卓球の場面は卓球に詳しくなくても球に加えられている変化を区別していたので、生中継よりも卓球の魅力が分かって面白かった。気だるいって感じが背景美術の質感でも表現されていたのも良かったし、行きと帰りで電車の降りる駅を聞くことへの心情の違いが表現されているのも印象的だった。
『龍ヶ嬢七々々の埋蔵金』
まあ、幽霊でも可愛かったら大体良いってのが日本的やね。
『シドニアの騎士』
SFロボでグロも込みで設定は魅力的なんだろうけど、キャラの演技付けが・・・。
『メカクシティアクターズ』
中二的作品なんだろうけど、シャフトというか既視感ある演出で固めてある。でも、物語シリーズほどの言葉遊びもないのに喋り過ぎだと密度も無いのに間延びして見るのがしんどかった。
『犬神さんと猫山さん』
ミニ枠で女の子がキャッキャしてたら大体良いんじゃないかな。
『マンガ家さんとアシスタントさんと』
13分なのでミニ枠というほど短くもないが、おそらく元が4コマであろうから短編一杯って感じで仕上がっている。四六時中揉みたいとか、パンツのことを想像したり、取材用にで下着買おうとか考えている漫画家とセクハラに付き合わされるアシの組み合わせを中心に進行するのだが、この原作漫画を普通に作っていると思うと頭が下がる思いに駆られる。
『それでも世界は美しい』
政略結婚の姫君を一人歩きさせる腹心達にもずっこけそうになったが、案の定悪党が出てきて、それがテンプレ子悪党だったから良かったんだけど、そんなご都合主義に1話丸まる使っても世界観の提示でも何でもなかったで。おねショタ、ならばよし。
『M3 ~ソノ黑キ鋼~』
いい加減、世界を救うのに集められたガキ共が雁首揃えてやる気ないって展開はうんざりやね。玩具売るわけでもないロボットものでキャラがごみってたら話にならんね。
2014年1月開始をまとめて
2014年2月14日 1話雑感今更ながらに
かなり
『となりの関くん』
そこそこ
『銀の匙 Silver Spoon (後期)』
『妖怪ウォッチ』
まあまあ
『のうりん』
『鬼灯の冷徹』
このみ
『うーさーのその日暮らし 覚醒編 (第2期)』
『スペース☆ダンディ』
『フューチャーカード バディファイト』
脳筋系が主人公で相方も脳筋で知的な判断が求められるカードゲームに合うのかが気になるところ。
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
最近、原作もののようすがちょっとおかしいんだが。あざとすぎる上に必然性もなくてもういい。
『そにアニ』
ヘッドフォン付けているのに誰も突っ込まないのもと思うが、存外硬軟釣り合いの取れた内容で結構楽しい。
『ノブナガ・ザ・フール』
偉人達がドンパチで当該偉人の背景を知っていると説明が省けるのが良いところ。もっとも説明する気など更々ないようだが、演者の勢いで減速せずに駆け抜けて欲しいな。
『ノブナガン』
偉人の力が宿って現代でドンパチ。何かアテるの下手な感じでしんどいな。
『とある飛空士への恋歌』
航空浪漫かと思ったら、一々癪に障るな。さいなら。
『ノラガミ』
八百万の神だけあって、ジャージの無職の神がいても問題ないか。目的があれば良いんだけど、無職だけあって行き当たりばったりな感じがするな。
『バディ・コンプレックス』
何の共感も持てぬまま、良い奴って設定の主人公が未来から来た敵に襲われて、同じように未来から来たヒロインが命懸けで助けて未来に行って終わりとか、1話単体で導入が終了しないどころか見せ場まで用意した体なのが温い。
『うーさーのその日暮らし 覚醒編 (第2期)』
他作品ネタも盛り込みつつ、無軌道なノリでテンポも良い。
『妖怪ウォッチ』
このOPは何だと思ったが、何か問題があると大体妖怪のせいにするってパターンで楽しめそう。まさか須田さんのキャラデが見られるってのが嬉しいね。
『中二病でも恋がしたい!戀 (第2期)』
部分的に既成事実状態ってのが無理あるね。何だかんだで可愛いキャラ揃ってりゃ良いってのは一面事実だけど、脱中二病とかお付き合いといったゴールが設定されていないことで、盛り上がりが用意出来ない作品だってのが厳しいか。一旦カップリングが明確化すると固定されるのが男性向けの傾向か。
『ウィッチクラフトワークス』
如何にもJCって感じのOPから、何か冴えない主人公にヒロインがってパターン。守りが中心だが、作品の布陣としても守りなのはどうかなと。EDは面白い発想しているね。でも、敵の魔女が無邪気な訳でもなく残虐なのにギャグ要因とか和解路線がありそうな作風でもやもやする。
『未確認で進行形』
4コマなんだろうか。空っぽの感じが何とも。ロリ小姑が可愛ければ何でもありっちゃありか。
『スペース☆ダンディ』
冒頭ナレーションからしてダサ格好良いって感じで、リーゼント+諏訪部さんで一々格好付ける度に笑える。如何にもな露出の多いチェーン店やらでのおっぱいやら尻への熱弁も、妙に格好良くて馬鹿馬鹿しい。脈絡ない感じで無駄にアクションがあったりするも、リーゼントイケボで何でも良いや。
『ストレンジ・プラス』
中堅以上の手堅い布陣で、ミニ枠らしい仕上がりでくどくなる前に終わるのが良い。
『お姉ちゃんが来た』
出落ちなんだけど、ミニ枠の尺だから許せる。
『『鬼灯の冷徹』
地獄を舞台にしたコント、発想で勝負なのが良いね。聞いたことあるような曲が微妙に音程が変えてあるってのがギリギリアウトで面白い。
『ハマトラ』
オサレ系か、異能の力が世の中牛耳っている感じで、アウトローな主人公コンビがちょろちょろスイーパーする感じ。パッチワーク感がある割にスカッとしないってのがいかんね。
『ニセコイ』
手なりの処理で如何にもな漫画だからか、別に続きが見たいとも一切思わなかったね。まあ、大半は性格付けに対する演者の過剰さだと思うけど。
『Wake Up Girls!』
テレビで極端なFIX重視だと、作画の力か演者の力がないと画面がもたんで。絵がしょぼくて、演者が微妙とか、日常ものの下位互換みたいなことされても厳しい。おまけにミニ枠でもない。ドン判やな。
『世界征服~謀略のズヴィズダー~』
ケロン人やら鷹の爪やらと同系統か、世界征服という割に何をするでもなく、ギャグとしても弱い。端にも棒にも掛からないんだけど、何となくほんわかって感じか。コスモス荘の印象に近いか。
『Z/X(ゼクス) IGNITION』
もっと関西弁使えて良い声の演者おったやろ。これはあかーん。
『となりの関くん』
画面に演者に演出にとミニ枠を最大限に活かしておきながら、おっと思わせる仕掛けも用意してみせる。シンエイが深夜ってだけでワクワクしてたが内容も良いなら言うことないね。
『ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル』
のっけから実弾を弾いたり魔法の優位性を見せつつ、電車が脱線して爆発するとか派手だけど、無駄に人が死ぬなって印象。エロ使い魔の若本御大が良い味出してたりと、主人公ともう一人が新人弁護士として赴任する形に合わせ脇固めが上手い。仕舞いには魔法でロボまで出したりと、やりたいこと全部詰め込んだんだろうって感じ。
『のうりん』
ヒロインライブから始まって、幼馴染の少女や同級生相手に演者のツッコミとパロディー過多でラブコメの様相を呈しつつ、ヒロインが転校してくる序章といった内容。マスコットポジの動物が可愛いくて良いね。
『銀の匙 Silver Spoon (後期)』
過度に前期を振り返りもせず、作中の時間経過による将来を意識させる内容になっており、テンポよく進むのが良い。
『魔法戦争』
無駄に設定込んでいる感じ、どうせなら敵も可愛い子集めとけよ。普通の愚連隊とか生ゴミ以下じゃんか。
『マケン姫っ!通 (第2期)』
キャラデが変わったとか作者と思しき同人誌やら色々あるけど、おぱいの質感の前には全てが沈黙する。そこに(二つの)山があるから(気分が)登る。
『いなり、こんこん、恋いろは。』
乗っけから狐をたすけて稲荷のご利益ありそうな展開なんだが、京都が舞台か方言満載でのやり取りが整っている。男の子相手に色々あったりして、意中の相手の意中の人に変身という名の劣化とはね。後悔して解除しようとしたら変身能力と使い魔獲得で引きか。使い魔がクッソ可愛いのが良いね。
かなり
『となりの関くん』
そこそこ
『銀の匙 Silver Spoon (後期)』
『妖怪ウォッチ』
まあまあ
『のうりん』
『鬼灯の冷徹』
このみ
『うーさーのその日暮らし 覚醒編 (第2期)』
『スペース☆ダンディ』
『フューチャーカード バディファイト』
脳筋系が主人公で相方も脳筋で知的な判断が求められるカードゲームに合うのかが気になるところ。
『最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。』
最近、原作もののようすがちょっとおかしいんだが。あざとすぎる上に必然性もなくてもういい。
『そにアニ』
ヘッドフォン付けているのに誰も突っ込まないのもと思うが、存外硬軟釣り合いの取れた内容で結構楽しい。
『ノブナガ・ザ・フール』
偉人達がドンパチで当該偉人の背景を知っていると説明が省けるのが良いところ。もっとも説明する気など更々ないようだが、演者の勢いで減速せずに駆け抜けて欲しいな。
『ノブナガン』
偉人の力が宿って現代でドンパチ。何かアテるの下手な感じでしんどいな。
『とある飛空士への恋歌』
航空浪漫かと思ったら、一々癪に障るな。さいなら。
『ノラガミ』
八百万の神だけあって、ジャージの無職の神がいても問題ないか。目的があれば良いんだけど、無職だけあって行き当たりばったりな感じがするな。
『バディ・コンプレックス』
何の共感も持てぬまま、良い奴って設定の主人公が未来から来た敵に襲われて、同じように未来から来たヒロインが命懸けで助けて未来に行って終わりとか、1話単体で導入が終了しないどころか見せ場まで用意した体なのが温い。
『うーさーのその日暮らし 覚醒編 (第2期)』
他作品ネタも盛り込みつつ、無軌道なノリでテンポも良い。
『妖怪ウォッチ』
このOPは何だと思ったが、何か問題があると大体妖怪のせいにするってパターンで楽しめそう。まさか須田さんのキャラデが見られるってのが嬉しいね。
『中二病でも恋がしたい!戀 (第2期)』
部分的に既成事実状態ってのが無理あるね。何だかんだで可愛いキャラ揃ってりゃ良いってのは一面事実だけど、脱中二病とかお付き合いといったゴールが設定されていないことで、盛り上がりが用意出来ない作品だってのが厳しいか。一旦カップリングが明確化すると固定されるのが男性向けの傾向か。
『ウィッチクラフトワークス』
如何にもJCって感じのOPから、何か冴えない主人公にヒロインがってパターン。守りが中心だが、作品の布陣としても守りなのはどうかなと。EDは面白い発想しているね。でも、敵の魔女が無邪気な訳でもなく残虐なのにギャグ要因とか和解路線がありそうな作風でもやもやする。
『未確認で進行形』
4コマなんだろうか。空っぽの感じが何とも。ロリ小姑が可愛ければ何でもありっちゃありか。
『スペース☆ダンディ』
冒頭ナレーションからしてダサ格好良いって感じで、リーゼント+諏訪部さんで一々格好付ける度に笑える。如何にもな露出の多いチェーン店やらでのおっぱいやら尻への熱弁も、妙に格好良くて馬鹿馬鹿しい。脈絡ない感じで無駄にアクションがあったりするも、リーゼントイケボで何でも良いや。
『ストレンジ・プラス』
中堅以上の手堅い布陣で、ミニ枠らしい仕上がりでくどくなる前に終わるのが良い。
『お姉ちゃんが来た』
出落ちなんだけど、ミニ枠の尺だから許せる。
『『鬼灯の冷徹』
地獄を舞台にしたコント、発想で勝負なのが良いね。聞いたことあるような曲が微妙に音程が変えてあるってのがギリギリアウトで面白い。
『ハマトラ』
オサレ系か、異能の力が世の中牛耳っている感じで、アウトローな主人公コンビがちょろちょろスイーパーする感じ。パッチワーク感がある割にスカッとしないってのがいかんね。
『ニセコイ』
手なりの処理で如何にもな漫画だからか、別に続きが見たいとも一切思わなかったね。まあ、大半は性格付けに対する演者の過剰さだと思うけど。
『Wake Up Girls!』
テレビで極端なFIX重視だと、作画の力か演者の力がないと画面がもたんで。絵がしょぼくて、演者が微妙とか、日常ものの下位互換みたいなことされても厳しい。おまけにミニ枠でもない。ドン判やな。
『世界征服~謀略のズヴィズダー~』
ケロン人やら鷹の爪やらと同系統か、世界征服という割に何をするでもなく、ギャグとしても弱い。端にも棒にも掛からないんだけど、何となくほんわかって感じか。コスモス荘の印象に近いか。
『Z/X(ゼクス) IGNITION』
もっと関西弁使えて良い声の演者おったやろ。これはあかーん。
『となりの関くん』
画面に演者に演出にとミニ枠を最大限に活かしておきながら、おっと思わせる仕掛けも用意してみせる。シンエイが深夜ってだけでワクワクしてたが内容も良いなら言うことないね。
『ウィザード・バリスターズ~弁魔士セシル』
のっけから実弾を弾いたり魔法の優位性を見せつつ、電車が脱線して爆発するとか派手だけど、無駄に人が死ぬなって印象。エロ使い魔の若本御大が良い味出してたりと、主人公ともう一人が新人弁護士として赴任する形に合わせ脇固めが上手い。仕舞いには魔法でロボまで出したりと、やりたいこと全部詰め込んだんだろうって感じ。
『のうりん』
ヒロインライブから始まって、幼馴染の少女や同級生相手に演者のツッコミとパロディー過多でラブコメの様相を呈しつつ、ヒロインが転校してくる序章といった内容。マスコットポジの動物が可愛いくて良いね。
『銀の匙 Silver Spoon (後期)』
過度に前期を振り返りもせず、作中の時間経過による将来を意識させる内容になっており、テンポよく進むのが良い。
『魔法戦争』
無駄に設定込んでいる感じ、どうせなら敵も可愛い子集めとけよ。普通の愚連隊とか生ゴミ以下じゃんか。
『マケン姫っ!通 (第2期)』
キャラデが変わったとか作者と思しき同人誌やら色々あるけど、おぱいの質感の前には全てが沈黙する。そこに(二つの)山があるから(気分が)登る。
『いなり、こんこん、恋いろは。』
乗っけから狐をたすけて稲荷のご利益ありそうな展開なんだが、京都が舞台か方言満載でのやり取りが整っている。男の子相手に色々あったりして、意中の相手の意中の人に変身という名の劣化とはね。後悔して解除しようとしたら変身能力と使い魔獲得で引きか。使い魔がクッソ可愛いのが良いね。
2013年10月開始をまとめて
2013年10月31日 1話雑感ネットだと中々始まらんのが困るね。
おすすめ
『ガンダムビルドファイターズ』
御大が最後に作ったガンダム以来初めてワクワクした。ガンダム作品をちょっとでも知ったたら更に楽しめる。
『弱虫ペダル』
自転車で初めて遠くへ行けた万能感と部活ものが合わさったら凄いね。
『キルラキル』
言葉遊びが台詞だけじゃなくてカットになっているから面白い。失速しなければなお良し。
『ワルキューレロマンツェ』
ジョストを真っ当に行いアニメーションの面白さも両立している。沢山の女の子が登場するとかフェチだとかを実現する学園ものをごはんとすれば、付け合せの高級なお漬物路線といったところか。
『サムライフラメンコ』
超能力頼みじゃなくて、普通の人間が正義感でヒーローになろうとするってのは馬鹿馬鹿しいけど、一貫性があって好感が持てる。
『ミス・モノクローム』
ミニアニメと思ってなかったから結構楽しめた。堀江さんはキクコ路線に行くかと思っていたら、作中で本当に出てきた。俺の頭覗いただろって電波受信した感じ。
『ガイストクラッシャー』
人為災害現象的敵のガイスト相手にクロス装備で生身の人間が破壊するってのがコンセプトか。動物をモチーフにしており、赤を基調とした主人公らしい真っ直ぐな性格で巻き込まれ系の子供向けらしい立ち上がり方だ。特殊機関なんだから大人を育成したらとか、軍隊どうなっているんだよとか思うところはあるが、そこは純粋さが必要だとか憲法の兼ね合いということにしておこうか。
『境界の彼方』
快と不快、あるいは好みと好みじゃないの境界をもう見ない方面の彼方へと飛び去った。
『凪のあすから』
またまたまたまた位の衝突から始まる系作品。地方スタジオだからなのか、地方対中央って構図を意識し過ぎて失敗している感じが何とも。なぜそこまで他人に攻撃的な性格の言動を行えるのか、これが分からない。
『キルラキル』
何か深いテーマなんてものは放棄して、手慰みを越えて見ていて気持ちの良い動きに全てを集約している。拘りの写植で出し方も格好良い。昔OVAであったヤンキー漫画原作と動かし屋が融合した感じ。でも、アーマーのセンスが際物で、如何にビキニアーマーが優れているかを考えさせられる。露出多いのにエロくも格好良くもないってのはどうよ。まあ、派手で展開が速いから失速しなければ楽しめそう。
『ゴールデンタイム』
ネット接続ガジェットが登場するのに、全くもってそれを活かそうとしないってあたりにモヤッとした。道が分からないなら人に聞くなり検索しろ。その程度のコミュ力なのに、面の良さだか作劇の都合だかで上手く行くってのがね。堀江さんも悪くはないんだけど、小慣れ過ぎて初々しさがないね。おぼこいお嬢さんなんでしょ、だからね。
『COPPELION(コッペリオン)』
東京が謎の汚染ってあたりが地上波に嫌われた理由でしょうな。うん、それで良かったと思うわ。こういうクソアニメはそっと愛でて忘れられるに限る。
『京騒戯画』
なまじっか0話を見てしまったばかりに、『キルラキル』みたいなアニメーターのセンス任せの作品が空回りした印象を受けたが、実際は老舗の意地ともいえる真っ直ぐな作りだった。作り物の部分は壊れても元に戻るって設定なら大暴れで壊しても安心という映画村的空間な訳だ。東映のメタな部分も上手く取り込んであるね。
『ログ・ホライズン』
あれと似てるんよね。ネットゲームを題材にした。ほら、結構売れたやん、『.hack』。ちゃう奴と思ったかもしれないけど、そもそもあれも似ているからね。これの場合は、生身がネトゲに囚われたのか、意識だけが囚われたのかって辺りで仕掛けがありそう。でもね、何か義務感で出している印象のヒロインは好かんね。
『リトルバスターズ!~Refrain~ (第2期)』
ループの様相を呈しつつ、来ヶ谷さん可愛いなってルートか。演者がノリノリな感じで上手いこと調和が取れた集団の印象を増している。今期はゲームっぽい演出の少ないシリアスで仕掛けのある展開なんだろうか。
『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』
魔王関連で可愛い女の子にするっていう、ラノベの限界を考えさせられる内容で、しぶしぶ販売員をやっている主人公がその子に愛情を搾取されそうな感じが嫌だね。ほら、夢破れて普通の生活しようとしているのに、僕もリア充になれて変わりましたって傲慢がさ、堪らなく嫌なんだよね。つまり、合わんと。
『ストライク・ザ・ブラッド』
シリアスギャグやったわ。適度に愛情を搾取し合いつつ大したことのない落ちが付きそうな雰囲気。
『ダイヤのA』
ひねり系の野球作品なのだろうが、野球自体は真っ当なもののようで、主人公もピッチャーの割に比較的共感出来る方だ。ただ、一球も投げずに終わりってのは舐めているね。その一球入魂は、変身やら必殺技のバンクみたいなもんやで。
『メガネブ!』
30分も延々引っ張るなや。いつ落ちるんかと思って付き合ってもうたやないか。
『夜桜四重奏 ~ハナノウタ~』
世界観を説明しようとして、逆に物語の開始になっていない感じがした。映像は派手で楽しめたけどね。キャラが多過ぎて馴染むのに時間が掛かりそうな割に話の仕掛けが早そうなのはしんどい。
『ガンダムビルドファイターズ』
杞憂だった。御大が最後に作ったTV版ガンダム以来で初めて面白いと思ったわ。脇を固めるガンダム経験者の演者と、ヒーローになれずに滑った演者を主役に添えて、未来派ヒーローっぽいちょっと変なセンスの相棒と頑張るって感じか。後付やらでなかったことになった感のあるギャンが中ボスキラーの臭いがするライバルと一緒に立ちはだかるって展開もコンビ誕生での勝利も、ラルさんも最初のガンダムの要素を上手く盛り込んで今風に仕上げてあった。過去作を知っていると更に楽しめるけど、知らなくても面白いってのは良いね。
『ワルキューレロマンツェ』
馬の視点からヒロイン総舐めにしていくカットから始まるアバンにはビビったね。中身も想像以上にお馬鹿エロの詰め込みと物語の進行が両立していて怖い。
『ぎんぎつね』
主人公が演じ分けとしては気になるが、それが気にならない程に相棒の銀太郎との絆や会話が良かった。演者の力に委ねつつも所作も見せるので、アニメーティングの主導権も手放してはいない。頑固親父と兄貴と母親と後見人を同時にやってのける銀太郎は、キャスティングの妙だな。お父さんも良い味出しているし、脇の固め方が上手いね。
『機巧少女は傷つかない』
あんまりにも深そうでしょって感じが鼻に付いた。アニメ化するから面白いはずだと思った俺の純真を傷つけたぞ。これ原作読み込んでないでしょ。それで過去のヒット作の演者コンビでリスク回避の発想とかだったら止めてよね。安直で余計に鼻に付くからさ。
『世界でいちばん強くなりたい』
もうそんなに新人でもないが、演者の年代構成として若手の中でも年功序列に並べてかわいがりをするという体のリョナですかね。正直、30分アニメの尺としては微妙だが、リングの上では女子プロレスっぽさは出ていたか。
『WHITE ALBUM2』
斜に構えている奴が、正論吐いてみたり、出会いで上手に運ぶって体なんだろうが、歌声に惹かれたって場面でちょっと下手目だけどスタジオ編集した音声にしか聞こえない歌の演出、その作為性に引いたわ。何か薄暗いしキャラデにも華がないし、前途多難やね。
『蒼き鋼のアルペジオ』
確かに潜水艦を魅力的に描こうとはしているが、船に長期間乗るという感覚を持って作っているのか疑いたくなった。丘に居るとしか思えない船内の雰囲気は何なんだろうね。地球がやばいのに同じ地球人がちょろちょろするって内容もあんまり納得の行く落ちは来なさそう。
『アウトブレイク・カンパニー』
やめてくれ、痛さの方向性を勘違いさせてしまうぞ。まあ、国賓級の対応なのに、文盲の教養が無さそうな女の子をお付にしてしまうってのに違和感覚えてしまったからね。雑だね。
『東京レイヴンズ』
漂うホモ達感に、キャラの関係性と世界観が分かりにくい。死亡フラグのためだけに動くキャラってNPCみたいで寂しいやん。
『弱虫ペダル』
自転車を逃げずに描いて、対比になるダブル主人公な感じで引きとしても面白かった。まさかの王国民だったり、ちょっとアニメ化によって本物の作品への言及や要素が使いやすくなった印象。ギアチェンジの迫力に火花出すのは良いけど、それって痛むからあんまり嬉しくないと思うわ。一回で良いから上流工程担当者が普通の自転車で峠に行ってみたら色々知れて良いんじゃないかと思った。
『フリージング ヴァイブレーション (第2期)』
主人公はお姉ちゃん二人のヴァイブとちゃうで。ほんで何でか、乳さらして気付いて恥ずかしがるとか、乳出し服の文化のあったあっち系の発想なんでしょうな。大分寒いから気付くで。光の加減が露骨過ぎて、成年指定じゃないエロ漫画みたいな感じがするのにシリアスな体で内実舐めプだから恥ずかしくて仕方がない。よし、程々に見るわ。
『インフィニット・ストラトス2 (第2期)』
女の子が可愛ければそれで良い。背伸びする女の子が可愛いだけ、他のロボバトル要素は画面がごちゃごちゃしてて気持ち悪いのでなくても良いや、勿論もっともらしい敵なんてもの居ないし、世界から集めているから他校との交流要素にも乏しい。ワンパン即落ち、そんな感じで良いわ。ワイとキャスティングの趣味が合ってたらそれで良し。
『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』
変な選択肢が出てきて選ばないと頭痛がするという、聞いているこちらの頭が痛くなる設定に特化した出落ち系作品。選択肢よりは、読み上げるナレーションの譲治が面白いだけだが、アニメ化したからこその要素なので配置は上手い。後は、別段面白くなりそうに思えなくてもね。
『BLAZBLUE -ALTER MEMORY-』
無法者かつ格ゲーだったとわね。じゃあ、物語なんてあってないようなものかといえば、妙に『TRIGUN』ぽかったりと、狙いが今一つ分からない印象。
『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』
引き続きクソアニメの金字塔らしい金の巻きグソっぽい感じが良いね。ED的にはエルエルフさんはヒロイン確定でええんよね。でもさ、緊迫感が増してくる展開でクソさが本気で面白くない方向へ向かっているのが気になるね。
『のんのんびより』
田舎的な何もないってことで生まれる間を使って不意に落としてくる。のんびりな田舎でも笑いのテンポは早い。
『ポケットモンスター XY』
今回の初バトルの相手は経験者っぽい感じで、ピカさんとも張り合って良い感じ。サトシ君も今の所はアホになってもないし、今回の地方のポケモンも水タイプからと来たか。おまけに現地妻は幼馴染っぽい子で、いよいよ年貢の納め時か。ってそういう作品じゃないな。可愛いポケモン一杯で楽しい旅になりそうだ。
『ガリレイドンナ』
ガリレオの子孫がお家に伝わる秘法を巡ってハチャメチャって感じか、破天荒な三姉妹のお嬢さん方が大暴れするって構図は嫌いじゃない。
『サムライフラメンコ』
超能力と普通の人間って構図かと思ったが、全く普通の人間の現代劇だった。演者とキャラの配置も上手くて、青臭さが嫌いになれない組み合わせになっている。思想や行動がフィクションらしくても好感が持てるってのは良いね。
おすすめ
『ガンダムビルドファイターズ』
御大が最後に作ったガンダム以来初めてワクワクした。ガンダム作品をちょっとでも知ったたら更に楽しめる。
『弱虫ペダル』
自転車で初めて遠くへ行けた万能感と部活ものが合わさったら凄いね。
『キルラキル』
言葉遊びが台詞だけじゃなくてカットになっているから面白い。失速しなければなお良し。
『ワルキューレロマンツェ』
ジョストを真っ当に行いアニメーションの面白さも両立している。沢山の女の子が登場するとかフェチだとかを実現する学園ものをごはんとすれば、付け合せの高級なお漬物路線といったところか。
『サムライフラメンコ』
超能力頼みじゃなくて、普通の人間が正義感でヒーローになろうとするってのは馬鹿馬鹿しいけど、一貫性があって好感が持てる。
『ミス・モノクローム』
ミニアニメと思ってなかったから結構楽しめた。堀江さんはキクコ路線に行くかと思っていたら、作中で本当に出てきた。俺の頭覗いただろって電波受信した感じ。
『ガイストクラッシャー』
人為災害現象的敵のガイスト相手にクロス装備で生身の人間が破壊するってのがコンセプトか。動物をモチーフにしており、赤を基調とした主人公らしい真っ直ぐな性格で巻き込まれ系の子供向けらしい立ち上がり方だ。特殊機関なんだから大人を育成したらとか、軍隊どうなっているんだよとか思うところはあるが、そこは純粋さが必要だとか憲法の兼ね合いということにしておこうか。
『境界の彼方』
快と不快、あるいは好みと好みじゃないの境界をもう見ない方面の彼方へと飛び去った。
『凪のあすから』
またまたまたまた位の衝突から始まる系作品。地方スタジオだからなのか、地方対中央って構図を意識し過ぎて失敗している感じが何とも。なぜそこまで他人に攻撃的な性格の言動を行えるのか、これが分からない。
『キルラキル』
何か深いテーマなんてものは放棄して、手慰みを越えて見ていて気持ちの良い動きに全てを集約している。拘りの写植で出し方も格好良い。昔OVAであったヤンキー漫画原作と動かし屋が融合した感じ。でも、アーマーのセンスが際物で、如何にビキニアーマーが優れているかを考えさせられる。露出多いのにエロくも格好良くもないってのはどうよ。まあ、派手で展開が速いから失速しなければ楽しめそう。
『ゴールデンタイム』
ネット接続ガジェットが登場するのに、全くもってそれを活かそうとしないってあたりにモヤッとした。道が分からないなら人に聞くなり検索しろ。その程度のコミュ力なのに、面の良さだか作劇の都合だかで上手く行くってのがね。堀江さんも悪くはないんだけど、小慣れ過ぎて初々しさがないね。おぼこいお嬢さんなんでしょ、だからね。
『COPPELION(コッペリオン)』
東京が謎の汚染ってあたりが地上波に嫌われた理由でしょうな。うん、それで良かったと思うわ。こういうクソアニメはそっと愛でて忘れられるに限る。
『京騒戯画』
なまじっか0話を見てしまったばかりに、『キルラキル』みたいなアニメーターのセンス任せの作品が空回りした印象を受けたが、実際は老舗の意地ともいえる真っ直ぐな作りだった。作り物の部分は壊れても元に戻るって設定なら大暴れで壊しても安心という映画村的空間な訳だ。東映のメタな部分も上手く取り込んであるね。
『ログ・ホライズン』
