『遊☆戯☆王ゼアル』第1話
初代の千年パズルよろしくな不思議アイテムを持った主人公。アイテムが欠けて友人が探してくるのも初代の展開をなぞっている。デュエルはというと、それっぽさにも限界があると反省したのか、ちゃんと説明的要素が入っていた。清々しい悪党が、ご丁寧な説明台詞。いやあ、最近アニメが面白い。
『ジュエルペット サンシャイン』第1話
前作、前々作と脱落した身としては三度目の正直。あれ、こんな作品だったっけと思う位に何かが弾けて混ざった感じ。学園コントはある意味鉄板か。往年の学園ドラマの熱血先生を思わせる水槽入りのイルカ先生といい、ロボットから山羊までが当然のように通うクラスの異質さ。何かの蓋が開いた感じですな。

ザッピング

2011年4月30日 1話雑感
『俺たちに翼はない』第1話
ムフフな更衣室も含め、あらゆる場所が画面に映し出された後に、ギャルゲーチックな学園生活から始まる。かと思えば、大学生らしき連中のバーでのやり取りに切り替わったりと忙しい。最後にこの世界に飛ばされたとか語っているものの、並列される二つの場面の関係性が明かされていないので、その辺が見せ所だろうか。
『そふてにっ』第1話
妄想豊かな農場少女を主人公にソフトテニス部での活動を主体としたお話。コント染みたやり取りが中心だが、一応テニスもやる。まあ、キャラデがエロと可愛さの狭間で受けた作品と同じ系統なので、妄想はエロ方面に飛んで行きます。飛んでけどこまでも。で、下着如きが自主規制チックな隠され方をされている訳で、製品版ではポッチとか食い込みとか土手の書き込みを期待してしまうところ。まあ、それがないなら隠すほどのものでもない。スコートやスポブラは健康エロなので規制なし。だったらパンツも迷わず出せよ出せば分かるさ。って、法令に引っ掛かったら洒落にならんか。

ハチャメチャ

2011年4月26日 1話雑感
『よんでますよ、アザゼルさん。』第1話
使役する悪魔に依頼解決させる探偵事務所の話。どう見てもサザエな方の夫の浮気に関する依頼を巡り、パロディで掴んでおいて、悪魔アザゼルの変態小悪魔振りを披露するコントだけで引っ張る。キャスティングの勝利とでもいうべきか。品の無さと勢いがあって15分なのも合っている。

ま、さ、か

2011年4月25日 1話雑感
『Dororonえん魔くん メ~ラめら』第1話
昭和っぽさに満ち溢れた内容で、往年なら普通に流していたあれやこれやの演出が一々馬鹿馬鹿しくて笑えてくる。まあ、塗りはデジタルたけど、昔っぽさと現代lっぽさが融合したキャラデには独特のエロさがあって、それが永井豪作品の健康エロと絡み合って生み出されるものに華がある。投げやりが癖になるEDも含めて、ある意味オサレアニメかと。

趣味

2011年4月24日 1話雑感
『へうげもの』第1話
吉幾三が歌うロック調の曲をPV風味に洒落て仕上げてあるOPに対し、戦国時代を舞台にした硬めの作品内容との落差は趣味丸出しといったところ。勿論、OPだけでなくEDも斉藤由貴で何ともはや。カットの切り替えで間を補完する形に省略されることの多い今時に反し、カット間の時間もかなり映像として作ってある。テンポが悪くやや冗長とも見られるだろうが、その間に台詞や意図は見られる。勢いで見せる昨今のアニメとは違った演出なので、普段アニメを見ない層も視野に入れているか。主人公の武将がちょっと浮いている感じが、周りの史実の錚々たる面々をベテランで固めることで、状況とメタ的に噛み合っている。戦国時代に武功と物欲の間で揺れるオッサンの気持ちは、どこか自分と通じるものがある。年を食ったということか。

