「種」
やっぱりドラマはどこにもなかった。

「ファフナー」
デザインではなく本でキャラクターを作った。
そして、手の込んだ反則技。

「ToHeart2」
個人的には放送自体の意味を何重にも吹っ飛ばしてしまったような気がした。
この終わり方は酷い。
典型的やおい。
「涼風」
面白くないけど好きな作品もあれば面白くても嫌いな作品もある。
これは面白くなくて嫌いな作品。
特に見所もなく終始低調。
コメディー要素も皆無な上に不愉快でならない。
こんな青春無くて良かったと本気で思った。
全員死んで欲しいと思った。
こんなこと滅多にない。

「ARIA The Animation」
ズームアップやズームバックにCG特有の違和感があるものの総じて高い演出。
オムニバス形式でそれぞれの話があったということを積み立てていった。
特に劇的なことはないんだけど話はちゃんとあって、親近感が湧く感じ。
作品の時間と実世界との時間のシンクロ。
これはもう本放送を見たものだけが味わえる感覚。
この瞬間がとても幸福。
あれだけ心配しておいてくっ付く事に恥ずかしがる違和感。
といっても終わり方に不満はない。
スケートは滑るだけでなく回るがあるのでちゃんと動いて見せるのが難しいように思えた。
正直言ってあまり動かせているようには思えなかった。
ちょっと気になることもあった。
でも、今しかないという時期にアニメ化され、話も一直線で破綻もなく終わった。
設定上避けられない悲恋に解っていながらもホロリ。
「フルメタル・パニック! The Second Raid 」
ちゃんとドラマが出来ていて、作画面も充実している。
1クールだけど短編として纏まっていた。
続きが見たい。
オチが少々気になったがありだと思う。
ドラマと演出の重要性が再認識できた。
海外でリメイクの話があるとかないとか。
原作が優れていることは言うまでもないが、漫画とは演出法が異なるアニメだからこそ出来た部分もある。

たかがアニメと侮るなかれ。
このレベルの作品はそうそう現れないと思われる。
僕が20年間見てきた中でも傑作であるし、このジャンルにおいては最高峰だ。
「ぺとぺとさん」
出会い、別れ、繋がり、絆
それらを限定的地域の身近な問題や障害を使って描いていた。
BGMやSEが気に入った。

「かみちゅ」
一人の中学生の視点で日常が高密度に演出されていた。
それでいて引き込まれるドラマでもあった。
演出の力は偉大と再確認。
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」
アートワークでない以上ストーリーは重要と思う。
ロボットプロレスに回帰してしまった上に真面目さに欠くといった印象。
改心してないキラ陣営再登場によって議長乱心の必要性が生じたのはもったいない。
次があるとしても必ずストーリー上の枷になると思う。
「極上生徒会」
何でもないようで何でもありの無軌道番組。
その世界観の中であれだけの声オタ系の囲い込みかと見紛うキャスト。
黒田マジックは極上でした。

「いちご100%」
演出のせいなのかもしれないが全てが不自然極まりなく見える。
物語には物語るのに向いてる媒体がある。
アニメには向いていないと思う。
途中で終わっているのもマイナス要素。
「エレメンタルジェレイド」
開始当初は何かに付けて動機が上手くいってなくて面白くなかった。
でも、途中から面白くなってきて最後は積み重ねることによって絆を演出出来てたから良かった。
欲を言うなら物語の始め方がもう少しスマートであって欲しかった。

「ミルモでポン!ちゃあみんぐ 」
シリーズ開始当初の願いがやっと叶った。
有耶無耶のまま終わらずに願いが叶う過程での葛藤が描かれていて良かった。
結局の所、離別はなくモラトリアムが続く形で終わったけど、それはそれで作品に合っていると思う。

「奥さまは魔法少女」
奥さまである必要は無かった。
思春期特有の葛藤とかそういうもののメタファーだったと思う。
尚更奥さまは必要なかった気がする。
僕にとってはあんな思春期は感情移入するところがなかった。
終わり方としては綺麗だった。

「創聖のアクエリオン」
大団円。
色んな要素が絶妙のバランスで良い方へ収束していった。
当初はロボットもののパロディーかと思っていたが、ロボットである意味はちゃんとあった。

「おくさまは女子高生」
旦那の同僚の女性教師がビ○○過ぎて終始イライラした。
他にもビ○○がいっぱい。
俺は○○だー。(ガンソードより)
モラトリアムが続くラブコメはその終わりが面白いのでそれが見れなかったことが残念。