あれと似てるんよね。ネットゲームを題材にした。ほら、結構売れたやん、『.hack』。ちゃう奴と思ったかもしれないけど、そもそもあれも似ているからね。これの場合は、生身がネトゲに囚われたのか、意識だけが囚われたのかって辺りで仕掛けがありそう。でもね、何か義務感で出している印象のヒロインは好かんね。
『リトルバスターズ!~Refrain~ (第2期)』
ループの様相を呈しつつ、来ヶ谷さん可愛いなってルートか。演者がノリノリな感じで上手いこと調和が取れた集団の印象を増している。今期はゲームっぽい演出の少ないシリアスで仕掛けのある展開なんだろうか。
『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』
魔王関連で可愛い女の子にするっていう、ラノベの限界を考えさせられる内容で、しぶしぶ販売員をやっている主人公がその子に愛情を搾取されそうな感じが嫌だね。ほら、夢破れて普通の生活しようとしているのに、僕もリア充になれて変わりましたって傲慢がさ、堪らなく嫌なんだよね。つまり、合わんと。
『ストライク・ザ・ブラッド』
シリアスギャグやったわ。適度に愛情を搾取し合いつつ大したことのない落ちが付きそうな雰囲気。
『ダイヤのA』
ひねり系の野球作品なのだろうが、野球自体は真っ当なもののようで、主人公もピッチャーの割に比較的共感出来る方だ。ただ、一球も投げずに終わりってのは舐めているね。その一球入魂は、変身やら必殺技のバンクみたいなもんやで。
『メガネブ!』
30分も延々引っ張るなや。いつ落ちるんかと思って付き合ってもうたやないか。
『夜桜四重奏 ~ハナノウタ~』
世界観を説明しようとして、逆に物語の開始になっていない感じがした。映像は派手で楽しめたけどね。キャラが多過ぎて馴染むのに時間が掛かりそうな割に話の仕掛けが早そうなのはしんどい。
『ガンダムビルドファイターズ』
杞憂だった。御大が最後に作ったTV版ガンダム以来で初めて面白いと思ったわ。脇を固めるガンダム経験者の演者と、ヒーローになれずに滑った演者を主役に添えて、未来派ヒーローっぽいちょっと変なセンスの相棒と頑張るって感じか。後付やらでなかったことになった感のあるギャンが中ボスキラーの臭いがするライバルと一緒に立ちはだかるって展開もコンビ誕生での勝利も、ラルさんも最初のガンダムの要素を上手く盛り込んで今風に仕上げてあった。過去作を知っていると更に楽しめるけど、知らなくても面白いってのは良いね。
『ワルキューレロマンツェ』
馬の視点からヒロイン総舐めにしていくカットから始まるアバンにはビビったね。中身も想像以上にお馬鹿エロの詰め込みと物語の進行が両立していて怖い。
『ぎんぎつね』
主人公が演じ分けとしては気になるが、それが気にならない程に相棒の銀太郎との絆や会話が良かった。演者の力に委ねつつも所作も見せるので、アニメーティングの主導権も手放してはいない。頑固親父と兄貴と母親と後見人を同時にやってのける銀太郎は、キャスティングの妙だな。お父さんも良い味出しているし、脇の固め方が上手いね。
『機巧少女は傷つかない』
あんまりにも深そうでしょって感じが鼻に付いた。アニメ化するから面白いはずだと思った俺の純真を傷つけたぞ。これ原作読み込んでないでしょ。それで過去のヒット作の演者コンビでリスク回避の発想とかだったら止めてよね。安直で余計に鼻に付くからさ。
『世界でいちばん強くなりたい』
もうそんなに新人でもないが、演者の年代構成として若手の中でも年功序列に並べてかわいがりをするという体のリョナですかね。正直、30分アニメの尺としては微妙だが、リングの上では女子プロレスっぽさは出ていたか。
『WHITE ALBUM2』
斜に構えている奴が、正論吐いてみたり、出会いで上手に運ぶって体なんだろうが、歌声に惹かれたって場面でちょっと下手目だけどスタジオ編集した音声にしか聞こえない歌の演出、その作為性に引いたわ。何か薄暗いしキャラデにも華がないし、前途多難やね。
『蒼き鋼のアルペジオ』
確かに潜水艦を魅力的に描こうとはしているが、船に長期間乗るという感覚を持って作っているのか疑いたくなった。丘に居るとしか思えない船内の雰囲気は何なんだろうね。地球がやばいのに同じ地球人がちょろちょろするって内容もあんまり納得の行く落ちは来なさそう。
『アウトブレイク・カンパニー』
やめてくれ、痛さの方向性を勘違いさせてしまうぞ。まあ、国賓級の対応なのに、文盲の教養が無さそうな女の子をお付にしてしまうってのに違和感覚えてしまったからね。雑だね。
『東京レイヴンズ』
漂うホモ達感に、キャラの関係性と世界観が分かりにくい。死亡フラグのためだけに動くキャラってNPCみたいで寂しいやん。
『弱虫ペダル』
自転車を逃げずに描いて、対比になるダブル主人公な感じで引きとしても面白かった。まさかの王国民だったり、ちょっとアニメ化によって本物の作品への言及や要素が使いやすくなった印象。ギアチェンジの迫力に火花出すのは良いけど、それって痛むからあんまり嬉しくないと思うわ。一回で良いから上流工程担当者が普通の自転車で峠に行ってみたら色々知れて良いんじゃないかと思った。
『フリージング ヴァイブレーション (第2期)』
主人公はお姉ちゃん二人のヴァイブとちゃうで。ほんで何でか、乳さらして気付いて恥ずかしがるとか、乳出し服の文化のあったあっち系の発想なんでしょうな。大分寒いから気付くで。光の加減が露骨過ぎて、成年指定じゃないエロ漫画みたいな感じがするのにシリアスな体で内実舐めプだから恥ずかしくて仕方がない。よし、程々に見るわ。
『インフィニット・ストラトス2 (第2期)』
女の子が可愛ければそれで良い。背伸びする女の子が可愛いだけ、他のロボバトル要素は画面がごちゃごちゃしてて気持ち悪いのでなくても良いや、勿論もっともらしい敵なんてもの居ないし、世界から集めているから他校との交流要素にも乏しい。ワンパン即落ち、そんな感じで良いわ。ワイとキャスティングの趣味が合ってたらそれで良し。
『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』
変な選択肢が出てきて選ばないと頭痛がするという、聞いているこちらの頭が痛くなる設定に特化した出落ち系作品。選択肢よりは、読み上げるナレーションの譲治が面白いだけだが、アニメ化したからこその要素なので配置は上手い。後は、別段面白くなりそうに思えなくてもね。
『BLAZBLUE -ALTER MEMORY-』
無法者かつ格ゲーだったとわね。じゃあ、物語なんてあってないようなものかといえば、妙に『TRIGUN』ぽかったりと、狙いが今一つ分からない印象。
『革命機ヴァルヴレイヴ 2nd SEASON』
引き続きクソアニメの金字塔らしい金の巻きグソっぽい感じが良いね。ED的にはエルエルフさんはヒロイン確定でええんよね。でもさ、緊迫感が増してくる展開でクソさが本気で面白くない方向へ向かっているのが気になるね。
『のんのんびより』
田舎的な何もないってことで生まれる間を使って不意に落としてくる。のんびりな田舎でも笑いのテンポは早い。
『ポケットモンスター XY』
今回の初バトルの相手は経験者っぽい感じで、ピカさんとも張り合って良い感じ。サトシ君も今の所はアホになってもないし、今回の地方のポケモンも水タイプからと来たか。おまけに現地妻は幼馴染っぽい子で、いよいよ年貢の納め時か。ってそういう作品じゃないな。可愛いポケモン一杯で楽しい旅になりそうだ。
『ガリレイドンナ』
ガリレオの子孫がお家に伝わる秘法を巡ってハチャメチャって感じか、破天荒な三姉妹のお嬢さん方が大暴れするって構図は嫌いじゃない。
『サムライフラメンコ』
超能力と普通の人間って構図かと思ったが、全く普通の人間の現代劇だった。演者とキャラの配置も上手くて、青臭さが嫌いになれない組み合わせになっている。思想や行動がフィクションらしくても好感が持てるってのは良いね。
2013年7月位開始をまとめて
2013年7月21日 1話雑感『 BROTHERS CONFLICT 』
13人の義理の兄さんの群れの中に妹という名の血の繋がらないお嬢さんが放り込まれる。ショタから双子に坊さんと尖っているんだか滑らかなんだか分からない面子で、モーションかける兄さんもいるから怖い。それを辛うじて繋ぎ止める主人公と会話しているであろうマスコット件解説お助けキャラが上手い。
『リコーダーとランドセル ミ☆』
うーん、絵柄も変わったがテンポも変わった。初回は説明回だったのでさておき、尺が同じだから印象が随分変わったもので、続編である以上印象の継続も大事にして欲しかったね。
『犬とハサミは使いよう』
恐らく、設定前提で勢いで見せるタイプの作品なのだろうが、当のアニメは映像化による齟齬に直面しているかのような印象だ。犬の目線が総天然色なのは、好意的に解釈して人間が憑依しているからとしても、犬に憑依した主人公をハサミ持って死ね死ね追いかけるヒロインの描写が怖い。人外でも人型相手なら許せる描写でも小動物相手だと虐めにしか見えなくてきついね。そういうのは10歳位までのお子様だから許されるし勿論叱られる訳で、ティーンがやって良い訳ないよね。活字の海に溺れたい主人公やら原稿命の作家の描写も、残念ながら活字ではなくアニメで見るにはまとまりが悪い印象でしかなかったわ。
『Free!』
雄臭い上に、競泳だから上半身裸でも大丈夫。え、男でも胸まである水着もあるって、んなもんここぞには着せるかよ。少年と青年の狭間で揺れ動く青春ってところか、女っ気がない路線が返って凡人になった後に色褪せることもなく残るから良いかもね。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』
はい、君達に殺し合いをして貰います。バトルロワイヤル系ですかね。汚いドラクマ含め演者が新旧の豪華な面々が揃っているので楽しめるかは見せ方次第。ストレスってのはカタルシスへの流れが悪いとイライラを募らせるだけになるからね。まあ、今の所画質が少し悪いだけでクレジットが読めなくなったり、何言っているのか分かりにくいEDは0点て思ったけどね。他はゲームのシステムを知らないので、上手いこと再現して見所になったら良いね。
『恋愛ラボ』
特に笑えもせず、ずれた恋愛談義が中二的思考を刺激することもなし、そういう志向じゃないのよね。
『サーバント×サービス』
とりあえず、公務員を馬鹿にしつつも仕事だからしんどい面ややりがいもあると見せる。まあ、相手が放送出来ない程のキチでもなければ、実際はあの主人公の名前は現実の窓口担当なら止めますよ。その辺をファンタジックに面白同期とか区役所の一日って感じで見せていくのかな。まず、4コマのノリで尺が長いから間延びして見える状態なので、現実味が怪しい。これで大きな問題解決が出てくると白けそうだがその辺は大丈夫かいな。予告らしい予告もないので、不安ばかりが増大するぞ。
『劇場版 「空の境界」 テレビ放送版』
病院に運ばれて2年経って目が覚めて、複数の人格が存在してと、力の限り説明台詞とイメージが多用される。最後に、眼の使い方だとか魔術チックな要素を引きにして終わりと。テレビ版のフォーマットに合わせるには、陰気で時系列も弄っていそうで、男と女がいて幸せそうな結末が想定出来ないってのが滅入る。ディレクションした結果、置いてけ堀にされた感じ。
『義風堂々!! 兼続と慶次 』
あっ、と思う演出はあるものの、基本的に安い作りで話も荒唐無稽だからギャグとして成立しているという事態。恐らく完結はないだろうから、壮大さを振りまいて終わりってことになると思われる。
『<物語>シリーズ セカンドシーズン』
ふと気付いた。この作品、テンポが悪いわけではない。喋り倒しで緩急が無いんだ。ちょっと眠くなる時がある訳が分かったわ。眠くなるのは主に野郎の喋りの時ね。見目麗しい少女は目の保養になるのでそこまででもない。(それただのエロ目線のオッサンのガン見でっせ)
『ファンタジスタドール』
主人公の少女はカードゲーマー、カードから出る少女を使ってのバトルに巻き込まれる。でもこれ、少女の出るカードはソシャゲに見えるんだけどね。カードリーダーやらが少女向け風だが、そこはガジェットが実際に玩具として発売されるとは違う。何か洗練されてないのよね。可愛い子を可愛い子がマスターとなって代理戦争させるってのに、少年主人公だとハーレムになるので避けに行っているような印象で逃げに見えた。女の子であるってことが意味を成せれば良いね。
『有頂天家族』
冒頭1分半にも及ぶ櫻井独白の名調子アヴァンからOPへの入りは作品に対する自信と演者に対する信頼あってこそといえよう。少女に化けたゆえの女喋りやらで掴みを見せておいて、華やかな画面に映える能登弁天のミューズ力の高さからどすのきいた言い回しといい、所作の細かな芝居もあって狭い空間での会話から広い空間でも面白い。映像と演者の芝居が間を持たせるから必要以上の説明が無くても特に問題ない。懸念だった悪意や敵意で始まることもなく、上々の滑り出しだ。
『ステラ女学院高等科C3部』
おー、流石にサバゲーシーンは力入ってて面白いね。それは物語を見せる上での手段であって目的化しないことを祈るよ。過去の有名所の監督以外の作品は作家性やらとは相性悪そうな印象の多いスタジオだけに余計にね。既に日常会話場面が滑っているのは、原作にばかり責任を押し付けられる問題でもないぞ。
『きんいろモザイク』
主人公のホームステイ時の回想から入って、ホストが入れ替わっての状況説明に費やした1話であったが、何でも片言のハローとこんにちはの挨拶で済ませる意思疎通が面白かったし、日本語勉強してきて会話に苦がなさそうな状況が面白く機能するのかどうか気になるところ。
『神さまのいない日曜日』
信仰心はそれほどだが、無神論者でもない感覚からすると、神が居なくて死者が彷徨うという設定が既に死という概念の喪失を意味している。だからといって、現実に死が存在する世界の者が見ているのだから、良い人そうな村人がゾンビだったのかもよく分からないままに頭をふっ飛ばしておいたとか言う奴が出てくる展開が許容出来る訳もない。今回のサブタイがⅠで次回がⅡだから、通しで1話ってことなのかもしれないが、生憎と1週間の空白を必要としている視聴形態では、映画やら舞台のように嫌な表現も多少待っていると説明やら解消されることを前提とするのは不向きだ。まあ、世界には運よく面白くしてくれるような神様はおらんのやね。
『げんしけん 二代目』
キャスト変更が仕方のないことだとしても、原作内で時間が経過している作品でやると、キャラの風貌が変わっているから、誰やねん状態が不可避。ネットで洗練された嗜好の状況を見るに、特に面白いってこともないが悪くもない匙加減にはなっており、綺麗さっぱり変わったのだから、新鮮な気持ちで見ることにします。としたいのだが、キャラソンをEDに持ってきてギリギリの内輪受けを壊すのは止めて欲しかったね。プロからすればハンチク共の内輪受けを扱った作品なんだろうけど、メタな部分で内輪受けしちゃ駄目でしょ。
『ローゼンメイデン (新)』
面倒な展開を全部素っ飛ばして別ルートへ入るといったところで引き。壮大ぶっているよりは、こういう速度感の方が気持ちが良いかな。何かバトって終わり、細かい心理描写とかなくても何とかなるもんやね。
『たまゆら ~もあぐれっしぶ~』
一年前の竹原行きの前後の回想から、一年経ちましたとの始まり方で、キャラの感慨と受け手への説明を両立させるところが上手い。そうした調子で前シリーズの内容を振り返りつつ、新学年を迎えるにあたりアグレッシブに行くとの抱負から、写真部設立に向けての展望と新キャラを顔出しさせる。可愛いキャラでのキャラ押しだけではなく、昔のドラマやら名作劇場が担っていたけな気さでもって見せる作風が引継がれているのがこの作品の良い所なんだなと感じた。
『神のみぞ知るセカイ 女神篇 』
スピード感ってのは、間を取り過ぎないことやカットの繋ぎ方だと思っていたのだが、それはないようだ。間の話をカットして一刻も早く女神篇へと突入することで、スピード感はなく呆然としてしまった。自我がプレーヤーの選択や感じ方によって補完されるゲームと違い、自我を持ったキャラクターでスキップ機能を使われると、感情の繋がりが分からなくて温度差になる。これでは、キャラが可愛らしくても誤魔化しが利かないですな。導入なので様子見にしても、掴みとしては微妙ですな。
『ハイスクールD×D NEW』
聖剣が出てきて、イケメンが野心剥き出しにしている。一方で主人公はといえば、相も変わらずおっぱい尽くしで、イケメンのシリアスもぶち壊しにする形で解決しそうな感じ。まあ、肝心の部分はビデオグラムでってことなので、あんまり画面に自主規制ばかり映ると返って恥ずかしい。
『ブラッドラッド』
魔界の吸血鬼でオタクの主人公が迷い込んだ人間の少女が死んじゃったから、人間界に行くと。人死んでいるのに幽霊になっただけで、消滅していないから大丈夫って体なんだが、色恋あるからOKにしても全体的に退屈な感じで何とも。
『 幻影ヲ駆ケル太陽 』
亡き母のタロット占いを引継いで頭角を現しつつある少女の下に、魔法バトル的な事件やら仲間になるであろう魔法使いが集ってと、何かよく分からん。タロットと魔術のイメージは分かりやすいが、面白いのかといわれると微妙なところ。
『 超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION 』
いきなり胸揺らして、何か下品。まあ、ゲハなんで品なんぞ持ち合わせていないのだろうが、女の子キャラを持ってくるのなら、あんな品のない振る舞いを権威ある立場でするのだろうか。キャラは本の駒じゃないぜ。
『君のいる町』
可愛いからっていきなり理由も聞かずに凶器で襲い掛かっておきながら、なあなあの展開に吹いた。こんな屑のいる町は嫌だよ。来たのに理由があるからってだけにも見えないなあなあ具合で、どうみても可愛いからとりあえずキープだよ。それは色欲というか話の都合であって全然純愛じゃないよ。
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
自虐の延長にあるのだろうが、映像にするときついわ。会話が上手く出来ないのではなく、会話が出来ないといった具合に全部がずれているから、誰にも似ていないって加減になっているのだろうが、当事者性が無い自虐は厳しい。痛さを強調するにも笑える加減にするのは難しいね。
『ふたりはミルキィホームズ』
初っ端から実写パートで面食らったが、待ちに待ったアニメパートが前シリーズで農業やってただけの回よりおもんないのはもっと面食らったね。1クールだか2クール作品では、半パートへの変更時の構成が小慣れる前に終わっちゃうから、事実上の詰みかもね。
『銀の匙』
ちょっと知らない世界を覗いてみたって体で、コミカルだがハードな農業の実態を学ぶ学校で寮住まいの主人公を通して見せていくといったところか。変人揃いで面白くもあるが、鶏の頭をコミカルに吹っ飛ばす描写は映像にすると結構きついので仕様もない団体の抗議を招きそうでもある。まあ、そういう食品売り場の前の段階への幻想を振り切って越境するってのが1話目の目的であろうから、余程の阿呆でない限り分かるわな。ただ、内海さんの声を聞くと寂しい気持ちになった。どこにも言及テロップがないってのは、もっと寂しくなったね。エンドカードがないからとか、言い訳はいいから1話目だけでも特別に入れるような仁義はないんかいな。そういう連中が作る作品ってのは肝心なところで心の機微をポカしそうな偏見を抱くわ。
『魔界王子 devils and realist』
ギムナジウム的な学校での優秀かつ、科学合理主義者の主人公少年が、男の悪魔との因縁から主従関係とやらで、そういうソロモン流なのね。雄臭いことこの上ないが、配置された役割以上のものを感じないのが残念か。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』
ちょっとエロスな変身シーンとかお風呂でこんにちはや変身解除で裸とサービス要素を大友向け魔法少女にしてあって、スピンオフらしくキャラは魔法少女らしい配置にしてあり、魔術の要素が魔法少女になっている。反逆やらかす意識を持った杖がマスコットポジションなのは分かったが、敵は誰ぞ。
13人の義理の兄さんの群れの中に妹という名の血の繋がらないお嬢さんが放り込まれる。ショタから双子に坊さんと尖っているんだか滑らかなんだか分からない面子で、モーションかける兄さんもいるから怖い。それを辛うじて繋ぎ止める主人公と会話しているであろうマスコット件解説お助けキャラが上手い。
『リコーダーとランドセル ミ☆』
うーん、絵柄も変わったがテンポも変わった。初回は説明回だったのでさておき、尺が同じだから印象が随分変わったもので、続編である以上印象の継続も大事にして欲しかったね。
『犬とハサミは使いよう』
恐らく、設定前提で勢いで見せるタイプの作品なのだろうが、当のアニメは映像化による齟齬に直面しているかのような印象だ。犬の目線が総天然色なのは、好意的に解釈して人間が憑依しているからとしても、犬に憑依した主人公をハサミ持って死ね死ね追いかけるヒロインの描写が怖い。人外でも人型相手なら許せる描写でも小動物相手だと虐めにしか見えなくてきついね。そういうのは10歳位までのお子様だから許されるし勿論叱られる訳で、ティーンがやって良い訳ないよね。活字の海に溺れたい主人公やら原稿命の作家の描写も、残念ながら活字ではなくアニメで見るにはまとまりが悪い印象でしかなかったわ。
『Free!』
雄臭い上に、競泳だから上半身裸でも大丈夫。え、男でも胸まである水着もあるって、んなもんここぞには着せるかよ。少年と青年の狭間で揺れ動く青春ってところか、女っ気がない路線が返って凡人になった後に色褪せることもなく残るから良いかもね。
『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』
はい、君達に殺し合いをして貰います。バトルロワイヤル系ですかね。汚いドラクマ含め演者が新旧の豪華な面々が揃っているので楽しめるかは見せ方次第。ストレスってのはカタルシスへの流れが悪いとイライラを募らせるだけになるからね。まあ、今の所画質が少し悪いだけでクレジットが読めなくなったり、何言っているのか分かりにくいEDは0点て思ったけどね。他はゲームのシステムを知らないので、上手いこと再現して見所になったら良いね。
『恋愛ラボ』
特に笑えもせず、ずれた恋愛談義が中二的思考を刺激することもなし、そういう志向じゃないのよね。
『サーバント×サービス』
とりあえず、公務員を馬鹿にしつつも仕事だからしんどい面ややりがいもあると見せる。まあ、相手が放送出来ない程のキチでもなければ、実際はあの主人公の名前は現実の窓口担当なら止めますよ。その辺をファンタジックに面白同期とか区役所の一日って感じで見せていくのかな。まず、4コマのノリで尺が長いから間延びして見える状態なので、現実味が怪しい。これで大きな問題解決が出てくると白けそうだがその辺は大丈夫かいな。予告らしい予告もないので、不安ばかりが増大するぞ。
『劇場版 「空の境界」 テレビ放送版』
病院に運ばれて2年経って目が覚めて、複数の人格が存在してと、力の限り説明台詞とイメージが多用される。最後に、眼の使い方だとか魔術チックな要素を引きにして終わりと。テレビ版のフォーマットに合わせるには、陰気で時系列も弄っていそうで、男と女がいて幸せそうな結末が想定出来ないってのが滅入る。ディレクションした結果、置いてけ堀にされた感じ。
『義風堂々!! 兼続と慶次 』
あっ、と思う演出はあるものの、基本的に安い作りで話も荒唐無稽だからギャグとして成立しているという事態。恐らく完結はないだろうから、壮大さを振りまいて終わりってことになると思われる。
『<物語>シリーズ セカンドシーズン』
ふと気付いた。この作品、テンポが悪いわけではない。喋り倒しで緩急が無いんだ。ちょっと眠くなる時がある訳が分かったわ。眠くなるのは主に野郎の喋りの時ね。見目麗しい少女は目の保養になるのでそこまででもない。(それただのエロ目線のオッサンのガン見でっせ)
『ファンタジスタドール』
主人公の少女はカードゲーマー、カードから出る少女を使ってのバトルに巻き込まれる。でもこれ、少女の出るカードはソシャゲに見えるんだけどね。カードリーダーやらが少女向け風だが、そこはガジェットが実際に玩具として発売されるとは違う。何か洗練されてないのよね。可愛い子を可愛い子がマスターとなって代理戦争させるってのに、少年主人公だとハーレムになるので避けに行っているような印象で逃げに見えた。女の子であるってことが意味を成せれば良いね。
『有頂天家族』
冒頭1分半にも及ぶ櫻井独白の名調子アヴァンからOPへの入りは作品に対する自信と演者に対する信頼あってこそといえよう。少女に化けたゆえの女喋りやらで掴みを見せておいて、華やかな画面に映える能登弁天のミューズ力の高さからどすのきいた言い回しといい、所作の細かな芝居もあって狭い空間での会話から広い空間でも面白い。映像と演者の芝居が間を持たせるから必要以上の説明が無くても特に問題ない。懸念だった悪意や敵意で始まることもなく、上々の滑り出しだ。
『ステラ女学院高等科C3部』
おー、流石にサバゲーシーンは力入ってて面白いね。それは物語を見せる上での手段であって目的化しないことを祈るよ。過去の有名所の監督以外の作品は作家性やらとは相性悪そうな印象の多いスタジオだけに余計にね。既に日常会話場面が滑っているのは、原作にばかり責任を押し付けられる問題でもないぞ。
『きんいろモザイク』
主人公のホームステイ時の回想から入って、ホストが入れ替わっての状況説明に費やした1話であったが、何でも片言のハローとこんにちはの挨拶で済ませる意思疎通が面白かったし、日本語勉強してきて会話に苦がなさそうな状況が面白く機能するのかどうか気になるところ。
『神さまのいない日曜日』
信仰心はそれほどだが、無神論者でもない感覚からすると、神が居なくて死者が彷徨うという設定が既に死という概念の喪失を意味している。だからといって、現実に死が存在する世界の者が見ているのだから、良い人そうな村人がゾンビだったのかもよく分からないままに頭をふっ飛ばしておいたとか言う奴が出てくる展開が許容出来る訳もない。今回のサブタイがⅠで次回がⅡだから、通しで1話ってことなのかもしれないが、生憎と1週間の空白を必要としている視聴形態では、映画やら舞台のように嫌な表現も多少待っていると説明やら解消されることを前提とするのは不向きだ。まあ、世界には運よく面白くしてくれるような神様はおらんのやね。
『げんしけん 二代目』
キャスト変更が仕方のないことだとしても、原作内で時間が経過している作品でやると、キャラの風貌が変わっているから、誰やねん状態が不可避。ネットで洗練された嗜好の状況を見るに、特に面白いってこともないが悪くもない匙加減にはなっており、綺麗さっぱり変わったのだから、新鮮な気持ちで見ることにします。としたいのだが、キャラソンをEDに持ってきてギリギリの内輪受けを壊すのは止めて欲しかったね。プロからすればハンチク共の内輪受けを扱った作品なんだろうけど、メタな部分で内輪受けしちゃ駄目でしょ。
『ローゼンメイデン (新)』
面倒な展開を全部素っ飛ばして別ルートへ入るといったところで引き。壮大ぶっているよりは、こういう速度感の方が気持ちが良いかな。何かバトって終わり、細かい心理描写とかなくても何とかなるもんやね。
『たまゆら ~もあぐれっしぶ~』
一年前の竹原行きの前後の回想から、一年経ちましたとの始まり方で、キャラの感慨と受け手への説明を両立させるところが上手い。そうした調子で前シリーズの内容を振り返りつつ、新学年を迎えるにあたりアグレッシブに行くとの抱負から、写真部設立に向けての展望と新キャラを顔出しさせる。可愛いキャラでのキャラ押しだけではなく、昔のドラマやら名作劇場が担っていたけな気さでもって見せる作風が引継がれているのがこの作品の良い所なんだなと感じた。
『神のみぞ知るセカイ 女神篇 』
スピード感ってのは、間を取り過ぎないことやカットの繋ぎ方だと思っていたのだが、それはないようだ。間の話をカットして一刻も早く女神篇へと突入することで、スピード感はなく呆然としてしまった。自我がプレーヤーの選択や感じ方によって補完されるゲームと違い、自我を持ったキャラクターでスキップ機能を使われると、感情の繋がりが分からなくて温度差になる。これでは、キャラが可愛らしくても誤魔化しが利かないですな。導入なので様子見にしても、掴みとしては微妙ですな。
『ハイスクールD×D NEW』
聖剣が出てきて、イケメンが野心剥き出しにしている。一方で主人公はといえば、相も変わらずおっぱい尽くしで、イケメンのシリアスもぶち壊しにする形で解決しそうな感じ。まあ、肝心の部分はビデオグラムでってことなので、あんまり画面に自主規制ばかり映ると返って恥ずかしい。
『ブラッドラッド』
魔界の吸血鬼でオタクの主人公が迷い込んだ人間の少女が死んじゃったから、人間界に行くと。人死んでいるのに幽霊になっただけで、消滅していないから大丈夫って体なんだが、色恋あるからOKにしても全体的に退屈な感じで何とも。
『 幻影ヲ駆ケル太陽 』