妄想力

2011年4月23日 1話雑感
『STEINS;GATE』第1話
妄想オタクの青年と馬鹿っぽい助手の少女との掛け合いに始まり、どこか不安感が付きまとう暗めの色彩の画面で現実が書き換わったかのような事象が次々と起こる。その後、未来ガジェット研究所なる一室の場面に変わり、もう一人の構成員のスーパーハカーも加わっての掛け合いで益々酷くなる妄想。かと思いきや、送ったはずのメールが過去に送られていたり、死んだはずの少女が生きていたりと、掛け合いを楽しませつつ妄想と現実の線引きの区別が曖昧な点でサスペンス要素もある。UFOとかがシュタインズゲートなるSF要素に置き換わったものと見るべきか。妄想、ぼけ、つっこみと会話中心ながら、切り替えや突拍子も無い内容が現実と絡み合っているいる。バタフライ効果ですかな。内容はというと、中二病型恋愛ピタゴラスイッチと思われるので、急展開が来るまではじっくりってところか。ずっとじっくりだと辛い。
『日常』第1話
一般的な日常の話と同じ空間で起こっている非日常が混ざり合い、合間に4コマ的ショートが挟まれる。日常でのコント風味の面白いやり取りといった感じで、間を取って落ちへ持っていく形。基本的には緩い内容で物語らしいものも無さそうだが、落ちは付くので見応えは悪くない。 緩さに感性が合うか次第か。
『花咲くいろは』第1話
破天荒な母親とその恋人の借金による夜逃げの結果、母親の実家の旅館で現代リベラル娘が働くことになって〆られるといった感じ。元気に頑張る姿やおもてなしの心の背景にあるものが表現されると思われる。職人のそれっぽさのためか角刈りの方が居られたが、綺麗な角刈りは高度な技術を要するのでそういう店のある街全体が設計されているのか。それとも旅館を舞台とするだけで、それっぽさのために用意したのか。その辺の作り込みへの配慮次第で明暗が別れそうな感じで、トレンディーな展開になったら白けそう。

待ってました

2011年4月17日 1話雑感
『銀魂’』第1話
ナレーションのバンクから、それを読んでいる新八の場面に切り替わって途中で蹴飛ばされて終了させられる。メタに富んで無茶苦茶だけどらしい立ち上がり。本編は放送休止期間に作中でも時間が経過したとされる内容。銀さんがどうみてもヤムチャ的な体験を語り始めたり、定春を含めて体に出来たいぼがオッサンになったことの経過を映像で見せられると馬鹿馬鹿しい。ゴリラ扱いされているので有り得ないと思われたカップル成立や新八の厄介払いと来て、落ち込んでいた所に九兵衛とのときめきな展開と思わせての股間に何を付けたとか、桂の取ったどーを落ちに持ってくる品の無さが再びみられるとは……。
『テレビまんが 昭和物語』第1話
昭和38年の大晦日から東京オリンピックの年である昭和39年の明け共に始まる。東京郊外を舞台としたある家庭を舞台とした日常もの。大した事件もないのだが、随所に溢れる生活感と過去の風景や文化が描かれている。踏切の向こうには人さらいが居るから子供だけで行っては駄目だとか、正月は人さらいも休みだったとの台詞は、当時の情報量に合わせたやり取りらしく見え、もっと昔だと妖怪ってことになるのだろうかと想像が膨らむ。年明け早々に家の中で喧嘩が起こっても、子供にとって気になるのはお年玉が貰えるかだよね。美術は勿論、台詞や背景にあるその時代の常識や感じ方を大事にして作り出される雰囲気が良い。無論、今の常識で推し量るような野暮なこともない。何気ない日常の中に溢れる発見が沢山あって楽しい。

キャラが多い

2011年4月13日 1話雑感
『DOG DAYS』第1話
紀乃川市のインターナショナル・スクールに通うアスレチック競技を趣味に持つ少年が異世界に召喚され、アスレチック魔法バトルを戦争と呼ぶ安心の茶番に巻き込まれる。異世界救世ものってところか。まあ、共和国で姫様の時点でつっこむのも野暮か。風雲たけし城が元ネタっぽいしね。ポロリとか用意しつつ獣耳さん達と戯れてたら宜しいわ。 キャラが多くて覚えられ無さそうな予感。