「ビューティフルジョー」
パターン的ではあるが不真面目さとか独特のノリで面白かった。
絵柄もかなり冒険してたし、たまにパロディーもあってそれが意外と凝ってた。
最後は今時貴重な正統派ヒーローで良かった。
「ハチミツとクローバー」
どこにでも居そうでどこにでも居ない大学生達の等身大の日常を描いた作品。
随所に見られた漫画的コミカルな演出が面白かった。
演出的にも音楽の使い方がアニメっぽくなくてアニメっぽかった。
アニメ好きでない層に対して作られていると思うが、配役も良く好演だった。
今までにそれらの層を対象とした下手な配役の作品とは一線を画したと思う。

「プレイボール」
伝説のキャプテンが入部するまではかなり無茶な展開ではあった。
終始努力を粘っこく演出しているがさわやかな作品だった。
物語的には承か転で終わっていて打ち切りのようだが纏まりとしては悪くない。
続編が作られるようなのでそちらで物語の確かな完結を見られるものと期待。
「愛してるぜベイベ」ANIMAXで既に放送済み
内外共にイケメンしか出てこないことが逆に気持ちよかった。
惜しむらくは連載中に作られたであろうこと。(完結しない完結という可能性もあるが)
俺みたいな腐れの居ない大団円は相当に見応えがあったはず。
何時ものように最終回を迎えた作品の感想をつらつらと。

今日のキーワードは「髭眼鏡」

「ローゼンメイデン」

ああああああああああああ

直球や、それもど真ん中。

アスカ様の下僕となったシンジ君。

それで、少女達をバトルロイヤルさせるわ、敵がシンジ君の鬼畜化のメタファーで、
アスカ様に萌えて鬼畜にならなかったシンジが認められずに鬼畜化した己の分身的な敵と内面世界で闘い救済するわけで…

イノセンス的押井イズム=人形に萌えてもええやんも取り込んでる。

あの夏のショックが癒えずに、未だに性懲りもなくこんな作品送り込んでくるとは…

ローゼンゲリオンですやん、ほんま因果やね。

今後、学校行ってとか意外と続編が気になる終わり方でした。

結論、真紅=沢城みゆきに萌えろ。

「砂ぼうず」

おおおおおおおおおおお

こっちもかよ。

監督=ゲンドウに締められまくってたシンジが監督の死によって一人立ちしたと思ったら、結局監督の手の平で踊ってただけて…

もう髭ぼうずやん、開放しっぱなし。

最後にきちんと監督と決別した所を高評価。

まあ、これからも日常が続くENDですね。

結論、剥き出しの煩悩をやれやれと思いつつ乗っかって楽しめ。

97年の夏の残滓がまだ残ってると見ても相違ない。

シンジ君が醜くないから辛うじて物語として成り立ってることに無自覚、
醜かったら初めから「気持ち悪い」で終わりという事実に真摯な作品を求む。

昔の不甲斐無い自分を自分の作品で救済するってことはよくあるけど話の落とし所が難しいなと。
今日は7月改変を前に終了した作品についての感想を語ってみようと思う。

「エマ」
世界観が凄く上手く演出されていた。
終わり方が上手かったと思う、続きも気になるし。

「まほらば」
感動した。
演出を積み重ねていけば、個々の演出や話がそんなに面白くなくても感動するんだと思ったし、驚いた。
正直、監督の力量を枯れたとか見誤っていた。
個人的にはキャラクターが集合写真のように画面に納まった画が好きだ。

「ネギま」
何というか、唐突で演出不足(ある意味過剰)な印象。
キャラが多過ぎるんで、どうしても掘り下げてないキャラが仲間とか言ってきても違和感がある。
その辺のバランス感覚が難しいなと思った。
途中でテコ入れもあったし、これはこれで上手くいったほうだと思う。

「フタコイオルタナティブ」
これがアニメだ!文句あるか?
凄くアニメアニメ(これ以外に表現が思いつかない)してた。
ストーリーには不満しかなかった。
乱暴とも言える程に動かるのもいいけど、ストーリーは大事。
でも、アニメアニメしてるシーンの問答無用の圧倒感は必見の価値有り。

概ね面白い作品ばかりで良かったと思う。
今度は7月改変で開始した番組の1話を見た雑感とかを書こうと思う。

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