亡き母のタロット占いを引継いで頭角を現しつつある少女の下に、魔法バトル的な事件やら仲間になるであろう魔法使いが集ってと、何かよく分からん。タロットと魔術のイメージは分かりやすいが、面白いのかといわれると微妙なところ。
『 超次元ゲイム ネプテューヌ THE ANIMATION 』
いきなり胸揺らして、何か下品。まあ、ゲハなんで品なんぞ持ち合わせていないのだろうが、女の子キャラを持ってくるのなら、あんな品のない振る舞いを権威ある立場でするのだろうか。キャラは本の駒じゃないぜ。
『君のいる町』
可愛いからっていきなり理由も聞かずに凶器で襲い掛かっておきながら、なあなあの展開に吹いた。こんな屑のいる町は嫌だよ。来たのに理由があるからってだけにも見えないなあなあ具合で、どうみても可愛いからとりあえずキープだよ。それは色欲というか話の都合であって全然純愛じゃないよ。
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』
自虐の延長にあるのだろうが、映像にするときついわ。会話が上手く出来ないのではなく、会話が出来ないといった具合に全部がずれているから、誰にも似ていないって加減になっているのだろうが、当事者性が無い自虐は厳しい。痛さを強調するにも笑える加減にするのは難しいね。
『ふたりはミルキィホームズ』
初っ端から実写パートで面食らったが、待ちに待ったアニメパートが前シリーズで農業やってただけの回よりおもんないのはもっと面食らったね。1クールだか2クール作品では、半パートへの変更時の構成が小慣れる前に終わっちゃうから、事実上の詰みかもね。
『銀の匙』
ちょっと知らない世界を覗いてみたって体で、コミカルだがハードな農業の実態を学ぶ学校で寮住まいの主人公を通して見せていくといったところか。変人揃いで面白くもあるが、鶏の頭をコミカルに吹っ飛ばす描写は映像にすると結構きついので仕様もない団体の抗議を招きそうでもある。まあ、そういう食品売り場の前の段階への幻想を振り切って越境するってのが1話目の目的であろうから、余程の阿呆でない限り分かるわな。ただ、内海さんの声を聞くと寂しい気持ちになった。どこにも言及テロップがないってのは、もっと寂しくなったね。エンドカードがないからとか、言い訳はいいから1話目だけでも特別に入れるような仁義はないんかいな。そういう連中が作る作品ってのは肝心なところで心の機微をポカしそうな偏見を抱くわ。
『魔界王子 devils and realist』
ギムナジウム的な学校での優秀かつ、科学合理主義者の主人公少年が、男の悪魔との因縁から主従関係とやらで、そういうソロモン流なのね。雄臭いことこの上ないが、配置された役割以上のものを感じないのが残念か。
『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ』
ちょっとエロスな変身シーンとかお風呂でこんにちはや変身解除で裸とサービス要素を大友向け魔法少女にしてあって、スピンオフらしくキャラは魔法少女らしい配置にしてあり、魔術の要素が魔法少女になっている。反逆やらかす意識を持った杖がマスコットポジションなのは分かったが、敵は誰ぞ。
2013年4月位開始をまとめて
2013年4月22日 1話雑感『LINE TOWN』
笑えん。笑えんのだ、トキ。
『ダンボール戦機ウォーズ』
OPに乗せてのLBXバトルが連携プレーも鮮やかに、カメラワーク含めてとにかく格好良い。そのため、名実共に世界最高の玩具としてプロが成立しているとの設定ナレに説得力を与えている。Aパートでは少し時間を戻して、主人公がLBX学園に転校するために島に降り立つ場面から始まる。町並みは2050年代とは思えない古さで、高度経済成長期の町並みが再現がなされていた。競争力を引き出すためにと理由付けしているが、作っているオッサンの郷愁とか原風景ではないか。と、邪推を挟みつつ、街場の大会3勝の主人公と世界大会優勝のライバル兼チームメイトとの出会いから、軍隊チックな雰囲気の漂う学園への転校と、新たな戦場へと文字通りに誘導される場面へと移る。10kmに地球が再現されたセカンドワールドの規模は圧巻であり、そこで実在の国家の軍事力をLBXでシミュレーションする授業兼事業が今回の戦いの場という訳か。支給された汎用機体で闘うというのも新鮮で、世界大会優勝者であってもシミュレーションの結果用意された機体性能の差もあって翻弄されてしまうというのが面白い。完全に兵器転用出来るオーバーパワーな玩具なのは明白だったので、潔く擬似戦争にしたことで迫力のバトルに集中出来るというものだ。戦略の表現は難しいだろうが、戦術や作戦といった概念が活きてくるのは間違いなく、驚くほどにワクワクした。まあ、ガンダムでやって欲しかったような気もするが、先駆者のこの作品にに小型化という案を抑えられているから無理か。特に無理矢理な感じもせずに面白い話になっているのは、ホント、日野さんどうしちゃったのって感じですな。
『断裁分離のクライムエッジ』
やっぱり猟奇系が関連している訳ね。呪いの殺人道具って辺りが、九十九神っぽい物に宿る念って感じっすな。理不尽からバトルに雪崩れ込みそうだが、そういうのってあまり好みじゃない。
『RDG レッドデータガール』
あえて、原作を選定しているのかどうかは分からないが、このスタジオの作品はどれも取ってつけたように敵意や敵愾心を剥き出しにする導入が多くて何だか疲れる。まあ、この作品のような田舎は、余所者にとってはそんな感じだけどね。
『カーニヴァル』
如何にもな雄臭い回想から始まって、次の場面では鎖に繋がれてたり、コソ泥にしてはダイナマイトに壁を破壊して登場したキャラや特殊機関だとか、異形に襲われたりと何やかんやで順調に801な展開が続く。主人公が拾った腕輪や特異な音を聞き分ける力といった超能力展開を匂わせて終わりと。まあ、主人公が記憶を失っている設定の割に、思い出しても面白くないことになりそうな感じの作品なのであまり期待はしない。
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』
思いの他面白くて驚いた。ロボットの搭乗者の精神に感応して動くシステムが、状況に対する主人公達の恐怖や生存本能によって危機を脱する展開に対して噛み合っていたのが良かった。これってイデみたいなものか。主人公のチーム同士が、噛み合わないながらも嫌い合っていないのも見やすくて良かった。まあ、突っ込み云々のカット割りや画面分割がやや滑り気味なのは気になったけどね。このままずっこけ英雄路線を続けるにしろ増長鉄拳制裁路線に乗り換えるにしろ上手く回しそうだ。
『はたらく魔王さま!』
冒頭の異世界を舞台に海外言語でやり取りし合う魔王と勇者の闘いが、冗長で見るのを止めようかと思った。その後は人間の世界にやってきての外人さんいらっしゃいから魔力を持った人間として暮らすって流れになって、落差を意識してのことだったのだなと納得は出来た。まあ、日本語で喋るようになってからは真っ当なコメディ作品なので、日本に馴染んだ外人さんを眺めるような感じで楽しめそうか。
『DEVIL SURVIVOR 2 THE ANIMATION』
思ったより説明が無く、ゲーム的な世界が始まる。災害からの死亡回避の悪魔召喚アプリのインストールに、悪魔召喚やら特務機関やらと、ゲーム慣れしたシリーズ未経験者が説明書を読まずに何となく序盤の中途リアル要素が優秀で理解が進むといった主人公達を眺めていたら、特殊機関に保護されてこれからバトルロワイヤルの説明がされるぞってところで1話が終わった。導入としてはまずまずだが、キャラが多いことが分かっているだけに、序盤の3人含めキャラの考えがよく分からないままってのは難しいところか。まあ、この組み合わせはローレシア、サマル、ムーンと思えばしばらくは見れそうなんだけどね。だから、サマルが死に掛けるけどな展開には笑った。
『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』
前シリーズのEDのようなライブに五月蝿いまでの客の合いの手と、ライブらしさを持っての気合の入ったステージパフォーマンスから始まり、当然のように一人増えて馴染んでいる辺りはこの作品らしいか。上のクラスに所属することになって、寮へ向かう主人公に道すがらからイケメン達が代わる代わる絡むのだが、真面目に好意を示しつつも一線を引いた紳士さが、相手キャラが変わる度に段々と過剰になって笑えるようになり、一旦落ちを付けてから真面目キャラで〆る。さあ、導入も終わりかと思えば御大の登場からお世話役兼追加キャラの先輩登場と、謎の蛍の大群が現れれば不思議さんってことでOKと様式も備えており、さながら寄席だ。全体で緩急や落ちを付けるといった構成になっているあたりが、この作品の良さかな。
『DD北斗の拳』
何となく『マサルさん』の時のようなノリで懐かしさを感じつつも、北斗らしいノリが現代コントになっており感心した。30分は少々くどくもあったが、間を持たせるあたりは流石か。
『マイリトルポニー ~トモダチは魔法~』
画竜点睛を欠くにもあるように、眼は大事なのよ。この作品はなんと言うか日本的な眼デカキャラデだけど、バランスがギリギリ奇形になっていないになっていなくて、動いているのを見続けるのがきつかった。呆けた連中が集まったせいで世界が危機になって、何となく実績の中堅と売り出し中の若手の演じる可愛いキャラで解決と来るのだろうが、あの引きで予告がない構成なのは手落ちに見える。狙ってのことだろうが、私は沢城さんならオパールの方にしておきます。
『ジュエルペット ハッピネス』
ジュエリーナ様(ロリ)に命じられて、今度は流行の付属製品の点数が多い玩具を持って妖精達が人間界へやってきた。今回は、箱に人間との絆によって生まれる宝石を集めていくようだが、石の持つ魔法的力が変身要素に繋がっている以外に玩具のギミックが見えてこなかったので、デアゴスティーニみたいな印象を受けた。(まあ、商品自体もデアゴスティーニから販売されているのにも笑ったが)魔法の失敗が自分達への不幸ではなく、競合への幸福という相手にとっての敵失で笑いに持っていくのは良い感じだ。正統派のイケメンとのパートナーのあれやこれやをお助けする展開を思わせるのだが、早速カオスな片鱗を見せているだけに週間ジュエルストーンの裏で繰り広げられるハチャメチャが見逃せない感じだ。
『団地ともお』
一億総中流の前後の団地といった感じで、一通りの生活用品は揃っているが、外遊びが中心の子供達の風景が描かれる。ただ、やんちゃな少年以外の要素が見出せないので、普通の域を脱するかは疑問。要するに、運動能力至上主義的な少年観は、これをわざわざ見るような経歴のインドアの大人には嫌な思い出を刺激されるってこった。
『ぼくは王さま』
誰の家にもいる王様ということは、要するにこの王様は子供の暗喩なわけで、登場人物達もそれに合わせた程度に収まっている。でなきゃ、象の卵を探しに行くはずがなかろう。BBA声に定評のある新井さんの優しいナレーション、少年役、主題歌の八面六臂の活躍を背景に、チョーさんの子供っぽいけど大人な王様が可愛らしい。本の雰囲気を再現しようという心意気が感じられる作りにホッとさせられた。
『プリティーリズム・レインボーライブ』
ある日出会っただか拾った小動物が変身アイテムに絡んで云々の魔法少女ものの系譜といった感じで、いきなり規定外の結果を出して与えられる大役に困らされるって感じなのだろうか。相変わらずの実写コーナーもあって、何か一つ垢抜けない感じにげんなりした。
『探検ドリランド -1000年の真宝-』
前シリーズの主人公が伝説の英雄として名を残していたり、ナビゲーターを担当していたハルカが本編に登場したりと続きの世界であることが分かりやすい。CMであるようなカードだかシールだかが本編に登場しており、そこに封印された英雄の力を借りつつ、自身も英雄になっていく過程が描かれるといったところか。ドリル片手に遺跡を発掘ってのはロマンがあって良いね。
『絶対防衛レヴィアタン』
冷淡なレヴィアたんってことなのだろうが、急に出てきた花澤ボイスの妖精が世界観の説明も含めて全部持って行った感じ。如何にもなオッサン相手に悪人顔とのレッテル張りに無双して仲間が出来たと。何がしたいのかよく分からんが、防衛隊を結成して惑星というなの会社を護りたいのならそんな感じか。ソーシャルゲー的キャラ押しとGONZOお得意の誰得感が堪んないね。
『進撃の巨人』
疫病や災害を怪物に例えるというのは、神話の時代から続く慣わしとすれば、巨人を高い堤防で防ぐというのは津波的なものだろうか。ただ、この作品の場合は巨人が人と付くだけあって捕食者として知能を備えているようだ。不自由を強制され、理不尽に蹂躙されるというのは、文明的な国で今日生き残って暮らす身の者には縁遠いことだろう。だからこそ、このような作品が生み出され許容されているともいえる訳で……。本格的なバトルに入れば印象が変わるだろうが、今の所は壮大ぶったの域を出ておらず押しが弱い。
『よんでますよ、アザゼルさん。Z』
特に世界観やキャラ説明もなく、当然のように続きが始まって下ネタも健在でホッとする。
『波打際のむろみさん』
主人公がむろみさんなる残念な人魚を釣り上げてしまってから始まるコント。ただ、1話にして間延び感があったので堤防以外の場所でのやり取りがあるのかどうかは気になるところ。まあ、15分枠だからこそ乗り切れたのは、尺に合わせられているともいえるか。
『宇宙戦艦ヤマト2199』
敵勢力に対して機動兵力のほぼ全てを投入しての会戦からその消滅と主人公の兄の最後、敵爆弾による地上の環境汚染と暗い地下に押し込まれた人類の絶望的な状況を提示する。艦長や主人公の人柄と後のヤマトのクルーを一通り見せ終え、偵察に進入した敵を今後活躍するであろう新型機で迎え打とうとするが不時着し、そこで海水が蒸発したかつての海底にあったヤマトを最後の希望であると見せての引きから、EDロールにメインテーマが流れる。全体として絢爛豪華でありながら、必要な説明も押さえている質実剛健さもあり、古典作品の真っ当なリメイクといえようか。まあ、国連軍に日本がメインで参加しているというのは、第3次大戦辺りで戦勝国になれたってことですかねといじわるを思わないでもない。何にしても、見応えがありますな。後は、クール分割せずに最後まで行ってくれたら良いな。
『デート・ア・ライブ』
如何にもな手成りのラノベアニメの印象を受ける。暴力的起こし方がどのような文章表現かは分からないが、腹にジャンピングスタンプの表現がギャグ調って訳でもなくては、冗談を返して和やかな雰囲気と済ますのに無理があるわ。一通りキャラを出して、時空振だかが精霊の顕現が原因で、可愛らしいから殺すのは忍びなく、デレさせれば良いってのを説明して終わり。世界の命運を握る精霊を殺す以外の方法の説明をギャルゲーのプレイ画面的EDロールに乗せたやる気のないナレーションで説明ってのは、明るい画面で明るいコメディ作品として見せてからでないとギャグとして成立していないぞ。これでは、面白みが無い内輪受けは好かんね。そんな中での子安さんのドM熱演が、返って滑るってのもね……。
『ムシブギョー』
まず、EDはまだましだが、OPは曲が全く本編に合っているように思えない。アニメ側は頑張っているものの、久々にタイアップ曲として0点と思った。蟲が気持ち悪いってのも中々来るものがある。ヒロインのおっぱいをゆらしてみたり粘液プレイをしてみたりというのは真にけしからんかった。珍しいまでに敬語を駆使し享保の江戸を思わせておきながら、不意に出るスペシャリストという単語には驚いた。それを言ったキャラが南蛮人ってことなら納得出来るが、今の所は出資者の方向に奉公を目的としているように見える。そういうのに原作を消費するのは勿体無いね。
『惡の華』
FIX中心で同ポジもあり、正に日常といった印象なのだが、現実の生活のようなカメラワークは単調な面もある。それを逆手に取って、環境的でもあり不安を助長するBGMを乗せている。キャラデまでも実写担当に似せたと思しきものとなっており、アニメ的なデザインからすると灰汁が強い。逆にいえば、主人公とモブが視認しやすいデザインは記号として特化した結果ともいえる。動き一つにしても、極めて実在の人間そっくりのキャラがぬるぬる動くのでどこか気持ちが悪さを伴っている。今の所は無いが、動きの一部を省略するようなアニメ特有のやり方での表現、あるいは描き絵だからこその説得力を発揮するフィクションらしい事件が起こった時にどのような印象を受けるのかは、アニメの強みを確認する意味でも見所か。ただ、EDで更に上乗せされたこともあり、虫のような生理的嫌悪を我慢出来るかは未知数だ。
『翠星のガルガンティア』
地球から外宇宙へ進出した人類が、敵性生物との壮絶な闘いを繰り広げているといった始まり方から、ワームホールからはじき出されて伝説となっている文明の遅れた地球に不時着し、一悶着までと第1話らしい感じだ。最初のSFな戦闘がオーバーテクノロジーのロボやらAIとか綾の分かりにくい要素が多くて冗長な感じだったが、地球での外人さんいらっしゃいに変わってからは異文化コミュニケーションの齟齬にコミカルさもあって楽しめた。アンバランスな二つの状況が交錯しても楽しめるかは微妙だが、地球滞在編は楽しめそうだ。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
ちょっとメタ視もありつつ、基本オンオフ両面で喋り過ぎる主人公に、初対面から口数多く罵倒するヒロインが『化物語』を思わせるものの、言葉遊びの要素も無い二人の場面が冗長だった。ラブコメの本線と思しきヒロインが登場してからは幾分かましになり、次回予告を見る限り、如何にもなラブコメ要素はあるものの、毎度奉仕と称して残念な御仁のお悩みを解決していく体の作品なのだろうか。その辺の独自性が楽しめると良いが果たして。
『フォトカノ』
父親からお下がりのカメラを貰い、早速持ち歩きはしゃぐ主人公。変態盗撮魔のレッテル張りもなく、早速デレているヒロインに今度撮ってとねだられるってのが、ゲームらしくて良いね。捕まえに来る警備員や警察官から逃げ回りつつお宝画像を集めるなんてのでは、じっくりと女の子の体を堪能出来ないからね。急に、学校の紹介風景で女の子が下半身だけ映っているカットが登場する辺りが、作品の方向性を示唆しているようで微笑ましい。被写体探して校内闊歩の過程で一通りヒロインを登場させ紹介しつつ、ローアングラー、ハイアングラー、ステルス、オールマイティーと一通り揃った写真部に入部と第1話らしい〆方で、意外と普通に部活を楽しむ展開もあるかと思った。しかし、予告は緑川ボイスの部長のエロスな口調での連呼で、ド変態道へ入門したことが分かってホッとした。きっと悪気無くエロショットを狙って、可愛い声で恥らわれつつも許されるに違いない。よし、どんとこい。
『ゆゆ式』
女の子同士でキャッキャもある4コマ系日常作品といったところか。日常系作品は、駄弁りの内輪だけでなく、駄弁る場も既に出来上がっている場合が多い。一方、この作品は部員0人の部活に入部する前から始めている。至って平凡な出来だが、妙に丁寧な手続きには感心した。
『ハヤテのごとく!Cuties』
日常の執事生活に戻り、てんやわんやしつつ、登場キャラを一通り紹介する。まあ、無くてもいい類の1話ですな。律儀といえば律儀だが、今更新規を意識するセンスには驚いた。それよりは、女の子一杯の中にオッサンを織り交ぜて笑いにしていた1期の1話完結ドタバタコメディの方が好み。更にキャラが増えて女の子一杯になったけど、笑いが出来る面子でもないので何か寒い感じがするのよ。作っているのがオッサンなんだから、オッサンを混ぜて笑いにするやり方が形なりにも自虐として機能していたってことか。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』
大筋では同じだが、どうも最近放映されていた別ルート版の時間軸に繋がるようで、居た気のしないヒロインや男連中が出てきた時には驚いた。妹は相変わらず素直になれないツンケンで、順当にキャラを登場させつつ振り回されている内に終わってしまった。親切なつもりだろうが、前のテレビ版との差分が更新されていない内容なので、逆に不親切だった。それにしても、印税を驚くほど散財するとは、予定納税大丈夫なのかなと心配になるわ。まあ、原作の最後までアニメ化するようなので耐えられる範囲で成り行きを見守るとしますか。
『革命機ヴァルヴレイヴ』
平和な学園生活の裏で世界を揺るがす機体の開発が進行していた。機体を奪取すべくやってくる少年達は、特殊訓練でも積んでいるといったところで、いつもの喜んで人を殺せるようないけ好かないうんざり描写もあって、平和ボケした主人公に説教しつつ、ヒロインに死の香りが漂う。案の定の無慈悲な流れ弾で、平和ボケを強調されていた主人公はうろたえるが、友人はあっさり受け入れるご都合主義的温度差を披露し、腹いせに乗った新型機では、画面に選択肢が表示されているのを無視して迫真の動け動けなぜ動かんを披露するわで雑な感じだ。圧倒的なパワーで悪い大人のモブは粉砕するが、喜んで人を殺すような少年はメインキャラなので大人の政治の犠牲者として何ら断罪されないであろう未来が予見される。最後に機体を降りた主人公を得意げに殺しに来たところで、ニンゲンヲヤメテイタ主人公に隙が無いという意表を付く引きになっている。別ロボでガンダムをなぞっている展開に、CGこの方の巨大ロボの高速移動の気持ち悪さ、プレスコに合わせて気合を入れたら返って違和感のある場面があったり狙い通りの仕掛けがあったりと、今後も作為性が鼻に付く作品なのだろうと思った。笑えもせず、こちらの読み筋を一切外していない上に作為性が強いのは苦手な上、餓鬼がはしゃいで人を殺すってステレオタイプが大嫌いなので、要するに合わんなと。
『アラタカンガタリ~革神語~』
現実世界で虐められているアラタ少年と、異世界のアラタ少年が数奇な入れ替わりを果たしての異世界ファンタジー。和風なのかなと思ったが、王を殺しての革命とか言い出したので、あっちの国なのねと思った。なら、理不尽さで押してくることはあってもそんなに面白くは感じないだろうなという確信を得た。
『変態王子と笑わない猫。』
建前のせいでやりたくもない役回りを負わされそうになる主人公。何やかんやでヒロインと一緒に怪しい石ころに願掛けをした結果、主人公は建前を、ヒロインは表情を失ったそうな。お互いに失ったものは誰かが代わりに引き受けているので、その誰かを探すといった変則ラブコメなのだろう。ただ、笑わないのは猫だけでなく、視聴していた私も含まれていたことはどうなのか。コメディになってないね。
『這いよれ!ニャル子さんW』
空耳系で軽く乗れる新OPが出来て、してやったりが伺えるが、何のことはない。一通りメインキャラを出しての温い復習であり、突飛さで押し込んできた前期の面影は見るもなし。ハイテンションドタバタラブコメで守りに入ってしまっては、キャラに思い入れがないと辛いね。
『とある科学の超電磁砲S』
ちょっと小悪党がはしゃいでいるところに、あの超電磁砲さんがやって来て何となくぶっ飛ばしてな入りから始まり、もう少し格上の悪党相手に大立ち回りで〆るのは前シリーズと同様の立ち上がり方だったか。間にお味方や今後の敵の紹介を挟みつつ、微妙な空気も引き連れて帰ってきたなという感じ。微妙な原因は、外伝のこの作品もそうだが、力を恐れもせずに平気で悪事に没頭する輩が断罪されることもなく、断罪してやっているというよりは邪魔な奴を蹴散らしただけって体の主人公が、あまり好きになれない。強大な力を持ちながら、目の前の悪人だけを自分に対する利害感情の延長で処理するってのは何か違う気がね……。一応学園都市からはみだりに出られないって体で済ませているけど、世直し行脚でもして欲しいね。ビリビリさんは抜群の制圧力を持っているので特にね。まあ、本編の面倒なあれで、無理なのは分かるけど、世捨て人と女の子同士の和気藹々と恋する少女の全部をやるには荷が勝ち過ぎる。
笑えん。笑えんのだ、トキ。
『ダンボール戦機ウォーズ』
OPに乗せてのLBXバトルが連携プレーも鮮やかに、カメラワーク含めてとにかく格好良い。そのため、名実共に世界最高の玩具としてプロが成立しているとの設定ナレに説得力を与えている。Aパートでは少し時間を戻して、主人公がLBX学園に転校するために島に降り立つ場面から始まる。町並みは2050年代とは思えない古さで、高度経済成長期の町並みが再現がなされていた。競争力を引き出すためにと理由付けしているが、作っているオッサンの郷愁とか原風景ではないか。と、邪推を挟みつつ、街場の大会3勝の主人公と世界大会優勝のライバル兼チームメイトとの出会いから、軍隊チックな雰囲気の漂う学園への転校と、新たな戦場へと文字通りに誘導される場面へと移る。10kmに地球が再現されたセカンドワールドの規模は圧巻であり、そこで実在の国家の軍事力をLBXでシミュレーションする授業兼事業が今回の戦いの場という訳か。支給された汎用機体で闘うというのも新鮮で、世界大会優勝者であってもシミュレーションの結果用意された機体性能の差もあって翻弄されてしまうというのが面白い。完全に兵器転用出来るオーバーパワーな玩具なのは明白だったので、潔く擬似戦争にしたことで迫力のバトルに集中出来るというものだ。戦略の表現は難しいだろうが、戦術や作戦といった概念が活きてくるのは間違いなく、驚くほどにワクワクした。まあ、ガンダムでやって欲しかったような気もするが、先駆者のこの作品にに小型化という案を抑えられているから無理か。特に無理矢理な感じもせずに面白い話になっているのは、ホント、日野さんどうしちゃったのって感じですな。
『断裁分離のクライムエッジ』
やっぱり猟奇系が関連している訳ね。呪いの殺人道具って辺りが、九十九神っぽい物に宿る念って感じっすな。理不尽からバトルに雪崩れ込みそうだが、そういうのってあまり好みじゃない。
『RDG レッドデータガール』
あえて、原作を選定しているのかどうかは分からないが、このスタジオの作品はどれも取ってつけたように敵意や敵愾心を剥き出しにする導入が多くて何だか疲れる。まあ、この作品のような田舎は、余所者にとってはそんな感じだけどね。
『カーニヴァル』
如何にもな雄臭い回想から始まって、次の場面では鎖に繋がれてたり、コソ泥にしてはダイナマイトに壁を破壊して登場したキャラや特殊機関だとか、異形に襲われたりと何やかんやで順調に801な展開が続く。主人公が拾った腕輪や特異な音を聞き分ける力といった超能力展開を匂わせて終わりと。まあ、主人公が記憶を失っている設定の割に、思い出しても面白くないことになりそうな感じの作品なのであまり期待はしない。
『銀河機攻隊 マジェスティックプリンス』
思いの他面白くて驚いた。ロボットの搭乗者の精神に感応して動くシステムが、状況に対する主人公達の恐怖や生存本能によって危機を脱する展開に対して噛み合っていたのが良かった。これってイデみたいなものか。主人公のチーム同士が、噛み合わないながらも嫌い合っていないのも見やすくて良かった。まあ、突っ込み云々のカット割りや画面分割がやや滑り気味なのは気になったけどね。このままずっこけ英雄路線を続けるにしろ増長鉄拳制裁路線に乗り換えるにしろ上手く回しそうだ。
『はたらく魔王さま!』
冒頭の異世界を舞台に海外言語でやり取りし合う魔王と勇者の闘いが、冗長で見るのを止めようかと思った。その後は人間の世界にやってきての外人さんいらっしゃいから魔力を持った人間として暮らすって流れになって、落差を意識してのことだったのだなと納得は出来た。まあ、日本語で喋るようになってからは真っ当なコメディ作品なので、日本に馴染んだ外人さんを眺めるような感じで楽しめそうか。
『DEVIL SURVIVOR 2 THE ANIMATION』
思ったより説明が無く、ゲーム的な世界が始まる。災害からの死亡回避の悪魔召喚アプリのインストールに、悪魔召喚やら特務機関やらと、ゲーム慣れしたシリーズ未経験者が説明書を読まずに何となく序盤の中途リアル要素が優秀で理解が進むといった主人公達を眺めていたら、特殊機関に保護されてこれからバトルロワイヤルの説明がされるぞってところで1話が終わった。導入としてはまずまずだが、キャラが多いことが分かっているだけに、序盤の3人含めキャラの考えがよく分からないままってのは難しいところか。まあ、この組み合わせはローレシア、サマル、ムーンと思えばしばらくは見れそうなんだけどね。だから、サマルが死に掛けるけどな展開には笑った。
『うたの☆プリンスさまっ♪マジLOVE2000%』
前シリーズのEDのようなライブに五月蝿いまでの客の合いの手と、ライブらしさを持っての気合の入ったステージパフォーマンスから始まり、当然のように一人増えて馴染んでいる辺りはこの作品らしいか。上のクラスに所属することになって、寮へ向かう主人公に道すがらからイケメン達が代わる代わる絡むのだが、真面目に好意を示しつつも一線を引いた紳士さが、相手キャラが変わる度に段々と過剰になって笑えるようになり、一旦落ちを付けてから真面目キャラで〆る。さあ、導入も終わりかと思えば御大の登場からお世話役兼追加キャラの先輩登場と、謎の蛍の大群が現れれば不思議さんってことでOKと様式も備えており、さながら寄席だ。全体で緩急や落ちを付けるといった構成になっているあたりが、この作品の良さかな。