水と油

2011年4月12日 1話雑感
『TIGER&BUNNY』第1話
アメコミチックな洒落たヒーローが活躍し、ヒーロー番組として行動に対してポイントが与えられるポイントレース形式が採用されている。で、ヒーロー毎にスポンサーがおりロゴが入っている。有事にあってもヒーローが来てくれる前提の世界では、一般人も悪人もそれを意識しているので、どこか安心して見られる茶番ぽさのある娯楽の様相を呈している。まあ、作中同様に資金調達として付いているスポンサーだが、ロックバイソンさんの肩に描かれた「牛角」の圧倒的存在感は一回見て欲しい所。
主人公はベテランヒーローであり、会社も含めて崖っぷちのオッサンなため、洒落た雰囲気と反する印象を受ける。また、同じ能力を持った若造が華々しくデビューを飾り、主人公の会社の買収や若造とコンビを組まされる展開での引き方も勢いがあって良い。方向性に問題はあるものの、オッサンのやり方を時代遅れと切って捨てず、行動の根底にある時代を経ても変わらない正義を格好良く見せるのが良い。王道とは普遍性なり。 お洒落と王道で絶妙に均衡を保った作品が現れたとあっては嬉しくなってくる。
『ダンボール戦機』第1話
科学の発展が強化段ボールを生み、危険な玩具のバトルフィールドに使われると。世界的な遊びなのかは分からないが、日本って感じがする無駄だけど平和的な良い使い方をしているなと思わされる。何より、強化段ボールの真面目な説明ナレーションが馬鹿馬鹿しくて良い味出している。主人公の少年が託されて手にする機体が世界の命運を左右するのだが、たかがラジコン的玩具が世界の命運を左右するのかと思うものの、その事実との対比で道具に対する愛着を表現するのには合っているだろう。機体を回収する目的で暗躍する連中の機体とのバトルで家の中が滅茶苦茶になる。結果、強化ダンボールのような頑丈な場所でないと使用出来ないことがよく分かる。一見馬鹿馬鹿しい設定だが論理的に計算されている。野良試合から始まって、街の店舗大会から世界大会優勝のような成功物語がなされると思うので、暖まってくるのが楽しみだ。
『スイートプリキュア』第1話
今度は音楽がテーマ。幸せと不幸のメロディー用に楽譜を巡っての闘い。敵味方双方に白猫と黒猫を配置した分かりやすい構図。と、ちょっと『マイメロ』を思い出させるというか、まあ昔からある題材なので仕方ないですな。反面、台詞が背景世界の説明までも含めた口調になっていて、そこまで説明せんでも分かるのになと。変身時の口上は古めの言い回しになっていて、前作の良い所を引き継いでいるなと。音楽にお菓子作りと分かりやすい求心力があるので、キャラの見せ方で頑張って欲しい。後、主人公二人が前は仲良しだったのに、仲が悪くなっているのが気になる。不和も人の関係だけど、見ていて疲れる。組曲がテーマで不協和音してりゃ世話ないので、早めに修復して欲しい所。EDはこれまでの蓄積が効いて滑らかさが更に増している。クレジットを見る限り東西南北で二人増えそうな感じですな。まずまずだけど、押してくるものがないってのが、ちょっと残念ではある印象。
『放浪息子』第1話
性同一性障害と思しき中学生の少年を主人公に、同種と思しき友人の少女、もう一人の友人の少女に小学校時代の同級生や新しい同級生を含めた青春群像といった感じ。水彩調の淡い色使いと優しい音楽に独白を使った見せ方は、危うさとも見て取れるもので、多感なお年頃を表現するのに合って見える。難しい問題を扱うゆえに単純には行かないと思うが、キャラクターの心を抜きに収まりの良さだけで考えれば、カップルの性が倒錯しているだけともいえる。だから、落としどころに不安があっても大丈夫な気がする。見るのに気力がいる作品ですな。
『君に届け 2ND SEASON』第1話
相も変わらず、恋愛ピタゴラスイッチ。前シーズンに初詣デートになっておきながら、バレンタインというイベントでまだ悩む。既存のキャラクターを振り返りつつ、これまでの話の流れに一区切りを付け、新キャラクターの紹介もある。お手本通りといえば、お手本通りの第1話。ただ、スピード感がないので、回りくどさがピタゴラなスイッチの感じが強いも事実。強みと弱みは表裏一体の場合もあるってことね。
『インフィニット・ストラトス』第1話
女だらけのロボット操縦者育成学校に男の主人公が一人。ロボットもので女沢山を実現するには制約が必要だろう。この作品では基本的に女だけが操縦出来るとか学園といった設定になっている。少々設定に粗さは感じるけど、早い話が、ロボや女のサービスと主人公の良い奴加減を売りはに引っ張ることであり、映像も売りの部分を良く見せるために力が入っている。強引に思える面もあるが、判押ししたようなツンデレではなく、高飛車とか意地っ張りと思えるキャラ付になって見えた点が気に入った。後は、最後まで崩れることなく保てるか。

ごぼう抜き

2011年1月23日 1話雑感
『レベルE』第1話
地球上では人知れず異星人が暮らしている状況。そこで主人公の地球人の少年と異星人と称する少年の出会いが巻き起こす受難混じりの話。大まかな設定の説明はアヴァンナレーションで終了しているので、簡潔で本編の広がりに集中出来る。やっぱり、ナレーションで説明するってのは良い。中学野球の優勝校出身のおかげで地方の高校に野球留学することとなった主人公。最寄駅から寮までのタクシー車中での地方らしいやり取りと停車中に窓を覗き込む不気味な少年達の対比が良い。おどろおどろしい音楽とキャラでが不気味さを際立たせている。寮の一人部屋に着いてみると自称宇宙人の先客がおり、春特有のおめでたい人だの何だのと軽快に警戒しつつ、テレビの宇宙船落下地点の中継を通して、どうやら本当に宇宙人らしいと信じさせる。大法螺吹きで無責任な奴かと思ったらそうでもなくて、結構良い奴なので同居することに。
SFの説明をナレーションと想像力の喚起に任せる小技や、やり取りを通して感情の流れを作って説明する。王道ですな。

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