『DD北斗の拳』
何となく『マサルさん』の時のようなノリで懐かしさを感じつつも、北斗らしいノリが現代コントになっており感心した。30分は少々くどくもあったが、間を持たせるあたりは流石か。
『マイリトルポニー ~トモダチは魔法~』
画竜点睛を欠くにもあるように、眼は大事なのよ。この作品はなんと言うか日本的な眼デカキャラデだけど、バランスがギリギリ奇形になっていないになっていなくて、動いているのを見続けるのがきつかった。呆けた連中が集まったせいで世界が危機になって、何となく実績の中堅と売り出し中の若手の演じる可愛いキャラで解決と来るのだろうが、あの引きで予告がない構成なのは手落ちに見える。狙ってのことだろうが、私は沢城さんならオパールの方にしておきます。
『ジュエルペット ハッピネス』
ジュエリーナ様(ロリ)に命じられて、今度は流行の付属製品の点数が多い玩具を持って妖精達が人間界へやってきた。今回は、箱に人間との絆によって生まれる宝石を集めていくようだが、石の持つ魔法的力が変身要素に繋がっている以外に玩具のギミックが見えてこなかったので、デアゴスティーニみたいな印象を受けた。(まあ、商品自体もデアゴスティーニから販売されているのにも笑ったが)魔法の失敗が自分達への不幸ではなく、競合への幸福という相手にとっての敵失で笑いに持っていくのは良い感じだ。正統派のイケメンとのパートナーのあれやこれやをお助けする展開を思わせるのだが、早速カオスな片鱗を見せているだけに週間ジュエルストーンの裏で繰り広げられるハチャメチャが見逃せない感じだ。
『団地ともお』
一億総中流の前後の団地といった感じで、一通りの生活用品は揃っているが、外遊びが中心の子供達の風景が描かれる。ただ、やんちゃな少年以外の要素が見出せないので、普通の域を脱するかは疑問。要するに、運動能力至上主義的な少年観は、これをわざわざ見るような経歴のインドアの大人には嫌な思い出を刺激されるってこった。
『ぼくは王さま』
誰の家にもいる王様ということは、要するにこの王様は子供の暗喩なわけで、登場人物達もそれに合わせた程度に収まっている。でなきゃ、象の卵を探しに行くはずがなかろう。BBA声に定評のある新井さんの優しいナレーション、少年役、主題歌の八面六臂の活躍を背景に、チョーさんの子供っぽいけど大人な王様が可愛らしい。本の雰囲気を再現しようという心意気が感じられる作りにホッとさせられた。
『プリティーリズム・レインボーライブ』
ある日出会っただか拾った小動物が変身アイテムに絡んで云々の魔法少女ものの系譜といった感じで、いきなり規定外の結果を出して与えられる大役に困らされるって感じなのだろうか。相変わらずの実写コーナーもあって、何か一つ垢抜けない感じにげんなりした。
『探検ドリランド -1000年の真宝-』
前シリーズの主人公が伝説の英雄として名を残していたり、ナビゲーターを担当していたハルカが本編に登場したりと続きの世界であることが分かりやすい。CMであるようなカードだかシールだかが本編に登場しており、そこに封印された英雄の力を借りつつ、自身も英雄になっていく過程が描かれるといったところか。ドリル片手に遺跡を発掘ってのはロマンがあって良いね。
『絶対防衛レヴィアタン』
冷淡なレヴィアたんってことなのだろうが、急に出てきた花澤ボイスの妖精が世界観の説明も含めて全部持って行った感じ。如何にもなオッサン相手に悪人顔とのレッテル張りに無双して仲間が出来たと。何がしたいのかよく分からんが、防衛隊を結成して惑星というなの会社を護りたいのならそんな感じか。ソーシャルゲー的キャラ押しとGONZOお得意の誰得感が堪んないね。
『進撃の巨人』
疫病や災害を怪物に例えるというのは、神話の時代から続く慣わしとすれば、巨人を高い堤防で防ぐというのは津波的なものだろうか。ただ、この作品の場合は巨人が人と付くだけあって捕食者として知能を備えているようだ。不自由を強制され、理不尽に蹂躙されるというのは、文明的な国で今日生き残って暮らす身の者には縁遠いことだろう。だからこそ、このような作品が生み出され許容されているともいえる訳で……。本格的なバトルに入れば印象が変わるだろうが、今の所は壮大ぶったの域を出ておらず押しが弱い。
『よんでますよ、アザゼルさん。Z』
特に世界観やキャラ説明もなく、当然のように続きが始まって下ネタも健在でホッとする。
『波打際のむろみさん』
主人公がむろみさんなる残念な人魚を釣り上げてしまってから始まるコント。ただ、1話にして間延び感があったので堤防以外の場所でのやり取りがあるのかどうかは気になるところ。まあ、15分枠だからこそ乗り切れたのは、尺に合わせられているともいえるか。
『宇宙戦艦ヤマト2199』
敵勢力に対して機動兵力のほぼ全てを投入しての会戦からその消滅と主人公の兄の最後、敵爆弾による地上の環境汚染と暗い地下に押し込まれた人類の絶望的な状況を提示する。艦長や主人公の人柄と後のヤマトのクルーを一通り見せ終え、偵察に進入した敵を今後活躍するであろう新型機で迎え打とうとするが不時着し、そこで海水が蒸発したかつての海底にあったヤマトを最後の希望であると見せての引きから、EDロールにメインテーマが流れる。全体として絢爛豪華でありながら、必要な説明も押さえている質実剛健さもあり、古典作品の真っ当なリメイクといえようか。まあ、国連軍に日本がメインで参加しているというのは、第3次大戦辺りで戦勝国になれたってことですかねといじわるを思わないでもない。何にしても、見応えがありますな。後は、クール分割せずに最後まで行ってくれたら良いな。
『デート・ア・ライブ』
如何にもな手成りのラノベアニメの印象を受ける。暴力的起こし方がどのような文章表現かは分からないが、腹にジャンピングスタンプの表現がギャグ調って訳でもなくては、冗談を返して和やかな雰囲気と済ますのに無理があるわ。一通りキャラを出して、時空振だかが精霊の顕現が原因で、可愛らしいから殺すのは忍びなく、デレさせれば良いってのを説明して終わり。世界の命運を握る精霊を殺す以外の方法の説明をギャルゲーのプレイ画面的EDロールに乗せたやる気のないナレーションで説明ってのは、明るい画面で明るいコメディ作品として見せてからでないとギャグとして成立していないぞ。これでは、面白みが無い内輪受けは好かんね。そんな中での子安さんのドM熱演が、返って滑るってのもね……。
『ムシブギョー』
まず、EDはまだましだが、OPは曲が全く本編に合っているように思えない。アニメ側は頑張っているものの、久々にタイアップ曲として0点と思った。蟲が気持ち悪いってのも中々来るものがある。ヒロインのおっぱいをゆらしてみたり粘液プレイをしてみたりというのは真にけしからんかった。珍しいまでに敬語を駆使し享保の江戸を思わせておきながら、不意に出るスペシャリストという単語には驚いた。それを言ったキャラが南蛮人ってことなら納得出来るが、今の所は出資者の方向に奉公を目的としているように見える。そういうのに原作を消費するのは勿体無いね。
『惡の華』
FIX中心で同ポジもあり、正に日常といった印象なのだが、現実の生活のようなカメラワークは単調な面もある。それを逆手に取って、環境的でもあり不安を助長するBGMを乗せている。キャラデまでも実写担当に似せたと思しきものとなっており、アニメ的なデザインからすると灰汁が強い。逆にいえば、主人公とモブが視認しやすいデザインは記号として特化した結果ともいえる。動き一つにしても、極めて実在の人間そっくりのキャラがぬるぬる動くのでどこか気持ちが悪さを伴っている。今の所は無いが、動きの一部を省略するようなアニメ特有のやり方での表現、あるいは描き絵だからこその説得力を発揮するフィクションらしい事件が起こった時にどのような印象を受けるのかは、アニメの強みを確認する意味でも見所か。ただ、EDで更に上乗せされたこともあり、虫のような生理的嫌悪を我慢出来るかは未知数だ。
『翠星のガルガンティア』
地球から外宇宙へ進出した人類が、敵性生物との壮絶な闘いを繰り広げているといった始まり方から、ワームホールからはじき出されて伝説となっている文明の遅れた地球に不時着し、一悶着までと第1話らしい感じだ。最初のSFな戦闘がオーバーテクノロジーのロボやらAIとか綾の分かりにくい要素が多くて冗長な感じだったが、地球での外人さんいらっしゃいに変わってからは異文化コミュニケーションの齟齬にコミカルさもあって楽しめた。アンバランスな二つの状況が交錯しても楽しめるかは微妙だが、地球滞在編は楽しめそうだ。
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』
ちょっとメタ視もありつつ、基本オンオフ両面で喋り過ぎる主人公に、初対面から口数多く罵倒するヒロインが『化物語』を思わせるものの、言葉遊びの要素も無い二人の場面が冗長だった。ラブコメの本線と思しきヒロインが登場してからは幾分かましになり、次回予告を見る限り、如何にもなラブコメ要素はあるものの、毎度奉仕と称して残念な御仁のお悩みを解決していく体の作品なのだろうか。その辺の独自性が楽しめると良いが果たして。
『フォトカノ』
父親からお下がりのカメラを貰い、早速持ち歩きはしゃぐ主人公。変態盗撮魔のレッテル張りもなく、早速デレているヒロインに今度撮ってとねだられるってのが、ゲームらしくて良いね。捕まえに来る警備員や警察官から逃げ回りつつお宝画像を集めるなんてのでは、じっくりと女の子の体を堪能出来ないからね。急に、学校の紹介風景で女の子が下半身だけ映っているカットが登場する辺りが、作品の方向性を示唆しているようで微笑ましい。被写体探して校内闊歩の過程で一通りヒロインを登場させ紹介しつつ、ローアングラー、ハイアングラー、ステルス、オールマイティーと一通り揃った写真部に入部と第1話らしい〆方で、意外と普通に部活を楽しむ展開もあるかと思った。しかし、予告は緑川ボイスの部長のエロスな口調での連呼で、ド変態道へ入門したことが分かってホッとした。きっと悪気無くエロショットを狙って、可愛い声で恥らわれつつも許されるに違いない。よし、どんとこい。
『ゆゆ式』
女の子同士でキャッキャもある4コマ系日常作品といったところか。日常系作品は、駄弁りの内輪だけでなく、駄弁る場も既に出来上がっている場合が多い。一方、この作品は部員0人の部活に入部する前から始めている。至って平凡な出来だが、妙に丁寧な手続きには感心した。
『ハヤテのごとく!Cuties』
日常の執事生活に戻り、てんやわんやしつつ、登場キャラを一通り紹介する。まあ、無くてもいい類の1話ですな。律儀といえば律儀だが、今更新規を意識するセンスには驚いた。それよりは、女の子一杯の中にオッサンを織り交ぜて笑いにしていた1期の1話完結ドタバタコメディの方が好み。更にキャラが増えて女の子一杯になったけど、笑いが出来る面子でもないので何か寒い感じがするのよ。作っているのがオッサンなんだから、オッサンを混ぜて笑いにするやり方が形なりにも自虐として機能していたってことか。
『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』
大筋では同じだが、どうも最近放映されていた別ルート版の時間軸に繋がるようで、居た気のしないヒロインや男連中が出てきた時には驚いた。妹は相変わらず素直になれないツンケンで、順当にキャラを登場させつつ振り回されている内に終わってしまった。親切なつもりだろうが、前のテレビ版との差分が更新されていない内容なので、逆に不親切だった。それにしても、印税を驚くほど散財するとは、予定納税大丈夫なのかなと心配になるわ。まあ、原作の最後までアニメ化するようなので耐えられる範囲で成り行きを見守るとしますか。
『革命機ヴァルヴレイヴ』
平和な学園生活の裏で世界を揺るがす機体の開発が進行していた。機体を奪取すべくやってくる少年達は、特殊訓練でも積んでいるといったところで、いつもの喜んで人を殺せるようないけ好かないうんざり描写もあって、平和ボケした主人公に説教しつつ、ヒロインに死の香りが漂う。案の定の無慈悲な流れ弾で、平和ボケを強調されていた主人公はうろたえるが、友人はあっさり受け入れるご都合主義的温度差を披露し、腹いせに乗った新型機では、画面に選択肢が表示されているのを無視して迫真の動け動けなぜ動かんを披露するわで雑な感じだ。圧倒的なパワーで悪い大人のモブは粉砕するが、喜んで人を殺すような少年はメインキャラなので大人の政治の犠牲者として何ら断罪されないであろう未来が予見される。最後に機体を降りた主人公を得意げに殺しに来たところで、ニンゲンヲヤメテイタ主人公に隙が無いという意表を付く引きになっている。別ロボでガンダムをなぞっている展開に、CGこの方の巨大ロボの高速移動の気持ち悪さ、プレスコに合わせて気合を入れたら返って違和感のある場面があったり狙い通りの仕掛けがあったりと、今後も作為性が鼻に付く作品なのだろうと思った。笑えもせず、こちらの読み筋を一切外していない上に作為性が強いのは苦手な上、餓鬼がはしゃいで人を殺すってステレオタイプが大嫌いなので、要するに合わんなと。
『アラタカンガタリ~革神語~』
現実世界で虐められているアラタ少年と、異世界のアラタ少年が数奇な入れ替わりを果たしての異世界ファンタジー。和風なのかなと思ったが、王を殺しての革命とか言い出したので、あっちの国なのねと思った。なら、理不尽さで押してくることはあってもそんなに面白くは感じないだろうなという確信を得た。
『変態王子と笑わない猫。』
建前のせいでやりたくもない役回りを負わされそうになる主人公。何やかんやでヒロインと一緒に怪しい石ころに願掛けをした結果、主人公は建前を、ヒロインは表情を失ったそうな。お互いに失ったものは誰かが代わりに引き受けているので、その誰かを探すといった変則ラブコメなのだろう。ただ、笑わないのは猫だけでなく、視聴していた私も含まれていたことはどうなのか。コメディになってないね。
『這いよれ!ニャル子さんW』
空耳系で軽く乗れる新OPが出来て、してやったりが伺えるが、何のことはない。一通りメインキャラを出しての温い復習であり、突飛さで押し込んできた前期の面影は見るもなし。ハイテンションドタバタラブコメで守りに入ってしまっては、キャラに思い入れがないと辛いね。
『とある科学の超電磁砲S』
ちょっと小悪党がはしゃいでいるところに、あの超電磁砲さんがやって来て何となくぶっ飛ばしてな入りから始まり、もう少し格上の悪党相手に大立ち回りで〆るのは前シリーズと同様の立ち上がり方だったか。間にお味方や今後の敵の紹介を挟みつつ、微妙な空気も引き連れて帰ってきたなという感じ。微妙な原因は、外伝のこの作品もそうだが、力を恐れもせずに平気で悪事に没頭する輩が断罪されることもなく、断罪してやっているというよりは邪魔な奴を蹴散らしただけって体の主人公が、あまり好きになれない。強大な力を持ちながら、目の前の悪人だけを自分に対する利害感情の延長で処理するってのは何か違う気がね……。一応学園都市からはみだりに出られないって体で済ませているけど、世直し行脚でもして欲しいね。ビリビリさんは抜群の制圧力を持っているので特にね。まあ、本編の面倒なあれで、無理なのは分かるけど、世捨て人と女の子同士の和気藹々と恋する少女の全部をやるには荷が勝ち過ぎる。
2013年1月位開始をまとめて
2013年2月6日 1話雑感『八犬伝 -東方発見異聞-』
教会が玉の持ち主を預かることになって、何やかんやで敵が襲ってきて、目覚めそうな感じで次回。八犬伝が原案にしても、ちょと説明が無さ過ぎるというか、話の都合に見える作為性が気になった。まあ、正直な所は流し見で大して引っかかるところが無かった。
『D.C.III ~ダ・カーポIII~』
かつて願いを叶えるサクラがあったが、今はその力は失われて久しいといった過去シリーズの未来に当たる時系列でのお話。何やかんやと兄と妹に相当する関係を含んだ男女が集まって、件のサクラにおまじないを掛けようと試みることから物語は始まる。勿論、宇宙人と交信を試みることに対する懸念と同種の懸念が顕在化するのだが、取り急ぎ主要キャラを全部出してみた感じで次回に引いてた。
『まおゆう魔王勇者』
てっきり『狼と香辛料』の続編でも始まったのかと思った。演者もまんまで主要スタッフが合わせに行ったのか原作の持ち味なのかは分からないが、明確な差別化がある性的な魅力溢れる画面だ。このけしからんおっぱいはこの制作会社に頼んだ狙い通りでしょうな。まあ、中世かつ西洋ファンタジーのイメージを重視するあまり、画面が暗くて華が無いのは気になったが、魔王と勇者が一緒に旅をするのだから、新しい世界へ繰り出すことで華やかな画面になると期待したい。
『キューティクル探偵因幡』
ギャグは難しく、魔物のようだ。何ともいえないのだが、笑える訳でもなく、微笑ましくもなく、心に来るものが無かった。
『ラブライブ!』
『アイカツ』と同じ制作会社なので、ダンスシーンでのCGは連携して行くことで両者共に洗練される可能性がある。その点以外は、歴史と伝統のある母校を廃校から救うために、流行のスクールアイドルをやるって展開のバトル作品的な勢いだけの設定が気になってしまった。揚げ足取りで旧来的に口汚くいえば、伝統ある女子高だかで、年頃の娘が春を売るかの如き扱われ方をするってのに、品についての言及がないのは気になる。名門ちゃうんかと。あげく、アイドル路線で売りつけようとするっていう卑しさに対して、子供向け作品のような夢に向かってといった物語性もなくなってしまっては、色目で垂らし込んでいるように見える。つまりは、キャラがそんなに可愛く感じないのに所作に媚が見られて癇に障る。
『みなみけ ただいま』
スタッフの変更が多いシリーズだが、ちょっとだけ緩急があるものの、基本的に普通の日常の体で描いた作品なので、今回の布陣との親和性は高かったようでホッとした。原作や過去シリーズの良かった点を尊重し踏襲していたともいえる。原作から感じもしないスタッフの勝手な要素が無いってだけで嬉しくなるね。
『AMNESIA』
確かにアムネジアだ。だから、どのイケメンルートにも行ける。如何にもなイケメンパラダイスなのだが、OPであった口付けを全ての攻略対象キャラとフラッシュカットのように差し替えていたカットは上手いと思った。
『THE UNLIMITED 兵部京介』
ヘリコプターを墜落させておいて、明確に人殺しをしたかをぼやかしている辺りに甘さを感じたが、ダークヒーロー的スピンオフだけあって、微妙だった本編のアニメ化より悪くない仕上がりになっている。
『閃乱カグラ』
おっぱいなのにあまりエロさを感じない。確かに揺れるし開けるし綺麗な仕上がりだが、いやらしい絵になっていない。3Dで揺らすゲーム原作なのに、ちょっとミスっている感がある。
『たまこまーけっと』
萌え絵の『オバQ』+『ガンモ』って感じに喋る鳥が、昭和的活気の残る商店街の餅屋の娘さんの所に居候する。大人達が見守る商店街ってのは、『吉永さん家のガーゴイル』を思い出すね。しかも、手堅い演者と来た。餅屋なあたり、可愛らしさで押し込むことに関しては餅は餅屋という自負なのだろうか。オリジナル作品にそんなメタ的な意味を込めているのなら大したものだ。
『ビビッドレッド・オペレーション』
未来の魔法的な科学力を守るため、特殊装備で女の子がドンパチしてヒャッハー。必然性の手続きの放棄は、設定という名の作為による都合が透けて見えるように思う私には不向きな作品か。
『幕末義人伝 浪漫』
演者は磐石で、キャラデ的にも誰得感がある。パチ系なのね。何となく分かったが、ゲーム原作にありがちな失敗と産業としての微妙な立場ゆえの過度の話題性も困るというメタな部分が伺えた。
『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』
如何にもなタイトルだが、見え見えの茶番ですな。どこが修羅場なんだか。両手に花で賢くてと、全部揃っている。医学部で奨学生になるのは難しいことだが、はじめてのおつかいが如き悩みに過ぎぬ。要するに、羨まけしからん。まあ、OPの曲でも上手くて浮いている方のヒロインの格が違い過ぎて破綻寸前の青息吐息で、BBAヒロインが堪らんね。展開についてはお察し下さい。
『カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編』
GPやPTQサーキットにAPACを足して割ったナックの思い出的前シリーズとは打って変わり、高校進学後の学園生活を中心に新たなファイトへと繋がっていくといった様相だ。うっかりヴァンガー道の求道者であることを喋ってしまったアイチ君が高校デビューに早速失敗してしまったかと思いきや、どうみてもヤンキー面の櫂と森川のニコイチ風の新キャラが釣れたり、コーリンが転校してきたりと学園と部活に焦点を当てての新たなカードゲームプレイヤーアニメの境地を開拓してくれそうな予感が嬉しい。前作は大会の転戦で生活面が省かれていたこともあり脇キャラを生かし辛かったが、これは復権の予感ですな。
『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
主人公含め異能の天才の持ち主達が異世界に召喚されてバトル、異世界救世の亜種といったところか。自信満々で異能の力に驕っているような主人公が俺強いをするのだが、配役的に格の違いを見せている形になっており、総体として不思議とまとまっている。まあ、驕りの先にある好感へと繋がる何かを間違わずに表現してくれるか次第か。
『ささみさん@がんばらない』
シャフトのは、京アニのようにキャストの既視感はあるものの、女性の演者だからか幾分くどさがましだ。まあ、ノリノリ芳忠さんの演じる偉大なるお兄ちゃんの存在よ。彼の霊圧が消えるときついね。
『琴浦さん』
如何にもなほんわか4コマな作品かと思っていたら、鬱屈として色褪せた過去の回想から始まって驚いた。そこから一転して日常の華やかな色を取り戻してからの明るさとその中核を成す真鍋君の純真さが良いね。前段の暗い回想がしっかり作られていて酷く心に来るものではあったが、原作では然程深刻に描かれていなそうなところをあえて描いて現状との対比とした演出に矜持を見た。まあ、何回も出来そうな対比でもないから今後のほんわか路線が面白いかどうかとはあまり関係はないものの、既に遣って退けたのだから大丈夫そうか。
『僕は友達が少ないNEXT』
お前ら誰よって位に絵が可愛くなっていて焦った。内容は、相変わらず面倒臭そうにしながらも、可愛い子達に囲まれた主人公含めてのずれた感性の日常に変わりないようだ。驚く程に原作者が出張ってきたので、前シリーズのように夜空正体だけで変に引っ張ってしまうような自体は回避しそうか。まあ、キャラデは大事ですな。
『ちはやふる2』
進級して後輩が入ってと、創部時最強とは違った部活作品になって、勝負に賭ける姿に注力していくかと思ったが、そこは女性向けの漫画が原作。太一狙いの女子進入部員達の如何にもな温度差を見せていく、同様に既存面子の温度差を伴っての引きと、真っ直ぐにバトル路線に行かない捻り方が長続きすると微妙かな。出来が良いだけに余計にね。
『ドキドキ!プリキュア』
これまでのシリーズの主人公は、勉強はちょっと苦手だとか、どこか弱点を持っていた。今回はというと、伝説的生徒会長の肩書きを引っ提げて来た。差し詰め、人情の篤さで何にでも首を突っ込むところが弱点だろうか。直球のサブタイトルで、遠足で訪れた場所で初期面が揃い踏みする。主人公の変身姿は『神風怪盗ジャンヌ』を思い出すデザインで、他の面々もこのシリーズや過去の東映作品の良いとこ取りをしたようなデザインになっている。まあ、変身ギミックがタッチパネルでLOVEを書かねばならない仕様なのが、逼迫した場面でどう料理されるのかとか気になるところはあるが、如何にもな雰囲気で変身アイテムに必要な種をくれた彰ポジション漂うお兄さんが孝宏だからOKってことで。変身してバトルがこれから盛り上がるところでの引きは、玩具売り場へ急げって感じで迫ってくるものがあって良いね。
教会が玉の持ち主を預かることになって、何やかんやで敵が襲ってきて、目覚めそうな感じで次回。八犬伝が原案にしても、ちょと説明が無さ過ぎるというか、話の都合に見える作為性が気になった。まあ、正直な所は流し見で大して引っかかるところが無かった。
『D.C.III ~ダ・カーポIII~』
かつて願いを叶えるサクラがあったが、今はその力は失われて久しいといった過去シリーズの未来に当たる時系列でのお話。何やかんやと兄と妹に相当する関係を含んだ男女が集まって、件のサクラにおまじないを掛けようと試みることから物語は始まる。勿論、宇宙人と交信を試みることに対する懸念と同種の懸念が顕在化するのだが、取り急ぎ主要キャラを全部出してみた感じで次回に引いてた。
『まおゆう魔王勇者』
てっきり『狼と香辛料』の続編でも始まったのかと思った。演者もまんまで主要スタッフが合わせに行ったのか原作の持ち味なのかは分からないが、明確な差別化がある性的な魅力溢れる画面だ。このけしからんおっぱいはこの制作会社に頼んだ狙い通りでしょうな。まあ、中世かつ西洋ファンタジーのイメージを重視するあまり、画面が暗くて華が無いのは気になったが、魔王と勇者が一緒に旅をするのだから、新しい世界へ繰り出すことで華やかな画面になると期待したい。
『キューティクル探偵因幡』
ギャグは難しく、魔物のようだ。何ともいえないのだが、笑える訳でもなく、微笑ましくもなく、心に来るものが無かった。
『ラブライブ!』
『アイカツ』と同じ制作会社なので、ダンスシーンでのCGは連携して行くことで両者共に洗練される可能性がある。その点以外は、歴史と伝統のある母校を廃校から救うために、流行のスクールアイドルをやるって展開のバトル作品的な勢いだけの設定が気になってしまった。揚げ足取りで旧来的に口汚くいえば、伝統ある女子高だかで、年頃の娘が春を売るかの如き扱われ方をするってのに、品についての言及がないのは気になる。名門ちゃうんかと。あげく、アイドル路線で売りつけようとするっていう卑しさに対して、子供向け作品のような夢に向かってといった物語性もなくなってしまっては、色目で垂らし込んでいるように見える。つまりは、キャラがそんなに可愛く感じないのに所作に媚が見られて癇に障る。
『みなみけ ただいま』
スタッフの変更が多いシリーズだが、ちょっとだけ緩急があるものの、基本的に普通の日常の体で描いた作品なので、今回の布陣との親和性は高かったようでホッとした。原作や過去シリーズの良かった点を尊重し踏襲していたともいえる。原作から感じもしないスタッフの勝手な要素が無いってだけで嬉しくなるね。
『AMNESIA』
確かにアムネジアだ。だから、どのイケメンルートにも行ける。如何にもなイケメンパラダイスなのだが、OPであった口付けを全ての攻略対象キャラとフラッシュカットのように差し替えていたカットは上手いと思った。
『THE UNLIMITED 兵部京介』
ヘリコプターを墜落させておいて、明確に人殺しをしたかをぼやかしている辺りに甘さを感じたが、ダークヒーロー的スピンオフだけあって、微妙だった本編のアニメ化より悪くない仕上がりになっている。
『閃乱カグラ』
おっぱいなのにあまりエロさを感じない。確かに揺れるし開けるし綺麗な仕上がりだが、いやらしい絵になっていない。3Dで揺らすゲーム原作なのに、ちょっとミスっている感がある。
『たまこまーけっと』
萌え絵の『オバQ』+『ガンモ』って感じに喋る鳥が、昭和的活気の残る商店街の餅屋の娘さんの所に居候する。大人達が見守る商店街ってのは、『吉永さん家のガーゴイル』を思い出すね。しかも、手堅い演者と来た。餅屋なあたり、可愛らしさで押し込むことに関しては餅は餅屋という自負なのだろうか。オリジナル作品にそんなメタ的な意味を込めているのなら大したものだ。
『ビビッドレッド・オペレーション』
未来の魔法的な科学力を守るため、特殊装備で女の子がドンパチしてヒャッハー。必然性の手続きの放棄は、設定という名の作為による都合が透けて見えるように思う私には不向きな作品か。
『幕末義人伝 浪漫』
演者は磐石で、キャラデ的にも誰得感がある。パチ系なのね。何となく分かったが、ゲーム原作にありがちな失敗と産業としての微妙な立場ゆえの過度の話題性も困るというメタな部分が伺えた。
『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』
如何にもなタイトルだが、見え見えの茶番ですな。どこが修羅場なんだか。両手に花で賢くてと、全部揃っている。医学部で奨学生になるのは難しいことだが、はじめてのおつかいが如き悩みに過ぎぬ。要するに、羨まけしからん。まあ、OPの曲でも上手くて浮いている方のヒロインの格が違い過ぎて破綻寸前の青息吐息で、BBAヒロインが堪らんね。展開についてはお察し下さい。
『カードファイト!! ヴァンガード リンクジョーカー編』
GPやPTQサーキットにAPACを足して割ったナックの思い出的前シリーズとは打って変わり、高校進学後の学園生活を中心に新たなファイトへと繋がっていくといった様相だ。うっかりヴァンガー道の求道者であることを喋ってしまったアイチ君が高校デビューに早速失敗してしまったかと思いきや、どうみてもヤンキー面の櫂と森川のニコイチ風の新キャラが釣れたり、コーリンが転校してきたりと学園と部活に焦点を当てての新たなカードゲームプレイヤーアニメの境地を開拓してくれそうな予感が嬉しい。前作は大会の転戦で生活面が省かれていたこともあり脇キャラを生かし辛かったが、これは復権の予感ですな。
『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』
主人公含め異能の天才の持ち主達が異世界に召喚されてバトル、異世界救世の亜種といったところか。自信満々で異能の力に驕っているような主人公が俺強いをするのだが、配役的に格の違いを見せている形になっており、総体として不思議とまとまっている。まあ、驕りの先にある好感へと繋がる何かを間違わずに表現してくれるか次第か。
『ささみさん@がんばらない』
シャフトのは、京アニのようにキャストの既視感はあるものの、女性の演者だからか幾分くどさがましだ。まあ、ノリノリ芳忠さんの演じる偉大なるお兄ちゃんの存在よ。彼の霊圧が消えるときついね。
『琴浦さん』
如何にもなほんわか4コマな作品かと思っていたら、鬱屈として色褪せた過去の回想から始まって驚いた。そこから一転して日常の華やかな色を取り戻してからの明るさとその中核を成す真鍋君の純真さが良いね。前段の暗い回想がしっかり作られていて酷く心に来るものではあったが、原作では然程深刻に描かれていなそうなところをあえて描いて現状との対比とした演出に矜持を見た。まあ、何回も出来そうな対比でもないから今後のほんわか路線が面白いかどうかとはあまり関係はないものの、既に遣って退けたのだから大丈夫そうか。
『僕は友達が少ないNEXT』
お前ら誰よって位に絵が可愛くなっていて焦った。内容は、相変わらず面倒臭そうにしながらも、可愛い子達に囲まれた主人公含めてのずれた感性の日常に変わりないようだ。驚く程に原作者が出張ってきたので、前シリーズのように夜空正体だけで変に引っ張ってしまうような自体は回避しそうか。まあ、キャラデは大事ですな。
『ちはやふる2』
進級して後輩が入ってと、創部時最強とは違った部活作品になって、勝負に賭ける姿に注力していくかと思ったが、そこは女性向けの漫画が原作。太一狙いの女子進入部員達の如何にもな温度差を見せていく、同様に既存面子の温度差を伴っての引きと、真っ直ぐにバトル路線に行かない捻り方が長続きすると微妙かな。出来が良いだけに余計にね。
『ドキドキ!プリキュア』
これまでのシリーズの主人公は、勉強はちょっと苦手だとか、どこか弱点を持っていた。今回はというと、伝説的生徒会長の肩書きを引っ提げて来た。差し詰め、人情の篤さで何にでも首を突っ込むところが弱点だろうか。直球のサブタイトルで、遠足で訪れた場所で初期面が揃い踏みする。主人公の変身姿は『神風怪盗ジャンヌ』を思い出すデザインで、他の面々もこのシリーズや過去の東映作品の良いとこ取りをしたようなデザインになっている。まあ、変身ギミックがタッチパネルでLOVEを書かねばならない仕様なのが、逼迫した場面でどう料理されるのかとか気になるところはあるが、如何にもな雰囲気で変身アイテムに必要な種をくれた彰ポジション漂うお兄さんが孝宏だからOKってことで。変身してバトルがこれから盛り上がるところでの引きは、玩具売り場へ急げって感じで迫ってくるものがあって良いね。
2012年10月新番をまとめて
2012年10月22日 1話雑感『うーさーのその日暮らし』
ピコピコなOPとか、愛らしいキャラデの割に宮野氏の痛い系の演技でブラックな落ちをやる。毎回、飽きそうで飽きないのがミニ枠の尺のなせる技よ。
『超速変形ジャイロゼッター 』
バンダイの典型的玩具販促アニメが、サンライズと来ないのは、原作スクエニ辺りとの兼ね合いか。
AIカーなるアシスト付きの車が出て車を学ぶ学園がある近未来。
初心者の縦列駐車の教習から始まって、ヒーローに憧れる主人公の動画顔負けのドラテクで特別性を示す丁寧な立ち上がりだ。同時並行で登場する報道ヘリが、敵襲から戦闘の一連を周知にして、主人公がヒーローとして祭り上げられるお膳立ても十分だ。ノリノリで秘密基地の総司令をやっている学園長とか、博士やメカニックに先生達の雰囲気が馬鹿馬鹿しくて面白い。敵襲時のドサクサで初心者の子が縦列駐車が成功するといった小ネタも配備されており、細部への統制が伺える。スーパーカーがロボに変形するってだけでも結構ワクワクするが、実車も出てきて活躍するとあっては、殊更堪らないね。
『となりの怪物くん』
勉強一筋の主人公の少女が、何やかんやで隣の席の停学明けても来ない少年のお守りを命じられて云々。愛すべき馬鹿といった体なのだろうが、DQN行動の派手さと経緯がイラッと来る。まあ、何やかんやでキスされたことから、意識して何やかんやと少女漫画的イベントが控えているという訳だろう。詰まるところ、俺がDQNだとかヤンキーを嫌いだということがよく分かった。
『獣旋バトル モンスーノ』
米国との共同制作だけあって、目が写実を意識した大きさで力に欠ける。強大な力があれば、配下とするか討伐するかといったドラゴンスレイヤーな展開や、強大な力を扱うゆえ軍事組織が登場する辺りが米国さん好みな設定だ。父親の開発した強力な生物兵器モンスーノを巡る争いといった内容にも合わせやすい。ただ、玩具は使役するためのものではなく、愛着を持って共にあるものであるのだから、物語においてモンスーノとの絆が見所となろう。さすらば、ドラゴンスレイヤーよりは、式神や龍の玉といった方向性の方が合いそうに思える。まあ、父親の友人である軍人の良識や軍隊を茶化さない点は純国産作品にも見習う所があろう。
『中二病でも恋がしたい!』
早速、別作品のシナリオの要約や設定との類似が指摘されていたりで、可愛い女の子の快進撃だけの中身が空っぽそうな作品内容からすると辛いところだろう。別の方向性を見出せれば良いのだが、無理ならばいっそのこと引用や参考といったクレジットをしてしまうというのもどうか。学術ならばそれで済むが、要するに商業ゆえ銭を節約したいという商人の碌でもなさや、芸術の創造性の理想からして恥ずかしいから出来ないというのなら、どうして中二病として十分な条件を備えているといえるではないか。勿論、シナリオの要約や設定がベタだから、被っただけだったと言えれば一番良い。
『新世界より』
所々ドヴォルザークが使われているなという感じで、彼の厨房ホイホイ宜しくに作りこんだ設定や世界観と親和するといったところか。原作がSFとして評価されているのなら、再現にばかり気を取られて人の感情の機微を忘れる危惧がある。開放的であろう新世界ながらも陰鬱とした雰囲気が漂っており、早速ほっちゃんがバイバイしたのが残念だ。まあ、キャラが多いので覚える前に退場しても感慨も糞も無く、その点主人公達の何事も無かったかのように続く日常と噛み合っているともいえる。
『銀魂 新作エピソード & 特選再放送』
ラテ欄からして金魂であり、銀さんに成り代わって金さんに乗っ取られた状況から始まる。それもこれも前シリーズであった最終回の嘘予告が本当にアニメ化されているという長い仕掛けであり、金魂を堂々と連呼する下らなさといい、帰ってきたなって感じだ。しかし、銀さんの欠点を克服しただけあって、駄目さとは違った魅力があってこれがこれで面白い。しかも、中村氏とはね。
『K』
異能者の不良達がヤクザをボコったり、抜刀警官の一団と対峙したりで、中二力の高い入りだなと思ったら、OPのクレジットが英語で洒落た字体で可読性が低いと、どこまでも突き抜けているのには吹いた。所変わって場面が学園に移り、裸の化け猫だとか、中世的少年だとかが出てきて、記憶にない殺人事件の犯人として追われるという展開が待っている。話の通じなさとKからしてどのKだよって感じですな。
『絶園のテンペスト』
主人公と親友、彼女でもある親友の妹が一年前に殺される不合理を境に壊れた日常をして、世の中の間接が外れてしまったと評したところか。ハムレットからの引用であり、ならば当たり前なのだが、ちゃんと引用としてクレジットしている点は非常に好感が持てる。鬱屈とした日常が描かれ、彼女でもある親友の妹の墓の前で、ババアに難癖付けられて組み伏せられそうになったところに、妹を殺した犯人を捕まえるために、魔法使いなるものと契約した親友が現れ助けてくれる。そこに怪現象や世界の危機が絡んできて、不合理な世界に魔法という不合理をぶつけてどうなるかといったところか。
『BTOOOM!』
恐らく本人演じる高橋名人パロの番宣が面白かったが、蓋を開けてみればニートのゲームチャンプ的主人公が、日々の駄目さ加減から一転して無人島でバトルロイヤルをやらされると。爆弾を投げつけて相手を殺すだけだが、爆弾にも起爆装置含め色々な種類があり、平気で爆殺しようとする輩やヒロインや他の諸々のキャラとの心が温まるどころか爆発するやり取りが見所となるといったところかな。たぶん名人パロのキャラがちょっと殺し合いをしてもらいますって感じで黒幕なのだろう。
『神様はじめました』
ホームレスから一点、土地神となった主人公の少女に何やかんやとイケメンがホイホイ。か弱い土地神様をお守り致します。由緒正しき姫と騎士の関係がここに。ってこともなく、何やかんやでチュッチュしはるんでしょうな。
『バクマン。3』
エイジと岩瀬の作品で亜豆がオーディションを受けるとか受けないとか、どうでも仕様もないことで右往左往する。あっちに出たらこっちがアニメ化した時に厳しいとか、今日日の節操の無いアニメ化を考えるに、当たったら文句言わないと思うけどね。まあ、何やかんやとリア充死ね展開を繰り返しつつも、完結を迎えることは、アニメ化以上喜ばしい。まあ、エピローグをどうするかとか、蛇足にならないようにするとか課題はあるが、受け手は見るだけなので気楽さ。
『ジョジョの奇妙な冒険』
色彩が独特な感じでハイライトがあるのに現代的でない印象を受ける。そこに擬音を画面に貼り付ける方式だとか、あれやこれやのネタになる場面が目白押しで、冗長性も無いのでかなり見応えがある。しかし、渋いお声で息子をジョジョと呼ぶジョースター卿は、逆に考えるまでもなく面白いな。
『リトルバスターズ!』
みんな揃っているから楽しく大丈夫。それが今年で終わるからその前に何かやりたいといった体で、本作では題名のリトルバスターズとして野球をやると。人数が足りないので、部員集めの楽しさや寄せ集めが勝つとか完全燃焼するとかで、約束された盛り上がりはあるだろうね。
『CODE:BREAKER』
悪そうな奴は大体お仕置きって感じで、炎の超能力中二病系代行者が、焼殺を目撃した委員長系ヒロインを助けたかと思えば、焼殺するのかと思わせて何のことはない記憶だけ焼くとかの茶番だろう立ち上がり。まあ、DQNが焼殺されるってのは、笑殺程ではないにしろスカッとしますな。
『マギ』
中東風なアリババとアラジンのコンビを中心に、散々壮大そうな雰囲気を作ってはいたが、今回の話に限っていえばアリババが悲惨な目に遭うのは大体アラジンのせいだった訳で……。不可抗力の事件で人助け出来たから、めでたしってのは渡世の通りに合わない気がするのだが、この先のファンタジックなダンジョン攻略で有耶無耶の内に友情で覆い被せるのだろうか。勧善懲悪に対する微妙感というか雑さってのはこういうところに潜んでいる。
『遊☆戯☆王ゼアルII』
世界大会優勝後も相変わらずの遊馬は、新たなる敵の登場に際し、鍵に篭ったアストラルを守るため小鳥に預ける。いつの間にやら頼もしいが、共に闘うをすっ飛ばして守って闘うのはまだ早そうだ。今回の敵は、ならず者を従えて刺客として送り込んでくるようなシリーズにはなかった合理的な登場で好感が持てる。まあ、すぐメッキが剥がれるのだろうけどね。
『好きっていいなよ。』
愛想の悪さで孤立気味の主人公の少女が、誤解、六階と段階を踏みつつ階段を踏み外したイケメン君に興味を持たれる。バイト先の客のストーカー化に対し、一応連絡先を交換していただけのイケメンに助けを求めると、彼氏の如くキスをして撃退する行動に出る。キスから入るってのは定番ですな。しかし、イケメン過ぎてほんわかしますわ。
『ToLOVEる-とらぶる-ダークネス』
久方ぶりに、あのリトさんが、光の王子として返ってきた。今回は金色の闇やモモを中心とした話のようで、相も変わらずパンツに一番顔の近いお人でござんす。如何にもなラブコメ作品だけど、宇宙人の姫に見初められて時期国王最有力だから、一夫多妻でもOK。一見無茶苦茶で都合の良い話だが、中々に筋の通った理屈だ。そのためにモモが他の子とくっ付けるお手伝いしつつ迫ってくるので、相変わらず羨まけしからん。それにしても、新キャラの髪の色が人間離れしているだけで、もう半分以上事件の香りが漂っておりますな。そういうベタさもよろしい。
『アイカツ!』
母親の弁当屋を手伝う主人公の少女は、いつの間にかアイドルオタになっていた弟のためにアイドルに詳しい友人に頼んでコンサートのチケットを手に入れる。で、一緒に行って魅了され、友人がそのアイドルも通うアイドル学校の編入試験を受けるとかで、付き添い受験を薦められて、才能の片鱗を見せつつ二人とも合格してと。要するに、友人と一緒に宝塚を受けるノリで、RPGのおつかいイベント並みのお膳立だが、芸能人はカードが命だとか、随所に込められている販促要素が笑える。きっと、月影先生みたいなのとか、いびり三人組とかが出てきて友情破壊の様相を呈しつつも、三人組ユニットとして大成するって感じかな。
この手の作品にしては演者が十分に聞けるレベルなので、スポ根サクセスストーリーと上手い化学反応を起こしそうだ。
『さくら荘のペットな彼女』
めぞん系っすね。ただし、住人は朱美さんと四谷さんみたいな変人しかおりまへん。主人公は脱さくら荘を目標に掲げており、ネコを飼うのを諦めるかさくら荘に移るかでネコを選んだ過去を持つのでヒロインウハウハを正当化と。新しく越してきた天才変人少女のお守りを命じられシッチャカメッチャかラブコメするって感じですな。
『ひだまりスケッチ×ハニカム』
お気楽極楽宜しくのいつも通りなのだが、上級生’sの修学旅行準備やら旅行中の日常と、この生活の終わりを予感させる要素もある。まあ、何やかんやでワイワイと楽しそうな雰囲気が気楽で良いですな。
『ハヤテのごとく!CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU』
先生とヒナギクのおまけ達を背景にハヤテの楽屋落ちナレーションパートから始まり、ネバダで途方にくれるナギ、時系列戻ってネバダ行きの経緯とシリーズの第1話を思わせる展開に新キャラを混ぜつつ波乱を予感させる始まりだ。まあ、最後にも如何でしたでしょうかとナレーションパートを挟むことでシリアスさは大分薄れてますがね。
『ヨルムンガンド PERFECT ORDER』
やさぐれ中華ネーチャンが博士の元に入って、早速バルメと鉢合わせたりと一悶着あった後、CIAのやばい奴をヨナに教える流れと同時並行で、一期の最後にあったCIAのエージェントのやり取りは、お嬢を嵌めるための算段だったという具合に仕掛けが披露され、別の因縁ある仇敵との対峙を予感させる始まり方で〆ると。
街中で高額兵器を含めドンパチするのが楽しいので、またドンパチやるね、こりゃ。
『ガールズ&パンツァー』
いくらなんでも女の子が実車の戦車に乗るってのはと思ったが、戦車道と来たか。道ならば仕方ない。だって、日本の心だからね。携行兵器でドンパチとは違ったドンパチで、殺し合いとも違う授業だとか教育の一環と称する馬鹿馬鹿しさは楽しめそうな予感。
『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』
ブラコンの妹に迫られつつ、その呪いによって迫り来るヒロインズを攻略していく。しかも、ヒロインズである生徒会の面々も何故か同居することになってと。妹と同時多発で迫り来るヒロインズの頭の狂い方は、想像以上に酷くて眩暈がしてきたわ。愛があってもあかんて。
『武装神姫』
一人暮らしをすることになった主人公の新生活が、神姫なる手乗り機械人形が武装して闘う世界に巻き込まれて行くって感じか。エンジェリックレイヤーとHANDMAIDを足して割ったみたいなもんですな。まあ、喋りの可愛さが段違いだけどね。これはセクサドロイドとちゃうねん、オナホールやねんって感じの愛玩人形ですな。勿論、そんな展開はなく、「可愛い娘にはバトルをさせよ」でしょうな。
『イクシオン サーガ DT』
モンハンっぽいオンゲの場面から始まって、美人局見切り余裕でしたな胡散臭い接触をDT力の高さで真に受ける主人公。DTってそれかよって入りから、『銀魂』なスタッフ陣のようで、シリアスなんだかギャグなんだか分からない内に椅子ごと転送されるカットが面白い。転送先の異世界では、何か如何にもな修羅場に敵将が勝ち名乗りを上げようとしている真上に主人公が落下する伝統芸が炸裂する。日本製の頑丈さとめり込むだけで済んだ的から、ギャグ補正世界であることが伺えるのが上手い。オカマにオッサンに生意気な姫と来て、並み居る白服のイケメン軍団が敵と来る分かりやすい展開でサクサク進む。大将クラスの名前をEDと略して、またぞろと思わせておいて、追い込まれた後の必殺技の溜めというお約束を破った主人公の蹴りで彼の金魂が破壊されたことが分かる落ちで〆る。下ネタ連呼をテンポとBGMの良さでねじ伏せるのも『銀魂』で培った業だけど、これで販促として良いのかは分からない。自由よね。
『PHYCHO-PASS』
人が潜在的に持っている犯罪に繋がる要因が数値化され読み取ることが出来るシステムが構築された社会で、新米警官が特別部署に配置されてな立ち上がり。面白い設定ではあるが、システムを構築したのが人間である点の不条理がある。まあ、不条理を演出するための無理やりだとかこじつけに感じる作為性の強さもあるけどね。
『ROBOTICS;NOTES』
巨大ロボットを作る夢と浪漫を追いかけるロボット部を舞台に部費獲得のためのロボコン参加を通したスポ根って感じか。相変わらず、女の子に振り回されて嫌々付き合うって感じに全く共感出来ないが、最早そういう様式美なのだろう。問題はロボの見せ方ですわ
ピコピコなOPとか、愛らしいキャラデの割に宮野氏の痛い系の演技でブラックな落ちをやる。毎回、飽きそうで飽きないのがミニ枠の尺のなせる技よ。
『超速変形ジャイロゼッター 』
バンダイの典型的玩具販促アニメが、サンライズと来ないのは、原作スクエニ辺りとの兼ね合いか。
AIカーなるアシスト付きの車が出て車を学ぶ学園がある近未来。
初心者の縦列駐車の教習から始まって、ヒーローに憧れる主人公の動画顔負けのドラテクで特別性を示す丁寧な立ち上がりだ。同時並行で登場する報道ヘリが、敵襲から戦闘の一連を周知にして、主人公がヒーローとして祭り上げられるお膳立ても十分だ。ノリノリで秘密基地の総司令をやっている学園長とか、博士やメカニックに先生達の雰囲気が馬鹿馬鹿しくて面白い。敵襲時のドサクサで初心者の子が縦列駐車が成功するといった小ネタも配備されており、細部への統制が伺える。スーパーカーがロボに変形するってだけでも結構ワクワクするが、実車も出てきて活躍するとあっては、殊更堪らないね。
『となりの怪物くん』
勉強一筋の主人公の少女が、何やかんやで隣の席の停学明けても来ない少年のお守りを命じられて云々。愛すべき馬鹿といった体なのだろうが、DQN行動の派手さと経緯がイラッと来る。まあ、何やかんやでキスされたことから、意識して何やかんやと少女漫画的イベントが控えているという訳だろう。詰まるところ、俺がDQNだとかヤンキーを嫌いだということがよく分かった。
『獣旋バトル モンスーノ』
米国との共同制作だけあって、目が写実を意識した大きさで力に欠ける。強大な力があれば、配下とするか討伐するかといったドラゴンスレイヤーな展開や、強大な力を扱うゆえ軍事組織が登場する辺りが米国さん好みな設定だ。父親の開発した強力な生物兵器モンスーノを巡る争いといった内容にも合わせやすい。ただ、玩具は使役するためのものではなく、愛着を持って共にあるものであるのだから、物語においてモンスーノとの絆が見所となろう。さすらば、ドラゴンスレイヤーよりは、式神や龍の玉といった方向性の方が合いそうに思える。まあ、父親の友人である軍人の良識や軍隊を茶化さない点は純国産作品にも見習う所があろう。
『中二病でも恋がしたい!』
早速、別作品のシナリオの要約や設定との類似が指摘されていたりで、可愛い女の子の快進撃だけの中身が空っぽそうな作品内容からすると辛いところだろう。別の方向性を見出せれば良いのだが、無理ならばいっそのこと引用や参考といったクレジットをしてしまうというのもどうか。学術ならばそれで済むが、要するに商業ゆえ銭を節約したいという商人の碌でもなさや、芸術の創造性の理想からして恥ずかしいから出来ないというのなら、どうして中二病として十分な条件を備えているといえるではないか。勿論、シナリオの要約や設定がベタだから、被っただけだったと言えれば一番良い。
『新世界より』
所々ドヴォルザークが使われているなという感じで、彼の厨房ホイホイ宜しくに作りこんだ設定や世界観と親和するといったところか。原作がSFとして評価されているのなら、再現にばかり気を取られて人の感情の機微を忘れる危惧がある。開放的であろう新世界ながらも陰鬱とした雰囲気が漂っており、早速ほっちゃんがバイバイしたのが残念だ。まあ、キャラが多いので覚える前に退場しても感慨も糞も無く、その点主人公達の何事も無かったかのように続く日常と噛み合っているともいえる。
『銀魂 新作エピソード & 特選再放送』
ラテ欄からして金魂であり、銀さんに成り代わって金さんに乗っ取られた状況から始まる。それもこれも前シリーズであった最終回の嘘予告が本当にアニメ化されているという長い仕掛けであり、金魂を堂々と連呼する下らなさといい、帰ってきたなって感じだ。しかし、銀さんの欠点を克服しただけあって、駄目さとは違った魅力があってこれがこれで面白い。しかも、中村氏とはね。
『K』
異能者の不良達がヤクザをボコったり、抜刀警官の一団と対峙したりで、中二力の高い入りだなと思ったら、OPのクレジットが英語で洒落た字体で可読性が低いと、どこまでも突き抜けているのには吹いた。所変わって場面が学園に移り、裸の化け猫だとか、中世的少年だとかが出てきて、記憶にない殺人事件の犯人として追われるという展開が待っている。話の通じなさとKからしてどのKだよって感じですな。
『絶園のテンペスト』
主人公と親友、彼女でもある親友の妹が一年前に殺される不合理を境に壊れた日常をして、世の中の間接が外れてしまったと評したところか。ハムレットからの引用であり、ならば当たり前なのだが、ちゃんと引用としてクレジットしている点は非常に好感が持てる。鬱屈とした日常が描かれ、彼女でもある親友の妹の墓の前で、ババアに難癖付けられて組み伏せられそうになったところに、妹を殺した犯人を捕まえるために、魔法使いなるものと契約した親友が現れ助けてくれる。そこに怪現象や世界の危機が絡んできて、不合理な世界に魔法という不合理をぶつけてどうなるかといったところか。
『BTOOOM!』
恐らく本人演じる高橋名人パロの番宣が面白かったが、蓋を開けてみればニートのゲームチャンプ的主人公が、日々の駄目さ加減から一転して無人島でバトルロイヤルをやらされると。爆弾を投げつけて相手を殺すだけだが、爆弾にも起爆装置含め色々な種類があり、平気で爆殺しようとする輩やヒロインや他の諸々のキャラとの心が温まるどころか爆発するやり取りが見所となるといったところかな。たぶん名人パロのキャラがちょっと殺し合いをしてもらいますって感じで黒幕なのだろう。
『神様はじめました』
ホームレスから一点、土地神となった主人公の少女に何やかんやとイケメンがホイホイ。か弱い土地神様をお守り致します。由緒正しき姫と騎士の関係がここに。ってこともなく、何やかんやでチュッチュしはるんでしょうな。
『バクマン。3』
エイジと岩瀬の作品で亜豆がオーディションを受けるとか受けないとか、どうでも仕様もないことで右往左往する。あっちに出たらこっちがアニメ化した時に厳しいとか、今日日の節操の無いアニメ化を考えるに、当たったら文句言わないと思うけどね。まあ、何やかんやとリア充死ね展開を繰り返しつつも、完結を迎えることは、アニメ化以上喜ばしい。まあ、エピローグをどうするかとか、蛇足にならないようにするとか課題はあるが、受け手は見るだけなので気楽さ。
『ジョジョの奇妙な冒険』
色彩が独特な感じでハイライトがあるのに現代的でない印象を受ける。そこに擬音を画面に貼り付ける方式だとか、あれやこれやのネタになる場面が目白押しで、冗長性も無いのでかなり見応えがある。しかし、渋いお声で息子をジョジョと呼ぶジョースター卿は、逆に考えるまでもなく面白いな。
『リトルバスターズ!』
みんな揃っているから楽しく大丈夫。それが今年で終わるからその前に何かやりたいといった体で、本作では題名のリトルバスターズとして野球をやると。人数が足りないので、部員集めの楽しさや寄せ集めが勝つとか完全燃焼するとかで、約束された盛り上がりはあるだろうね。
『CODE:BREAKER』
悪そうな奴は大体お仕置きって感じで、炎の超能力中二病系代行者が、焼殺を目撃した委員長系ヒロインを助けたかと思えば、焼殺するのかと思わせて何のことはない記憶だけ焼くとかの茶番だろう立ち上がり。まあ、DQNが焼殺されるってのは、笑殺程ではないにしろスカッとしますな。
『マギ』
中東風なアリババとアラジンのコンビを中心に、散々壮大そうな雰囲気を作ってはいたが、今回の話に限っていえばアリババが悲惨な目に遭うのは大体アラジンのせいだった訳で……。不可抗力の事件で人助け出来たから、めでたしってのは渡世の通りに合わない気がするのだが、この先のファンタジックなダンジョン攻略で有耶無耶の内に友情で覆い被せるのだろうか。勧善懲悪に対する微妙感というか雑さってのはこういうところに潜んでいる。
『遊☆戯☆王ゼアルII』
世界大会優勝後も相変わらずの遊馬は、新たなる敵の登場に際し、鍵に篭ったアストラルを守るため小鳥に預ける。いつの間にやら頼もしいが、共に闘うをすっ飛ばして守って闘うのはまだ早そうだ。今回の敵は、ならず者を従えて刺客として送り込んでくるようなシリーズにはなかった合理的な登場で好感が持てる。まあ、すぐメッキが剥がれるのだろうけどね。
『好きっていいなよ。』
愛想の悪さで孤立気味の主人公の少女が、誤解、六階と段階を踏みつつ階段を踏み外したイケメン君に興味を持たれる。バイト先の客のストーカー化に対し、一応連絡先を交換していただけのイケメンに助けを求めると、彼氏の如くキスをして撃退する行動に出る。キスから入るってのは定番ですな。しかし、イケメン過ぎてほんわかしますわ。
『ToLOVEる-とらぶる-ダークネス』
久方ぶりに、あのリトさんが、光の王子として返ってきた。今回は金色の闇やモモを中心とした話のようで、相も変わらずパンツに一番顔の近いお人でござんす。如何にもなラブコメ作品だけど、宇宙人の姫に見初められて時期国王最有力だから、一夫多妻でもOK。一見無茶苦茶で都合の良い話だが、中々に筋の通った理屈だ。そのためにモモが他の子とくっ付けるお手伝いしつつ迫ってくるので、相変わらず羨まけしからん。それにしても、新キャラの髪の色が人間離れしているだけで、もう半分以上事件の香りが漂っておりますな。そういうベタさもよろしい。
『アイカツ!』
母親の弁当屋を手伝う主人公の少女は、いつの間にかアイドルオタになっていた弟のためにアイドルに詳しい友人に頼んでコンサートのチケットを手に入れる。で、一緒に行って魅了され、友人がそのアイドルも通うアイドル学校の編入試験を受けるとかで、付き添い受験を薦められて、才能の片鱗を見せつつ二人とも合格してと。要するに、友人と一緒に宝塚を受けるノリで、RPGのおつかいイベント並みのお膳立だが、芸能人はカードが命だとか、随所に込められている販促要素が笑える。きっと、月影先生みたいなのとか、いびり三人組とかが出てきて友情破壊の様相を呈しつつも、三人組ユニットとして大成するって感じかな。
この手の作品にしては演者が十分に聞けるレベルなので、スポ根サクセスストーリーと上手い化学反応を起こしそうだ。
『さくら荘のペットな彼女』
めぞん系っすね。ただし、住人は朱美さんと四谷さんみたいな変人しかおりまへん。主人公は脱さくら荘を目標に掲げており、ネコを飼うのを諦めるかさくら荘に移るかでネコを選んだ過去を持つのでヒロインウハウハを正当化と。新しく越してきた天才変人少女のお守りを命じられシッチャカメッチャかラブコメするって感じですな。
『ひだまりスケッチ×ハニカム』
お気楽極楽宜しくのいつも通りなのだが、上級生’sの修学旅行準備やら旅行中の日常と、この生活の終わりを予感させる要素もある。まあ、何やかんやでワイワイと楽しそうな雰囲気が気楽で良いですな。
『ハヤテのごとく!CAN’T TAKE MY EYES OFF YOU』
先生とヒナギクのおまけ達を背景にハヤテの楽屋落ちナレーションパートから始まり、ネバダで途方にくれるナギ、時系列戻ってネバダ行きの経緯とシリーズの第1話を思わせる展開に新キャラを混ぜつつ波乱を予感させる始まりだ。まあ、最後にも如何でしたでしょうかとナレーションパートを挟むことでシリアスさは大分薄れてますがね。
『ヨルムンガンド PERFECT ORDER』
やさぐれ中華ネーチャンが博士の元に入って、早速バルメと鉢合わせたりと一悶着あった後、CIAのやばい奴をヨナに教える流れと同時並行で、一期の最後にあったCIAのエージェントのやり取りは、お嬢を嵌めるための算段だったという具合に仕掛けが披露され、別の因縁ある仇敵との対峙を予感させる始まり方で〆ると。
街中で高額兵器を含めドンパチするのが楽しいので、またドンパチやるね、こりゃ。
『ガールズ&パンツァー』
いくらなんでも女の子が実車の戦車に乗るってのはと思ったが、戦車道と来たか。道ならば仕方ない。だって、日本の心だからね。携行兵器でドンパチとは違ったドンパチで、殺し合いとも違う授業だとか教育の一環と称する馬鹿馬鹿しさは楽しめそうな予感。
『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』
ブラコンの妹に迫られつつ、その呪いによって迫り来るヒロインズを攻略していく。しかも、ヒロインズである生徒会の面々も何故か同居することになってと。妹と同時多発で迫り来るヒロインズの頭の狂い方は、想像以上に酷くて眩暈がしてきたわ。愛があってもあかんて。
『武装神姫』
一人暮らしをすることになった主人公の新生活が、神姫なる手乗り機械人形が武装して闘う世界に巻き込まれて行くって感じか。エンジェリックレイヤーとHANDMAIDを足して割ったみたいなもんですな。まあ、喋りの可愛さが段違いだけどね。これはセクサドロイドとちゃうねん、オナホールやねんって感じの愛玩人形ですな。勿論、そんな展開はなく、「可愛い娘にはバトルをさせよ」でしょうな。
『イクシオン サーガ DT』
モンハンっぽいオンゲの場面から始まって、美人局見切り余裕でしたな胡散臭い接触をDT力の高さで真に受ける主人公。DTってそれかよって入りから、『銀魂』なスタッフ陣のようで、シリアスなんだかギャグなんだか分からない内に椅子ごと転送されるカットが面白い。転送先の異世界では、何か如何にもな修羅場に敵将が勝ち名乗りを上げようとしている真上に主人公が落下する伝統芸が炸裂する。日本製の頑丈さとめり込むだけで済んだ的から、ギャグ補正世界であることが伺えるのが上手い。オカマにオッサンに生意気な姫と来て、並み居る白服のイケメン軍団が敵と来る分かりやすい展開でサクサク進む。大将クラスの名前をEDと略して、またぞろと思わせておいて、追い込まれた後の必殺技の溜めというお約束を破った主人公の蹴りで彼の金魂が破壊されたことが分かる落ちで〆る。下ネタ連呼をテンポとBGMの良さでねじ伏せるのも『銀魂』で培った業だけど、これで販促として良いのかは分からない。自由よね。
『PHYCHO-PASS』
人が潜在的に持っている犯罪に繋がる要因が数値化され読み取ることが出来るシステムが構築された社会で、新米警官が特別部署に配置されてな立ち上がり。面白い設定ではあるが、システムを構築したのが人間である点の不条理がある。まあ、不条理を演出するための無理やりだとかこじつけに感じる作為性の強さもあるけどね。
『ROBOTICS;NOTES』
巨大ロボットを作る夢と浪漫を追いかけるロボット部を舞台に部費獲得のためのロボコン参加を通したスポ根って感じか。相変わらず、女の子に振り回されて嫌々付き合うって感じに全く共感出来ないが、最早そういう様式美なのだろう。問題はロボの見せ方ですわ
『バトルスピリッツ ソードアイズ』第1話
主人公の兄の謀反による王宮陥落から、ロボが赤ん坊の主人公を抱えて落ち延びるまでの一連の展開からして、亡国から凱旋を約束された王道ファンタジー路線といった様相が伺える。
アトランティアという国名、異界王役でもあった力兄のナレーションもあり、旧作の良かった点を引き継いだファンタジー世界での栄枯盛衰を予感させる。落ち延びた後のボード遊びにはまる主人公の平和な日常から、ソードアイズの覚醒と赤の剣との出会いから真実を知ってロボ再起動までをAパートを使って丁寧に表現する。バトルフォームとボードが機械的面白さとカードバトルに不足しがちな躍動感を補完している点が面白い。
慣れない手付きをロボに指導される初陣だが、苦戦も伝説の赤の剣をコスト踏み倒しで出すドラゴンと剣自体のアドの取り方が凄まじく、拍子抜けするほどの圧勝であった。流石に新カードの新能力を使っての再始動なだけはある。
次回は、敵陣営の紹介から更なる追撃が待っているようで、EDでのロボのバイクのサイドカーに乗った姿から旅立ちを予感させる。
バトルやカードパワーは掌握できないが、ファンタジー作品としては十分に掌握して展開していくのであろう。前作のまとめ方からしての期待は、今のところ満たされそうな予感がする。
主人公の兄の謀反による王宮陥落から、ロボが赤ん坊の主人公を抱えて落ち延びるまでの一連の展開からして、亡国から凱旋を約束された王道ファンタジー路線といった様相が伺える。
アトランティアという国名、異界王役でもあった力兄のナレーションもあり、旧作の良かった点を引き継いだファンタジー世界での栄枯盛衰を予感させる。落ち延びた後のボード遊びにはまる主人公の平和な日常から、ソードアイズの覚醒と赤の剣との出会いから真実を知ってロボ再起動までをAパートを使って丁寧に表現する。バトルフォームとボードが機械的面白さとカードバトルに不足しがちな躍動感を補完している点が面白い。
慣れない手付きをロボに指導される初陣だが、苦戦も伝説の赤の剣をコスト踏み倒しで出すドラゴンと剣自体のアドの取り方が凄まじく、拍子抜けするほどの圧勝であった。流石に新カードの新能力を使っての再始動なだけはある。
次回は、敵陣営の紹介から更なる追撃が待っているようで、EDでのロボのバイクのサイドカーに乗った姿から旅立ちを予感させる。
バトルやカードパワーは掌握できないが、ファンタジー作品としては十分に掌握して展開していくのであろう。前作のまとめ方からしての期待は、今のところ満たされそうな予感がする。
2012年7月新番をまとめて
2012年7月18日 1話雑感『TARI TARI』
http://taritari.jp/
ゲームっぽいというか、イベントスタンプラリーというか、ベタさというか。絵柄や色彩やご当地らしさの主張が強くて、作為性が鼻に付く。あるいは、華に当たる何かがTARIない。
『トータル・イクリプス』
http://muv-luv-te-anime.com/
あまりに想像通りで返って笑えた。『太陽の牙ダグラム』の頃からすれば、作画や美術といった下流工程は隔世の感があるはずなのに、全体の構成のような上流工程がどうも船頭が多くて船が山に登った様子で、悲壮感が深まるほどに貧相観を呈す。戦争だとか政治が設定の背景にある作品は、今日日の流れるような消費時代の速さに合わせた制作では尚のこと難しいのだろうか。
『ゆるめいつ 3でぃ+』
http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_yuru/
妹ちゃん居座るの巻にて再始動というか継続。OPの絵が微妙に変わった使い回しで、受験のこととかもうどうでもいいって感じにゆるい展開が続く。まあ、定番過ぎるケーキに顔面落下が面白くもあり、雰囲気に合ってますわ。
『輪廻のラグランジェ season2 』
http://lag-rin.com/
大人が不在で少女に世界の命運が託される話に違和感があるのは相変わらずだが、1期総集編をキャラクターコメンタリー風と思しきやりかたで大人キャラが心情だとか人間関係を示しているのは上手い。でもね、そういう大人との関わりや視点を本編でやっとけよって思う訳ですわ。言い知れぬ不安感が漂うね。
『人類は衰退しました』
http://www.maql.co.jp/special/jintai/
あまり話にも関係なさそうな町の女の子のキャラ押しが鼻に付いたり、妖精さんが醸しそうなデザインだったり、作為に満ち満ちた世界観が厨房ホイホイを予感させる。これは、オーキド博士だけで満足出来る俺にも死角はあった。まあ、妖精さんの工場へ査察に訪れた際に喋る菓子パンが、中身を血の様にぶちまける場面が笑えた。それを落ちとするためだけの壮大な演出だったと思えば、毎回の仕掛けを楽しむ分には悪くはないか。
『ちとせげっちゅ!!』
http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_chitose/
ミニ枠なれど、耳障りレベルのアフレコ不慣れ感は耐え難きを耐え忍び難きを忍べず。
『超訳百人一首 うた恋い。』
http://www.anime-utakoi.jp/
安い作りに見えるが、案外と演者頼みで雅な雰囲気を繰り広げる百人一首と人物の逸話の数々。解説本を読み流す体で学習漫画的な気分ですな。
『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』
http://www.arcanafamiglia.com/
アルカナに応じた特殊能力を宿した能力者が、マフィアの次のボスの座とボスの娘との結婚を賭けてバトる。特殊な能力の存在の提示から始まり、バトれと号令を発して一悶着までと分かりやすい構成でゲームっぽい。早い話がエンドールの武術大会なのだが、この作品では姫もアルカナ能力者として大会でバトる点が異なる。それにしても、イケメンに勝ってお前と結婚しないようにするっていわれるのは全うな娘さんには結構応えそうなのだが、ツンデレの変形でチヤホヤされたい層への狙いが透けて見えるかのようだ。
『じょしらく』
http://www.starchild.co.jp/special/joshiraku/
1話3本立て構成になっており、それぞれの開始時に作品説明のナレーションや高座の落ちから楽屋へ戻る場面が挟まれ、楽屋駄弁りの文字通りの楽屋落ちな作風。申し訳程度にだが、一応落語するのでまあまあ。後はガールズトーク風のオッサン笑かしが肌に合うか次第か。
『貧乏神が!』
http://www.binbogamiga.net/
幸不幸が世界中で釣り合い調和しているとの世界観で、調和を乱す程に周りの運気を吸い上げるほどの主人公に貧乏神が取り付いてといったドラちゃん系。ギャグ系の作風で押されているが、幸不幸の釣り合いは結構酷い設定に思える。それに加えての何某さんがアフレコ慣れしていない感じで落ちパート担当ってのは、どんな判断だ。まあ、花澤さんの裏表ありの主人公、特に口汚い口調がM心にJINJINくるから良いわ。
『探検ドリランド』
http://www.toei-anim.co.jp/tv/Driland/
主役の力量に合わせた堅実な作りと見るか、嫌々の手堅さへの逃げと見るかで評価が割れるか。耳障りな主役にナレーションを担当させないとか、ベテラン冒険者役の野沢さんとか、ドリランドジングルをアイキャッチに使わないとか、卒のない王道の作りといえるか。もしかすると、姫の従者がの敬語が曖昧だが、元冒険者らしいからなのだと後の展開で設定として回収するような技が、奇跡的に見られるかもしれない。起こらないから奇跡というのだけどね。
『境界線上のホライゾンII』
http://genesis-horizon.net/
1期を振り返ることもなく、戦いの最中から始まって、何故か裸の主人公。下ネタ押しの内輪受けは潔い。まあ、本で読む分と違って、家人がいる状況でこれはちょっと引くけどね。相変わらず設定は分からんが、またぞろ顔と声の良さをバックに女の子を救うってこった。
『ソードアート・オンライン』
http://www.swordart-online.net/
ネットゲームの正式版スタートのワクワク感で引っ張りつつ、RPG初期にあったようなプレーヤーの死と現実の死が、精神ではなく技術によって実現したゲーム世界だと判明する絶望へ突き落とす。若手とベテランの役の立ち位置の逆転を背景に繰り広げることで作中のキャラにとって現実味をもったこととして受け止められていく見せ方は上手い。何層にも織り成された世界の100層、要は100階到達がクリア条件なので、双六のように途中をかっ飛ばしてゴールするようなことがなければ、絶対に今回のアニメ化では完結しなそうなのが何とも。まあ、ネットゲームは途上を至上とするとも見られるのでありか。見ているこちらに現実味は全くないけど、それを我がことのように受け取るのがフィクションの良さ。
『はぐれ勇者の鬼畜美学』
http://kichiku.tv/
文字通りの強くてニューゲームで、肉感的な女の子にあれやこれやのエロ放題。深刻ぶるよりはそっち方面を強調して売りにする方が潔くて良いわ。
『カンピオーネ!』
http://www.campi-anime.com/
魔法だとか、神だとか、魔王だとか、魔法初心者の主人公を上級者のヒロインが引っ張りつつ、主人公の人柄とか血統の良さとを紹介するベタ中のベタな第1話。引きの場面から設定の説明だとかは立木ナレーションの力技でタイトルロゴとサブタイトルで〆る。例えて、駄菓子が意外と美味しいって感じ。まあ、序章完といった体ですな。
『ココロコネクト』
http://kokoro-connect.com/
如何にもな線細デカ目に髪の毛ハイライトと好きになれないデザインだが、魂入れ替わりものらしく、演者を楽しむって感じになるのだろうか。予告を見る限りそうでもなさそうか。
『この中に1人、妹がいる!』
http://www.tbs.co.jp/anime/nakaimo/
亡き父の後を継ぐためのあれやこれやの条件のため、高校へ通いつつ嫁探しもする。学び舎はお見合い会場とちゃうぞと、真面目に説教するのも馬鹿馬鹿しい設定で、そこにタイトルの通り妹がいそうなので結婚するとやばくねって感じ。まあ、異母兄弟なら制度上結婚できないと思われるし、漂う屁垂れイケメンオーラが迫り来る貞操の危機に対し真っ向突っ込んでも良さそうなので、どっちでも良さそうな。それくらい現実感がないから禁忌も糞もねえわ。ゲームのような選択の主体性、それがないだけでここまで眺めている感が強くなるとはね。映像化は怖いわ。
『薄桜鬼 黎明録』
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hakuoki/
前のアニメ化の前日譚。新撰組が都に上った前後から始まり、芹沢の悪辣さと話の中心となるであろう拾われ者の龍之介を介して新撰組や状況の説明を兼ねる。雌分皆無で雄、押忍な潔さにくらくらする。何にしても、前シリーズ同様の堅実な面々と譲治を纏った芹沢のボス臭、加えて美麗なデザインと来れば、またオッサンの純情回路にスイッチが入っちゃうかもね。
『DOG DAYS´』
http://www.dogdays.tv/
前シリーズでの地球のお友達とアスレチック大会で競い合ったいとこを引き連れて、速攻で再会とキャラ紹介にプニョポヨーンに挟まれつつ茶番の戦に入る。女勇者候補と勇者不在の既存勢力、初心者役と新規勢力といった具合に先の展開を予測させて〆る。新規勇者候補が両方女の子で、新勢力も頭目が女の子とこの世界は獣耳で母系社会ということになるか。そう思わせておいて、実は不在の大人達が封印していたうんたらかんたらがとか振ることも出来そうで、茶番というのも自覚して行う分には仕掛けになり得そうだ。
『もやしもん リターンズ』
http://kamosuzo2.tv/
説明は軽く済ませつつ、見える菌が可愛いから何となく受け入れられる点で押し切る。作品の強みを生かした上手な端折り方といえよう。菌と一緒に謎も巻きつつ、人間模様で見せてくれるのだろうか。先輩二人にイケ声系の演者を当てていたことで、ギャップと技量で間を上手く作っていたという改めての発見もあった。
『夏雪ランデブー』
http://natsuyuki.tv/
線細とボソボソ喋りという如何にもな女性向けと思しき作品。原作付きとプレスコと来れば、作品に対し確固とした解釈を見せてくれるのではないかという期待はある。まあ、幽霊もので愛し愛され嫉妬しあうって方向なので、愛されたことのない私に傍観者以外の視角はなかった。と、いつも通りの平常運伝でござい。
『恋と選挙とチョコレート』
http://www.koichoco.com/
探偵ごっこかと思いきや、車に引かれる場面から始まって、何やかやと主人公と部活の面々を紹介しつつ、国会紛いの学生自治の生徒会選挙が展開していくと。まあ、ごっこを脱却出来ると良いですね。
『だから僕は、Hができない。』
http://boku-h.com/
屁垂れの雄が、妄想を垂れ流す。セクハラ妄言やDQNをドン引きさせる妄想力を発揮しつつ、死神姉さんがやってきて生命力の供給、あるいは勃起力の提供をってな感じで引き。結局は顔と声が良いから許されるのさ、別にそれ以上のものは感じない。清々しいまでの妄想や妄言垂れ流しを許されるありえなさを逆手にとって面白く出来たら良いね。
『織田信奈の野望』
http://odanobuna.com/
タイムスリップの経緯もそこそこに藤吉郎が死んで代わりに信長の野望厨の主人公が、史実を知る点を逆手にとってくって感じ。まあ、蝮の道三も綺麗な孫世代の娘さんになら遺産を譲るってものさとか、女の子が役所を引き受けている点を活かしたというか、ゲームのIFシナリオのように正史を進めていくってところか。そう来たかとは思うが、そこ止まりで終わる可能性もある。
http://taritari.jp/
ゲームっぽいというか、イベントスタンプラリーというか、ベタさというか。絵柄や色彩やご当地らしさの主張が強くて、作為性が鼻に付く。あるいは、華に当たる何かがTARIない。
『トータル・イクリプス』
http://muv-luv-te-anime.com/
あまりに想像通りで返って笑えた。『太陽の牙ダグラム』の頃からすれば、作画や美術といった下流工程は隔世の感があるはずなのに、全体の構成のような上流工程がどうも船頭が多くて船が山に登った様子で、悲壮感が深まるほどに貧相観を呈す。戦争だとか政治が設定の背景にある作品は、今日日の流れるような消費時代の速さに合わせた制作では尚のこと難しいのだろうか。
『ゆるめいつ 3でぃ+』
http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_yuru/
妹ちゃん居座るの巻にて再始動というか継続。OPの絵が微妙に変わった使い回しで、受験のこととかもうどうでもいいって感じにゆるい展開が続く。まあ、定番過ぎるケーキに顔面落下が面白くもあり、雰囲気に合ってますわ。
『輪廻のラグランジェ season2 』
http://lag-rin.com/
大人が不在で少女に世界の命運が託される話に違和感があるのは相変わらずだが、1期総集編をキャラクターコメンタリー風と思しきやりかたで大人キャラが心情だとか人間関係を示しているのは上手い。でもね、そういう大人との関わりや視点を本編でやっとけよって思う訳ですわ。言い知れぬ不安感が漂うね。
『人類は衰退しました』
http://www.maql.co.jp/special/jintai/
あまり話にも関係なさそうな町の女の子のキャラ押しが鼻に付いたり、妖精さんが醸しそうなデザインだったり、作為に満ち満ちた世界観が厨房ホイホイを予感させる。これは、オーキド博士だけで満足出来る俺にも死角はあった。まあ、妖精さんの工場へ査察に訪れた際に喋る菓子パンが、中身を血の様にぶちまける場面が笑えた。それを落ちとするためだけの壮大な演出だったと思えば、毎回の仕掛けを楽しむ分には悪くはないか。
『ちとせげっちゅ!!』
http://www.takeshobo.co.jp/sp/tv_chitose/
ミニ枠なれど、耳障りレベルのアフレコ不慣れ感は耐え難きを耐え忍び難きを忍べず。
『超訳百人一首 うた恋い。』
http://www.anime-utakoi.jp/
安い作りに見えるが、案外と演者頼みで雅な雰囲気を繰り広げる百人一首と人物の逸話の数々。解説本を読み流す体で学習漫画的な気分ですな。
『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』
http://www.arcanafamiglia.com/
アルカナに応じた特殊能力を宿した能力者が、マフィアの次のボスの座とボスの娘との結婚を賭けてバトる。特殊な能力の存在の提示から始まり、バトれと号令を発して一悶着までと分かりやすい構成でゲームっぽい。早い話がエンドールの武術大会なのだが、この作品では姫もアルカナ能力者として大会でバトる点が異なる。それにしても、イケメンに勝ってお前と結婚しないようにするっていわれるのは全うな娘さんには結構応えそうなのだが、ツンデレの変形でチヤホヤされたい層への狙いが透けて見えるかのようだ。
『じょしらく』
http://www.starchild.co.jp/special/joshiraku/
1話3本立て構成になっており、それぞれの開始時に作品説明のナレーションや高座の落ちから楽屋へ戻る場面が挟まれ、楽屋駄弁りの文字通りの楽屋落ちな作風。申し訳程度にだが、一応落語するのでまあまあ。後はガールズトーク風のオッサン笑かしが肌に合うか次第か。
『貧乏神が!』
http://www.binbogamiga.net/
幸不幸が世界中で釣り合い調和しているとの世界観で、調和を乱す程に周りの運気を吸い上げるほどの主人公に貧乏神が取り付いてといったドラちゃん系。ギャグ系の作風で押されているが、幸不幸の釣り合いは結構酷い設定に思える。それに加えての何某さんがアフレコ慣れしていない感じで落ちパート担当ってのは、どんな判断だ。まあ、花澤さんの裏表ありの主人公、特に口汚い口調がM心にJINJINくるから良いわ。
『探検ドリランド』
http://www.toei-anim.co.jp/tv/Driland/
主役の力量に合わせた堅実な作りと見るか、嫌々の手堅さへの逃げと見るかで評価が割れるか。耳障りな主役にナレーションを担当させないとか、ベテラン冒険者役の野沢さんとか、ドリランドジングルをアイキャッチに使わないとか、卒のない王道の作りといえるか。もしかすると、姫の従者がの敬語が曖昧だが、元冒険者らしいからなのだと後の展開で設定として回収するような技が、奇跡的に見られるかもしれない。起こらないから奇跡というのだけどね。
『境界線上のホライゾンII』
http://genesis-horizon.net/
1期を振り返ることもなく、戦いの最中から始まって、何故か裸の主人公。下ネタ押しの内輪受けは潔い。まあ、本で読む分と違って、家人がいる状況でこれはちょっと引くけどね。相変わらず設定は分からんが、またぞろ顔と声の良さをバックに女の子を救うってこった。
『ソードアート・オンライン』
http://www.swordart-online.net/
ネットゲームの正式版スタートのワクワク感で引っ張りつつ、RPG初期にあったようなプレーヤーの死と現実の死が、精神ではなく技術によって実現したゲーム世界だと判明する絶望へ突き落とす。若手とベテランの役の立ち位置の逆転を背景に繰り広げることで作中のキャラにとって現実味をもったこととして受け止められていく見せ方は上手い。何層にも織り成された世界の100層、要は100階到達がクリア条件なので、双六のように途中をかっ飛ばしてゴールするようなことがなければ、絶対に今回のアニメ化では完結しなそうなのが何とも。まあ、ネットゲームは途上を至上とするとも見られるのでありか。見ているこちらに現実味は全くないけど、それを我がことのように受け取るのがフィクションの良さ。
『はぐれ勇者の鬼畜美学』
http://kichiku.tv/
文字通りの強くてニューゲームで、肉感的な女の子にあれやこれやのエロ放題。深刻ぶるよりはそっち方面を強調して売りにする方が潔くて良いわ。
『カンピオーネ!』
http://www.campi-anime.com/
魔法だとか、神だとか、魔王だとか、魔法初心者の主人公を上級者のヒロインが引っ張りつつ、主人公の人柄とか血統の良さとを紹介するベタ中のベタな第1話。引きの場面から設定の説明だとかは立木ナレーションの力技でタイトルロゴとサブタイトルで〆る。例えて、駄菓子が意外と美味しいって感じ。まあ、序章完といった体ですな。
『ココロコネクト』
http://kokoro-connect.com/
如何にもな線細デカ目に髪の毛ハイライトと好きになれないデザインだが、魂入れ替わりものらしく、演者を楽しむって感じになるのだろうか。予告を見る限りそうでもなさそうか。
『この中に1人、妹がいる!』
http://www.tbs.co.jp/anime/nakaimo/
亡き父の後を継ぐためのあれやこれやの条件のため、高校へ通いつつ嫁探しもする。学び舎はお見合い会場とちゃうぞと、真面目に説教するのも馬鹿馬鹿しい設定で、そこにタイトルの通り妹がいそうなので結婚するとやばくねって感じ。まあ、異母兄弟なら制度上結婚できないと思われるし、漂う屁垂れイケメンオーラが迫り来る貞操の危機に対し真っ向突っ込んでも良さそうなので、どっちでも良さそうな。それくらい現実感がないから禁忌も糞もねえわ。ゲームのような選択の主体性、それがないだけでここまで眺めている感が強くなるとはね。映像化は怖いわ。
『薄桜鬼 黎明録』
http://www.geneonuniversal.jp/rondorobe/anime/hakuoki/
前のアニメ化の前日譚。新撰組が都に上った前後から始まり、芹沢の悪辣さと話の中心となるであろう拾われ者の龍之介を介して新撰組や状況の説明を兼ねる。雌分皆無で雄、押忍な潔さにくらくらする。何にしても、前シリーズ同様の堅実な面々と譲治を纏った芹沢のボス臭、加えて美麗なデザインと来れば、またオッサンの純情回路にスイッチが入っちゃうかもね。
『DOG DAYS´』
http://www.dogdays.tv/
前シリーズでの地球のお友達とアスレチック大会で競い合ったいとこを引き連れて、速攻で再会とキャラ紹介にプニョポヨーンに挟まれつつ茶番の戦に入る。女勇者候補と勇者不在の既存勢力、初心者役と新規勢力といった具合に先の展開を予測させて〆る。新規勇者候補が両方女の子で、新勢力も頭目が女の子とこの世界は獣耳で母系社会ということになるか。そう思わせておいて、実は不在の大人達が封印していたうんたらかんたらがとか振ることも出来そうで、茶番というのも自覚して行う分には仕掛けになり得そうだ。
『もやしもん リターンズ』
http://kamosuzo2.tv/
説明は軽く済ませつつ、見える菌が可愛いから何となく受け入れられる点で押し切る。作品の強みを生かした上手な端折り方といえよう。菌と一緒に謎も巻きつつ、人間模様で見せてくれるのだろうか。先輩二人にイケ声系の演者を当てていたことで、ギャップと技量で間を上手く作っていたという改めての発見もあった。
『夏雪ランデブー』
http://natsuyuki.tv/
線細とボソボソ喋りという如何にもな女性向けと思しき作品。原作付きとプレスコと来れば、作品に対し確固とした解釈を見せてくれるのではないかという期待はある。まあ、幽霊もので愛し愛され嫉妬しあうって方向なので、愛されたことのない私に傍観者以外の視角はなかった。と、いつも通りの平常運伝でござい。
『恋と選挙とチョコレート』
http://www.koichoco.com/
探偵ごっこかと思いきや、車に引かれる場面から始まって、何やかやと主人公と部活の面々を紹介しつつ、国会紛いの学生自治の生徒会選挙が展開していくと。まあ、ごっこを脱却出来ると良いですね。
『だから僕は、Hができない。』
http://boku-h.com/
屁垂れの雄が、妄想を垂れ流す。セクハラ妄言やDQNをドン引きさせる妄想力を発揮しつつ、死神姉さんがやってきて生命力の供給、あるいは勃起力の提供をってな感じで引き。結局は顔と声が良いから許されるのさ、別にそれ以上のものは感じない。清々しいまでの妄想や妄言垂れ流しを許されるありえなさを逆手にとって面白く出来たら良いね。
『織田信奈の野望』
http://odanobuna.com/
タイムスリップの経緯もそこそこに藤吉郎が死んで代わりに信長の野望厨の主人公が、史実を知る点を逆手にとってくって感じ。まあ、蝮の道三も綺麗な孫世代の娘さんになら遺産を譲るってものさとか、女の子が役所を引き受けている点を活かしたというか、ゲームのIFシナリオのように正史を進めていくってところか。そう来たかとは思うが、そこ止まりで終わる可能性もある。
2012年4月新番をまとめて
2012年5月4日 1話雑感まとめて放出
『聖闘士星矢Ω』
星矢が守った赤子が成長して後を継ぐってだけでワクワクしてくる。OPが初代のアレンジというのもね。
『宇宙兄弟』
宇宙に対する憧れをオッサンの時系列で語る。確かに同じ時代を知っている者には、補足なしで懐かしさと雰囲気補正が働く。だが、子供や宇宙に特段思いのない者に対し、主人公同様の思いを抱かせるだけのものが見えてこないのは如何なものか。それはただ重いだけで思いと呼べるのだろうか。
『しばいぬ子さん』
しばいぬ子なる擬人化犬コロが送る女子高校生生活。だれる前にパッと終わるミニアニメらしいところが良い。
『ゆるめいつ 3でぃ 』
一刻館的無茶苦茶な住人達が浪人生活を満喫する話かな。誘惑が多くて誰も合格していないのだろうか。まあ、ミニアニメだと日常系4コマと思しき本作の尺は合っているわな。
『ZETMAN』
ダークヒーローものと思われるが、正統派のヒーローとして真っ直ぐに成長したであろう現在に向けた過去回想編から開始。出自からして斜になっている以上、わざわざ構えるまでもないといったところか。
『緋色の欠片』
世界を守る巫女なる田舎の謎の風習と押し寄せるイケメン守護者達。運命論だけで巻く話は現代が舞台だとあまり好きじゃない。
『NARUTO-ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』
本編より気楽で楽しみやすい。結果、物語と映像の同調は犠牲になったのだ。どっちが良いかは難しいね。
『銀河へキックオフ!!』
今は下手だけど才能の片鱗を見せる始まり方は、説得力がありと感じるかどうか次第ではあるものの、しっかりとした手続きになっていて好感が持てる。チームメンバー集めも同時に始まるが、このワクワクだけは時代を超えるね。
『あらしのよるに ひみつのともだち 』
CGの動物に擬人化的に表情を付けたら、ちょっと生々しくて気持ち悪くなる手前まで来ている。まあ、世間慣れした狼と世間ずれした羊の友情という大茶番によるお父さんスイッチ作品でも、見た目は大事じゃないかな。
『しろくまカフェ』
人間と擬人化された動物が当然のように会話をして社会を形成している。で、動物はイケ声の方々を集めたという、壮大な出落ち作品。イケ声とボケの組み合わせが良いね。
『リコーダーとランドセル レ♪』
イケ声のおっさんが小学生をやっている。繰り返しネタと茶番がミニアニメの尺で落ちとするのに丁度合う。
『これはゾンビですか? OF THE DEAD』
主人公が無口キャラの会話を妄想した体のゲストの豪華さとか、相変わらずの出落ち感で緩いんだか温いんだかな滑り出し。世界がどうとかボスが出てくる展開に繋げるのが難しそうだねと。まあ、予告で無口キャラの妄想役のゲストと本尊の掛け合いがあるんだけど、相変わらず「シャァベッタァァァァァァァ!!!」 というよりは「シャァベンナァァァァァァァ!!!」って感じで、上手くなってくれないと作品の雰囲気を壊しますぜ旦那。
『夏色キセキ』
スフィア押しの是非はともかく、演者としてそれなりに出来るはずのスフィアの面々に、凡庸というよりは4人で一まとめのようなキャラを当てるってのはどうよ。折角、脇をキャリアのある演者で固めているとか、学生生活の雰囲気作りを頑張ってもキャラが弱いと微妙だぜ。まあ、物語も微妙な感じだけどね。
『鷹の爪NEO』
別段チャンネルや媒体が変わっても変わった点もなく、茶番の雰囲気を笑いに繋げるのも上手い。
『めだかボックス』
僕、この生徒会長は品を感じないので支持出来ません。頭おかしいとしか思えない破廉恥制服の媚さと、既にカップリング済みと来て、本当に皆が支持してくれているのか甚だ疑問。作中と受け手のこちらの感情の溜めという手続きが、週間のスピード感で受け手の補完で済んでいたということか。要は、誰かつっこめよってだけの話。他者意識の欠如も内輪受けといえようか。残念ながら、アニメの尺でその補完は厳しいと感じる視聴者もいる。主に俺とか。可愛いキャラの過剰な媚びは流行始めた頃から恥ずかしいと思っていました。
『ジュエルペット きら☆デコッ!』
無軌道の片鱗こそ見せているものの、1話は手堅く制限速度での走り出し。まあ、終わり位から暴走のためのアクセル全開だったような気もするけどね。今年も1年楽しめそうだ。
『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』
制限速度での走り出し、暴走はなしなのか。音響のクレジットを見る限りありそうにも思えるが如何に。楽しめるかはそれ次第。
『Fate/Zero 2ndシーズン』
派手な戦闘で待った貝(燕の子安貝的なお宝)はあったが、画面映えする会話劇としての面白さは少な目の回でもあった。総集編を別途で放送したため、回想なしで完全に1stシーズンからの続きからとなっており、誰にでも訴えかけやすい絵力で攻めるのも当然か。もう何やっても余程がない限り負けそうにない。圧倒的勝者の貫禄やね。勝ち馬に乗れ。
『黒子のバスケ』
影が薄いから、名前通り黒子に徹すると。これを駄洒落と取るか上手い掛けと取るかで明暗分かれる。勿論、明暗を分けるのはキャラの性格とバスケの内容次第。メインの二人の灰汁が強い以上は脇のキャラ、バスケをハックする以上は基本的なプレー、それぞれが映像で動かして絶妙になれば良いけれど、これが難しい。特にバスケはそびえ立つ壁もあるしね。
『アクセル・ワールド』
ジャンルとしては近未来学園もの兼電脳バトルってことになるか。デフォルメ等身でデブっている主人公の鬱屈した日常から始まり、ヒロインに現実世界に影響する脳の加速処理ソフトを渡される。で、最後は忠告を破った結果、現実か仮想か分からない状況でバトルに発展しそうなところで引くと。限定能力バトル的展開なのかもしれないが、折角の文明の利器をして日常をずらすようなハック感が薄いってのは、『ドラえもん』を経験している以上辛いね。え、そういう作品じゃない。そか。
『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』
時間帯が変わって心機一転。今一度ルールの詳細を確認する形で謎の初心者少年とのファイトが始まる。で、終わってみるとデッキが新カードを使ったものに摩り替わっていた。新手のシャークともいえる凄い超パワーに目を惹かれるが、相変わらずファイト内容も良い。
『黄昏乙女×アムネジア』
幽霊お姉さんと嬉し恥ずかしドキドキの怪奇調査の部活動。幽霊お姉さんの骨を見つけておきながら放置しつつ、死の真相を追うって感じになるのか。狭い人間関係を中心としているようなので、仕掛けや面白さをどうやって出すのか。
『謎の彼女X』
そのものセックスがどうとかのナレーションがあり、よだれを舐めたら禁断症状になったとか。斜め上のエロフェチってことになるのか。ヒロイン役の素人っぽさが、演出として機能している点は僥倖であろう。
『あっちこっち』
微妙な距離の二人を周りが茶化す。そういうのはあまり好きじゃない。おまけに日常系と来れば仕掛けもなしか。
『さんかれあ』
好きな子をゾンビにするとか、死んでんねんでそれ。
『ヨルムンガンド』
傭兵を束ねる武器商人の女。武器が嫌いな少年兵。こういっちゃ何だが、台詞のやり取りの小気味良さとか箔に欠けるような気がするな。映像化は難しいね。まあ、ショタおね系なんで好みではあるぜ。
『戦国コレクション』
戦国武将が女体化。現代のものへの反応に武将の逸話が上手くあしらってあり、思いの他戦国になっているのかなと。
『這いよれ!ニャル子さん』
設定自体は如何にもな無茶苦茶だが、キャラ押しと演者押しで久しぶりに好みに合いそうな作品。独善も主人公少年の貞操狙いならエロくて良いね。
『エウレカセブンAO』
エウレカの息子っぽい主人公が、独立したと思しき沖縄を舞台に何やらかんやら。主役ロボットが登場しないまま次回へ引き。いい加減、政治でお遊びするのは止めといたら。もしくは、1時間でやれ。あるいは、あの耳に気持ち良いBGMとロボ戦はもうないのかいな。
『シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~ 』
記憶喪失でやってきた主人公がパン屋をと。パン屋って技術職だとか、その辺の現実味はよく分からないが、この作品の若い姉ちゃんと3人で楽しくやってますってだけの雰囲気は何か引っかかる。そう、仕事を一日やったという疲労感が薄いってことか。って、違うか。
『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』
楽しい麻雀教室の日々と終わり、更に段々と友人と疎遠になって行く過程。別の地で活躍する友人とまた麻雀がしたい。だから、麻雀部の面子を集めて全国大会へ行こう。この一連の手続きをきちんとやるってのは良いね。おまけに部員集めという約束された盛り上がりもあるわけだ。まあ、卓上のやり取りはほとんど見せてないので麻雀アニメとしての押しは弱いが、部活アニメとしてはこれもありなのかもね。
『坂道のアポロン』
60年代を舞台に九州の高校に転校した主人公が、色々あってジャズやるみたい。如何にもなバンカラとの出会いや、ジャズとの出会いがあってと1話らしい。まあ、音楽が売りなので、ドラムのプレイが既に素人の動きには見えないのが気になるといえばなるが、美術に関しては今の駅前のような極彩色ではなく、抑え目で日常や古い時代を感じさせる点で釣り合いが取れているか。漫画漫画していない日常の鬱屈感の出し方にも貢献していますし、好感が持てますな。
『つり球』
緊張が頂点になると強張りを通り越して憤怒の形相になってしまう主人公。彼が江ノ島にやってくるところから始まり、鮮やかな色使いの塗り、宇宙人を自称する少年、釣りと脈絡の無さが何とも不思議な感じ。描き絵でないと絶対に成立し得ない薄氷の上に立つ作品かなと。栗コーダーカルテットの音楽が気楽な感じと合っていて良いね。
『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』
相変わらず、日野い(酷い)話だ。紆余曲折で全国優勝しとはいえ、この間サッカー始めたレベルの腕前だった奴が、出張サッカー教室で学校を休んでいるだと。で、戻るとサッカーの存在自体が希薄になっていたと。原因は、謎の軍団の過去改変と。結果、チームメイト達は別の部活をやっている。当の主人公もサッカー部ではなく、書道部所属らしくがっかりする。しかしながら、チームメイト達はサッカーが無いなりに別の部活で充実しているのではないかと思わせることもあり、主人公に対してもサッカーを始めるきっかけを改変してサッカーを忘れさせようと計られる。この程度で無かったことになるとすれば、サッカーが代替可能であることが強調される。そもそも、サッカーが絶対なる世界観への疑問符に対し、前作では有効な解答を示せなかった。改めて、物語を通じサッカーにゲームデザインだとか、商業的な狙い以上の何かを提示出来るだろうか。アニメスタッフがサッカー描写で必死に箔を付けるのは変わらないだろうが、それに対することも含め日野さんの矜持の程が見定められることは間違いあるまい。
『氷菓』
全10話と1クールの尺に拘らないようで、媒体の違う原作との時間感覚を上手く埋めようとするのかなと。1話は予習といった感じで、大まかなキャラクターと背景、今後の作品の方向性の提示となっている。キャラクター付けからして、謎解きは味付けでしかないような気もする。それなら、1話1ミステリーでサクサク行くのならキャラ押しと相まって良いかもね。ミステリーを京アニの美術への拘りが後押しする予感もあって期待したい。
『AKB0048』
何をテーマにするにしろ、改めて受け手側の経験として作品内でテーマに価値を用意していないのは感心しない。選抜したとはいえ、演者の微妙さもあって、AKBの価値を毀損しかねない。ディスクにおまけを付ければ収益が見込めるとはいえ、劣化マクロスではね。買わないアニメファン代表としては、この作品から漂う大人の事情が鼻に付く。酷な言い方をすれば、アニメに擦り寄らされて大変ですねと。
『聖闘士星矢Ω』
星矢が守った赤子が成長して後を継ぐってだけでワクワクしてくる。OPが初代のアレンジというのもね。
『宇宙兄弟』
宇宙に対する憧れをオッサンの時系列で語る。確かに同じ時代を知っている者には、補足なしで懐かしさと雰囲気補正が働く。だが、子供や宇宙に特段思いのない者に対し、主人公同様の思いを抱かせるだけのものが見えてこないのは如何なものか。それはただ重いだけで思いと呼べるのだろうか。
『しばいぬ子さん』
しばいぬ子なる擬人化犬コロが送る女子高校生生活。だれる前にパッと終わるミニアニメらしいところが良い。
『ゆるめいつ 3でぃ 』
一刻館的無茶苦茶な住人達が浪人生活を満喫する話かな。誘惑が多くて誰も合格していないのだろうか。まあ、ミニアニメだと日常系4コマと思しき本作の尺は合っているわな。
『ZETMAN』
ダークヒーローものと思われるが、正統派のヒーローとして真っ直ぐに成長したであろう現在に向けた過去回想編から開始。出自からして斜になっている以上、わざわざ構えるまでもないといったところか。
『緋色の欠片』
世界を守る巫女なる田舎の謎の風習と押し寄せるイケメン守護者達。運命論だけで巻く話は現代が舞台だとあまり好きじゃない。
『NARUTO-ナルト- SD ロック・リーの青春フルパワー忍伝』
本編より気楽で楽しみやすい。結果、物語と映像の同調は犠牲になったのだ。どっちが良いかは難しいね。
『銀河へキックオフ!!』
今は下手だけど才能の片鱗を見せる始まり方は、説得力がありと感じるかどうか次第ではあるものの、しっかりとした手続きになっていて好感が持てる。チームメンバー集めも同時に始まるが、このワクワクだけは時代を超えるね。
『あらしのよるに ひみつのともだち 』
CGの動物に擬人化的に表情を付けたら、ちょっと生々しくて気持ち悪くなる手前まで来ている。まあ、世間慣れした狼と世間ずれした羊の友情という大茶番によるお父さんスイッチ作品でも、見た目は大事じゃないかな。
『しろくまカフェ』
人間と擬人化された動物が当然のように会話をして社会を形成している。で、動物はイケ声の方々を集めたという、壮大な出落ち作品。イケ声とボケの組み合わせが良いね。
『リコーダーとランドセル レ♪』
イケ声のおっさんが小学生をやっている。繰り返しネタと茶番がミニアニメの尺で落ちとするのに丁度合う。
『これはゾンビですか? OF THE DEAD』
主人公が無口キャラの会話を妄想した体のゲストの豪華さとか、相変わらずの出落ち感で緩いんだか温いんだかな滑り出し。世界がどうとかボスが出てくる展開に繋げるのが難しそうだねと。まあ、予告で無口キャラの妄想役のゲストと本尊の掛け合いがあるんだけど、相変わらず「シャァベッタァァァァァァァ!!!」 というよりは「シャァベンナァァァァァァァ!!!」って感じで、上手くなってくれないと作品の雰囲気を壊しますぜ旦那。
『夏色キセキ』
スフィア押しの是非はともかく、演者としてそれなりに出来るはずのスフィアの面々に、凡庸というよりは4人で一まとめのようなキャラを当てるってのはどうよ。折角、脇をキャリアのある演者で固めているとか、学生生活の雰囲気作りを頑張ってもキャラが弱いと微妙だぜ。まあ、物語も微妙な感じだけどね。
『鷹の爪NEO』
別段チャンネルや媒体が変わっても変わった点もなく、茶番の雰囲気を笑いに繋げるのも上手い。
『めだかボックス』
僕、この生徒会長は品を感じないので支持出来ません。頭おかしいとしか思えない破廉恥制服の媚さと、既にカップリング済みと来て、本当に皆が支持してくれているのか甚だ疑問。作中と受け手のこちらの感情の溜めという手続きが、週間のスピード感で受け手の補完で済んでいたということか。要は、誰かつっこめよってだけの話。他者意識の欠如も内輪受けといえようか。残念ながら、アニメの尺でその補完は厳しいと感じる視聴者もいる。主に俺とか。可愛いキャラの過剰な媚びは流行始めた頃から恥ずかしいと思っていました。
『ジュエルペット きら☆デコッ!』
無軌道の片鱗こそ見せているものの、1話は手堅く制限速度での走り出し。まあ、終わり位から暴走のためのアクセル全開だったような気もするけどね。今年も1年楽しめそうだ。
『超ロボット生命体 トランスフォーマー プライム』
制限速度での走り出し、暴走はなしなのか。音響のクレジットを見る限りありそうにも思えるが如何に。楽しめるかはそれ次第。
『Fate/Zero 2ndシーズン』
派手な戦闘で待った貝(燕の子安貝的なお宝)はあったが、画面映えする会話劇としての面白さは少な目の回でもあった。総集編を別途で放送したため、回想なしで完全に1stシーズンからの続きからとなっており、誰にでも訴えかけやすい絵力で攻めるのも当然か。もう何やっても余程がない限り負けそうにない。圧倒的勝者の貫禄やね。勝ち馬に乗れ。
『黒子のバスケ』
影が薄いから、名前通り黒子に徹すると。これを駄洒落と取るか上手い掛けと取るかで明暗分かれる。勿論、明暗を分けるのはキャラの性格とバスケの内容次第。メインの二人の灰汁が強い以上は脇のキャラ、バスケをハックする以上は基本的なプレー、それぞれが映像で動かして絶妙になれば良いけれど、これが難しい。特にバスケはそびえ立つ壁もあるしね。
『アクセル・ワールド』
ジャンルとしては近未来学園もの兼電脳バトルってことになるか。デフォルメ等身でデブっている主人公の鬱屈した日常から始まり、ヒロインに現実世界に影響する脳の加速処理ソフトを渡される。で、最後は忠告を破った結果、現実か仮想か分からない状況でバトルに発展しそうなところで引くと。限定能力バトル的展開なのかもしれないが、折角の文明の利器をして日常をずらすようなハック感が薄いってのは、『ドラえもん』を経験している以上辛いね。え、そういう作品じゃない。そか。
『カードファイト!! ヴァンガード アジアサーキット編』
時間帯が変わって心機一転。今一度ルールの詳細を確認する形で謎の初心者少年とのファイトが始まる。で、終わってみるとデッキが新カードを使ったものに摩り替わっていた。新手のシャークともいえる凄い超パワーに目を惹かれるが、相変わらずファイト内容も良い。
『黄昏乙女×アムネジア』
幽霊お姉さんと嬉し恥ずかしドキドキの怪奇調査の部活動。幽霊お姉さんの骨を見つけておきながら放置しつつ、死の真相を追うって感じになるのか。狭い人間関係を中心としているようなので、仕掛けや面白さをどうやって出すのか。
『謎の彼女X』
そのものセックスがどうとかのナレーションがあり、よだれを舐めたら禁断症状になったとか。斜め上のエロフェチってことになるのか。ヒロイン役の素人っぽさが、演出として機能している点は僥倖であろう。
『あっちこっち』
微妙な距離の二人を周りが茶化す。そういうのはあまり好きじゃない。おまけに日常系と来れば仕掛けもなしか。
『さんかれあ』
好きな子をゾンビにするとか、死んでんねんでそれ。
『ヨルムンガンド』
傭兵を束ねる武器商人の女。武器が嫌いな少年兵。こういっちゃ何だが、台詞のやり取りの小気味良さとか箔に欠けるような気がするな。映像化は難しいね。まあ、ショタおね系なんで好みではあるぜ。
『戦国コレクション』
戦国武将が女体化。現代のものへの反応に武将の逸話が上手くあしらってあり、思いの他戦国になっているのかなと。
『這いよれ!ニャル子さん』
設定自体は如何にもな無茶苦茶だが、キャラ押しと演者押しで久しぶりに好みに合いそうな作品。独善も主人公少年の貞操狙いならエロくて良いね。
『エウレカセブンAO』
エウレカの息子っぽい主人公が、独立したと思しき沖縄を舞台に何やらかんやら。主役ロボットが登場しないまま次回へ引き。いい加減、政治でお遊びするのは止めといたら。もしくは、1時間でやれ。あるいは、あの耳に気持ち良いBGMとロボ戦はもうないのかいな。
『シャイニング・ハーツ ~幸せのパン~ 』
記憶喪失でやってきた主人公がパン屋をと。パン屋って技術職だとか、その辺の現実味はよく分からないが、この作品の若い姉ちゃんと3人で楽しくやってますってだけの雰囲気は何か引っかかる。そう、仕事を一日やったという疲労感が薄いってことか。って、違うか。
『咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A』
楽しい麻雀教室の日々と終わり、更に段々と友人と疎遠になって行く過程。別の地で活躍する友人とまた麻雀がしたい。だから、麻雀部の面子を集めて全国大会へ行こう。この一連の手続きをきちんとやるってのは良いね。おまけに部員集めという約束された盛り上がりもあるわけだ。まあ、卓上のやり取りはほとんど見せてないので麻雀アニメとしての押しは弱いが、部活アニメとしてはこれもありなのかもね。
『坂道のアポロン』
60年代を舞台に九州の高校に転校した主人公が、色々あってジャズやるみたい。如何にもなバンカラとの出会いや、ジャズとの出会いがあってと1話らしい。まあ、音楽が売りなので、ドラムのプレイが既に素人の動きには見えないのが気になるといえばなるが、美術に関しては今の駅前のような極彩色ではなく、抑え目で日常や古い時代を感じさせる点で釣り合いが取れているか。漫画漫画していない日常の鬱屈感の出し方にも貢献していますし、好感が持てますな。
『つり球』
緊張が頂点になると強張りを通り越して憤怒の形相になってしまう主人公。彼が江ノ島にやってくるところから始まり、鮮やかな色使いの塗り、宇宙人を自称する少年、釣りと脈絡の無さが何とも不思議な感じ。描き絵でないと絶対に成立し得ない薄氷の上に立つ作品かなと。栗コーダーカルテットの音楽が気楽な感じと合っていて良いね。
『イナズマイレブンGO クロノ・ストーン』
相変わらず、日野い(酷い)話だ。紆余曲折で全国優勝しとはいえ、この間サッカー始めたレベルの腕前だった奴が、出張サッカー教室で学校を休んでいるだと。で、戻るとサッカーの存在自体が希薄になっていたと。原因は、謎の軍団の過去改変と。結果、チームメイト達は別の部活をやっている。当の主人公もサッカー部ではなく、書道部所属らしくがっかりする。しかしながら、チームメイト達はサッカーが無いなりに別の部活で充実しているのではないかと思わせることもあり、主人公に対してもサッカーを始めるきっかけを改変してサッカーを忘れさせようと計られる。この程度で無かったことになるとすれば、サッカーが代替可能であることが強調される。そもそも、サッカーが絶対なる世界観への疑問符に対し、前作では有効な解答を示せなかった。改めて、物語を通じサッカーにゲームデザインだとか、商業的な狙い以上の何かを提示出来るだろうか。アニメスタッフがサッカー描写で必死に箔を付けるのは変わらないだろうが、それに対することも含め日野さんの矜持の程が見定められることは間違いあるまい。
『氷菓』
全10話と1クールの尺に拘らないようで、媒体の違う原作との時間感覚を上手く埋めようとするのかなと。1話は予習といった感じで、大まかなキャラクターと背景、今後の作品の方向性の提示となっている。キャラクター付けからして、謎解きは味付けでしかないような気もする。それなら、1話1ミステリーでサクサク行くのならキャラ押しと相まって良いかもね。ミステリーを京アニの美術への拘りが後押しする予感もあって期待したい。
『AKB0048』
何をテーマにするにしろ、改めて受け手側の経験として作品内でテーマに価値を用意していないのは感心しない。選抜したとはいえ、演者の微妙さもあって、AKBの価値を毀損しかねない。ディスクにおまけを付ければ収益が見込めるとはいえ、劣化マクロスではね。買わないアニメファン代表としては、この作品から漂う大人の事情が鼻に付く。酷な言い方をすれば、アニメに擦り寄らされて大変ですねと。
『スマイルプリキュア』
前作でのプリキュアが笑顔から生まれた力との気付きから、今度はタイトルそのものに笑顔のスマイルを冠しての本作。『おジャ魔女どれみ』+『Yes! プリキュア5』(『セラームーン』のような背伸びがないという意味で)といった印象だ。
元気系ヒロインが転校初日から遅刻しそうになって、妖精さんと出会いつつ、転校先のクラスにプリキュア全員が揃っているという親切設計で始まる。今回は、スマイルとハッピーのセットで390な感じで、メルヘンランドだとか、敵さんがバッドエンドと分かりやすくて上手な設定だ。
変身はパフでファンデを付ける要領で行う。変身後のヒロインの中学生らしいビビリ方とプリキュアパワーでの格闘とまぐれ勝ちは、白馬の王子を待つのではなく、白馬の王子になるプリキュアシリーズの良さを体現している。
なお、必殺技が変身アイテムに気合のエネルギーを溜めて放つ方式で、かめはめ波よろしくの仕様と、『ドラゴンボールZ』のビシバシドカバキな格闘要素を取り込んで始まったシリーズが、ついに技まで拝借した点を挙げておく。追い込まれてなのか、発展系なのかは難しいところだが、欲求を溜めて放つ爽快感に根ざした技がある以上、スカッとする物語が待っているのではないだろうか。まあ要するに、演者が好みって訳ですわ。
前作でのプリキュアが笑顔から生まれた力との気付きから、今度はタイトルそのものに笑顔のスマイルを冠しての本作。『おジャ魔女どれみ』+『Yes! プリキュア5』(『セラームーン』のような背伸びがないという意味で)といった印象だ。
元気系ヒロインが転校初日から遅刻しそうになって、妖精さんと出会いつつ、転校先のクラスにプリキュア全員が揃っているという親切設計で始まる。今回は、スマイルとハッピーのセットで390な感じで、メルヘンランドだとか、敵さんがバッドエンドと分かりやすくて上手な設定だ。
変身はパフでファンデを付ける要領で行う。変身後のヒロインの中学生らしいビビリ方とプリキュアパワーでの格闘とまぐれ勝ちは、白馬の王子を待つのではなく、白馬の王子になるプリキュアシリーズの良さを体現している。
なお、必殺技が変身アイテムに気合のエネルギーを溜めて放つ方式で、かめはめ波よろしくの仕様と、『ドラゴンボールZ』のビシバシドカバキな格闘要素を取り込んで始まったシリーズが、ついに技まで拝借した点を挙げておく。追い込まれてなのか、発展系なのかは難しいところだが、欲求を溜めて放つ爽快感に根ざした技がある以上、スカッとする物語が待っているのではないだろうか。まあ要するに、演者が好みって訳ですわ。
2012年1月開始をまとめて
2012年2月13日 1話雑感さて、遅くなったがとりあえず。
『偽物語』
β版で納品する勇気。絵力の本質は線だよ、兄貴。そう言わんばかりに色まで排した(決して心象を表す色を付ける暇が無かった訳ではないぞ)心象風景の演出。演者とキャラを会話で押すために一切の無駄を排した(空白の背景にキャラを乗せ、その上にデフォルトの図形を乗せているように見えるかもしれない)画面作り。これぞまさにオンリージャパン。つまり、このスタジオの作品の音響監督と俺の趣味が合うってこった。ただし、1クールは長すぎて胃もたれする。
『BRAVE10』
真田十勇士?偶像化されて、美化されているなら、イケメンで良いじゃん。ついでにスタイリッシュアクションと、おっぱいポジションの不思議姉ちゃんと、ショタとかも入れとくわ。つまり、こうかはばつぐんだ。
『輪廻のラグランジェ』
鷹の目から入って、飛び立つ姿に青い空、ハレーション。これだけなら既視感でうんざりするのだが、次の瞬間。そこには元気に水着の上に着た学生服を脱ぎ、海で溺れた人を救助する少女の姿があった。おまけに物語が展開したらロボットものと来たもんで、何を言ってるのかわからねーと思うが、連想や想定の枠を巧みに外す作品ってこった。俺のような自称玄人ファンには、特によく効く。
『戦姫絶唱シンフォギア』
とても残酷な評し方だが、映像いらなくね?音楽が良い。つまりはそういうこった。絵柄がとかじゃなくて、性的な臭いのしない女子がSFとか世界のためにバトっても、俺の金時はピクリともせんのだよ。って、俺は何を言っているんだ。でも、演者は好みだったりする。わー、面倒臭いね、俺。
『ちはやふる』
過去の例からしても、若手の起用が綺麗に嵌ると、出世作になる。これはきっとそういう作品だろう。本格を感じさせる作りと、それを適度な速度で流す漫画的な良さ、中心に添えた若手を推すべく揃った要素の数々。それらは、競技かるたを中心に添えた作品の構造と同調している。つまり、融合する価値がある作品だ。ただし、この作品では手札を場に切るのではなく、札を場から取る。
『あの夏で待ってる』
これはよくよく面白いってことを検証した作品だろうなと。まあ、龍ちゃんの青春の絵作りで行くんやろな位に思とったが、まさか黒田さんの妄想全開の方の本が相方に来るとは思わなんだ。これまでちょっと暗めの本と組んでたけど、健全な少年の心を持ったオッサンの妄想の方が断然良いわ。青春に中途半端な毒気はいらん。男の都合の良い妄想大いに結構。俺は男だ、それがどうした。
『Another』
腕のある人の原作だと、入りからして違うね。演者の力量頼みとか邪道かもしれん。一見ベタだが、何が飛び出してくるか分からない不安感が動機の動悸を楽しめるぜ。これぞサスペンスってもんだ。
『夏目友人帳 肆』
話の本線が冗長でなく進むってのはそれだけで価値があるね。持ち直していてホッとしたわ。
『ゼロの使い魔F』
初っ端からデレ期スタートの小恥ずかしさよ。これでやっと結実を迎える時が来たのだなと思わせる。商業的継続の要請による冗長さから解放され、商業的要請と物語の終了要請とが同調しているってのは幸福よ。
『ハイスクールD×D』
古典こてんである意味たまらんね。だって、眷属ってM属性とS属性の切り替えの極北じゃん。つまり、女王様の胸に抱かれ眠りたいってこった。ほんと、俺は何を言っているんだ。
『リコーダーとランドセル』
置鮎イケ声で小学生という実に合法ゴーホームな内容が堪りませんな。イケメンオッサン声で子供っぽい甘えた喋りをするってのは販促技だ。5分枠なので気軽に見られてしつこくない点も良し。
『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』
2軍でのリーグ優勝は本物だった。探偵というタイトルの割に蓋を開けてみれば、新規組への説明も一切なく延々と農園で作業するTHE農民な内容だった。内輪受けも極まれりだが、それで成功した作品だけに最早出資者への見映えの良さも放棄して最初から全開といったところだろうか。その意気や良し。
『モーレツ宇宙海賊』
取って付けた宇宙海賊なるものの違和感を力兄のナレーションで捻じ伏せる。どこか懐かしさの漂う入りから始まって、女子高生が出自を知って宇宙海賊との二足履きになる前のきな臭いところで引く。モーレツって響きの古臭さもあって、目指すところは王道回帰といったところだろうか。温故知新の作風が良いですね。
『ポヨポヨ観察日記』
ポヨなる真ん丸ネコの可愛らしさよ。それだけに特化したほんわかとした作風は、作中の北斗神拳伝承者風のお父さんだけでなく、現実のオッサンでも休日の朝をほんわかとした気持ちにさせる。5分枠なのが名残惜しくなる愛おしさよ。
『アクエリオンEVOL』
前作から1万2千年後と、これまた無茶な設定で始まったかと思いきや、雄機と雌機の合体の禁止を男女機合体禁止だとか、恋愛禁止だとかに絡めた学園ものをやるらしい。相変わらず家族の前で見るには恥ずかしいキャッチコピーだが、とりあえずはGEN本体だか生まれ変わりだかの登場を待とうじゃないか。
『男子高校生の日常』
これは『銀魂』『スクールランブル』と演者も含め、同監督の音響での掛け合いを活かした作風や踏襲した作品だ。大きく違う点は、物語を重視した作品ではなく、日常の面白おかしさを重視した作品であり、駄弁っているだけともいえる。ましてや、男子高校生なのだから、内容も含めどこか懐かしい駄弁りだ。
『妖狐×僕SS』
中二系少女とストーカーチックなイケメンSS(シークレットサービス)という設定で、何を言っているんだと思うかもしれないが、何のことはない。妖怪の血を引く金持ちの一団が暮らすマンションで、各部屋毎にSSなるちょっとおかしな性格のドラちゃんが付いて来る。そんな作品だ。恵まれているのに感傷的な感じが癇に障るが、そこを上手くお涙な過去で崩してくるのではないかと思われる。
『パパのいうことを聞きなさい!』
不思議系の先輩との出会いから始まる順風の大学生活と、訳ありそうな姉夫婦の家の3人娘の面倒を見るまでの分かりやすい全キャラ紹介の1話だ。お父さんスイッチと中二系大学生の同居ものって括りになるのだろうか。どうなって姉夫婦が居なくなるのかは分からないが、戻ってくればいつでも終われる装置として、危うい設定を支えてくれそうではある。子供の性的でない性的な面ってのがサービスとして押し出されてきそうで、ある意味BPOさんがアップを始める作品だろう。頭が重いわ。
『アマガミSS+ plus』
クリスマスに行われる学園創設祭までにヒロインを攻略する前作。その後を描いている。周囲公認でイチャイチャしはるようでござんす。前後編でとっかえひっかえになる模様。この作品については、この一言でまとめときます。ダディャーナサン、そんなにフラグ立ってたんディスカ。
『キルミーベイベー』
自称殺し屋とか、ゆるっとしたおにゃのこが、わきゃわきゃするだけ。可愛いっちゃ可愛いが、笑いに関してはきかぬ、きかぬのだ。といった具合。今期のヤムチャ的立ち位置。
『ダンボール戦機W』
色々切れの良さは増しているものの、開幕から既に話の筋に納得がいかんってのが日野さんらしいのかな。きっと必死に直してこれなんだろうな。まあ、ヒロインズの1年後の姿がべっぴんになってそうなので、深夜じゃないけど珍妙なコスとかあるんじゃないかと期待しときますわ。
『偽物語』
β版で納品する勇気。絵力の本質は線だよ、兄貴。そう言わんばかりに色まで排した(決して心象を表す色を付ける暇が無かった訳ではないぞ)心象風景の演出。演者とキャラを会話で押すために一切の無駄を排した(空白の背景にキャラを乗せ、その上にデフォルトの図形を乗せているように見えるかもしれない)画面作り。これぞまさにオンリージャパン。つまり、このスタジオの作品の音響監督と俺の趣味が合うってこった。ただし、1クールは長すぎて胃もたれする。
『BRAVE10』
真田十勇士?偶像化されて、美化されているなら、イケメンで良いじゃん。ついでにスタイリッシュアクションと、おっぱいポジションの不思議姉ちゃんと、ショタとかも入れとくわ。つまり、こうかはばつぐんだ。
『輪廻のラグランジェ』
鷹の目から入って、飛び立つ姿に青い空、ハレーション。これだけなら既視感でうんざりするのだが、次の瞬間。そこには元気に水着の上に着た学生服を脱ぎ、海で溺れた人を救助する少女の姿があった。おまけに物語が展開したらロボットものと来たもんで、何を言ってるのかわからねーと思うが、連想や想定の枠を巧みに外す作品ってこった。俺のような自称玄人ファンには、特によく効く。
『戦姫絶唱シンフォギア』
とても残酷な評し方だが、映像いらなくね?音楽が良い。つまりはそういうこった。絵柄がとかじゃなくて、性的な臭いのしない女子がSFとか世界のためにバトっても、俺の金時はピクリともせんのだよ。って、俺は何を言っているんだ。でも、演者は好みだったりする。わー、面倒臭いね、俺。
『ちはやふる』
過去の例からしても、若手の起用が綺麗に嵌ると、出世作になる。これはきっとそういう作品だろう。本格を感じさせる作りと、それを適度な速度で流す漫画的な良さ、中心に添えた若手を推すべく揃った要素の数々。それらは、競技かるたを中心に添えた作品の構造と同調している。つまり、融合する価値がある作品だ。ただし、この作品では手札を場に切るのではなく、札を場から取る。
『あの夏で待ってる』
これはよくよく面白いってことを検証した作品だろうなと。まあ、龍ちゃんの青春の絵作りで行くんやろな位に思とったが、まさか黒田さんの妄想全開の方の本が相方に来るとは思わなんだ。これまでちょっと暗めの本と組んでたけど、健全な少年の心を持ったオッサンの妄想の方が断然良いわ。青春に中途半端な毒気はいらん。男の都合の良い妄想大いに結構。俺は男だ、それがどうした。
『Another』
腕のある人の原作だと、入りからして違うね。演者の力量頼みとか邪道かもしれん。一見ベタだが、何が飛び出してくるか分からない不安感が動機の動悸を楽しめるぜ。これぞサスペンスってもんだ。
『夏目友人帳 肆』
話の本線が冗長でなく進むってのはそれだけで価値があるね。持ち直していてホッとしたわ。
『ゼロの使い魔F』
初っ端からデレ期スタートの小恥ずかしさよ。これでやっと結実を迎える時が来たのだなと思わせる。商業的継続の要請による冗長さから解放され、商業的要請と物語の終了要請とが同調しているってのは幸福よ。
『ハイスクールD×D』
古典こてんである意味たまらんね。だって、眷属ってM属性とS属性の切り替えの極北じゃん。つまり、女王様の胸に抱かれ眠りたいってこった。ほんと、俺は何を言っているんだ。
『リコーダーとランドセル』
置鮎イケ声で小学生という実に合法ゴーホームな内容が堪りませんな。イケメンオッサン声で子供っぽい甘えた喋りをするってのは販促技だ。5分枠なので気軽に見られてしつこくない点も良し。
『探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕』
2軍でのリーグ優勝は本物だった。探偵というタイトルの割に蓋を開けてみれば、新規組への説明も一切なく延々と農園で作業するTHE農民な内容だった。内輪受けも極まれりだが、それで成功した作品だけに最早出資者への見映えの良さも放棄して最初から全開といったところだろうか。その意気や良し。
『モーレツ宇宙海賊』
取って付けた宇宙海賊なるものの違和感を力兄のナレーションで捻じ伏せる。どこか懐かしさの漂う入りから始まって、女子高生が出自を知って宇宙海賊との二足履きになる前のきな臭いところで引く。モーレツって響きの古臭さもあって、目指すところは王道回帰といったところだろうか。温故知新の作風が良いですね。
『ポヨポヨ観察日記』
ポヨなる真ん丸ネコの可愛らしさよ。それだけに特化したほんわかとした作風は、作中の北斗神拳伝承者風のお父さんだけでなく、現実のオッサンでも休日の朝をほんわかとした気持ちにさせる。5分枠なのが名残惜しくなる愛おしさよ。
『アクエリオンEVOL』
前作から1万2千年後と、これまた無茶な設定で始まったかと思いきや、雄機と雌機の合体の禁止を男女機合体禁止だとか、恋愛禁止だとかに絡めた学園ものをやるらしい。相変わらず家族の前で見るには恥ずかしいキャッチコピーだが、とりあえずはGEN本体だか生まれ変わりだかの登場を待とうじゃないか。
『男子高校生の日常』
これは『銀魂』『スクールランブル』と演者も含め、同監督の音響での掛け合いを活かした作風や踏襲した作品だ。大きく違う点は、物語を重視した作品ではなく、日常の面白おかしさを重視した作品であり、駄弁っているだけともいえる。ましてや、男子高校生なのだから、内容も含めどこか懐かしい駄弁りだ。
『妖狐×僕SS』
中二系少女とストーカーチックなイケメンSS(シークレットサービス)という設定で、何を言っているんだと思うかもしれないが、何のことはない。妖怪の血を引く金持ちの一団が暮らすマンションで、各部屋毎にSSなるちょっとおかしな性格のドラちゃんが付いて来る。そんな作品だ。恵まれているのに感傷的な感じが癇に障るが、そこを上手くお涙な過去で崩してくるのではないかと思われる。
『パパのいうことを聞きなさい!』
不思議系の先輩との出会いから始まる順風の大学生活と、訳ありそうな姉夫婦の家の3人娘の面倒を見るまでの分かりやすい全キャラ紹介の1話だ。お父さんスイッチと中二系大学生の同居ものって括りになるのだろうか。どうなって姉夫婦が居なくなるのかは分からないが、戻ってくればいつでも終われる装置として、危うい設定を支えてくれそうではある。子供の性的でない性的な面ってのがサービスとして押し出されてきそうで、ある意味BPOさんがアップを始める作品だろう。頭が重いわ。
『アマガミSS+ plus』
クリスマスに行われる学園創設祭までにヒロインを攻略する前作。その後を描いている。周囲公認でイチャイチャしはるようでござんす。前後編でとっかえひっかえになる模様。この作品については、この一言でまとめときます。ダディャーナサン、そんなにフラグ立ってたんディスカ。
『キルミーベイベー』
自称殺し屋とか、ゆるっとしたおにゃのこが、わきゃわきゃするだけ。可愛いっちゃ可愛いが、笑いに関してはきかぬ、きかぬのだ。といった具合。今期のヤムチャ的立ち位置。
『ダンボール戦機W』
色々切れの良さは増しているものの、開幕から既に話の筋に納得がいかんってのが日野さんらしいのかな。きっと必死に直してこれなんだろうな。まあ、ヒロインズの1年後の姿がべっぴんになってそうなので、深夜じゃないけど珍妙なコスとかあるんじゃないかと期待しときますわ。
2011年10月始まりをまとめて
2011年12月28日 1話雑感『バクマン。2』
2期。1期の続きから翌週放送の要領でさらっと始まったことは良い。ただ、この作品のかくあるべしは哲学というよりは宗教といった様相なので、それを前面に押し出してくる場面はちょっと好かん。そこのところが後一押し足らん感じ。
『Fate/Zero 1シーズン』
前にやっていたような気のするシリーズの前日談。異質さが際立つ本格的な雰囲気作り、手続きの見本といった感じ。しかも、説明臭が強過ぎて興醒めすることもない。似たような境遇ながらも全く違う道を行く好敵手を小山力也と中田譲治が演じており、キャラのみならず演者としても実写からアニメにシフトしてきた経歴と重なる。そういうのも含めて洒落気もあって気に入った。まあ、オッサンが一杯だからってのもあるけどね。
『境界線上のホライゾン』
見せ方がなっていないなと。キャラクターが多いから第1話でなるべく出しておきたい。さりとて作り込まれた設定も見せなければならない。結果はどっちつかずで散らかった印象になっただけ。なるべく映像で見せられるものは台詞にしないとか、台詞の説明があるにしてもカット割で工夫するとか、あっても良いじゃないか。最大の不満は事前に見てたやらかそうなオッパイに焦点を当てる気がないことだ。俺のリビドーをどうしてくれる。
『ファイ・ブレイン 神のパズル』
視聴者参加型といった感じに本編のパズルがデータ放送とかネットで楽しめるかと思ったけど、本編のパズルは神のパズルの名前だけあって、めちゃ難しい。推理ものでトリックと犯人が全く分からない作品を見ているみたい。なのに、キャラクターの押しが弱いとか、如何にもな彰さんキャラがいたりと内輪受けだけの作品は好かん。
『C3-シーキューブ-』
田村ゆかりの力は偉大だ。しかしながら、現実よりましとはいえ、うざさ全開のキャラクター描写では可愛げも糞もない。典型的ラノベ展開にだけど、ほっこりするような作品は結構好きだが、これはうざさが合わさって技あり一本負けって感じですな。
『たまゆら~hitotose~』
毎年『ARIA』みたいな作品作っとったらええねん。とは、数年前に言った台詞だが、また作り始めたようだ。そう、御当地ハートウォーミングだよ、ワトソン君。悲しさを受け止めて生きていく力強さにホロり。
『ましろ色シンフォニー』
恐ろしい程にギャルゲーアニメ。しかしながら、主人公の転校前日から初日までで1話ってのは、手続きにも程がある。でも、スピード感とかコメディ系ではないように見えるので、それはそれでありなのか。もうちょっと見てみよう。
『君と僕。』
同属嫌悪を刺激されますな、顔のレベルが違うので僻みと言われるかもしれませんが。って、ほっとけい。高校生男子が集まってグダグダやるってだけといえばだけなのだが、『けいおん!』程凝ってもないし核もないので辛いね。残念。録画予約切り。
『マケン姫っ!』
集え変体紳士よ。物語としては100%中の100%の純度で糞だが、如何せんオッパイとパンツと土手の破壊力っすな。原作のデザインと比べるとやや見劣りする。動かすのが難しいのだろうが、ブリキ絵の例もあるのでちょっと残念。こっそり見ます。
『persona4 the ANIMATION』
イゴちゃんにまた会えたね。何かそれだけで嬉しい。原作絵のイメージ通りのお洒落系のBGMとか色使いとか演者の演技とか、世界観の再現を頑張っているんだろうなと思える。まあ、別のシリーズのプレイを見たことがあるだけなんだけどね。やり込みゲームっぽい感じがするので、それを映像作品として如何に落とし込むかに注目している。
『真剣で私に恋しなさい!!』
初っ端から登場キャラを全部出してしまおうという欲目。それに合戦で答える。恐れずにモブも描かれていて、労力を思うと好感が持てる。まあ、意味はよく分からんけど、短期と長期の明確な目標を見せるのを忘れてない点は良い感じ。既に主人公に集まっている好き好き光線も、主人公が本命に振られる場面を出すことで、表立って戦慄の予感を感じさせるところとか結構良かった。でも、これ学園ゲーっぽいから、合戦ゲーじゃなさそうな気がするんよね。だから、今後が未知なの。
『灼眼のシャナIII -Final-』
Finalと銘打ってあるだけあって、引き延ばしの間延びがないスピード感のある展開が良い。主人公の蒸発からヒロインと敵対までの序章として、登場キャラの再紹介もあって丁寧でもある。何だ、結局引き延ばしたい欲目がグダらせるんじゃねーか。安心して、シリーズの終わりを見届けよう。
『ベン・トー』
何だろうね。このやらしい感じは。設定の面白さとか小技が全部どっかにいって、アクション大好きアニメーター作品という名のダークサイドに落ちたようじゃ。太股押しも、あんまエロくない。ダークサイドに行くなら、いっそのこと光と闇の世界に行けばいいのにね。フォースの力を信じるのじゃ。
『機動戦士ガンダムAGE』
あらあら、結構面白い。絶望的状況での救世主伝説にあやかった大地に立つ場面を含めガンダムへの敬意が感じられる作りになっている。大型兵器の運用は軍隊が、軍隊には国家が、国家には政治が付き物。まだ、政治色が出てきていないから化けの皮が剥がれていないと疑ってますけどね。
『未来日記』
若本御大にシリアスキャラ。それだけでもこの作品の価値というか、俺好み。色々な日記が未来の分かる日記へと変化し、所有者がバトルロワイヤル。主人公へのストーカー日記が未来日記になったのがヒロインでござる。要は、色んな未来日記を使ってのハック合戦ってことですな。
『HUNTER×HUNTER』
再アニメ化。前のシリーズが、連載に追いつかないよう気を使っていて見せ方が遅く、バトル中心になるまでエンジンが掛からなかったのに対し、こっちは最初からかっ飛ばして行く感じ。演者が一新でどうなるかなと思ったが、調和は取れているので悪くない。まあね、わいは京田婆ちゃん大好きでっから。
『ラストエグザイル-銀翼のファム-』
続編シリーズらしい。残念ながら前のシリーズから時系列が続いているので分からない点はある。しかしながら、キャラクターデザインと映像表現での世界観が凝っていて、前シリーズ当時の若手の雄と今の若手の雄が集まった演者の布陣と、再起を賭けた具合が伺える。だからこそ、物語が大事になる。義賊と亡国の姫って組み合わせに傲慢な侵略国家が、空戦を見栄えさせるための装置以上のものになるかは何とも、今の所はまあまあの様子見といった出来。
『侵略!?イカ娘』
深夜版『クレヨンしんちゃん』、以上。ってのはちょっと乱暴だが、何となく憎めない日常系作品なので、必然総監督の関わっていた『クレしん』と方向が被る。しかし、よっちゃんイカまであるとは、スポンサーや商品展開がカオスだ。
『僕は友達が少ない』
友達が少ないのに、ナオンが唸るとはこれ如何に。ずれた方向にオタ道を邁進するとは、うらやまけしからん。まあ、ブリキ絵が動くってのは、「こいつ、動くぞ」って感じ。ここまで性的なら、色気でありながら湯気の役割を担っておりますぞ。
『UN-GO』
坂口安吾の作品が元ネタらしい。そのせいか、舞台設定がもう一回ドンパチがあった戦後になってて、変なイデオロギーがちらほら。鼻につかん分には邪気眼厨房オッスオッスな展開。まあ、1クールなら「UN-KO」って揶揄するようにはならずに駆け抜けるのではないでしょうか。
『ギルティクラウン』
何というか、映像や見せ方は今風なんだけど、内容が少し前の厨房系のベタさ前回で古臭く感じてしまう。取って付けた様な不思議ちゃんと歌に厨房力の組み合わせは、『マクロス』からメカを取り上げて、厨房力を足したらこうなったって感じ。どうしてこうなった。判決、ギルティ。
2期。1期の続きから翌週放送の要領でさらっと始まったことは良い。ただ、この作品のかくあるべしは哲学というよりは宗教といった様相なので、それを前面に押し出してくる場面はちょっと好かん。そこのところが後一押し足らん感じ。
『Fate/Zero 1シーズン』
前にやっていたような気のするシリーズの前日談。異質さが際立つ本格的な雰囲気作り、手続きの見本といった感じ。しかも、説明臭が強過ぎて興醒めすることもない。似たような境遇ながらも全く違う道を行く好敵手を小山力也と中田譲治が演じており、キャラのみならず演者としても実写からアニメにシフトしてきた経歴と重なる。そういうのも含めて洒落気もあって気に入った。まあ、オッサンが一杯だからってのもあるけどね。
『境界線上のホライゾン』
見せ方がなっていないなと。キャラクターが多いから第1話でなるべく出しておきたい。さりとて作り込まれた設定も見せなければならない。結果はどっちつかずで散らかった印象になっただけ。なるべく映像で見せられるものは台詞にしないとか、台詞の説明があるにしてもカット割で工夫するとか、あっても良いじゃないか。最大の不満は事前に見てたやらかそうなオッパイに焦点を当てる気がないことだ。俺のリビドーをどうしてくれる。
『ファイ・ブレイン 神のパズル』
視聴者参加型といった感じに本編のパズルがデータ放送とかネットで楽しめるかと思ったけど、本編のパズルは神のパズルの名前だけあって、めちゃ難しい。推理ものでトリックと犯人が全く分からない作品を見ているみたい。なのに、キャラクターの押しが弱いとか、如何にもな彰さんキャラがいたりと内輪受けだけの作品は好かん。
『C3-シーキューブ-』
田村ゆかりの力は偉大だ。しかしながら、現実よりましとはいえ、うざさ全開のキャラクター描写では可愛げも糞もない。典型的ラノベ展開にだけど、ほっこりするような作品は結構好きだが、これはうざさが合わさって技あり一本負けって感じですな。
『たまゆら~hitotose~』
毎年『ARIA』みたいな作品作っとったらええねん。とは、数年前に言った台詞だが、また作り始めたようだ。そう、御当地ハートウォーミングだよ、ワトソン君。悲しさを受け止めて生きていく力強さにホロり。
『ましろ色シンフォニー』
恐ろしい程にギャルゲーアニメ。しかしながら、主人公の転校前日から初日までで1話ってのは、手続きにも程がある。でも、スピード感とかコメディ系ではないように見えるので、それはそれでありなのか。もうちょっと見てみよう。
『君と僕。』
同属嫌悪を刺激されますな、顔のレベルが違うので僻みと言われるかもしれませんが。って、ほっとけい。高校生男子が集まってグダグダやるってだけといえばだけなのだが、『けいおん!』程凝ってもないし核もないので辛いね。残念。録画予約切り。
『マケン姫っ!』
集え変体紳士よ。物語としては100%中の100%の純度で糞だが、如何せんオッパイとパンツと土手の破壊力っすな。原作のデザインと比べるとやや見劣りする。動かすのが難しいのだろうが、ブリキ絵の例もあるのでちょっと残念。こっそり見ます。
『persona4 the ANIMATION』
イゴちゃんにまた会えたね。何かそれだけで嬉しい。原作絵のイメージ通りのお洒落系のBGMとか色使いとか演者の演技とか、世界観の再現を頑張っているんだろうなと思える。まあ、別のシリーズのプレイを見たことがあるだけなんだけどね。やり込みゲームっぽい感じがするので、それを映像作品として如何に落とし込むかに注目している。
『真剣で私に恋しなさい!!』
初っ端から登場キャラを全部出してしまおうという欲目。それに合戦で答える。恐れずにモブも描かれていて、労力を思うと好感が持てる。まあ、意味はよく分からんけど、短期と長期の明確な目標を見せるのを忘れてない点は良い感じ。既に主人公に集まっている好き好き光線も、主人公が本命に振られる場面を出すことで、表立って戦慄の予感を感じさせるところとか結構良かった。でも、これ学園ゲーっぽいから、合戦ゲーじゃなさそうな気がするんよね。だから、今後が未知なの。
『灼眼のシャナIII -Final-』
Finalと銘打ってあるだけあって、引き延ばしの間延びがないスピード感のある展開が良い。主人公の蒸発からヒロインと敵対までの序章として、登場キャラの再紹介もあって丁寧でもある。何だ、結局引き延ばしたい欲目がグダらせるんじゃねーか。安心して、シリーズの終わりを見届けよう。
『ベン・トー』
何だろうね。このやらしい感じは。設定の面白さとか小技が全部どっかにいって、アクション大好きアニメーター作品という名のダークサイドに落ちたようじゃ。太股押しも、あんまエロくない。ダークサイドに行くなら、いっそのこと光と闇の世界に行けばいいのにね。フォースの力を信じるのじゃ。
『機動戦士ガンダムAGE』
あらあら、結構面白い。絶望的状況での救世主伝説にあやかった大地に立つ場面を含めガンダムへの敬意が感じられる作りになっている。大型兵器の運用は軍隊が、軍隊には国家が、国家には政治が付き物。まだ、政治色が出てきていないから化けの皮が剥がれていないと疑ってますけどね。
『未来日記』
若本御大にシリアスキャラ。それだけでもこの作品の価値というか、俺好み。色々な日記が未来の分かる日記へと変化し、所有者がバトルロワイヤル。主人公へのストーカー日記が未来日記になったのがヒロインでござる。要は、色んな未来日記を使ってのハック合戦ってことですな。
『HUNTER×HUNTER』
再アニメ化。前のシリーズが、連載に追いつかないよう気を使っていて見せ方が遅く、バトル中心になるまでエンジンが掛からなかったのに対し、こっちは最初からかっ飛ばして行く感じ。演者が一新でどうなるかなと思ったが、調和は取れているので悪くない。まあね、わいは京田婆ちゃん大好きでっから。
『ラストエグザイル-銀翼のファム-』
続編シリーズらしい。残念ながら前のシリーズから時系列が続いているので分からない点はある。しかしながら、キャラクターデザインと映像表現での世界観が凝っていて、前シリーズ当時の若手の雄と今の若手の雄が集まった演者の布陣と、再起を賭けた具合が伺える。だからこそ、物語が大事になる。義賊と亡国の姫って組み合わせに傲慢な侵略国家が、空戦を見栄えさせるための装置以上のものになるかは何とも、今の所はまあまあの様子見といった出来。
『侵略!?イカ娘』
深夜版『クレヨンしんちゃん』、以上。ってのはちょっと乱暴だが、何となく憎めない日常系作品なので、必然総監督の関わっていた『クレしん』と方向が被る。しかし、よっちゃんイカまであるとは、スポンサーや商品展開がカオスだ。
『僕は友達が少ない』
友達が少ないのに、ナオンが唸るとはこれ如何に。ずれた方向にオタ道を邁進するとは、うらやまけしからん。まあ、ブリキ絵が動くってのは、「こいつ、動くぞ」って感じ。ここまで性的なら、色気でありながら湯気の役割を担っておりますぞ。
『UN-GO』
坂口安吾の作品が元ネタらしい。そのせいか、舞台設定がもう一回ドンパチがあった戦後になってて、変なイデオロギーがちらほら。鼻につかん分には邪気眼厨房オッスオッスな展開。まあ、1クールなら「UN-KO」って揶揄するようにはならずに駆け抜けるのではないでしょうか。
『ギルティクラウン』
何というか、映像や見せ方は今風なんだけど、内容が少し前の厨房系のベタさ前回で古臭く感じてしまう。取って付けた様な不思議ちゃんと歌に厨房力の組み合わせは、『マクロス』からメカを取り上げて、厨房力を足したらこうなったって感じ。どうしてこうなった。判決、ギルティ。
『魔乳秘剣帖』第1話
おっぱいは富と権力の象徴。そんな土着信仰を前提にしたかのような狂った時代錯誤の時代劇。フェティシズムもここまでくれば、最早質感で遊んでいるに等しいといった内容。しかも、刀で斬った乳が萎むだと!馬鹿か。いやらし過ぎて見てられん。秘伝書を持ち出し出奔とかお供とか、基本的な旅の要素を踏まえつつ。乳直し、もとい世直しをして回るといったところか。クレジット読みのおっぱいにまつわる擬音も含め、おっぱいが最高という一点で賭ける潔さ。絶対の名作を目指すのではなく娯楽に徹する姿勢や良し。
おっぱいは富と権力の象徴。そんな土着信仰を前提にしたかのような狂った時代錯誤の時代劇。フェティシズムもここまでくれば、最早質感で遊んでいるに等しいといった内容。しかも、刀で斬った乳が萎むだと!馬鹿か。いやらし過ぎて見てられん。秘伝書を持ち出し出奔とかお供とか、基本的な旅の要素を踏まえつつ。乳直し、もとい世直しをして回るといったところか。クレジット読みのおっぱいにまつわる擬音も含め、おっぱいが最高という一点で賭ける潔さ。絶対の名作を目指すのではなく娯楽に徹する姿勢や良し。
『アイドルマスター』第1話
アイドル達のPVといった感じの立ち上がり、大所帯を如何にして画面に割り付けるかで色々と苦心が伺える。集団でありながら、既にゲームでは各キャラとして扱われている個である彼女達を如何に画面映えさせるかは、作品の方向性に対してとても大事なことだ。そこは、彼女達の所属する765プロなるプロダクションの入居する雑居ビルの内外質感も凝っている点を見るに、その点は心配なさそうではある。最後の最後で新人プロデューサーが入社し、彼がPV撮影をしていたと分かる形で〆る。最後に全員集合を持ってきて上手くやているなと思う。
まあ、ゲームでのプレイヤーのアバターがキャラクター化している点が懸念材料ではあるが、概ね良い滑り出しだと思います。
アイドル達のPVといった感じの立ち上がり、大所帯を如何にして画面に割り付けるかで色々と苦心が伺える。集団でありながら、既にゲームでは各キャラとして扱われている個である彼女達を如何に画面映えさせるかは、作品の方向性に対してとても大事なことだ。そこは、彼女達の所属する765プロなるプロダクションの入居する雑居ビルの内外質感も凝っている点を見るに、その点は心配なさそうではある。最後の最後で新人プロデューサーが入社し、彼がPV撮影をしていたと分かる形で〆る。最後に全員集合を持ってきて上手くやているなと思う。
まあ、ゲームでのプレイヤーのアバターがキャラクター化している点が懸念材料ではあるが、概ね良い滑り出しだと思います。